Sean DesaiがいよいよDCインタビュー2ラウンド目。
VJと違うのは、PHIに来て対面での実施になるというところ。
これは濃厚。就任濃厚。
ということで、DLの項で完全に失念していたが、DTはPoona FordというSEAでのつながりがあるUFAと、DEはRobert QuinnというCHIでつながりがあるUFAがFAでの候補者となりました。
あれ?後者はなんか聞いたことがある。
なんとなくNYGのオフ事情が楽しそうなので、どうせなら同地区まとめて、ということで検討しております。
あくまでもPHIファン目線で、どう動かれるとイヤか、というものです。
まあそう気を悪くなさらず。
この3チームに序列があるとは思えませんので2022シーズンの成績が良かった順に。
いやあ全チーム勝率5割以上とは大したものですね。
Dallas Cowboys
(前年12勝5敗)
体制
GM:Jerry Jones
HC:Mike McCarthy
OC:Brian Schottenheimer(前任:Kellen Moore)
DC:Dan Quinn
STC:John "Bones" Fassel
このチームの体制という点ではMcCarthy勝負の年だということに尽きる。
OC Mooreを追い出して自らプレーコールを行うとの噂。
Dakは"4分の1ぐらいプレーブックが変わる"的なことを言っていた気がするが、さてどうなるでしょうか。
Kellen Mooreの世界的な評価はいざ知らず、PHIファンとしては本当に厄介な存在だったのでMooreがいなくなったのは非常に助かる。
彼はRBとTEの遣い方が非常に上手かったと思っており、まあ何度も何度も何度も何度も煮え湯を飲まされた。
LACに行くのか。
若いHerbertにとってはいいメンターにもなってくれるでしょう。
健闘を祈っております。
綴りがあっているかわからないが、Schottenheimerの息子の評判はそんなに芳しくなかったはず。
SEA時代の印象はそんなに悪くないんだが。
とはいえここはMcCarthy次第。
戦力と補強
前提として、現時点で2023のキャップヒットはマイナス7M。
7M以上のスペースを作る動きはすぐにでもあり得る。
そのうえで、オフシーズンの懸念はQB(のキャップヒット)およびRB(UFAのPollardどうする)事情が大部分のはず。
DefenseではCB問題か。
Kは変えた方がいいと思いますが。
以降、DAL近辺の記事を読み込んでいるわけでもないので無責任にはなるが、Dakというナイスガイを手放して新QB探しをするにはあまりにも周辺戦力が整いすぎているし、ドラフトでも例えば仮にAnthony Richardson(Florida大)がスリップしてきたとしても、そこに貴重な指名権をぶち込むのが正解には思えない。
よって、Roseman的思想で言うならDakとの契約再構築が一番固い道になりそう。
これで20Mぐらい空くはず。
そのうえで、じゃあキャップヒット的に厳しいRBというかZeke(Ezekiel Elliott)をどうするのか。
情が全くない身からすると、ここはカットしかない。
そしてPollardにタグを貼って2023シーズンを凌ぐのが賢明ではないでしょうか。
そしてDakのサポーティングキャストだが、TE Dalton Schultzに2022オフにタグを貼っちゃったのがなんとも痛い。
延長できなかったものか。
Fergusonも悪くないと思うが、それでもPHIファンとしてはSchultzの方が段違いで厄介。
というわけで、Dakで空けたスペースを使っていいはずなのでなんとかがんばってSchultzと長期契約を結ぶ道を探しましょう。
WR周りもDALファンにとっては懸念かもしれないが、ここは安心したらいいはず。
CeeDee Lambとの契約延長さえしてしまえば、あとはどうせMichael Gallupが復活する。
だいたいACL断裂の翌年に早速復活した例なんてFrank Gore程度の化け物ぐらいしかいない。はず。
2023シーズンが本番です。
その他、悲しいことにTyron Smithとはこのオフでサヨナラということになりそうですね。
PHIファンとしてはせいせいするが。
LTにスライドさせたTyler Smithが大丈夫そうなことと、ACL切っちゃったがRTのTerence Steeleが当たりっぽいことによって。
RFAのSteeleとはテンダーオファーで膝の回復を確かめてから長期契約を結びたいところ。
Tyronのカットで10M弱空くのでバックロードの契約にしたらSteele分の金は問題なく出せそう。
Defenseは、CBさえ固まれば問題ないでしょう。
世界にどう思われているか知らないが、あのDan Quinnという奴は本当にめんどくさい男です。
本当に早くどっかのHCになれよ。毎年言ってるが。
S Malik Hooker・CB Trevon Diggs・DT Osa Odighizuwa・DE Demarcus Lawrence・Weapon Micah Parsonsとこれだけ揃っていて料理人がQuinnならどうとでもなる。
あまりにもDiggsの逆側が狙われるのが嫌だということであればCBを上位指名。
その他でいうと、中央に安定をもたらすVander Eschは安そうなので長期で囲うのが吉でしょう。
ドラフトは、1巡CB→2巡WR/iOLか、1巡WR→2巡CBか。
あまりポジションに拘らないでよさそうな順位。
New York Giants
(前年9勝7敗1分)
体制
GM:Joe Schoen
HC:Brian Daboll
OC:Mike Kafka
DC:Don Martindale
STC:Thomas McGaughey
当たりGMと当たりHCを同時に引きやがった。
全く許しがたい。
そしてたぶんプレーコールを担当しているOC Kafkaも当たり。
