鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

噂の数々

こんな情報を仕入れたとて明日どこかで誰かが笑顔になるとは全く思えないがそういうものこそをブチまけていきたい。

 

という意味がありそうで全くない言葉から始める程度にはニュースがないのでちょろっとした噂程度のニュースたちから。

 

いつも通りほとんど妄想ですし今日は短めです。

 

 

DC候補者追加

WisconsinのDC Jim Leonhardと面談。

 

  • DC探しの旅の当初、現地でチラっと噂程度の話題になっていたのがこの人。
    そして徐々に興奮してきた人選。

    NFL選手として認識している人も多々いらっしゃるのではないでしょうか。
    Wisconsin卒で2005にUDFAとしてBUF入り。
    その後BAL→NYJ→DEN→一瞬NO→BUF→CLEと合計10年間をプロとして過ごした小兵のS。

    人生を変えたのは2008のBAL入り。
    ここでOLBコーチMike Pettineと出会う。
    その後のNYJでの3年間とDENを飛ばしてBUF・CLEという道筋は、奇妙なほどにピタリとDC(最後のCLEではHC)Pettineが歩んだ道と重なる。
    という程度にはPettineのお気に入りだったよう。

    2014シーズンのCLEを最後に引退してからは1年休んだのちに母校Wisconsinに帰って2016からいきなりDBCとしてコーチ業のキャリアを開始。

    選手時代からその戦術理解力が高く評価されていた男は、コーチとしても頭角を現し、早速翌年からDCに抜擢される。

    以来その職を6年間勤め上げ、2022シーズンは臨時HCまで務めたが、新HC(前Cincinnati大HCのLuke Fickell)就任に伴う体制変更によって野に下った形。

    例えば2020シーズン終了後には、師匠のPettineの跡を襲ってGBのDCに就任するのではとの憶測も流れたが、本人が否定してWisconsinに残留するなど、NFLのCoordinator職の候補者としての注目は高かった様子。


  • Pettineの師匠筋にあたるのがDENのDC候補として久しぶりに名前が挙がっているRex Ryan
    2008のBALでのDCの後2009からはNYJのHCになったRyanにLeonhardも付き従っているので、まあPettineとRyanのどちらが師匠に当たるのかは微妙。
    そしてRyan→Pettineというラインから察しがつくように、Leonhardも当然3-4 Defenseの遣い手。

    現状のPHI Defenseのメンツを考えるとDC Leonhardという妄想が捗るのもこれが理由。

    Leonhard 3-4におけるFront7のアライメントの基本形は以下の通り。

    このDefenseを組むにあたって最重要の人材はNT(0テク=Head on C)だと理解しているが、ここにはもう投資済み。
    Jordan Davisという彼です。

    そしてパスラッシュがメインのお仕事になるOLBにも3-4OLBとして開花したHaason Reddickという人材がいる。
    現状のDefenseで最も高価なReddickを最大化できるのであればこのスキームが非常に魅力的に見えてくるというもの。
    副産物として、Gannonが結構な数残していったReddick以外の使い途がわかりづらい中途半端なDLBたちを活かすこともできそう。


    そしてもう1人このスキームで輝きそうなのが、LB Nakobe Dean

    そもそもDavisとともにプレーしたUGAにてKirby Smartが操っている"Mint Front"というやつが3-4の派生形(というかほとんど上の図と同じ"Tite Front"と呼ばれる3DLのアライメントを基本として持つ)だと理解しているのでこの点でのDeanはあの頃のような輝きを見せてくれるはず。

