鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2021 Week12 @NYG展望

先週の本拠地初勝利以降、PHIの移動は全部バスです。飛行機に乗る必要はもうないのだとか。
ということでなぜかMetLife2連戦が組まれておりますのでその初戦。

相手はショートウィークにチーム内にメスを入れたNYG。ちょっと嫌な感じがしております。

 

■Transaction
NO戦のケガでDavion TaylorがIR入り。シーズンエンドではないようなのでそこはひと安心だがこいつはやっぱりケガが多いな。今回のケガは貰い事故だったが。成長を見極めるという意味でもちょっと残念。最終盤にでもしっかり復帰していただきたいところ。

空いた枠には先ごろ一旦放出したCB Mac McCainを再度獲得。DENが獲得したのは完全にPHI戦だけが目当てだったのか。怖いな。

その他、LB Christian EllissをPSに追加。全く存じ上げない人です。

NYG戦に向けてはPSからS Jared Maydenを昇格。こいつは知っている。確かBAMAにいた。
最近のDB集めはDimeパッケージのために必要だという理解をしているので不満はない。

 

■Injury Report
<PHI>

HowardだけがOUT。1人だけだがだいぶ痛い。

先週大活躍ののち脳震盪プロトコルに入っていたCB Slayや膝のケガが報じられていたSTエースのLB Shaun Bradleyは問題なく出場予定。

QuestionableのGowanは先週ヘルシースクラッチだったのでどっちだろうが試合への影響はない。

 

<NYG>
OUT
FB Cullen Gillaspia(ふくらはぎ)
WR Sterling Shepard(四頭筋)
TE Kaden Smith(膝)
DB Nate Ebner(膝・IR)

DOUBTFUL
WR Kadarius Toney(四頭筋)
TE Kyle Rudolph(足首)

QUESTIONABLE
RB Saquon Barkley(足首)
WR John Ross(四頭筋)

主なOUTはWR Sterling Shepard。こいつはPHIを相当得意にしているのでいなくなったのは朗報。

その他、Doubtfulの2名は絶対に出てこないように。Barkleyは出てくる様子。

 

■マッチアップ
<PHI Offense>
・毎度毎度カギとなるのはOLがどれぐらい圧倒出来るのか、というところ。そういう意味ではランD#がリーグ下位10位に入っているNYGなので圧倒出来ないと困る。
OLの組合せはWeek7以来6試合連続となる以下の予定。

  LT LG C RG RT
Week1・2 Mailata Seumalo Kelce Brooks Lane
Week3 Dillard Seumalo Kelce Dickerson Lane
Week4 Dillard Dickerson Kelce Herbig Driscoll
Week5・6 Dillard Dickerson Kelce Driscoll Mailata
Week7- Mailata Dickerson Kelce Driscoll Lane

・先方ランD#にはDexter Lawrenceなど個別にタレントはいるが、LBやCBのクッションは結構深めで、ランのときもEDGEを作れず外に逃げられるようなシーンが散見される。

・なので今週に関して言うと、Howardの不在はそんなに効かないかもしれない。SandersBostonが外に持ち出すいつものムーブが結構効いてくれれば非常にうれしい。というかそれ以外に選択肢はない。おそらく先週よりは出番があるであろうGainwellも含めて、ファンブルにはくれぐれもお気をつけいただきますよう。これは心の底からのお願い。なお、先週のGainwellはヘルシースクラッチだったようです。

Sandersさんへ。先週の試合最終盤、Sirianniは彼を干したことを明らかにした。理由はCAR戦に続く試合最終盤勝っているときにアウトオブバウンズに出て時間を止めたこと。
NO戦はファンブルロスト1つ+未遂1つも合わせてあなたへの信頼はだいぶ薄らいでいる。ポテンシャルがあるのは知っているし、ルーキーのときはクレバーなところも見せていた記憶があるのでデキる男だとは知っている。”集中しなければならない”という発言はしているので頑張ってください。

・NYGはDimeパッケージの使用比率がリーグ最多ぐらいのようで、基本はDB6人体制。PHI用にはLBを増やすなどの調整をしてくるだろうからそれはそれでショボいLBが出てくると思えば朗報。

・ざっくりと分けるとNickelの場合はZoneカバレッジDimeの場合はマンカバーという傾向はあるそうなのでHurtsにとっては、NickelのときにZoneカバレッジに対してパスを通すという課題に対して改善を見せつけるチャンス。

・ただし先方のパスラッシュはあまり強力ではないようなのでHurtsくんにおかれてはくれぐれも焦らないように。しっかりGoedertDeVontaを見て投げましょう。

・とはいえ主役はこいつ。今週もよろしく。

 

<PHI Defense>
・この試合からプレーコーラーがJason GarrettからFreddie Kitchensに変更。不協和音が絶えないように外からは見えていたが、選手からの不満は大半がGarrettに対するもの。その癌が除去された以上、Kitchensがどうとかではなくてもしかしたらこの戦力が最大化されることが起こるかもしれない。タレントは揃っていると思っているので怖さはある。

Schefter情報ではSaquon Barkleyは出てくる。こいつのキャリア通算ではPHI相手のキャリー平均は6.48yds。大得意とされているよう。
復帰初戦となったTB戦のスナップ数は60%強。序盤は90%近くのスナップ数をこなしていたので今週当たりからはそろそろ出番が増えてくる予感。
T.J.を中心にランD#も最近良くなっている印象があるのでまずはここから止めていきましょう。

・去年だいぶ面倒な存在だったG Zeitlerはいなくなった。そして先方OLはだいぶ苦労している様子。RGとかTB戦は酷かった。
最近影が薄くなっているが、FletchHargraveはしっかりお仕事してください。Fletchは先週非常に良かったようなので勝手知ったるNYG相手なので何卒よろしく。

Garrett時代のOffenseはDeepアタックがほぼなかったそうな。平均のパスのデプスはPHIよりちょっと長いぐらいのリーグ26位とかそんなぐらい。それをKitchensがコールすることによってちょっと変わるかもしれない。どのプレーをコールするかはプレーブックを全く変えなくても変えられる。それを実現されるとちょっと怖い。ちゃんとGolladayとかいるし。

・プレーコールが変わっても、変わらないのは投げ手がDaniel Jonesだということ。なので何よりもプレッシャーをかけることが最重要ミッション。
そしてあいつにはよく走られてる記憶がある。勝手にこけてくれたりしてるけどあまり調子に乗らせないようにしましょう。

Gannon先生におかれては、最近良くなっていると思いたいのでここからの6試合しっかりお願いします。

 

■見たいもの
・先方は去年のWeek17にPHIがタンクゲームをした割を食ってプレーオフ戦線から脱落したことで怒り狂っていた気がする。

・それ以来となるMetLifeなので気合いが入っている様子。

・知らんがな。

・そうであっても、見たいのはこの4週ぐらいで身に付けた、ランから構築してプレーアクションパスでGoedertDeVontaを最大化することを徹底してほしい。そろそろ対策はされるのだろうが、それでもなお。

・ランを中心に据えることの利点はサックとかINTのような大ケガが少ないこともある。なのでRB陣はボールセキュリティをしっかりお願いします。

・嫌な予感は止まらない。直近の戦績がなんであろうが同地区相手だと何が起こるかわからない。

・だけどここをしっかり乗り越えないとプレーオフは見えてこない。

・勝ってください。

 

GO BIRDS!!

