3Q途中ぐらいまでは見ていたはずなんだが突然記憶を失った。
怖いこともあるものです。
プレシーズン最終戦感想
良かった人
いままで出番が少なかったので少し心配していたが、良かったのはPのSiposs。飛距離は最長62ydsと十分だし去年から良かったInside10へのコントロールも問題ない。
6回蹴ってNET平均49.8ydsはシンプルに立派。
どうやら"ボールの落とし"という課題は解決できたようで。あとは温暖なMIAから天候が変わって真冬の屋外とか風雨のなかでもこれを継続できるかどうか。
Sipossのナイスパントをアシストしたのはイチ押しWRのDevon Allen。今日はガンナーとしての役割。スピードを活かしたリリースとカバーでリターナーをくぎ付けに。タックル自体は記録されていないはずだが、マフをリカバーしたパントも含めて非常に良いプレッシャーになっていた。
ダブルカバーされてもそれなりにやっていたのは好印象。
疑問なのはリターンの機会が与えられなかったこと。
S Reed Blankenship。彼が4Qの最後まで出続けていたのは経験を積まそうとする親心だと思います。当確。落としたら怒る。
— PhillyVids (@philly_vids) 2022年8月28日
ものすごい勢いでMinshewかSinnettかにプレッシャーが掛かったとき、よく見たら1人OT Dillardだけが鉄壁だったことがあった。
先方が1stチームだったこともあり完封、とまでは行かなかったが十分満足できる出来でした。
がっかりな人
LB Davion TaylorとJaCoby Stevens。この2人がコンビを組むとタックラーが必然的にSになる。OL絶対外せない病。しかも末期。期待した時もあったけどね。さようなら。
DE Tarron Jackson。どういうアサイメントになっているか存じ上げないが、てめえには外を締めるという頭がないのか。何度か同じような場面があったが。アレがセーフなのならパスラッシュが全く物足りないしGannonに×が付きます。
その他、DLは今日も全然だったがまあいつも通りだしどうでもいいや。
では最終の53予想についてです。
先発を太字、ベテランの新加入を赤、ルーキーを青としております。
ポジションの後に書いたカッコ内は、(53ロスターの想定枠/現行人員)です。
<PS>と<カット>も追加しておりますが、上限16名のPSに入れようと思うと一旦はウェイバー(ベテランの場合リリース)にかける必要があるので、他チームに攫われる可能性があります。よって、ここはあくまでも希望です。
Offense(26/38)
QB(2/4)
Hurts・Minshew
<PS>Sinnett
<カット>Strong
2枚でいいでしょう。絶望的に投資額が少ないのだからこれもやむなし。
去年に引き続きSinnettをPSに置いておくことで良いと思います。
HurtsはMIAとの合同練習が外野から見るとよく見えなかったようだが、Sirianniからすると"ここに来て最高の練習だった"と言っていたようで、ここについてはSirianniを信じるしかない。
2021シーズンでは、序盤の苦戦を経てリードができないHurtsの為に最初からフィールドを半分だけ見れば良いように途中からOffenseを設計しなおしたような観測もあったが、今季に関してはそこまでする必要もなさそう。
単純にどこまでやれるか楽しみにしている。
Minshewはドが付くほどの安定感。さすが。
RB(3/5)
Sanders・Boston Scott・Gainwell
<PS>Kennedy Brooks・Huntley
当初の期待は大きかったが、記者によっては"今キャンプ最大の失望"と表現されることもあるのがGainwell。
ここが成長してBostonとかSandersを食えなかったせいでパワー系ベテランの補強もままならなかったというのは邪推がすぎるか。
プレ最終戦も目立てず。2年目にして勝負の年。
ケガとドロップとファンブルと不用意な発言しかしないSandersを主戦に据えて頼ることしかできないここがチーム最弱ユニット。
1巡にRB使うのは時代錯誤も甚だしい気がしてならないが、こうなるとTexasのBijan Mustardson(正しくはRobinsonです念のため)でも指名してほしいぐらいには不満。
Bijan Robinson is set to release his own condiment called Bijan Mustardson as part of an NIL deal 🔥
