Michigan Stateがアツい。
ウィスコンシン大でリクルートの責任者として当地で革命を起こし、QB Graham Mertzをはじめとする2019~21のリクルートランクを大学史上一番押し上げた功労者であるSaeed Khalifという人がこの夏からMichigan Stateに移籍したそうな。
そしてそのMichigan Stateのリクルートランクは前年(Class of 2021)の46位から最新のClass of 2022(2022入学)ではランキング19位に爆上げ。5-starこそいないが4-starのいいQB(Katin Houser:ポジション11位)もいるようでこの先もだいぶ楽しみ。
コーチ陣ではHC Mel Tuckerを10年ぐらいの長期にわたって囲ったと聞いているし、なかなかやる気はありそう。Mel Tuckerというのは本当に良い人のようですね。
ようやくOhio Stateに勝ったMichiganといいBIG10東はしばらくだいぶ良い意味で揉めていきそう。そしてPenn Stateはずっとしんどそう。
なぜこんな話になったかというと、Michigan StateのClass of 2022の中に”Antonio Gates Jr.”という見慣れた名前があったから。SDで大活躍したあの殿堂入り待ったなしのTE Antonio GatesのJr.がもう大学生です。6-5あった親父と違って6-2だが3-star(Rivals評:247sportsでは4-star)のWRとして地元Michigan State行きを決めたとのこと。最速で2025ドラフトでのプロ入りになろうが、これもこれで楽しみ。
顔はちゃんと親父に似ている。
Gates is secured. @AntoniogatesJr1 is staying home ✅#Proce22Driven // #GoGreen pic.twitter.com/TGfXloH4VZ
— Michigan State Football (@MSU_Football) 2021年12月15日
Signing Dayの親父Gatesとのやり取りは落涙不可避。何を言ってるかはわからないが。
Hall of Fame tight end Antonio Gates Sr. gets emotional while speaking about his son, Antonio Gates Jr., as he officially signs to play football at Michigan State. Great moment. @AntoniogatesJr1 @mwenzel2 @MSU_Football pic.twitter.com/liQcs8DUQM
— Jared Purcell (@JaredPurcellDET) 2021年12月15日
長々と何を申し上げたかったかというと、Michigan Stateがアツそうだよーということと、Antonio Gatesの息子が活躍するかもよーという不確定情報を2発ほど。
■許せないこと
バカみたいにコロナが蔓延しているWASとの試合が延期。現地火曜の夜開催に。
ふざけるな。
今週WAS・CLE・LAR等で陽性者が爆増したが、PHIはQuez WatkinsとPSのJason Huntleyの2名だけ。練習の動画とか記者会見の動画においてもNFLのプロトコル強化以前から自発的にマスクをつけている選手も多かったしまあ比較的コントロール出来ている方。そもそも選手はほぼ全員ワクチン接種済みのはず。
先ごろトレードで出ていったFlaccoは未接種だったが。
オーナーもGMもワクチン接種に積極的なユダヤの民だからFlaccoをあまり意味のないトレードで出したのか?というのは完全なる邪推。
それほどまでにコントロールはしていますよ、という話。
試合延期というのは去年もPHIには降りかからなかったと記憶している。
この事態も去年はちょくちょく見たしあの段階では恐らくなにも思わなかったが今回は違う。
何をしてるんだWASは。
HC Ron Riveraが去年白血病から闘病の末復帰したあのチームはこのトレーニングキャンプの時点でリスクを自覚するRiveraが苛立ちを表明するほどにワクチン接種率は低かった。
そして今回のチーム内アウトブレイクの発生源もワクチン未接種のMontez Sweat。あいつがDLルームでバラ撒いて以降DLを中心に大量26名がCOVIDリザーブ入り。そして試合は延期。
WFT didn’t place a single player on reserve/COVID in the regular season until unvaccinated Montez Sweat went on the list on 12/8.
— Brandon Lee Gowton (@BrandonGowton) 2021年12月17日
After:
12/10: 1 player on
12/11: 2 players on
12/13: 5 players on
12/14: 2 players on
12/15: 8 players on
12/16: 3 players on
12/17: 3 players on
ワクチンの接種如何は本人の好きにしたらいいが、それでバラ撒いてしまいました、だから巻き添えにはなるけどお前のとこも試合は延期な、その次の試合は延期しないからオフ無しで中4日でまた次の日曜は試合でやるしよろしく、は全く笑えない。
苛立ちしかない。「そもそも」、みたいなかぐわしい話をしたいわけでは全くない。
こういうプロトコルである以上この結果を招いたプロセスはどうなってたんだ、というところ。
本当にちゃんとプロトコルは守られていたんだろうな?違ったらどうするつもりかグッデルよ。
バイウィーク明けで充電たっぷりのPHIはここからホームでWAS→NYGのあと敵地でWAS。この3試合を13試合でこなす。この過密日程でケガ人でも出ようものならこの怒りはどこにもっていけばいいのか。
影響力のあるベテラン選手が軒並みブチ切れているようなので士気は高そう。そしてそういう時こそ空回りが怖い。
Boston Scottのゴミプロテクションで踏まれたHurtsの足首のケガはハイアンクルの捻挫だったようで、影響は長引きそうな部位。木曜の練習の映像でもガッツリ引きずっていたので心配は尽きない。まずは無理せず早く治してほしいところ。
そういう点で無理矢理好意的に考えると、金曜の練習でようやくフル参加したHurts以下ケガ人のコンディション回復に時間が取れそうだが、そもそもWAS戦は相手の層も薄くなっていることだしHowardさえ復帰すればMinshewでもう1試合していいと思っていたのでここでHurtsが出てくるとなると中途半端な状態になりそうで逆に不安は増す。なので好感できる材料は全くないと言って良い。
そもそも水曜はちょっと忙しそうだし観戦も不可。
ここが一番許せないポイント。