鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2020年 week7 vs NYG プレビュー

HCピーダーソンは奥さまにいじられるそうです。曰く、「なんで準備期間が短いときはちゃんとしたゲームプラン考えて勝てるのにもっと準備できる普通の時はできないの?!」と。

奥さまの言葉通り、ピーダーソンが通算5-0と得意にするThursday Nightは同地区NYGをホームで迎える一戦。

 

ロスター出入り】

<OUT>

OG Jamon Brown

CB Trevor Williams

ロスターの出入りが激しいウィリアムズと、先週あまりにひどかったブラウンをカット。ブラウンをPSに引き取ったという噂はあるものの、本当にまたお目にかかることはあるのでしょうか。

なぜたった1試合でクビになってしまうのか?疑問の方には以下をご覧いただきたい。誇張でもなんでもないことがおわかりいただけるはず。66番にご注目ください。

 

<IN>

TE Jason Croom

先週シーズン4人目のTEとしてデビューして、あまりの認知度の低さにエンドゾーンの片隅に立っていることをBALの皆さまに気づいていただけず、初TDを頂戴したCroomがPSから正式にロスター入り。上記は冗談にしても、Fulghamの例を挙げるまでもなくこういうところからスターが生まれてくれることに期待してしまうのは全然冗談ではない。がんばっていただきたく。

 

<Protect>

OT Prince Tega Wanogho

DT T.Y. McGill

COVID-19仕様の新制度で上記2名をPSのプロテクト枠に登録。両方ともケガ人がでているポジションから。

マクギルは早速第4DTとしてマリクの穴を埋めるべくがんばっていただきたい。

プリンスはオーバーン時代からLTだったはずで、現状GとRTが足りないチーム事情を考えるとどう使うのかよくわからないところ。NYG戦だけを見据えているわけではない、という指摘には反論しません。

 

【ケガ人情報】

<PHI>

 BAL戦負傷退場のErtz・Sanders・Driscoll・Malik Jackson・K’Von WallaceはOUT。Reagor・GoedertはIRのまま。Reagorの復帰が待ち望まれる。

当面スターターも足りてないのがRG。今回は最近隔週出勤の感すら出てきたRT Lane Johnsonが試合に出る週にあたるので比較的ラクなお仕事。

現地記事ではLGにSua Opetaを入れてRGにHerbigを移すという情報も。COVID-19 Reserveに入っているPryorが出られるようになればRGに入ってすんなり埋まりそうな気もするものの、Pryorは今週全く練習してないのでそれもなかなか難しそうで。Herbigに関していうと、RGだったときのほうがよかったと記憶しているのでそれでもよいけれど、Mailata・Opetaの左サイドの並びは何とも怖い。悩ましいところ。

ちなみに現状Gの控えはいません。

 

今週の主な復帰は、Lane以外で言うとD-Jax・CB Maddox・LB Rileyの3名。

D-Jax:信頼できるディープスレットという意味では非常にありがたいものの、どれぐらいの数・レベルでプレーできるのかが全く読めず、全幅の信頼は置きがたいところ。存在だけでD#をストレッチできる可能性があるという意味ではありがたい。一つ気になるのが、D-Jaxの復帰でWentzがそっちばっかり頼ってしまうのではないかというところ。幸か不幸かErtzまでいなくなったBAL戦の4Q中盤以降は投げ分けもできていたのでこの方向は継続できるようがんばっていただきたい。

Maddox:CB2がNickell Robey-Coleman通称NRCじゃなくなるだけでありがたい。けど君の場合は万全でもパフォーマンスに満足できないのだよ。シャキッとがんばってください。来年のモックでよく見かけるのはSlayの逆のCBを1巡で、というのが鉄板です。

Riley:LB2に戻るのでしょうか?正直先週のAlex Singletonが無難だったので彼でもいいんじゃないかと。むしろDavion Taylor・Shaun Bradleyのルーキーコンビが見たいです。