— 247Sports (@247Sports) 2022年8月18日
(📸 via @HughMungus_Horn) pic.twitter.com/u5lqiCxOpD
WR(6/10)
A.J. Brown・DeVonta・Watkins・Pascal・Covey・Allen
<PS>Cain・Hightower・Ward
<あと2日でトレードさもなくばカット>Reagor
BrownとDeVontaが完璧に仕上がっている様子。
この2人に加えてスピードスターWatkinsと何でも屋さんPascalなので布陣としては完璧。
Hurtsともしっかり合わせてきたメンツなので去年とはひと味違うOffenseになりそうだし、そうならないと次のステージには行けない。
BrownとDeVontaがオールマイティ過ぎるので使い方の組み合わせは無限大。
Watkinsは3年目のシーズンでもありここが勝負。大金稼ぐためにも、キャンプでSirianniにも怒られていたようだがちょっとばかり手を抜きがちなところを何とかしたい。
ずーっと悩んできたし未だに答えらしきものに辿り着かないのがWR5以降。
結局何物でもなかったReagorを処理した時点でパントリターンをできるのがCoveyしか見当たらない。Coveyにしても何度かリターン機会を拝見したが、そのダンサーぶりが若干気になる。スピードないのかな。
Cainは最終戦がダメだったので今季もPSで。
個人的にはHightowerの方がCainより良い印象だが、さりとて53に残すほどの何かを見せてもらったとは思えない。さらば。
Allenは好きになったから残してみた。タイトルで宣言したとおり、これは願望です。予想では断じてありません。
TE(4/5)
Goedert・Togiai・Stoll・Calcaterra
<PS>Rodgers
<PUP>Tyree Jackson
だれかStollの良さを教えてほしい。ブロックも結構やられてないかい?結局プレシーズンでもパスターゲットとしての姿はほぼお目にかからなかった。
とはいえTE2は確定っぽい雰囲気。
よほどTogiaiの方がよく見えるが。
タイプ的にCalcaterraは確定。ドラ6だし。
問題はTogiaiかStollか。過去にPSに入れようと放流した結果TogiaiをINDに攫われた事件があった。あれがRosemanの心には残っていよう。Stollなら攫われても悔いはないですよ。
OL(11/14)
Mailata・Dickerson・Kelce・Seumalo・Lane
Dillard・Opeta・Jurgens・Anderson・Driscoll・Awosika
<PS>Sills・Cameron Tom
<カット>Clark
<PUP>Toth
我らが誇るつよつよユニット。
怖いのはケガだけ。SeumaloとLaneが健康に過ごしてくれればとんでもないシーズンになるでしょう。
2枚目までは何の心配もない。
去年のPryorのように売るとしたらAndersonとかAwosikaとかか。もしくはOpeta。ストリートFAとかUDFAで拾ってきた選手をドラフト指名権で売る。これぞStoutland先生の手腕。
Defense(24/40)
DT(5/8)
Cox・Hargrave・Milton Williams・Davis・Kobe Smith
<PS>Tuipulotu・Marvin Wilson
<カット>Wren
注目のTuipulotuの結論は、ダメでした。
スターターの2名とMiltonまでは心配ない。Davisはちょっと時間がかかりそうです。
パスラッシュ寄りのエリートDTを指名したい気持ちはまだまだ衰えない。
Kobe Smithは残してください。
DE/OLB(5/8)
Reddick・Sweat・Graham・Kyron Johnson・Patrick Johnson
<PS>Tarron Jackson
<カット>Barnett・Leo
プレシーズンで何もわからなかったのがこのポジション。記憶にある限りサックはMIAの1stチーム相手に奪ったPatrick Johnsonの1つだけ。今季もここのストレスは大きそうですね。
— PhillyVids (@philly_vids) 2022年8月27日
聞くとキャンプでDillardが暴れたことで起こった乱闘のきっかけはいつものようにBarnettだったよう。
