鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2022シーズンのお仕事(DB篇)

どデカいトレードが実現。
全体1位がCHIからCARの手に移った。
CARさんは何としてもINDより先にトレードアップさせるためにだいぶ急いでたんでしょうな。

WR(Moore)・LT(Ickey Ekwonu)・EDGE(Brian Burns)・CB(Jaycee Horn)とプレミアポジションに人は揃ってるのであとはQBだけで簡単に再建は完了しそうだと思っていたが、まさか再建のカギの1人だと思っていたDJ Mooreを出すとは。

 

FieldsのためにMoore(しかも昨今のWR1相場では相当に安い17M/年)を獲れてLTも狙えるCHIと、YoungもしくはStroudのためにこのWR枯渇FA市場(Street FA扱いのRobert Woodsも消えましたね)を前にMooreと2巡を手放したCAR。
QB周りのコーチ陣は充実してるので…とかCMCトレードのネタでWRは獲れるし…いうことなのだろうか。
Mooreに匹敵する選手が今年の2巡で獲れるとは全く思えないが。
さて勝者はどっちでしょうか。

 

これは思想の問題として、PHIを見てきたものとしては、若いQBのためにちゃんとしたWRは絶対に必要だというところは譲れない。
HurtsにはGoedertがいたしDeVontaも揃えたのが本当に大きかった。はず。
ということで私の読みはキャップも空いててWR1も出来たCHIの勝ち。
異論が山ほどあるのは致し方ないですが。
あとはFields次第。
不穏なメンタルをしてそうな気配だがちゃんと練習しなさいよ。

 

さて盛大に話は逸れましたが、PHI的にもニュースがちょろちょろあった1週間。
巡り合わせも良く、DBの振り返りです。

 

その前にDB以外のニュースから。

 

 

LB Coach決定

Temple大のDCを務めていたDJ Eliotさんが入閣。
実に紛らわしいことにLとTは1つずつでEliotです。

 

Jake Elliott関連での打ち間違いは不可避。

 

そんなDJさんですが、経歴を見ると不安になるほどコロコロチームが変わっている。
Wyoming大を卒業後、Wyoming→Houston→Miami(Florida)→Texas State→Tulsa→Rice→Florida State→Kentucky→Colorado→Kansas→Temple→PHI
という流れ。

 

現PHIのLB陣で言うと、Colorado時代の教え子がDavion Taylor(PS)で、Kansas時代の教え子がKyron Johnson。
メインはOff-Ball LBの育成だと思っているのでTaylorがどうなるかには注目していきたい所存です。

 

これはあまり意味がない情報だとわかっているが、Kentucky時代の教え子にはMINからFAとなったばかりのZa'Darius Smithさんがいらっしゃいますね。

 

さてDJさん。
非常にアツいお方だとお見受けしました。

 

これだけ見るとアツいだけのおじさんに見えるが、LB指導はまあまあ細かいようで、ベテラン不在のLB陣にはいい人選なんではないでしょうか。

というか、Patriciaじゃなくて良かった、に尽きる。

 

残る空席はDBC
SirianniはLBC選びのために10人の候補者と面談をしたそうで、まあPatriciaもそのなかの1人に過ぎなかったのだろうが、DBC選びも慎重にやっていくんでしょうな。
無名の人になる気がする。

 

 

2022シーズン開幕前

開幕前の陣容は以下の通り。

 

Stay
<CB>
Darius Slay('20/Trade←DET)・Avonte Maddox('18/4巡)・Zech McPhearson('21/4巡)・Josiah Scott('21/Trade←JAX)

<S>
Marcus Epps('19/Waiver←MIN)・K'Von Wallace('20/4巡)

 

OUT
<CB>
Steven Nelson('21/UFA/PIT)・Kary Vincent Jr.('21/Trade←DEN)・Tay Gowan('21/Trade←ARI)

<S>
Rodney McLeod('16/UFA/STL)・Anthony Harris(PS:'21/UFA/MIN)・Andre Chachere(PS:'21/Waiver←IND)

 

IN
<CB>
James Bradberry('22/UFA/NYG)・Josh Jobe('22/UDFA)

<S>
C.J. Gardner-Johnson('22/Trade←NO)・Reed Blankenship('22/UDFA)

 

特に不満がなかったSteven Nelsonだったが、単年契約を延長するほどでもなかった感覚で、ドラフトでは1巡指名という声もあった。
気がする。

 