Defenseのマイナーチェンジとストレスの減少

本当はMilton Williamsがどれだけ成長しているのかを知りたくてコーチフィルムを見始めたら、妙に見覚えのない隊形があったのでちょっと調べた次第。

シーズン序盤に殴りたくなるぐらいストレスを提供してくれたあいつがちょっとずつアジャストしてきていますよ、という話。

 

■Base
Gannon D#におけるBase隊形は以下のようなもの。

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S2枚が非常に深いこれがBaseCov.2。4DB+ILB2枚+SAMという人員構成。
ILBの片割れがゴミだったことも相まってこの隊形には本当に良い思い出がない。
OTの内側に構えたDEが一旦外に出てからパスラッシュをする必要もあったのでプレッシャーなんか全くかからないしSAMもよく言えば"ハイブリッド"だが悪く言えばLBとしてもDEとしても中途半端なAvery

そしてDB2枚はパスならここからさらに下がる。結果として広大なフィールドがLB2枚に託されることとなって崩壊。

目指していたのがどんなものかは今となっては不明だが、たぶんこれをやるためにはモンスターILBが必要。故Eric WilsonSingletonには無理だった。

かくしてリーグ最底辺D#が完成。

 

■Nickel
Baseよりちょっと頻度は少なかったかほぼ同等だったかで使われていたのが以下Nickel隊形。

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Baseとの人員比較で言うとAveryがOUTしてMaddoxがINとなる5DB隊形。
こうなるとDLが慣れ親しんだ4menの構え方になるので両DEも比較的パスラッシュはかけやすそう。そもそも序盤からNickelで構えた時の方が止まっている感覚はあった。

そして先ほどのBaseの隊形はWeek1の映像だが、こちらは直近のWeek11のもの。ご覧いただけばわかりますが、S1枚はこのままBOXぐらいまで上がっております。そうです。なんとCov.3ができるようになりました。

なぜかMaddoxがBox内でも働けるという意外な一面を発揮しているので、この隊形はDBを増やしているのにランストップまでできるという思わぬ収穫がありました。本当にMaddoxとの契約延長は朗報だった。

しかしNickelにしたとてLBは2枚。そしてOffenseの人員に関わらずLBを2枚以上配置することにGannon固執していることを逆手に取ったのがあのAndy Reid
あの名伯楽相手にこういう見え透いた弱点を晒していると当然衝かれる。

かくしてEric Wilson vs Treek Hillという地獄が演出される。

上のプレー、セットがわかりにくいが、Empty Formationだった。これに対してLBが2枚いるとどうしてもこういうミスマッチは起こる。

この惨劇を受けたKC戦後、さすがに見かねた記者からGannonに対して「DIMEパッケージを見ないが、キサマのすっからかんの頭の中にそういう思想はないのか」という問いが入る。その時のGannonの回答は「今はDIMEのチームではない」とのこと。
その回答を受けての記事には失望色がたっぷりと出ていた記憶があるが、賢明なるGannon先生におかれてはちゃんと「今は」と答えていたように、その後DIME導入を用意していたよう。

 

DIME
満を持して先週?ぐらいからお目にかかるようになったDIMEパッケージ。ILBは一番パスカバーが安定しているSingleton1枚となり、S EppsがINする6DB隊形。

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ここのところ安定して3割以上のスナップでプレーするなど出番を増やしているEppsだが、これが非常に良い。
マンツーマン比率がだいぶ増えるなか、ちっさいがしっかりTEないしはSlotをカバーできているのでこれはこれで良し。

DIMEになるのは3rd&Long等のパスシチュエーションがメインだが、ここからEppsMaddoxをBlitzに入れて6menラッシュにするなどDBで遊ぶことも多くなってきた。

そして一目瞭然だが、Sの位置がWeek1より5ydぐらい上がってきた。まあ状況に依るんだろうが、深いクッションでフワッと守るだけではもはやなくなっていますよ、というお話。

 

Nickel・DIMEが増えることによりBaseは減少。最盛期(Week6 TB戦)に50%を超えていたSAM Genard Averyの出番は、Week11にとうとう過去最低の6%(4スナップ)にまで低下。
しかしAveryは本当にかわいそうだとしか言いようがない。本人は悪くないが、結局何を目的に獲得したかわからぬまま今年限りとなりそう。そしてPatrick Johnsonの存在も宙に浮く。

Blitz率もそれなりに増加、当初は退屈なCov.2のみだったカバレッジも、直近ではリーグ中位ぐらいまでマンツーマン比率も増加。

 

前任者Jim SchwartzはDLの運用と育成において達人であった。それをいまもTENで発揮している様子。Jeffery SimmonsがかつてのFletcher Coxになる日も近かろう。

ではGannonはというと、当初は罵詈雑言しか出てこなかったが、いま冷静に振り返るとDBの運用と育成についてなかなかいい腕を持っている様子。
Slayの復活もMaddoxの覚醒も彼のおかげと言って良いのでしょう。このまま引き出しにあるものを小出しにしていっていただければ来年も続投いただいてよいかというのが今の感想。

自分がやりたかったパスアタックを、手元の選手に合わせてRun the Ballに切り替えてチームを上向かせたSirianniといい、もしかしたら当たりかもしれない。

まあこんなものは今週次第ですぐひっくり返ってFangio DC待望論を叫ぶことになりますが。

 

ちなみにMiltonはいい具合に成長しているようです。意外とランストップが向上しているのが印象的だった。この調子で頼みます。

WR2の行方

きっかけは"DeVontaがホームゲームの朝は必ずマクドナルドでマックグリドルとハッシュポテト×2とオレンジジュースを飲む"とインタビューで述べたこと。

熱烈なファンとしてはアイドルが言うことは絶対。真似して今朝同じメニューを頼んだら美味しかったけど気持ち悪くなった。あいつ許さない。

 

さて、行方不明となっているWR2について。そろそろ来季ここをどうしていくのが良いか、という話がチラホラ出てきている。

そもそもこのフランチャイズがWR不毛の地であるということは過去に何度も述べた通り。フランチャイズレコードは未だに40年前のHarold Carmichaelの8,978ydsですし。

 

■WR2確立の必要性
NYGと、今一番PHIにとってのお手本になるべきCLEの試合を見ていて疑問が湧いた。
本当にこんなにターゲットを揃える必要はあるのか

前者はさておき、後者(CLE)はOBJ放出で実際に破綻した。
NYGもGolladayが文句を言っている映像が印象的でしたし、その相手であったOC Garrettのクビは飛んだ。Saquonが絶対的エースとして存在しているのにGolladaySlaytonToneyEngramはちょっとやりすぎではなかろうか。誰かが不満抱えちゃうのは必定。
危なかったこのチームにDeVonta指名されてたらあいつも潰れてた。

PHIの現状としてはGoedertDeVonta最長2025まで確保済み。問題はこの2人に続く人間。

チーム内の候補者と成績は以下
Quez Watkins:11試合 26回408yds 0TD
Jalen Reagor:11試合 23回170yds 2TD
Greg Ward:11試合 2回30yds 2TD
JJAW:10試合 1回23yds 0TD

Wardの決定力は異常。それは冗談にしても嘱望していたWatkinsが開幕前に期待していたほど決定的な仕事ができていない以上、Hurtsにはもう少し選択肢を与えたいという気持ちがある。

足元で言うと"Run the Ball"アイデンティティを確立しつつある状況は本当に素晴らしいと思っているが、歴史的にもたぶん永続性はない。なのでかつてDALがDakに対してDezBeasleyCooper…と良いWRを与え続けて今のポジションにまで成長を促したのと同様に、Hurtsにも一流のWRを。という気持ちは強い。

なのでケガ人のことも考えるとWR2は来季以降絶対に必要だという立場。いまDeVontaがケガしたらすべてが崩壊しかねない。
そして、めちゃくちゃ若い現WR陣を考えると、それなりに経験がある選手が欲しい。
精神的支柱になってくれるならなおさら。
どんなタイプでも良いが、メンツ構成を考えるとそれなりに大きいほうがありがたい。

 

■FA
このオフ契約切れのWRについて。
Tier1で言うと、Davante Adams(現GB)・Chris Godwin(現TB)・Allen Robinson(現CHI)とか。
ただし、このレベルは値段も張るし、超一流QBと手合わせした経験がある前2人と、超一流QBへの渇望が強かろう3人目は、それぞれに事情が異なれどたぶんQBがHurtsのチームには来てくれない。そしてDeVontaがいる中ではおそらく過剰投資。OBJみたいにはならないと思うが、なったら困る。