 

【マッチアップ】

<O#>

  • ErtzもGoedertもいないとなると今季32チーム中圧倒的1位の41.2%の使用率だった12パーソネル(RB1枚・TE2枚の隊形のこと)をもはや使えないということ。個人的にはGoedertがいても今年はあまり効果的でなかったと思っているので、この状況は吉と出てほしい。D-Jaxの復帰でヘルシーWRは6人に。そうなると今季初めてWRを同時に4人並べるなんてこともあるかも。Pedersonの引き出しにまだ余裕はあるか。
  • とりあえずディープへの警戒心という点ではD-Jaxの存在が効くはず。その隙にミドルレンジを狙うのはTE亡き今、Fulghamがやるしかない。3週続いた。もはや本物。期待している。
  • ランオフェンスという意味では、Sandersの離脱は大きいものの、もしかするとLaneの復帰とHerbigがRGになるプラス影響が大きいかも。正直Boston Scott・Corey Clement・Jason Huntleyはとても怖い。記憶に新しい昨季week17のNYG戦でボストンがNFCのPlayer of the Weekを受賞したあの日を思い出してくれるなら戦える。ちなみにNYGのLB Blake Martinezはキレッキレやと聞いているのでここが詰まるとその後の展開に大きな影響あり。なんとしてもランから試合作ってくれたまえ。
  • ちなみに、NYGのCBは先週INTも挙げてノッていると思われるJames Bradberry。これは問題。昨年同じくFAっぽい状態から連れてきたSlayとどちらがいいのか。勝負。
  • 怖いのはDCのPatrick Graham。去年はMIAの同職。Pedersonも「いつぞやのNEや去年のMIAと似ている」と言及している模様。何に対してかは不明ながらリベンジマッチの様相。
  • NYGのD#で怖いのはDexter Lawrence。同期で同じNYに行ったQuinnen Williamsは2年目で本物っぽくなってきた。君も本物なのか。ただでさえうちのインサイドは不安定なんだ。今回はやめてくれないか。

 

<D#>

  • D#については自信がある。BALにもボコボコにされなかった。というか後半むしろド安定してた。その最大要因だったDLが先週マイナスMalik。ここはつらいけど相手もマシになるはず。Andrew Thomas対Sweatの勝負はだいぶ見もの。ルーキーに苦労人の意地を見せてやってほしい。そういえば最近とあるモックでNYGの1巡がPenei Sewellだった。「Andrew Thomasを右に移してすごいTをそろえる」って書いてあった。うらやましい。だけど何かが間違ってる気がする。
  • 自信の源は、あのDLのランストップ力。2018年はシーズンで0回、2019年もシーズンで5回だったBALのGas Edwardsのマイナスゲインを1試合で4回も強いた挙句最終的に14回26yds(avg.1.4yds)に抑え込んだのはなかなか素敵。ガスエドワーズにも1TD許したしLamarには108ydsも走られてることについては突っ込まないでください。そしてNYGにはSaquon Barkleyがいない。
  • そうなればDaniel Jonesとの勝負。幸いPHIのDB陣はMaddoxの復帰でフルパワー。去年はルーキーにやられた記憶がうっすらあるが、今回は一味違う。はず。オフの補強の成否がかかっているといっても過言ではない。しっかり締めていってください。

 

【その他:Player of the week製造機】

どうでも良い補足情報として、今季6試合中4試合で対戦相手から“最優秀選手”を輩出しているそうで。そんなのはもういらない。

 

 

ジンクスとしては、前述したPedersonのThursday Night 5勝0敗、ブラックユニフォームではNYG5連勝中など好材料が多々あるそうな。

そんなこと知らん。対WAS7連勝中やったのにあのざまだったチーム。そんなものは何も信じない。

けどただただ良いGameを見せてほしい。というか同地区相手にはマストウィン!

応援してる。

 

希望:PHI 35-10 NYG


GO!BIRDS!!