間違いなくWRの次には欲しかったのがDBのどっちかではあった。

eagles-nest.hatenablog.com

 

結果的にはJordan DavisAJ Brownという1巡のあともOL→LBと続いて気づけばドラフト指名はなし。
UDFAのみ。

 

いやあMcPhearsonとHarrisもしくはTarttが先発でいいのか?いやあ…と思っていたら5月になってNYGをキャップ都合でカットになったJames Bradberryを獲得。
そして8月の終わりにNOからトレードでCJGJを獲得。

 

4月時点のSlay・McPhearson・Epps・Harrisという想定スターターが、開幕時にはSlay・Bradberry・Epps・CJGJと大幅グレードアップ。

その時の気持ちは以下の通りだったようです。

 

CB(6)

 

DCがSchwartzからGannonに代わって目に見えて向上してきたのがこのポジション。
CB2については毎度長期的な解決が出来ていないが、もしかしたらこういうやり方もありなのかもしれないと思いつつある。出来ればドラフトで長期的なピースが欲しい。

 

#2 Darius Slay(Mississippi State)6'0"(183cm)190lbs(86kg)31歳 10年目(9.7M・3/4)
2021:16試合(先発16試合)52タックル(40ソロ)5TFL 3INT 9PD 1Pick6/2FR 2TD
*プロボウル

 

30歳にして大充実のシーズンを送ったCB1。DCが変わった恩恵を一番受けたのはこの人かもしれない。まあDLにしわ寄せが行ってるだけですけど。
プレーに関しては言うことなし。衰え始めるのがもう少し先であれば何より。
「俺が今あるのはDETでの若手時代にベテランたちに色々教えてもらったからだ」と公言している頼れるアニキは若いCB陣にアドバイスを惜しまないし、雰囲気づくりも最高。DeVontaとの小競り合いはもはやPHI名物。
今季、キャリア10年目で初めてCaptainに選手投票で選ばれたときにはちょっと泣きかけたらしい。まだまだアツさは残っている。
今季もしっかり相手のエースWRを消し続けてくださいませ。

 

 

#24 James Bradberry(Samford)6'1"(185cm)212lbs(96kg)29歳 7年目(2.3M・1/1)
2021(NYG):17試合(先発16試合)47タックル(37ソロ)4INT 17PD/2FR

 

キャップ都合でNYGからカットされたところで大争奪戦が勃発。11チームからPHIを選んだ賢者。
2021にパフォーマンスを落としたという話はあるが、GannonによるCB運用なら大丈夫でしょう。
ケガもしないし、思ってたよりマンツーマンも出来そう。
今季、CBに関する懸念はない。

 

 

#29 Avonte Maddox(Pittsburgh)5'9"(175cm)184lbs(83kg)26歳 5年目(2.5M・1/3)
2021:16試合(先発5試合)73タックル(53ソロ)5TFL 0.5サック 3QBヒット 1INT 9PD 2FF

 

最初の3年間はストレスしか感じなかった記憶がある。
しかしNCBに移った2021に覚醒。サイズとトップスピードがないことで外CBとしては失格になったが、中に移ると意外にもBox内で輝ける根性の持ち主であることが発覚。
シーズン中に契約延長も勝ち取った。
NCBにアップグレードの必要性は全く感じていない。
今季もケガせず過ごしていただきたい。

 

 

#27 Zech McPhearson(Texas Tech)5'11"(180cm)191lbs(87kg)24歳 2年目(1.0M・2/4)
2021:16試合(先発1試合)16タックル(7ソロ)1FF

 

名前ですが、ザック・マクフィアソンです。Zechですが、ザックです。
2021のドラ4だったが、先発3枚がお元気だったのでほぼ出番なし。
一応外CBの控え。 現状はSTエース。CBとしてはもう少し球際とかクロージングスピードに改善が欲しいところ。

 

 

#28 Josh Jobe(Alabama)5'11"(180cm)190lbs(86kg)24歳 ルーキー(0.7M・1/3)
2021:なし

 

UDFAからのロスター入り。背番号が38から28に変更になっております。
あれだけちょいちょい出資していた若手CB陣をブチ抜いてプレ初戦からCB2に。
BAMAでは2020から先発を張っており、2020は良かったが2021にパフォーマンスを落としたことでドラフト漏れ。
その要因であったケガについてはもう治っているようなので心配なし。
オープンフィールドでのタックルは堅実。Cov.2のCBとしては良い能力をお持ち。
外CBとしての出番はあまりないかもしれないが、まずは評判が良いSTでの活躍から拝見したいところ。