というわけで、Tier2から探す。勝手にTier2に分類してしまったのは以下。
Christian Kirk(24歳・現ARZ)
・ARZの爆発的Offenseの中でブレーク中。
・先方のキャップ事情を考えると出てきそう。Mooreもいるし。
・だけどこいつは薬物がちらつく。2巡にスリップしたのも素行面だったと記憶しているしそういう意味でも柱とはちょっと違うのでパス。

Emmanuel Sanders(34歳・現BUF)
・精神的支柱としてはたぶん満点。めちゃくちゃ欲しい。
・だけどキャリア最終盤にこの発展途上のフランチャイズに来てくれるかは不明。そして長期的なAnswerにはなり得ない。

Mike Williams(27歳・現LAC)
・OC SteichenとはLAC時代に指導された縁がある。最高のチョイス。
・だけど出てこない。無念。

Michael Gallup(25歳・現DAL)
・DALからの亡命。それだけで最高。
・だがDAL→PHIルートで活躍した前例はない。
・性格的には最高のやつのようで人望も篤い。そういう意味では欲しい気持ちは強いが、ちょっとWatkinsとタイプが被るのが若干気になる。

DJ Chark(25歳・現JAX)
・前置きが長かったですが、一番欲しいのはこいつ。
・幼少期から家族に次々と不幸が降りかかり、とうとう育ての親だった姉にまで不幸が襲ったことでLSU時代にうつ病を発症してしまった男。
・それを克服してからは「フットボールだけが人生ではない。だがNFLにいられることはとても幸せなこと。だからこそ、自分でコントロールできることは自分でコントロールし、プレーする機会があれば、すべて自分の責任としてプレーせねばならない。プレーを決められるかどうかは自分次第。チャンスがあっても、それをものにできなければ、それは自分の責任。」という非常に成熟した発言をしている。
・そして自分の幼い頃を振り返ってコミュニティへの貢献にも非常に熱心。
・ナイスガイ。
・2019シーズンにはMinshewと組んで1,000ydsを獲得してプロボウル
・もしかしたらReagorのメンタルにも効くかも。
・出てくるのかはわからない。だけどMarvin JonesもいるしLaviska Shenaultもいる。もしかしたら出てくる。
・出てこい。
・超欲しい。

 

2-57でDK MetcalfTerry McLaurinDiontae Johnson等をスルーしてJJAWを指名した2019・1-21でJustin JeffersonをスルーしてJalen Reagorを指名した2020という地獄ドラフトを繰り返した結果、未だにWRが足りないという状況にあるのが本当に悲しいが、OLとRun the Ballというアイデンティティを見出した今こそ、それなりに大物WRに手を出しても良いのではないか。

というわけで、JAXがシーズン中に動かない限りこのオフはDJ Chark狂騒曲をかき鳴らす所存です。

2021 Week11 vsNO感想

現地PHIファンの間では、どうやら東地区以外のNFCチームで最も忌み嫌われているのがSEAとNOだとか。理由は両HC。確かにそれぞれこの15年ぐらいの因縁は深い。そんな相手だということもあって現地は結構ヒートアップしていた様子。どんな形でも良いから勝ってほしいと思っていた試合だが、1Qが終わったときに退屈で寝そうになった。

 

結果PHI 40-29 NO

もちろん退屈になったのはいい意味で、です。身内にバカ野郎がいたりケガ人の発生などで最後は異様な盛り上がりを見せましたが。

Week8DET戦以来の40点ゲーム。2020は30点すら獲れなかったチームが。1シーズン2回の40点獲得はあの栄光の2017シーズン以来。だからといってこの時点でそんな極論を述べようとはさらさら思っていません。

 

■展開の振り返り
・NOのリターンで開幕。Hargraveが地の果てまで押し込まれてランが出る開幕。だが1st Downを取られた次の瞬間にHarrisがBox内に上がってきてT.J.のロスタックル。3rd&Longを作ってディスガイズからMaddoxのBlitzが入ってPuntに追い込む。だれだこのDCは。俺たちが知っているGannonじゃない。

・返しのシリーズはKelceのブロックミスでZone ReadがロスしてPunt。しかしこの日のNOのEDGEは本当によく教育されていた。解説がこの日100回ぐらい”SURF Technique”という言葉を連呼していたが、これはOption対象となったEDGEが、QBとかRBにアタックするのではなく両肩を平行に保ったままQBの選択をギリギリまで遅らせる、というもの。こうすることでDLとかLBとかSがプレーに寄ってくる時間を稼ぐという趣旨。まんまとKelceのところからDT 林檎が漏れてきてロスに。
しかしこのPunt後の最初のプレーでSiemianからT.J.がINT。敵陣からの攻撃はGoedertへのプレーアクションパスで3rd&6を2回クリアして最後はHurtsのスニークでTD。というかその前のGoedertで絶対TD取ってたけどな審判の皆さんよ。(7-0

・その後のシリーズはDavion Taylorが膝の捻挫で退場するが3凡に抑えてPunt。ここで飛び出したこの日のハイライトプレー。NOのLB WernerをプルアウトしたKelceが吹っ飛ばしつつ2枚取り、Sandersが25yds獲得。さらにこの3プレー後。先方のEDGEがちゃんとリードしてくると見るやHurtsはハンドオフをめちゃくちゃ外までスライドさせてEDGEを外に飛ばしてからEDGEの内側に強引を駆け上がる。”SURF Technique”への完璧な回答を叩きつける。このプレーでゴール前に進み、最後はスクランブルでTD。(14-0

・返しのD#も安定。2Qにかけて2回ほど1st Downを獲得されるが、最後はSweatのナイスプレッシャーもあってPunt。しかしこれがナイスPuntでPHIは自陣4yd地点からのOffense。ここで何とか得点できれば今日はもう終わりかな、と思っていたらやりやがった。この逆クラッチエリアでSandersファンブルロスト。クソなのである。ゴミなのかキサマ。口動かしてるヒマがあればセキュリティ練習でもやっとけ。
いきなりゴール前からの開始となったD#は、LAC戦ぐらい粘ったが最後はSiemianに芸術的なパスを通されてTD。これは先方を褒めるしかない。(14-7

・しかしOffenseはノっている。ランを中心にDeVontaを使ったシリーズと、ようやくHowardを中心に据えたシリーズで連続してFG成功。(20-7

・その後まで自陣深くでさっきのデジャヴかと思うようなSandersファンブルロストがあったが、これはフォワードプログレスで無効に。そして2Qの最後にはSlayの51ydsのPick6が飛び出して楽勝ムードで前半を終了。(27-7

・後半開始直後はPuntの蹴り合いとなり、Howardの痛々しいプレーでの退場があったが、スクリーンプレーでGoedertDeVontaを有効に使ってゴール前へ。ここも最後はDriscollのフォルススタートとKelceのところからのサックでFGに。(30-7

・そしてCoxファンブルフォース。T.J.が押さえてターンオーバー。貰ったボールはSandersでちょろっと進むがFGに。(33-7

・ここから4Q中盤にかけて地獄の時間帯。Offenseの2シリーズ連続3凡という停滞と、Slayが脳震盪で抜けたDefenseのザル化、さらにKick Offを5yd地点ぐらいに落とされてリターンを強要されたうえで15yd地点ぐらいで止められるというKRのマズさを衝かれて3ポゼッション連続の得点を許す。(33-22

・4Q残り7分ぐらいで始まったPHIのシリーズで念願の1stDownをプレーアクションからJJAWに20ydのパスを通して獲得。再びリズムを取り戻し、最後は残り4分ぐらいで飛び出したNOのDE Grandersonの足首を破壊するHurtsの24ydsTDラン。なんやかんやあって最後もTDを獲られた気がするがこれにて試合終了。(40-29

 

■主なスタッツ
<Offense>
投げる人
#1 Hurts:13/24(54%)147yds 0TD 0INT LG 33yds レーティング72.7 サック3

