鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

Goedert確保

情報が多い。

まずはWeek10のNFC週間最優秀選手(Defense)にDarius Slayが選出。
試合を決めた83ydsのファンブルリカバーTDは先週のリーグ最長TD。本来なら2PickのCAR戦で選ばれてもおかしくはなかったがその週はSTのパントブロックでT.J.が選ばれていたので調整でも入ったんでしょう。おめでとう。Slayの前となると2018シーズン最終戦Cox以来の選出とのことです。

そして素敵なニュースが。

 

■本題
TE Dallas Goedertとの契約延長!!!!

4年57M(保証額35M)での延長。2025シーズンまで確保。
金額の多寡ははっきり言ってよくわかりません。こういうのは多分相対評価なんでしょう。ということで比較対象は、先ごろ延長した同期指名のBALのMark Andrews

Goedert:4年57M(平均14.25M・保証額35M)
Andrews:4年56M(平均14M・保証額37.6M)

ほぼ同額。Goedertは「シーズン前にあったオファーより金額は上がった」ということを言っているので、あの段階でまとまらなかったのはAndrewsを超えるかどうかが焦点だったんだろうか。1年以上前に大型契約を結んだKittle(SF)の5年75M(平均15M)・Kelceの4年57.25M(平均14.3M)には及ばないもののそれに匹敵する水準。

契約としてはいつものRosemanのムーブと同じくどうやら2026・2027にもVoidイヤーを設定しているバックロードになっている様子。とりあえず2022のキャップヒットは3.7M程度だとか。最大でも20Mはいかない。やっすい。今のところは。

プレーとしては、Ertz放出も納得の出来を見せている。ランブロックはErtzにないものだったし、パスターゲットとしてはHurtsの良き相棒として存在感を増している。
比較的落球も少ないしLBとのミスマッチもしっかり起こしている。いまのゲームプランの中ではいぶし銀っぽい存在感にはなっているが、重要なピースであることにはまったく異論なし。

インフレ時代において重要なピースにこれぐらいの金がかかってしまうのは諦めるしかない。もし彼がこのタイミングでFA市場に打って出ていたらどんな金額になったのかはわからないが、ドラフトをしっかり当てて長らくいい選手を囲う、これは文化の構築とアイデンティティの確立のために払った金なのだと思いたい。そういう意味では妥当だと思いますよ。
まあ金額自体もどうせ再構築しまくるからこんなものはRosemanにとって記号でしかない。重要なことはGoedertの身柄を確保できたこと。

そしてMailataSweatと懸案のGoedertの延長が済んだことで2018ドラフト組は以下の通り。
2-49:TE Goedert 2025まで確保済み
4-125:CB Maddox 2021限り
4-130:DE Sweat 2024まで確保済み
6-206:OT Pryor 2022ドラ6指名権に変身済み
7-233:OT Mailata 2025まで確保済み

残りはMaddoxの契約延長だけ。NCBなのでどれぐらいの水準を積むのが妥当なのかよくわからないが。5-6Mぐらい?そんな安くは無理なんだろうな。

このドラフトについては大当たりと言っていいでしょう。

ただし、だからRoseman万歳とはならない。この翌年の1巡Dillard・2巡SandersJJAW、以降もういないやつばっかり、とかいうクソピックをするからいまのDefense側の戦力不足に繋がる。だからやっぱり許さない。

 

そしてそのSanders。IRからの復帰は日本時間土曜夕方の現在、正式にアナウンスされたものではない。ただ、今週ずっと練習には参加しているので可能性は非常に高いと思わざるを得ない。
ここが実は不安。Sandersのホームランヒッターぶりは周知だが、一方でこいつはロスが多い。しかも今週はちょっと相手が悪い。Howardと違い、Sandersを主戦にした途端、特にNOのようにDLが強いチームを相手にすると容易に2nd&Longを作ってしまうことになるのではないかというのが懸念。だとしてもこいつが復帰してもあまり出番がない、というのは耐えられなかろう。さてどう捌くのか。Sirianniさん腕の見せ所です。

 

NO戦自体からはものすごくPHI有利っぽいにおいがして逆に不安。トラップの気配が濃厚に漂う。

明日もしかしたらちゃんと書くかもしれませんが、ランプレーが出るかどうかにすべてはかかっている。