 

 

#33 Josiah Scott(Michigan State)5'9"(175cm)185lbs(84kg)23歳 3年目(0.9M・3/4)
2021:13試合(先発0試合)12タックル(8ソロ)1TFL 1.0サック 1QBヒット

 

2020のドラ4でJAXに指名されたが体制変更で安い対価でPHIへ。
あまりお目にかかってないので特に印象もない。
仮にMaddoxが傷んだ場合、そこを埋めるのがMcPhearsonかScottかは不明。

 

 

S(4)

 

McLeod・Harrisという2021の陣容から明確にアップグレードできたと思っているのは私だけでしょうか。

 

#22 Marcus Epps(Wyoming)6'0"(183cm)198lbs(90kg)26歳 4年目(1.0M・4/4)
2021:14試合(先発14試合)72タックル(36ソロ)2TFL 1QBヒット 1INT 3PD

 

晴れて先発Sに名乗りを上げた苦労人。
タックルも堅実だし守備範囲も広い。現地ファンがこいつに気づいていないことに本当に腹がたつ。
最終年に当たるのでシーズン中に契約延長してほしいですね。という希望もまずはパフォーマンスを見てから。
心配はあまりしていない。期待しかない。
レジェンド・Malcolm Jenkinsの言葉が全てだと思う。
"Brian Dawkinsとか俺とかを目指す必要はない。自分のできること、得意なことを見つけて伸ばしていくしかない。"
勝負の年である。頑張って大金稼いでくれ。

 

 

#23 C.J. Gardner-Johnson(Florida)5'11''(180cm)210lbs(95kg)24歳 4年目(2.5M・4/4)
2021(NO):12試合(先発11試合)46タックル(32ソロ)4TFL 4QBヒット 3INT 7PD

 

欲しかったHarrisの上位互換。プレースピードという意味で。
タックルも堅実だしレンジも広い。スキームフィットも問題なさそう。
一番好ましいのはGannonの消極性を一人で消せるかもしれないところ。
前めのSとしては非常に良い補強だと感じ続けている次第。
トラッシュトーカーとして有名だが、PHIにはその筋のレジェンドであるBrandon Grahamもいるし文化に馴染まないということはなさそう。
NOでの契約延長交渉では、どうやら参照するポジションを巡ってもめていたようで、NO側はSとして、CGJ側はCBとしての協議となったため決裂に至ったとのこと。
現在はご機嫌のようなので、シーズンが進んでSとしての適性を見たうえでSとして契約延長できれば万々歳です。

 

 

#32 Reed Blankenship(Middle Tennessee State)6'1"(185cm)203lbs(92kg)23歳 ルーキー(0.7M・1/3)
2021:なし

 

UDFAで契約してからずっとロスター入りを熱望していた選手がついに夢を叶えた。
聞いたことのない大学で5年間スターターを張り続けたという異例の経歴を持つ男は、 実際にそのタイミングがくるまで、"1秒たりともロスター入りを確信できた瞬間なんかなかった"という。
そして、当然のことだが毎日毎日驕ることなく努力を続けた結果、ついに夢のNFLロスター入り。
まずはSTから実力を証明していかないといけない立場ではあるが、懸念は"5年間スターターを張り続けた"というところ。つまり、STではあまり出番がなかったのだそう。 だが、"STから始めなければならないということは完全に理解している"として、これもDefenseのプレーと同等以上の熱量で取り組んでいる様子。
Tarttを放出してまで残したのだからSirianniもRosemanも、なんならGannonもClayも何かを見たはず。
プレシーズンを見る限りその目は間違っていなさそう。
攻撃性が高そうな選手で、Dimeで使うには結構使い勝手が良さそうな感触はある。
この男ならロスター入りに満足することなく努力を続けてくれるでしょう。
Defenseでの目標は50スナップ1PD。STでは10タックルぐらいでひとつよろしく。

 

 

#42 K'Von Wallace(Clemson)5'11"(180cm)205lbs(93kg)25歳 3年目(1.1M・3/4)
2021:13試合(先発3試合)15タックル(12ソロ) 2020ドラフト4巡指名。

 