走る人
#26 Sanders:16回94yds(Avg. 5.9yds)LG 25yds 0TD
#1 Hurts:18回69yds(Avg. 3.8yds)LG 24yds 3TD
#24 Howard:10回63yds(Avg. 6.3yds)LG 18yds 0TD
#35 Scott:6回16yds(Avg. 2.7yds)LG 5yds 0TD
合計:50回242ydsAvg. 4.8yds)LG 25yds 3TD

捕る人
#88 Goedert:5/8 62yds(Avg.12.4yds)LG 16yds 0TD 
#6 Smith:4/6 61yds(Avg. 15.3yds)LG 33yds 0TD
#35 Scott:2/2 2yds(Avg. 1.0yds)LG 4yds 0TD
#19 JJAW:1/1 23yds(Avg. 23.0yds)LG 23yds 0TD
#18 Reagor:1/3 ▲1yds(Avg. ▲1.0yds)LG ▲1yds 0TD


<Defense>
パス:22/40(61%)214yds 3TD 2INT LG 26yds レーティング74.4 サック0
ラン:22回109yds(Avg. 5.0yds)LG 28yds 1TD


<Special Teams>
蹴る人
#4 Elliott(K):FG4/4(100%)LG 50yds・XTP3/3(100%)
#8 Siposs(P):5回221yds(Avg. 44.2yds・NET 38.4yds)LG 53yds Inside20:1

走る人
PR Reagor:4回43yds(Avg. 10.8yds)LG 13yds 0TD
KR Reagor:3回51yds(Avg. 17.0yds)LG 20yds 0TD


<Penalties>
Offense:3回20yds
Defense:1回15yds
ST:1回14yds
合計6回49yds

 

■良かった人
<Offense>
Sirianni & Steichen。特にSirianni。もしかしたらめちゃくちゃ有能なのかもしれない。OC Steichenとゲームプランは共同で作成していると聞いているが、ゲームプランにしてもプレーコールにしても素晴らしい。この試合で感動したのが2nd Downのプレー選択とランプレーの狙いどころの多彩さとスクリーンプレーのタイミングとJJAWへのここ一番の使い方。2nd Downのプレー選択はシーズン序盤にずっと不満だったが、この2試合については3rd&Longの遊び方の幅が異常に広いためなるべくその状況を作りたくないDCを相手になんとしても3rd&Longを避けようとしていることが見えた序盤だった。1Qの3rd Downは6回(うち5回成功)。そのTo Goは実に平均3.5ydという優秀さ。こうなればOffenseの幅は広がる。これだよ。シーズン序盤のストレスは完全に消えたと言って良いでしょう。この調子で頼みます。

Hurts。ランの部分は言わずもがな。パスもやはりプレーアクションにしたほうがプレッシャーが減って落ち着くのだろうか。GoedertDeVontaへのパスは正確だった。QBにおける最重要スタッツは勝敗だと思っている立場からするとこの3試合は非常に良い。後述するが改善点も見えたのでその辺もよろしく。

OL。うちのビッグガイたちは最高。試合前の段階でランD#リーグ1位だった今季最悪で130ydsぐらいしかランを出されていないNOに対して50回242ydsは言うことなし。試合後にはNOのランD#ランクは3位まで下降したそうな。痛快。
印象的なのは簡単にDLを処理したあとしっかりとLBまでブロッキングが届いていること。いかに先方のLBが優秀でもあれだけ大男にブロックされちゃどうしようもなかろう。Stoutlandは本当に良い仕事。これだけ技術がしっかりしてればよほどのことがない限り大きな心配は要らなそうだという感覚を持ちました。
それと、RGに入っているDriscollについて。観戦中の感じでは何個かやられているシーンがあったが、よく見れば堅実な仕事をしていた。PFF的にも優秀な成績だった様子。ただ、ランでやられたこともサック寸前のプレッシャーもフォルススタートもあったことは間違いないので改善を求める。
攻撃時間は37分に及んだ。先方DLは画面上でもバテてるのが伝わってきた。これは悪夢のDAL戦であいつらにやられた戦い方の裏返し。これができればQBもD#もだいぶ助かるので引き続きこれで。
では素晴らしい動画たちを貼っておきます。Kelceにおかれましてはあと5年引退することを禁ず。

Davenportでだいぶ遊んだMailataはインスタにこの揉み合いの写真を掲載。場所を(現地で有名な)パンケーキ店と添えたことで一躍ヒーローに。素晴らしい。もっとやれ。

Goedert。本当に頼れるクラッチレシーバーだなあんたは。だけど後半のつらい時間帯にドロップしたことは付言しておきます。大金に浮かれるなよ。

Howard。あのシリーズは最高だった。持てば6yds以上進んじゃうとか最高だよ。やはりブロックを見極める目とディフェンダーに自分からしっかり当たっていって向こう側に倒れられるフィジカルは本当に素晴らしい。なので離脱は非常に残念。3Qに退場したが、どうやら膝の捻挫とかのようでNYG戦の欠場は固そうな情勢。困った。早く治してください。

JJAW。初ターゲットと初キャッチおめ。めちゃくちゃ助かりました。これについては本当にSirianniの使い方がうまかったと思っていて、シーズン開幕以来とにかくスクリーンとかランのブロッキング要員でしかなかった場面をああいうところで使うとか本当にしびれる。LBなんか彼の存在に気づいてなかったし。これで今季の出番は終わりかな。

 

<Defense>
Gannon。見違えた。Jim Johnsonかと思った。プレッシャーのかけ方が非常に良かった。試合序盤にしっかりプレッシャーをかけてQBをリズムに乗せないというやり方には全面的に賛成します。試合全体のBlitz比率はまだ低いが、ああいう効率の良さなら許せる。サック無しは不満ですが3TOは立派。成長は見えたのでこの調子で、できれば後半の引きすぎをもうちょっとなんとかしてください。
マンデーナイトのNYGを見る限りDaniel Jonesはプレッシャーをかけると急に精度が下がるみたいなのでこの感じで次もよろしく。

Slay。オールプロ1stチームですね、と言おうと思ったらJalen Ramsey(LAR)とAJ Terrell(ATL)もめちゃくちゃ良いみたいですね。前半終了間際のタイミングでのPick6。ファンブルリカバーTD2つと合わせて今季3個目のTD。何が去年とこんなに変わったのかわからないが、これもDeVontaのおかげだと思おう。3Qに脳震盪で退場したが、試合後も元気だったようで次戦の出場も可能っぽいと聞いて一安心。

T.J. Edwards。契約延長おめでとう。INTはナイスでしたしタックルの堅実さも素晴らしい。

 

<ST>
Elliott。黙ってたけど今季の安定感は素晴らしい。この試合も50ydを筆頭にXTPも含めて7発全的中。お見事。

 

■悪い奴ら
Sanders。ラン獲得94ydsは立派。Howardではできなかったオープンに持ち出してのランは素晴らしい。だけど、だけど、ファンブルするRBはいらない。100yds走っても1個ファンブルロストしたらマイナス。200ydsなら許してもいい。だけどキサマ2個落としたな。運よく1個は見落としてもらえていたが。大体こいつは復帰前の段階で「プレーオフ」と口にするなど頭の悪さが気に入らない。Coxなどベテランたちも試合後にどれだけ記者から水を向けられても「毎日目の前のことに集中するだけ」的な発言をしている。
そういえば4Q残り4分ぐらいでまた外に出たプレーがあったな。それが原因でCAR戦の最後にベンチであれだけコーチに叱責されたことをもう忘れたのか。
チームの足を引っ張っている自覚を是非お持ちください。
目の前のボールに集中しなさい。お前の走る道を空けるために身体を張っているビッグガイたちの仕事を無駄にするようなやつはいらない。契約は来年まであるがこのままなら断じて延長はなしでお願いしたい。ベテランミニマムだとしてもファンブル癖とドロップ癖が治らないならいらない。

Boston。来週からは活躍してもらわないといけないんだが一つ。ブロックが見えてなさすぎる。全くアサイメント理解してないんではないか。そっちに逃げてもブロッカー誰もいませんしあなたのカラダじゃ誰も外せないと思いますよ。Howardがいないので出番増は必定だが、どちらかというとGainwellの方が見たい。まああいつもファンブル癖があるが。