"脳震盪明けだからあまり頭にヒットしないでくれ"という申し入れを全面的に無視してダーティなヒットを続けた結果Dillardが爆発した、という経緯。
カットしてほしい理由はこういうものの積み重ねです。どうせ反則するんだろうし。本心から要らん。残るんだろうが。
期待はReddickとSweat。10サックコンビの誕生が待たれる。
Off-Ball LB(4/7)
T.J. Edwards・Kyzir White・Nakobe Dean・Bradley
<PS>Davion Taylor
<カット>Stevens・Elliss
Roquan Smith?ください。
TJとWhiteに早く会いたい。
DeanはOL処理のやり方をTJに弟子入りして学ぶように。やっぱりLBはBIG10産に限る。
充実のキャンプを送ったと伝えられたDavion Taylorは毎週パフォーマンスを落とす有り様。今日も直視できなかった。モチベーションも落ちてそうな振る舞いだったし。
STでの貢献も含めてBradleyに軍配。
CB(6/11)
外:Slay・Bradberry・Jobe・McPhearson
中:Maddox・McCain
<PS>Gowan・Goodrich
<カット>Blackwell・Vincent・Scott
スターターは文句ない。
それ以外、去年Rosemanがかき集めてきた何かはガラクタでした。
期待はしていたものの若手たちから何かが伝わってくることはなかった。
PSの誰か(Gowan?Goodrich?)とMcCainの入れ替えぐらいはあるかもしれませんね。McCainにしても圧倒的なものは何もなく、単に好きだから、という理由によるものです。
期待が大きいのはUDFAルーキーのJobe。STでもそれなりに輝けるはずなのでまずはそこからやっていきましょう。
そういえばGoodrichはプレ3でSもやっていた。あの起用にどういう意味があったのかはよくわからない。
S(4/6)
Epps・Harris・Blankenship・Chachere
<PS>Wallace
<カット>Tartt
イチ押しUDFAであるBlankenshipが思いのほかよかったのでもはやS3。ロスター入りは確定です。おめでとうございます。Chachereもまあ。
事前の期待が高かったTarttだが、正直に申し上げてそんなによく映っていないのが現状。STでの貢献も考慮するとカットとなるがさてどうか。この枠の犠牲をBlankenshipに強いるのだけは絶対になしで。
急激にアピールし始めたWallaceだが、温情で出番を貰っているようにしか見えない。大した働きもしていないしプレーリードが出来ないところは全然改善していないし。要らぬ。
非常に地味な話だが、キャンプを経てEppsがHarrisを追い抜いたと理解しております。
Specialists(3/3)
K:Elliott
P:Siposs
LS:Lovato
Sipossが復活していそうなので無風でも問題なくなった。
Elliottよ、今季は補欠じゃなくプロボウル行けるぐらいでよろしく。
リターナーがよくわかっていないところだが、上に残したメンツで行くなら、キックオフもパントもCovey。ビッグリターンの匂いは(現時点では)あまりしていないが、マフとかの危険性は少なそう。
その他、もしかWR WardあたりをIRに入れるために一時的に確保するのであれば、その1枠確保のためにLovatoが一瞬カットされる懸念はある。(実際に2021シーズン中に一度あった)
書いてみて思ったが、やはり層が薄い。ここまで薄いとポジションコーチが仕事しているのか非常に疑わしい。特にDLCのRockerとWRCのMoorehead。それにDBC Denard Wilson。キサマには次期DCみたいな声もあるが、それは3回も、なんならMIAにまでキャンプの視察に来てくれたVic Fangioで内定している。
OLのように一大産地になってみなされ。
ここからの補強ポイントはRB・DT・EDGE。
RBは先ごろLVをカットされたKenyan Drakeとかもちろん愛しのJordan Howardでもよろしい。それなりにパワーがあって器用な人。
DTは若者中心のウェイバー漁りで良いけどNdamukong Suhが余っとる。
EDGEはDee FordはアレにしてもTrey Flowersとか。
ここからはRosemanのお仕事。しっかり頼みますよ。