プレビューというには失礼すぎる希望と願望を。
【Offense(vsBAL D#)】
DE Derek Wolfeが金曜の練習不参加でDoubtful、NT Brandon WilliamsがCOVID-19リザーブとのこと。濃厚接触かな?
これでRun D#が穏やかになっていただければ大変ありがたい。しかしデプスチャートのWLBの一枚目がL.J. Fortになっているのは本当なのでしょうか。懐かしい名前。そして特に思い出もない。彼までPHIから出て行って大成するとなると非常に由々しき事態なのでなんとかそういうことだけないようにお願いします。
この怪我人模様となると基本はSandersメインで攻めたいとなりますが、そうはいかないのがこちらのOL事情。RG Matt Pryorが多分Brandon Williamsと同じ理由でCOVID-19リザーブ入りしていることとLaneがOUTになるため、左から
Mailata/Herbig/Kelce兄/Jamon Brown/Driscoll
という壮絶な布陣。オフに想定していたスターターが一枚しか残らない有り様。6試合目にして6通り目の先発布陣じゃないでしょうか?ここまでくると「OLなんか誰でもいい」みたいな間違った思想に影響しそうで怖い。
Mailataは想像以上のパスプロテクション(先週のDupree相手に1サック+α)を見せてくれているものの、ランブロッキングはからっきし。Laneが生きてた先週までは逆サイドのRunが多かったものの、LBをブロックするのがなかなか難しかったようで。今週の相手はCalais CampbellとMatthew Judon。毎週毎週大変やけど成長の爪痕をぜひ。
CのKelce兄も相変わらずブロッキングの指示というか戦術理解については抜群という評価ながら、やはり単体でNTをブロックするとなると結構しんどいようで今年はWAS以下惨憺たるやられよう。
右側にいたってはノーパワーのルーキーTと、OLが強いとは言えないNYG・ATLからいらないといわれたストリートFAということで極めて望み薄。
正攻法が難しいとなると、先週も効果を発揮したDrawのようなミスディレクションというか、タテ差を作ってのRunをまぶしながら攻めますかね?慣れられればすぐ止められる可能性はあるものの、先週のPITよりはややDL・LBのレベルが落ちるのではないかという淡い期待。ところでPatrick Queenというのはどんなものに仕上がっているのでしょうか?ドラフトの時は「ヨコには速いけどタテに上がるのがあまりうまくないから過大評価では?」という感想を持っていたやに記憶しております。
でもそこからのパスとなると全く期待が持てない。CBの名前がおかしい。Marlon HumphreyとMarcus PetersをうちのJJAWに当てるとか正気の沙汰じゃない。まったくリリースできずに1試合終わりそう。別にそれでもいいし通常運転ですが。
基本的にはHightowerとJJAWをWide Outに置いて、先週大ブレイクのFulghamとWardとErtzでインサイドを狙っていくという形になるのでしょう。向こうのSのメンツがあんまり知らない人たちなのでここがどうにかなってほしい。というかここがどうにもならないと本当にどうにもならない。新しくロスターに上がってきたCroomというTEはどんなもんなんでしょうか。見てみたいな。
Offense結論:3TDお願いします。
出なくともアウトサイドゾーンと、そこからのプレーアクションをベースに組み立てるしかない。
アクセント程度のDrawとか混ぜながら。Screenは出ないから捨ててください。
復調気配のWentzにすべて懸かっていることはこれまでと変わらないけどPedersonのプレーコールは割と信用しているので今週も頑張ってください。5試合で9TDしか許してない相手にこれだけの怪我人抱えてこういう願望出すのはちょっと失礼ながら、向こうの怪我人のほうが影響でかいと信じましょう。
【D#(vsBAL Offense)】
BAL Offenseは大した怪我人がいない様子。フルパワーでしょうか。
対するPHI D#は、
OUT:CB Maddox/S Epps/LB Riley
Questionable:CB Slay(金曜はフル参加)
Slayには出てきてもらわないと本当に困る。これまでのところ、ケガにはお強いやにお見受けしておりますので今週もひとつよろしくお願いします。
さて、これまでのところうまくいったのは、今は亡きHaskinsが先発QBだった開幕のWAS戦と、試合中にベンチに下げられたMullensが先発QBだったSF戦のみというザルD#。
弱点は明確で、LBとCB2とS。
TEをはじめインサイドのパスをまったくカバーできない。先週のBigBenにはempty中心に3rdDownパス成功率100%(13/13)という驚異のスタッツをたたき出したとのこと。Slayがたっぷりルーキーにやられてたのは見てないことにする。
では対Runがどうかというとこれがまたひどい。まったくプレーが見えてないLBが全然違うホールに突っ込んだり、抜けてきたOLにそのままの姿で5yds押し込まれたり。悲惨そのもの。
特にBALのようにZone ReadのOffenseに対しては、主にEDGE中心に、自慢のDL4人衆が1枚浮かされて無効化されることになるので相性は最悪とお見受けいたす。
それを避けるべく常に1枚LBなりを突っ込ませるのもありかもしれませんが、そうなるとDB陣が1試合マンツーマンで挑むことになるが、これがどうなるか。これはこれでありかも。
期待の星はK’Von Wallace。彼がMark Andrewsに仕事をさせなければ、Pass精度で苦しんでいるように見えるLamarに少しでもストレスを与えられるかも。Kittleにはやられたけど、それは「NFLベストのTEに対しては3試合目のルーキーでは太刀打ちできなかった」ことしか指さないと思い込めるので期待しておく。めちゃくちゃにやられても言い訳はこっちで考える。希望は捨てない。
Good to see #Eagles rookie S K'Von Wallace get his first meaningful playing time on defense last week vs San Fran.
— Fran Duffy (@EaglesXOs) 2020年10月9日
Started in the Eagles 'base' packages while Marcus Epps played in subs opposite Rodney McLeod.
This was my favorite play of Wallace's #FlyEaglesFly #ALLIN pic.twitter.com/x1EOu1svqc
それと、Rileyの不在でいやでもスナップ数が増えるであろうルーキーLB Shaun Bradleyにも期待。先週はゴール前でいいランストップが1回あった。そういういいプレーを積み重ねて自信をつけていっていただければ幸い。その直後のプレーでは完全に消されてTD取られてたけど。
Defense結論:3TD以内でお願いします。
仮想LamarとしてHurtsが練習台で頑張っているとのこと、是非その成果を見せてもらいたい。
先週、CINがそれなりにBALというかLamarを抑えたとのことでしたが、それは対ゾーンランへのD#が非常によく機能してLBが統率よく動いたからだとか。
そんなものはPHIのLBに期待できないのでとにかくDLの戦力を最大化できるように頑張ってください。特に対両Gは勝てると思うので。
今年は来年のキャップ問題や、毎年恒例の怪我人祭りもあってタンク(というかGM交代)したかったけど、Dakのあの悲惨なケガもあってDALに負けることの正当化が非常に難しくなった。
となると地区優勝するしかない。そのためには最低でも五分に星を戻さないとだいぶ恥ずかしい。残りが同地区5試合と@CLE,SEA,@GB,NO,@ARZ。ここから7勝だと思うとここでなんとか地元初勝利を。
希望:PHI24-21BAL
GO!BIRDS!!