Reagor。いい加減に何ができるのか教えてください。ドラ1だったはず。今日もスタッツはマイナスしか残ってませんね。KRも酷い有り様でしたな。まあPRは良かった。それだけ。

Hurts。これは「悪い」とは断じて違う。伸びしろの話。この試合に関してはRZ侵入後のTD率がこれまでより落ちた。DEN戦の後半にINTされた時からちょっと匂っていたがゾーンカバレッジに対してちょっと微妙。NOが仕掛けてきたのはRZでの8人カバー。確かにプロテクションは永久に待っていたが、残り全員Hurtsの一挙手一投足に集中されている状況では安易にスクランブルにも出られず手詰まりになる場面があった。ちなみに同じ場面はマンデーナイトのNYG@TBでも見たし、NYGが仕掛けたあのカバーに対してはGOATBradyでも手を焼いていた。だからそんなすぐに改善できるものでもないのだろうが、次に見たいのはこれ。よろしくお願いします。

 

HowardDavionの離脱がどれほど効いてくるのかわからないが、そのあたりへの不安はある。

かつて、かのBelichickは「フットボールシーズンは感謝祭のあとに始まる」と言った。プレーオフを目指す資格があることを確認できたのが今週。ここから先は本当の戦いが始まる。ケガ人も出始めたがそれは各チーム同じ状況。まずは何が起こるかわからない同地区ライバル戦。手綱を引き締めてNYに乗り込む準備をしてほしい。

2021 Week11 vsNO展望

またしても契約延長のニュースがありましたのでまずはそこから。今年のRosemanは仕事が早い。気がする。

 

■2018ドラフトは全員当たりでした
CB Avonte Maddoxとの契約延長!!!!

3年22.5M(保証額13.3M)での延長。2024シーズンまで確保。
大外CBのスターターだった時代は目も当てられない出来だったが、ニッケルになってからはド安定。タックルは確実だしBox内でもアグレッシブにプレーできるという新たな一面を見せてくれてもいた。
自分でも意外だったが絶対に残してほしい存在だった。そして金額水準もたぶん妥当。

役割が変わったからなのかGannonの指導が良いからなのかは不明。Gannonの数少ない功績と言って言い過ぎではない。

そして2018ドラフト組の様子を更新。
2-49:TE Goedert 2025まで確保済み
4-125:CB Maddox 2024まで確保済み(new!!
4-130:DE Sweat 2024まで確保済み
6-206:OT Pryor 2022ドラ6指名権に変身済み
7-233:OT Mailata 2025まで確保済み

全員当たりだった。こんな当たり年は記憶になし。

Maddoxの契約もおそらくバックロードになっているだろうから今オフのFA市場で遊べる幅がだいぶ広がった。これはもしや2016-2017の流れの再現を狙っているのではなかろうか。
来年はHurtsを軸にオールイン。OL・QB・RB・TEの契約はまだ残っているので、WRを1枚買ってCB・S・EDGE・DT辺りにドラ1を突っ込めばチーム作りは完了。本格的にSBを目指す、という寸法。

という皮算用が成り立つかどうかの最大の試金石が今週。

 

■Transaction
Goedertとの延長もMaddoxの延長も一応Transactionだが、その他で言うとSandersが正式にIRから復帰。
その枠をどう空けるのか不安だったが、一度もお目にかかっていないOL Jack AndersonをIRに入れることで完了。

 

■Injury Report
<PHI>

OUTの彼はその後IR入りしたので実質なし。
Questionableの96番は出てくるなよ。代役はTarron Jacksonだといいな。Kerriganだと嫌です。
Davion Taylorは膝の打撲とかだと聞いた気がする。多分痛いだけのケガ(偏見)だと思うのでしっかり出場するように。

 

<NO>
OUT
T Terron Armstead(膝/肩)
T Ryan Ramczyk(膝)
RB Alvin Kamara(膝)
WR Ty Montgomery(手)
DT Malcolm Roach(膝)
DE Tanoh Kpassagnon(足首)

QUESTIONABLE
QB Taysom Hill(足)

両先発OTとKamaraがいない。正QBもIR入りしている。DLのローテーション要員も不在。こんなもん勝てない方がおかしい。だからこそ怖い。

 

■マッチアップ
<PHI Offense>
・先週はなかなかタフな相手に200yds以上ランが出た。今週はかなり過酷。ランD#リーグ1位。両EDGE(Cameron JordanMarcus Davenport)が強力なうえにLBも鬼。
ランがどれだけ厳しかろうがこじ開けに行く作業は絶対に必要です。OLは5週連続同じ並びになりそうなので連携も高まっているだろうからやってみましょう。

  LT LG C RG RT
Week1・2 Mailata Seumalo Kelce Brooks Lane
Week3 Dillard Seumalo Kelce Dickerson Lane
Week4 Dillard Dickerson Kelce Herbig Driscoll
Week5・6 Dillard Dickerson Kelce Driscoll Mailata
Week7- Mailata Dickerson Kelce Driscoll Lane

・今週の相手DCはDennis Allen。マンカバー大好きおじさん。Marshon Lattimoreへの信頼があるのだろうからそこのマンツーマンを軸にとにかくBlitz祭り。そしてディスガイズが異次元。

・こういうDefenseには見覚えがある。DALとかTBとかLVとか。あまり良いイメージはない。だがあの時とは違う。しっかりランから作っていってください。そして今週はSandersがいる。NGSで確認するとHowardのランはとかくインサイドに固まっているので、Sandersを有効に使って外に持ち出すとかそういうことを期待したいところ。

・だがホームランよりも実は時間をコントロールするうえでは単打を繰り返していけることこそRun The Ball最大のメリット。だからHowardの時間は削らないでね。

・いかに両EDGEが強かろうがうちの両OTを舐めないでもらいたい。King Henry抜きのTENを抑えたとてそんなものは自慢にならない。

・そしてこういうチームに対してだからこそ優秀なTEの存在は不可欠。Goedertの契約額に対して「TEはプレミアポジションじゃないのに高すぎる」という指摘も一部あるようだが、とあるスタッツによると、PHIのOffenseにおいてHurtsのパスの7割ぐらいの1stターゲットがGoedertだとか。だからTEという括りで見ないでいただきたい。PHIはGoedertに金を払ったのだ。
EDGEをこじ開けるところもLBをブロックするのも、そこからプレーアクションパスでLBを置き去りにするのもGoedertにならできる。やっちゃってくれたまえ。

・ちょうど11か月前、Hurts初先発試合の相手がNOだった。あの時も@PHIで、あの時もオールブラックのユニフォームだった。まあ今回もオールブラックユニフォームなのは去年を意識してるんでしょうけどね。あの試合はHurtsSandersがそれぞれ100yds以上走って勝った気がする。
是非ともあの試合の再現をお願いしたいが、今のPHIがラン中心でくることにはなんの違和感もないし先方もそこを意地でも止めに来るはず。だから今週もHurts次第。パスD#はリーグ26位とかだと聞いているので上手くバランスをとっていっていただきたい。DEN戦ではマンツーマンに強くてZone Defenseに若干不安を思わせる出来だった。マンツーマンルックからのZone Defenseというディスガイズも平気でやってくる相手なのでテストとしては非常に良い相手。まずは事故を起こさないこと。そしてしっかり脚も使って相手を翻弄していって欲しい。
先週は非常に良かった反面、やはりどこかで悪い面も出てくるのだろうが、浮つくということを知らないこの男だけに心配はしていない。DEN戦の試合後のロッカールームでも浮かれた顔はしていなかった。頼むよ未来。あんたが決まれば来年はSBを目指せるのだから。

 

<PHI Defense>
・2020ドラ1のRG Cesar Ruizがどうやら酷いらしい。これはチャンス。そう聞いてTEN戦の映像見たけどこれは単にJeffery Simmonsがもはや神の領域に踏み込んだだけでは?正直Hargrave & Coxでおもちゃにできるかは非常に微妙。自信なし。