あの年のドラフトは本当に酷かった。HurtsとDriscollとWatkinsぐらいしか当たりがいない。まあ3人当たれば良いのか。
そしてこの男もハズレの部類。
期待された2年目シーズン、故障明けのMcLeod復帰までの期間を先発で過ごすが、あまりのひどさといつものケガでその出番をEppsに攫われた。
いまやEppsは先発である。ずいぶんと差がついたものだ。
守備範囲が狭く、球際も弱いし頭も悪そうなプレーが多い。そして肩でタックルにいって自爆してIR入り、というパターン。
ソフトにプレーしなさい、とでも言うと思ったのか。
これならChachereの方が良かったと思うけどな。

2022シーズン53紹介 - 鷲の巣

Blankenshipへの期待値が低いのとWallaceのことを一切信用していないさまがよく読み取れる。

 

 

2022シーズン結果

Defenseに関する数字はレギュラーシーズンのみです。

*Darius Slayプロボウル選出
*James Bradberry:All-Pro 2ndチーム選出

70サックのDL陣爆発の半分以上はこのユニットのおかげ。
カッチカチ。
全員が期待値を超えた結果がパスD#リーグ1位という結果。

 

Justin Jeffersonですら手も足も出てなかったですよね。
まあ毎度のことながらMcLaurinにはやられたが。
このユニットに関する不満は全くないと言っていい、というか全くなかった1年でした。

 

CB
  • Darius Slay
    パフォーマンスは、DET時代を存じ上げないので何とも言えないが、全盛期のそれ。
    個別のスタッツは挙げないが、Jefferson以下並み居る猛者たちをバッサバッサとなぎ倒していた印象。
    しかしそれよりも心に残ったのは、そのリーダーとしての資質。
    キャリア10年目にして、というか高校でもJUCOでもカレッジでもDETでも選ばれなかった初のキャプテンに選ばれた男は、全DBの頼れるアニキ分として本当に精力的に活動していた。

    映像に映らないことの方が多かったが、ミラーリングやクロージングスピードを見るにつけてあと2年ぐらいは働けそうだという印象を受けたシーズンだった、が…。


  • James Bradberryは、軽々と期待を越えてきた。
    マンツーマンが出来ないという噂もあったが、何をおっしゃる。
    蓋を開けてみるとSlayよりカッチカチ。
    しかもSlayよりサイズがあってフィジカルだということでBox内でも使えちゃう汎用性の高さ。
    つくづくSBの舞台では彼にKelceを担当させたかった。
    あのハゲDCには思い出しても腹が立つ。

    しかし人格はとにかく穏やかで誠実な印象。
    ツルッツルに禿げ上がっているのをずーっとCJGJにいじられていたのにはいつ見てもほっこりした。
    ありがとう。
    あんたのおかげでこのシーズンはずっと楽しかった。

    昨オフ、選んでPHIに来てくれてありがとう。
    最高の補強になりました。
    本心では100%帰ってきてほしいが、とはいえそれも難しそうなので、どうか新天地ではビッグマネーを掴んでください。


  • Avonte Maddoxはケガに泣かされたシーズンとなった。
    序盤からタックルミスが目立ったりと微妙ではあったが、中盤からターフトゥかなにかで離脱。
    戻ってからも輝きはあまり見られなかったのが悲しい。
    まあまあの金額を払っているはずなので、来季は復活をよろしくお願いする。
    というか両CBがこれだけ安定するとここが悪目立ちするのは仕方ないのか。
    訂正する。
    来季はがんばれ。


  • Maddoxの穴を埋めたのがJosiah Scott
    即刻訂正する。埋まったとは到底言えなかった。
    Gannonの腹立たしいところは、Scottが無理ならMcPhearsonなりJobeでも使えばいいのにそれをしなかったところ。
    ということで控えNCBは隠れニーズ。


  • McPhearsonJobeは、正直出番が少なすぎて何もわからない。
    McPhearsonが痛がるSlayの代りに入ろうとしてSlayに下げられていたのだけは覚えている。
    記憶に残っている理由は、直後にJeffersonからPickしたSlayのカッコよさがあまりに際立っていたから。

    2人に聞きたい。
    どちらかが2023シーズンにはCB2に昇格することは濃厚だがやれるのか。
    やりなさいよ。

 

 

