今週はBlack FridayならぬBlack Sundayということで全身真っ黒ユニフォームがお目見え予定。
もちろんそういうお祭りには乗っかる。
ということで差し色を若干黒くしてお届けしております。
ではどれだけ不振に陥ろうがあいつが健在なうちは怖くて仕方ないチーズヘッズ戦についてです。
ケガ人情報
PHI
Friday injury report#GBvsPHI pic.twitter.com/qnyn2wcFLz
— Philadelphia Eagles (@Eagles) 2022年11月25日
ケガ人、なし。
ただし、AJは万全ではない模様。
胃腸がやられたということでおそらく食中毒か胃腸炎とかだと思うが、現地金曜断面では"10段階で言うと3"ぐらいの回復具合だったようで試合でもどこまでできるか不明。
まああんたの大本番は来週だし今週はいいよ。
GB
OUT:
WR Romeo Doubs(足首)
Doubtful:
ILB De'Vondre Campbell(膝)
Questionable:
OT David Bakhtiari(膝)
CB Shemar Jean-Charles(足首)
Christian Watsonが非常に面倒な存在になりつつあるなか、Doubsが出てこないのは朗報。
Quay Walkerがまだ不安定っぽいのでCampbellまで出てこなければ非常にうれしい。
Bakhtiariまで出てこなければ朝から祝杯。
マッチアップ
PHI Offense
- Goedertが担当していたフィールド浅めのところを誰がどうやって狙うのか問題は継続中。
Goedertの平均ターゲットエアヤード(TAY)は4.9yds。
RBとしてセットすることが多いDeebo Samuel(SF)と同水準ということでかなり短め。
そのうえでこやつはキャッチ率81%・平均YAC8.6ydsという数字でいずれもリーグ2位(前者の1位はARIのGreg Dortch・後者の1位は前述のDeebo)という好成績を残していた。
去年のTAYが8.2ydsとかだったので、AJの加入によりよりQBから近いエリアを主戦場に移した様子が窺える。
という話は本題と異なる。
要は、Hurtsのリズムを作るとか、プレッシャーに対するセーフティバルブ的に、近いところで確実にキャッチしてくれてさらにYACまで優秀、という実はHurtsにとって一番のお友だちTEだったと。
先週はどうやらStollにGoedertと同じ任務を与えていたようだが、そんなことがUDFAの2年目TEにいきなりできるわけもなく。
1キャッチ7ydsというスタッツに終わったことも納得である。
特にアイデアがあるわけでもないが、Pascalを上手いこと使えとは先週も言った。
今週も同じこと言う。
おいSteichen。
Pascalじゃなくてもいいから工夫を見せておくれ。 - GBに何が起きているのか全く分からないが、Defense側の問題は恐らくOLB Rashan Garyの不在によるパスラッシュ力の低下とCB Eric Stokes不在によってRasul Douglasを外側で使わないといけない問題によるものなのではないかという安易な推測。
Douglasに加えてFordまでいる。テンションは上がる。
そのへん狙っていきましょう。 - TENはプレーアクションを有効に利用し、かつTEとRBを使ってLBのところを効果的に攻められていた。
同じことをやりたいのでStollなんとかしろ。 - DLの層が薄いらしい。
マッチアップ的にOLの心配はしていないのでねちねちとランプレーを積み重ねても良い。
とにかく点とってくれたまえ。 - 懸念は、Hurtsの苦手なZone Blitzが多そうだというところ。
短いのを狙おうとすると得てして引っ掛かりがちである。
DLにINTされることがないように。 - Offenseは最初の8試合で合計3つだったギブアウェイがこの2試合で6つに急増。
特にファンブルロストが多すぎる。
聞いてんのかQuez。
気合い入れてボール運んでください。
PHI Defense
- 腐ってもRodgers。
スタッツ上は2021と比較してさほど大きな違いがないのがまた解せないところ。
投げる時間もあまり変わっていないし成功しているパスの短さも変化なし。
HurtsにとってのGoedertと言ってしまうと不遜だろうが、Adamsが消えたことがそれに近い影響を与えているものだと推測しているところ。 - RodgersとWatsonのコンビネーションも深まってきたのか、この2試合Watsonのスナップ率は80%を超える水準となりいよいよメインターゲットとして派手な存在になっていきそう。
お前のドラフト時の懸念は度を越した落球癖だったはず。
頼むから落としてくれ。
SlayかBradberryのどっちかでしっかり消していただきたく。
Lazardも同様。
本当にここにDoubsがいたらと思うとゾッとする。
このOffenseは勝敗以上に強力なようにしか見えない。 - とはいえキーマンは恐らくRB Aaron Jones。
ここが機能し始めるとバリエーションも増えすぎるしプレーアクションも効いてきそうな気配。
幸いにしてJoseph(元MIN)・Suh(元DET)という新加入の2名は、散々煮え湯を飲まされてきたGB戦になると普段以上に燃える仕様になっているようなので、しっかりInsideから壊していただきたく。 - 最近眠っているのがパスラッシュ。
Sweatは非常に良い活躍を見せ続けているが、この時点で3.5サックはやはり少し寂しい。
LT BakhtiariもRT Yosh NijmanもいいOTなんだろうが一つよろしくお願いしたい。 - CJGJ!
見たいもの
- Rodgers &Co.は徐々に連携を深めているようだが、PHI Defenseもそれなりにやってきた。
いっぱいINT奪えれば最高だが、結局Defenseの成否は勝敗に現れる気がしている。
締めるべきところをしっかり締めて、ボールいっぱい奪ってきてください、というありきたりなことしかない。 - 問題はOffense。
とにかくターンオーバーをやめろ。
そしてLBのところをしっかり攻めなさい。
連続20得点記録に言及した途端に記録は途切れた。
悲しい。
いっぱい点とってください。 - プレーオフ、そしてその先を目指すならこの壁は越えねばならない。
最後に@PHIでGBに勝利したのはなんと2006年。
16年前の再現を狙うのだ。
ということで予想は31-9でPHI。理屈なし。