・なので勝負所はSweat。2018ドラフト組で契約延長組であるにもかかわらず今季ここまでのパフォーマンスは微妙。なぜならトレーニングキャンプで期待値のハードルがバカ上がりしたから。それを踏まえてもここまで3サックは頂けない。こんなレベルの選手に年平均13Mも払った覚えはない。鬼の両OTが欠場しているのだからそれなりに結果を残してもらわないと困ります。

・さすが天才Sean PaytonだけあってSiemianでもなかなか戦えているとは聞いているが、あまり脚がある方ではないのでしっかりプレッシャーをかけることが肝要かと思います。プレッシャーをかけに行くうえで不安になるのは有能なRBの存在だが、Kamaraもいない。延々プレッシャーをかけに行けばそれでよろしい。

・ようやくパスD#のレベルも上がってきた気がする。先方のWRのことをあまり存じ上げないが、初対戦となるMarquez Callawayはめちゃくちゃ上手い気がするし、Tre'Quan Smithにも嫌な仕事をされた記憶がある。2018の対戦時には10回157yds1TDとやられ放題だった。だがあのときはBrees
超一流QB以外は止められるD#だとなんとなく見えてきたので先週ぐらいのことはやっていただかないと困る。

・つらいのはPHI Offenseのほうなので、しっかりターンオーバーを決めてボールを持ち帰ってくるように。おいGannon聞いてんのか。

 

■見たいもの
・いよいよ今季最大のヤマ場がやってくる。未だ勝利なしのホームにNOを迎える一戦。そして未だ連勝もない。今後の対戦相手を俯瞰すると、こののちの6試合はNYG×2・NYJ・WAS×2・DAL(最終週なのでDALのシード加減によるがたぶん消化試合)というメンツ。はっきり申し上げると、プレーオフレベルの対戦相手はこれで終わり、ということになる。

プレーオフにいく資格があるチームなのか、今季ここまで悩まされている特にDefense面での一貫性のなさに終止符を打てるのか、Sirianni体制初年度の総決算。

・DEN戦の勝利で申し訳ないがこっちの期待値は爆上がりしている。あの一戦をもって”プレーオフ”とか騒ぎ出すのが早計なのは言われなくてもわかっているが、こういう心理状態になるのもファンとして当然。

・これまでは勝利のあとの試合で裏切られ続けてきた。今度こそ頼む。

・勝ってくれ。

 

GO BIRDS!!

Goedert確保

情報が多い。

まずはWeek10のNFC週間最優秀選手(Defense)にDarius Slayが選出。
試合を決めた83ydsのファンブルリカバーTDは先週のリーグ最長TD。本来なら2PickのCAR戦で選ばれてもおかしくはなかったがその週はSTのパントブロックでT.J.が選ばれていたので調整でも入ったんでしょう。おめでとう。Slayの前となると2018シーズン最終戦Cox以来の選出とのことです。

そして素敵なニュースが。

 

■本題
TE Dallas Goedertとの契約延長!!!!

4年57M(保証額35M)での延長。2025シーズンまで確保。
金額の多寡ははっきり言ってよくわかりません。こういうのは多分相対評価なんでしょう。ということで比較対象は、先ごろ延長した同期指名のBALのMark Andrews

Goedert:4年57M(平均14.25M・保証額35M)
Andrews:4年56M(平均14M・保証額37.6M)

ほぼ同額。Goedertは「シーズン前にあったオファーより金額は上がった」ということを言っているので、あの段階でまとまらなかったのはAndrewsを超えるかどうかが焦点だったんだろうか。1年以上前に大型契約を結んだKittle(SF)の5年75M(平均15M)・Kelceの4年57.25M(平均14.3M)には及ばないもののそれに匹敵する水準。

契約としてはいつものRosemanのムーブと同じくどうやら2026・2027にもVoidイヤーを設定しているバックロードになっている様子。とりあえず2022のキャップヒットは3.7M程度だとか。最大でも20Mはいかない。やっすい。今のところは。

プレーとしては、Ertz放出も納得の出来を見せている。ランブロックはErtzにないものだったし、パスターゲットとしてはHurtsの良き相棒として存在感を増している。
比較的落球も少ないしLBとのミスマッチもしっかり起こしている。いまのゲームプランの中ではいぶし銀っぽい存在感にはなっているが、重要なピースであることにはまったく異論なし。

インフレ時代において重要なピースにこれぐらいの金がかかってしまうのは諦めるしかない。もし彼がこのタイミングでFA市場に打って出ていたらどんな金額になったのかはわからないが、ドラフトをしっかり当てて長らくいい選手を囲う、これは文化の構築とアイデンティティの確立のために払った金なのだと思いたい。そういう意味では妥当だと思いますよ。
まあ金額自体もどうせ再構築しまくるからこんなものはRosemanにとって記号でしかない。重要なことはGoedertの身柄を確保できたこと。

そしてMailataSweatと懸案のGoedertの延長が済んだことで2018ドラフト組は以下の通り。
2-49:TE Goedert 2025まで確保済み
4-125:CB Maddox 2021限り
4-130:DE Sweat 2024まで確保済み
6-206:OT Pryor 2022ドラ6指名権に変身済み
7-233:OT Mailata 2025まで確保済み

残りはMaddoxの契約延長だけ。NCBなのでどれぐらいの水準を積むのが妥当なのかよくわからないが。5-6Mぐらい?そんな安くは無理なんだろうな。

このドラフトについては大当たりと言っていいでしょう。

ただし、だからRoseman万歳とはならない。この翌年の1巡Dillard・2巡SandersJJAW、以降もういないやつばっかり、とかいうクソピックをするからいまのDefense側の戦力不足に繋がる。だからやっぱり許さない。

 

そしてそのSanders。IRからの復帰は日本時間土曜夕方の現在、正式にアナウンスされたものではない。ただ、今週ずっと練習には参加しているので可能性は非常に高いと思わざるを得ない。
ここが実は不安。Sandersのホームランヒッターぶりは周知だが、一方でこいつはロスが多い。しかも今週はちょっと相手が悪い。Howardと違い、Sandersを主戦にした途端、特にNOのようにDLが強いチームを相手にすると容易に2nd&Longを作ってしまうことになるのではないかというのが懸念。だとしてもこいつが復帰してもあまり出番がない、というのは耐えられなかろう。さてどう捌くのか。Sirianniさん腕の見せ所です。

 

NO戦自体からはものすごくPHI有利っぽいにおいがして逆に不安。トラップの気配が濃厚に漂う。

明日もしかしたらちゃんと書くかもしれませんが、ランプレーが出るかどうかにすべてはかかっている。

2021 Week10 @DEN感想

毎週毎週アップセットが起こるのがこのリーグの面白いところ。特に今季のように誰も飛び出せない状況は本当に楽しい。

だからまだ諦めない。プレーオフだ。この方向で成熟していけば。もう少しHurts周辺のケミストリーが作られていけば。

 

結果PHI 30-13 DEN

Hurtsが今季最高の出来だったことは譲れない。もうHurtsで良い。それにしてもDefenseは不安定だし相手を選ぶ。だがSTも含めて一体感があるいい試合だった。

 

■展開の振り返り
・PHIのリターンで開幕。願い通りランを中心に据えながらBostonWatkinsへのパスで順調にレッドゾーンに侵攻。ただ、そこからReagorへのパスは通らずFGで先制。(3-0