S
  • CJGJは最高だった。
    まさかS適性があんなに高いとは。
    ごめんなさいNCBの印象しかなかったがSとしてもあれだけ出来るんですね。
    最後までタックルの不安定さは否めなかったが、シーズン6INTのSに文句などない。
    キャラクターも、BGとは早くからケミストリーを形成していたし、趣味(と言っては失礼なレベル)のゲームを通してOffenseの選手たちとも交流が深かったよう。
    とにかくいいチームメイトだった。
    性悪だと思っていたが、付き合ってみると最高の男だった。

    契約で揉めてPHIに来たという経緯だったが、PHIもどうやら払えないようで、おそらくサヨナラとなる。

    参った。泣ける。


    どれだけいいチームだったんだよ全く。
    どこか知らぬが新天地では頑張ってください。
    万に一つ、Sポジションのドラフトの厚みとFAの厚みを考えれば、行き場が見つからない可能性がある。
    その時は、遠慮せずに帰ってきたらいいよ。


  • 見たか俺たちのEppsを。
    充分に先発でやれたろう。
    やらかしは1・2回だったか。
    存外守備範囲は広く、TJを越えてDefense最多スナップ数に出場したことからも大黒柱だったことが窺える。
    しかしスナップ数上位4名全員が離脱となると正直非常に困る。
    戻ってきてくださいお願いします。


  • CJGJが一時腎臓の裂傷で離脱していたころ、そこを埋めたのがUDFAルーキーのReed Blankenship
    そして途中出場したその試合でAaron RodgersからPickすると、その後は安定した先発に。
    運動能力が高そうな感じはあまり見受けられなかったが、たぶん頭がいいんでしょうな。
    安定していたと言って良いでしょう。
    来季、CJGJがいなくなっても心配していないのはこの男がいるから。
    通年での先発よろしく。


  • Trent Williamsに投げられて退場になったのが今シーズンのハイライトだったK’Von Wallace
    こちらもそれ以外の印象はありません。

    あ、もう一つあった。
    やっぱりバカっていうのは一生治らないんだな。 

 

 

2023シーズンに向けて

契約的には以下。(数字はキャップヒット)

酷い。
如何に2022シーズンが勝負の年になってしまったか、というのが一番わかりやすいのがここ。
全く非の打ち所がない最高のDBルームだった2022シーズンも終わってしまうと大解散。
Slay以外だれもいなくなると思っていたところに、昨夜飛び込んできたのが、"Roseman、Slayにトレード先探しを許可"というニュース。

 

どこまで事実かはわからないが、どうやらSlayの契約延長について交渉が行われていたがその金額がほぼペイカット的なものだったようで、その交渉の一環として今回の話になったというのが実態に近そう。
"通常の交渉"だという声もある。

 

Slay自身は残りたいと表明しているとはいえ、32歳という年齢がやはりネック。
トレード先が見つからなくてSlayがペイカットを呑めれば残る、という狭い道しか残っていなそうな気配はある。
これがこじれるだけこじれてから出て行かれると、去年のBradberryのような扱いを受ける気がしないでもない。
それはつらい。

 

 

というわけでDB全解体の危機。
さすがにこんなわかりやすい穴を抱えたままドラフトに行くような馬鹿な真似はしないだろうが、とはいえ既存戦力で引き止められそうなのは値段的にEppsのみ。

 

なんでこのオフにRosemanがここまで消極的なのか、というのは改めて邪推してみるので今は於くが、SB直後はSlayを囲ったままCJGJもしくはBradberryと長期契約を結ぶものだと思っていたのでさすがにEppsだけ残しとなると予想外。

 

というわけで、全体10位でのChristian Gonzalez(Oregon)もしくはDevon Witherspoon(Illinois)の指名はほぼ確実。
願わくば、先にどっちかが消えていてほしい。

 

FA市場で言うと、Marcus Peters(前BAL)・William Jackson III(前PIT)・Shaquill Griffin(前JAX)などメンツはいるが、恐らく動かない。
ドラフトまでは動かない。
Rosemanの本番はドラフト後。

 

というわけでSlayの帰還を願いながら、ドラフトでのGonzalez残りを期待して日々を過ごしていきましょう。
1つ言えるのは、去年の今頃も似たようなことを言っていた記憶があるので、まあ何とかなる。
たぶん。
Hurtsがいるし。

 

ちなみに、喫緊の課題はDBC探しです。

 

 

GO BIRDS!!