なんで残るんだよPHIはごっそり引き抜かれたのに。
このオフは予想外に堅実なパフォーマンスを見せながらここが稼ぎ時と見たのか謎の銭ゲバぶりを発揮しているDaniel Jones問題が大きな壁として立ちふさがっているようだが、GM SchoenとHC Dabollが当たりだとするなら採れる選択肢の幅はだいぶ広がる。
戦力と補強
だいぶ揉めているが、QB Daniel Jonesに、如何に市場が高騰しようが45M/年の複数年契約なんざあり得ない。
いや、いいQBになったとは思っている。これは本心。
ただ"自滅プレーが減った"ということと、”ケガをしそうなプレーが減った”というだけで、例えばMahomesとかが見せるような自分で流れを変えるような何かをお目にかかった記憶はまずない。
ので、タグを貼るならまだわかるが、ここに長期契約はない。
と思うが、Daboll & Kafkaの判断次第。
個人的にはタグを貼りたい。
ただ、そう簡単にことを運べない理由がRB Saquon Barkleyの契約どうしようか問題。
Barkley自身はシーズン終了後に"残りたい"的な発言をしていたはずなので残してあげたい。
だが時流を考えるとどう考えてもRBに15M×4年なんて正気の沙汰ではない。
ということで、悩んだ結果、以下妄想強めだが、Barkleyにタグを貼ってはいかがか。
貼ってから長期契約の話を進めれば良い。
両OTに目途が立っている状況が非常に大きいので、正直QBは誰でも。
というかTyrod Taylorがいる。
ここで効いてくるのがDabollが当たりHCだということで、Taylorで1年凌がせたところでチーム内のケミストリー的にも大ケガにはならなそう。
そして今年の1巡でちゃんと当たりWRを引くこと。
それが出来れば2024~2026ドラフトの1巡指名権をQBにブチ込めば良い。
今季やっても良いんだが、そうした時にWRがすっからかんでした、というのは全くおススメできない。
あのポジションを長年軽視したPHIファンが言うんだから間違いない。
なんとしても2023をTyrod Taylorで凌いで2024にQBを当てるのだ。
がんばれ。
いや何を言ってるんだ絶対がんばるな。
Defenseは正直よくわからない。
が、両EdgeがちゃんとしているしDLは強いので補強するとしたらCB。
Adoree' Jacksonの相方が欲しいが、これとてOffenseに比べれば優先順位は下がる。
というわけで、1巡はDALの前でちゃんとWRを当てること。
その後は好きにしたらいいしよくわからないし、敢えて挙げるとTEが弱そう。
Washington Commanders
(前年8勝8敗1分)
体制
GM:Martin Mayhew
HC:Ron Rivera
新OC:Eric Bieniemy(前任:Scott Turner)
DC:Jack Del Rio
STC:Nate Kaczor
なんでScott Turnerのクビ切ったんだよあんなにうっとうしかったのに。
という気持ちは強くあるが、このチームにやってほしくないことはただ一つ。
オーナーがJeff Bezos(Amazon創設者)に替わること。
Amazonが使えなくなるというのは日本にいても非常に痛い。
というのは冗談で、この線はほぼ消滅したとのこと。
どうやら、現オーナーであるDaniel Snyderの一連のセクハラうんたらとかいうネガティブキャンペーンをリードしてきたワシントンポスト紙の所有者がBezosであることから、SnyderはBezosにチームの入札への参加を認めていないとのこと。
よしよし。
揉めろ揉めろ。
新OCであるBieniemyは、MahomesやTyreek Hillを筆頭にKCの新旧選手たちから絶賛されている。
カレッジのコーチ時代に素行的な何かがあったはずだが、さすがにこの年になったらそういうのは落ち着くのか。
外れであれ。
戦力と補強
たぶん来季の先発QBがWentzということはないのでしょう。
Sam Howellが当たりかどうかの判断は時期尚早のはずで、個人的にはHeinickeのほうが嫌です。
HeinickeはUFAになるはずだが、せめてHowellの見極めが済むまでQB2として囲えれば最高。
WRはMcLaurin・Curtis Samuel・Jahan Dotsonと駒が揃いすぎているので触る必要がなさそう。
RBもBrian RobinsonはPHIに欲しい。
TEにはLogan Thomasがいるし、LTはLenoがいてRTはCosmi。
ということで、Howellを試すには最高の環境が整っているはず。
アップグレードするとしたらLenoとかごっそり人が抜けるiOLのところ。
だが、ここは喫緊の課題ではなさそう。
というか、こうやって並べていけばQB以外の才能は揃ってると考えるとTurnerがクビになったのも納得できてきた。
Bieniemyに期待しましょう。
Defenseもいろいろ人は抜けるが、いつもの1巡指名対象であるDLで言うと、UFAになるのがDT Da'Ron Payne。
しかし今年の16位で引っ掛かりそうなIDLには心当たりがないので、さすがにこのドラフトではCBに行くべきではないでしょうか。
もしかしたら、本当に行くべきなのは16位でQB4なのかもしれない。
Howellの評価が未定なのでつらいところではあるが、HowellをQB2として見切った上でBieniemy × Anthony Richardsonはちょっとワクワクする。
ダメだ。そういえばこのフランチャイズはちょっと状況は違うがRG3とCousins同時指名という悪事を働いた前科があるんだった。
絶対にはずれろ。
しかしタレントは揃っている。
いつ強くなっても不思議はない。
あまりにも雑でしたが以上です。
やはり2023シーズンもDALがだいぶ厄介っぽいことに変わりはありませんが、NYGにしてもWASにしても面倒なチームに仕上がりそうですね。