・返しのDENのシリーズはGordonのランをストップ、ショートパス失敗等で3凡。SweatのいいプレッシャーとSlayのナイスロスタックル。いいね。

・このシリーズはランとGoedert。プレッシャーから逃げたHurtsがふわりとGoedertに通したパスはお見事。やっぱりHowardのランはいい。しかしReagorに持たせたら絶対ロスするな。DriscollのブロックミスとJonathon Cooperのナイスプレーが原因だったがなんでこうも上手くいかんか。
そして悲劇が。プレーアクションでGoedertに24ydsのパスを通したところでDENのS Justin SimmonsGoedertの頭部にヒット。これにてOUT。"頭部のケガ"とはアナウンスされているが、脳震盪なのかどうか。これに反則が出ていないのが非常に腹立たしい。SimmonsWentzを壊した当時SEAのJadeveon Clowney以来のPHIの敵。絶対に許さない。その後Howardのランで1st Downを獲得し、この日のハイライト。HurtsからDeVontaへのフェード。Surtainの密着マークをものともしないスーパーキャッチで36ydsTD。大興奮ポイント。メシが旨い。これがSurtainの許した初TDだったとか。メシが旨い。(10-0

・ここから先方はJavonte Williamsの起用を増加。そしてこれが全く止まらない。DLこのやろう働け。ルーキーMeinerzにシングルで押し込まれるCoxを見たような気がする。Maddoxのトーンティングとか細々した反則もあってあっさりRZに侵入され、最後はGordonのランでTDを許す。(10-7

・モメンタム的にやり返したかったところだが、LG DickersonDre'Mont Jonesにやられてサック。無念の3凡。パント後のDENのシリーズはちょっとした絶望。いきなりTE Albert OkwuegbunamAlbert O)のナイスキャッチで64yds走られて8yd地点まで侵入され、いつもの96番オフサイドとかはあったものの何とかしのいでFGに。あっという間に同点に追いつかれた。(10-10

・追いつかれた直後、徐々にBlittzでプレッシャーを増やしてきたDENに対し、マンツーマンを見極めた瞬間にHurtsが飛び出して31ydsのランで敵陣に。その後はBostonHowardHurtsのランでRZに進み、最後はDeVontaへの2つ目のTDパス。非常に良い返しのシリーズでした。(17-10

・2Q残り少なくなって、珍しい96番のサックで3凡に追い込んだのち、2分を切ったあとでDeVontaReagorStollで進み敵陣34yd地点。そこからHurtsのきれいなボムが左側に飛ぶ。その先には完全にフリーになったWatkinsが。そして、、、、ドロップ。これは痛恨。Elliottが52ydFGをしっかり沈めたので傷は最小限で済んだがこれは痛かった。総じて前半はHurtsの出来が非常に良かった。ポケット内の滞在時間もだいぶ長くなっていたし精度もよろしい。前半のレーティングは驚きの134.6。(20-10

・後半はDENのリターンから。ところがFantSuttonJavonteが止まらずゴール前に。最後は先方のブロッキングミスもあり粘って迎えたFG。ここでD#での出番がめっきり減ったK'Von Wallaceが値千金のブロック。大興奮。

・返しのPHIシリーズは危うくSurtainにINTされそうなパスをDeVontaがなんとか叩き落として3凡に。というかDeVontaあれもしかして捕れたのでは?あんなもん捕れてたらスーパースターだが。Puntを結構返されてのDENボール。
ゴール前で先方の反則によるTD取り消しなんかがあってみんなで粘って得た3&7。またやりやがった。96番のラフィングザパサー。なんなんだこいつは。なんなんだこいつは。なんでこんなやつに仕事があるんだ。その後Albert Oが反則をしてくれたことで何とか粘り、FG止まり。(20-13

・この返しでHurtsは久しぶりにINTを食らう。しかしその後のDENのOffenseでの4th&1のギャンブルでDavion TaylorがブロックにきたAlbert Oをめくりあげて片手一本でMelvin Gordonからファンブルフォース。それを拾ったSlayが83ydsを走りきってTD。HurtsのINTを帳消しにするビッグプレー。ナイスチームプレー。(27-13

・4Qは単調なBridgewaterのパスが増えてJavonteのランが減ったこと、Defenseもそれなりにプレッシャーをかけられたこと、タックルがそれなりに安定したことやラン強調Offenseの成果もあって先方の得点は許さず、PHIが1FGを追加して試合終了。(30-13

 

■主なスタッツ
<Offense>
投げる人
#1 Hurts:16/23(70%)178yds 2TD 1INT LG 36yds レーティング103.2 サック1

走る人
#24 Howard:12回83yds(Avg. 6.9yds)LG 25yds 0TD
#35 Scott:11回81yds(Avg. 7.4yds)LG 23yds 0TD
#1 Hurts:14回53yds(Avg. 3.8yds)LG 31yds 0TD
#14 Gainwell:2回5yds(Avg. 2.5yds)LG 5yds 0TD
#18 Reagor:1回▲8yds(Avg. ▲8.0yds)LG ▲8yds 0TD
合計:40回214ydsAvg. 5.4yds)LG 31yds 0TD

捕る人
#6 Smith:4/6 66yds(Avg. 16.5yds)LG 36yds 2TD
#16 Watkins:4/6 33yds(Avg. 8.3yds)LG 18yds 0TD
#88 Goedert:2/2 28yds(Avg.14.0yds)LG 24yds 0TD 
#35 Scott:2/2 24yds(Avg. 12.0yds)LG 16yds 0TD
#18 Reagor:1/2 12yds(Avg. 12.0yds)LG 12yds 0TD
#14 Gainwell:1/1 9yds(Avg. 9.0yds)LG 9yds 0TD
#89 Stoll:2/3 6yds(Avg. 3.0yds)LG 4yds 0TD


<Defense>
パス:22/36(61%)226yds 0TD 0INT LG 64yds レーティング79.2 サック1
ラン:18回96yds(Avg. 5.3yds)LG 20yds 1TD


<Special Teams>
蹴る人
#4 Elliott(K):FG3/3(100%)LG 52yds・XTP3/3(100%)
#8 Siposs(P):3回154yds(Avg. 51.3yds・NET 42.3yds)LG 54yds Inside20:1

走る人
PR Ward:2回9yds(Avg. 4.5yds)LG 9yds 0TD
KR なし


<Penalties>
Offenseなし
Defense:3回55yds
96番2回14yds
ST:2回20yds
合計7回89yds

 

■良かった人
Sirianni。なんだろう。HurtsにしてもDeVontaにしてもDavion TaylorにしてもMaddoxにしても、若い選手が成長しているさまを感じる。これがずっと見たかった。あまりPederson時代に見られなかったことのような気がする。素敵だと思います。チームの雰囲気も良い気がする。信じていいのか…?

<Offense>
Sirianni。よろしい。こうやっていくんです。だけどそろそろTyree Jacksonを使ってくれればうれしいです。

Hurts。まだ確定は出せないが、これが続くなら2023まではHurtsと心中して良いか、と思うぐらいには成長していると思った。良かった。ポケット内の滞在時間はだいぶ伸びていたし、右サイドのDeVontaと左サイドのWatkinsにそれぞれ投げたボムの精度は良かったし走る方も相変わらず素敵。ケガのしないし。パスの成長を自分の脚で助けるというスタイル、良いと思います。INTはご愛敬。あれもギリギリまでプレッシャーを引きつけたという意味では、アウトプットはあれだったがプロセスは評価できる。と思いこめる。

これを成長と言わずして何と言うのか。

DeVonta。誕生日だったそうで。おめでとう。そして2TDは素敵。特に最初のvs Surtainのやつ。最高の手をお持ちのようで。あやうくINTされそうになったパスを叩き落としたやつも。とにかく努力を忘れない男だとか。この調子でさらなる高みへお願いします。そういえばあの肘のブレース。あれカッコいいですね。

Goedert。良い一日になりそうだったんだけどな。部位が部位だけに焦れないだろうが早めの復帰をお待ちしております。

StollGoedertの後釜としてたっぷり出場。パスターゲットのほうはもとよりあまり期待していなかったが、良い良いと聞いていたランブロックのほうはやはりなかなか。素晴らしい貢献ぶりでした。この調子でお願いします。

Howard。毎週毎週素敵。何度も言うが、Bostonと違ってロスがない。タックラーの1枚は確実に外れるもしくは向こう側に倒れることで2ydは稼げている気がする。2017のLeGarrette Blountといいこういう選手はロスターに確実に1人いてほしい存在。