    中央に3人重量級DTが構えることによりLBのところにOLが漏れてくるリスクは減ることからDeanのような軽量高速のLBでも充分活躍できるはず。


  • 我らがレジェンドである"Weapon X"ことBrian Dawkinsが過日のSBについてブチ切れ。
    曰く、"'DLは1on1で勝て'と言うだけで、それが上手くいかないときのプランBがないDCは仕事をしたとは言えない"とのこと。
    だいぶ意訳したが、"俺ならあんなDCの下でプレーするのは嫌だね"的なことを言っているので相当頭に来ていた様子。
    Mahomes対策がどうとかいうことは頭になさそうな発言だが、そもそもDawkinsの師匠はJim Johnsonだしで生理的に受け付けないタイプのDefenseだったろうことは想像に難くない。

    あのGannonの消極的なDefenseと比較すると、LeonhardのDefenseはよほどしっかりプレッシャーをかけるという評判。
    うむ。
    非常によろしい。
    是非Leonhardさんに来ていただきましょう。


  • 3-4が良いならVance Josephでもいいじゃないかという指摘は全く当たらない。
    いや、結構当たる。

    最後の人間性の問題で、VJのバランスを取らないプレッシャー気質というのはSirianniの性癖とあまり合わない気がしているので相性が心配。
    VJの豊富なコーチ経験に対しても、Leonhardなら選手としての実績が充分なのでプロの猛獣たちの扱いも手慣れたものでしょう。こればっかりは試してみるしかないが。

    以上、Leonhard>>>VJという判断の拠り所は個人的嗜好だけです。


  • 仮にLeonhardがDCに就任するのであれば、ドラフトではWisconsin勢から我が贔屓・DT Keeanu Bentonと、NYJに行ってしまったOG Nate Herbigの弟でもあるOLB Nick Herbigも存在が気になるところ。
    NickはこのドラフトプロセスにおいてLane JohnsonのジムでトレーニングしているようなのでPHI愛がないわけがない。

    そしてもう1人。
    2017-18の2年間、新米DC Leonhardの元で活躍した契約切れのLB TJ Edwardsの処遇にも影響がありそう。

    Nick Herbigはよくわからないが、Bentonは間違いなく欲しい(けどDavisと被りそうで指名が正解かわからない)し、TJにはずっと残ってほしい(けど残すのが正解かわからない)という身からすると、この葛藤を全て強引に正当化してくれそうなLeonhardの就任に興奮しないわけがない、というのが一応の結論です。


  • Sirianniは焦らない。
    HC就任後のポジションコーチ探しでRBC探しが難航して実に9名に及ぶ面談を実施したようだが、最後の最後の候補者が現RBCJemal Singletonだったそう。

    そういう成功体験もあって、"急ぐことはせず、選手を育てられるいいコーチを探してくる"ということをおっしゃっていたのがSB後の会見。

    だがLeonhardについては唯一のDC未定チームであるDENも気にしているという噂というか憶測(LeonhardはDEN所属経験があるから、という理由だけ)が出ていたのでそれなりには急いだほうが良いと思いますよ。


  • ここまで書いたところでLARのDBC Chris Shula並びにMichiganのDC Jesse Minterとの面談情報が出てきた。

    何とも間が悪い。
    大人しく確定まで待っておけばよかった。

 

 

フランチャイズタグ

タグ貼り期間が到来。

 

フランチャイズタグを貼るとその保証年俸がシーズンのキャップにそのままヒットするという都合もあってRosemanがタグを貼るイメージがあまりない(恐らく2012のD-Jaxへのタグが最後)のだが、今オフについてはあまりに多いUFAからCJGJにタグを貼るのではないかという観測が出ている。

 

あくまでも長期契約を狙うという噂だが、それが上手く運ばなければタグを貼るという選択肢もあるのでしょう。

 

LBに大金を一切はたかないRosemanだが、Malcolm Jenkinsという例が示す通り、Sには払うはず。
たぶん。

 

2019・2020ドラフトが失敗したお陰で今オフの長期契約候補者はHurtsぐらいしかいない。


いい選手は数多いる世界なんだろうがプレーメーカーは得難いはず。
CJGJにもしっかり払ってあげなさいよ。

 

 

GO BIRDS!!