OL。アンサングヒーローたちに祝福を。前2試合のDET・LACと異なり、DENは確かランDefenseで10位とかそんなところ。これまでに一番走られたのがCLE戦の182ydsとかだったところに214ydsは本当にお見事。懸念していたShelby HarrisのところもKelceDickersonでしっかり処理しきっていた。Kelceはやっぱりまだあと5年いけるな。MailataLaneの両Tもいつも通り秀逸なブロッキングを連発。今後もずっとこれを柱にしてDefense、Hurts、そしてチーム全体を救うようなランオフェンスを支えていってくださいませ。

 

<Defense>
Davion Taylor。試合を決めたGordonからのファンブルフォース。
映像はこちら。

これに限らずだが、対ランにしてもショートパスに対してもとにかくクロージングスピードが秀逸でシーズン序盤よりタックル力も上がっているのか非常に安定感がある気がした。というわけでシーズン序盤のザルランD#はカットしたあいつのせいでした。もしこのままTJとのコンビがもっと成熟していけば2022ドラフトにおけるLBのニーズはだいぶ下がる。

Slay。83ydsのリターンTDは本当にナイス。あのプレーはDENが4th&1で3TE隊形を敷いていたこともあり"デブしかいなかった"から楽勝だったよう。さすが。それなりにパスD#も安定していた気がしますし良い日でした。

Maddox。トーンティングはいただけなかったがまああのルールはクソですし。今日も何度もいいタックルを見た。非常に良い成長を遂げておりますな。

 

■悪かった人たち
96番。投げつける罵詈雑言も尽きた。一日も早くここではないどこかに行ってください。こいつが出ていった暁には赤飯炊く。

Cox。完全終了をお知らせしなければなるまい。寂しいがもうダメだな。長らくお世話になりました。というわけで来ドラフトではLBのニーズが下がった分、IDLのニーズが爆上げになっております。ここはそろそろドラフトで当てねばならぬ。GeorgiaJordan Davis行っとこうか。

Herbig。一瞬Kelceが下がったところで登場。プレシーズンのホームランスナップが頭をよぎったが、現実はゴロスナップ。おい。練習してんのかキサマ。しかしここは本当にどうするんだろうか。運悪くその直前にDickersonも退いていたのでHerbigがCだったが、Dickersonが健在ならどうするのか。このままKelceが本当に引退したら来シーズンはSeumaloをCに据えるんだろうか。まあどちらにしてもスターターに不満はないけど控えも重要です。しっかりやっていってください。

 

薄々気づいていたが、やはりディープがないQBに対してはそれなりにGannon D#は機能する。だからたぶん来週のNO戦もそれなりにやれそう。ただOffenseと違ってDefenseは本当に相手次第の部分がデカい。

Hurtsは良かった。Sirianniの将来も比較的明るくなってきた。あとはこの成長を継続できるか、対策されだしたときに対応できるか、などなど。FangioがDCになってくれたら全部解決するんだがな。

2021 Week10 @DEN展望

今年はアウェイの試合ばっかりだなと思ってたら確かに9試合がアウェイなんですね。今更気づきましたが。だけどまあホームで勝てないんだからアウェイの方がいいという説もある。どうせプレーオフに出られたとしてもワイルドカードで滑り込むしか方法はなさそうなのでまあそれでもいいかと思っている次第。

さてDEN戦。スポーツマンシップという言葉がある。先方はAndy Reidツリー一番の失敗作でお馴染みOCのShurmurがCovidで出場不可とのこと。プレーコーラーは代役でQBCのMike Shulaが務めるとのこと。
不憫である。スポーツマンシップに則ってPHIもD#のプレーコーラーをGannonから変えてはどうかというご提案。

 

■Transaction
先日のHoward本契約以降ニュースなし。

 

■Injury Report
<PHI>

OUTはなし。Questionableのうち脳震盪のSweatプロトコルをクリアする必要があるが、おそらく試合へは出場可能との見込み。もう1人は木曜の練習中にケガをしたと言われるDillardですが、こいつはまあどうでもよい。。

 

<DEN>
OUT
LT Garett Bolles(足首)
RT Bobby Massie(足首)

QUESTIONABLE
CB Pat Surtain II(膝)
DE McTelvin Agim(膝)
DE Shelby Harris(病気)
TE Albert Okwuegbunam(膝)
WR Tim Patrick(膝)
OLB Malik Reed(臀部)
S Caden Sterns(肩)
ILB Baron Browning(背中)
OG Dalton Risner(足)
RB Mike Boone(臀部) 

その他、先週のDAL戦前半最後のプレーでのケガでRGのGraham GlasgowがIR入りしている。
心中お察し申し上げるとしかコメントのしようがない。上記リスト以外にGlasgowも含めて13名がIRにいるとか。

Questionableのうち、木曜まで練習していないのが、SurtainRisnerBrowningの3名。Browningについては出てくるかもという噂があるのでまあそう思っておきましょう。練習中に足を踏まれてお休みしていた様子のRisnerはしっかり出てくる模様。頼むSurtainだけは出てこないでおくれ。

 

■マッチアップ
<PHI Offense>
・今週もOLは、Week7以来となるいつもの並びの予定。先週のLAC戦で一つ気になったのはRGのDriscollのところ。クリーンにBosaにサックされたプレーについては3テクにBosaをセットさせたLACがズルいとして、今後もああいうマッチアップを量産されるとちょっとつらいことが待っている。
パワーでやられていたことと、最近のPHI Offenseがラン回帰しているとすると、もしかしたらここはよりパワフルなHerbigの方が良いのかもしれない、ともちょっと思いつつある。

  LT LG C RG RT
Week1・2 Mailata Seumalo Kelce Brooks Lane
Week3 Dillard Seumalo Kelce Dickerson Lane
Week4 Dillard Dickerson Kelce Herbig Driscoll
Week5・6 Dillard Dickerson Kelce Driscoll Mailata
Week7- Mailata Dickerson Kelce Driscoll Lane

・なぜRGのところに言及するかというと、相手Defenseのレベルがガツンと上がるとはいえ、今週もランを出したいから。そうしたときに、疑問になるのはなぜあんな強力OLとRBを備えるDALが先週4Q途中まで完封されるという悲惨な事態に陥ったのか、ということ。

・以下、私見ですがDALはLT Tyron Smithが不在で若干レベルが落ちていたとはいえDENのDT Shelby Harrisを全くコントロールできていなかった。オールプロRG Zack Martinがご健在でありながら、である。DTがあれだけOLを引き受けてくれるとそりゃLBも動きやすかろう。先発2名がIR入りしているようであまりレベルが高そうには見受けられなかったがDENのILB陣は元気にタックルを重ねていた。

・なので今週のミソはIOL3人衆。残念ながらC Kelceはこのテのパワー系を得意にしておらず、RGもパワー不足のDriscollということになれば非常に不安。

・やるとすればDickersonMailataの左サイドを多用する、3TE隊形でラインを広くしておいてHarrisを避ける、ランストップ専用機のHarrisが入ってこないような軽めの隊形からのランを多用する、とかであろうか。最後の案はあまりおススメしない。Sirianniの性向的にその場合はRPOにしちゃうのでHurtsはパスを選択しそうな気がする。なのでやはり最初の2つの案の組み合わせで一つお願いしたいところ。

・とにかく基本はHowardのランです。それをお忘れなきよう。Browningの出番増とKenny Youngの加入で一時(CLE戦ぐらい)より先方ILBはマシになったとはいえDLさえ突破できれば大丈夫っぽい。

・DALを完封するためにはパスDefenseも不可欠。それがなぜ完璧に遂行できたのかというところが問題。

・この点はやはりFangioのチームである。3rd&ロングを作ってからDimeパッケージ(6DB)から完璧にDakをハメてINTを奪っていた。

・対策としてはなるべく3rd&ロングを作らず、パスカバーの自由度を下げるというシンプルな方法しかない。こんなもんHurtsにかけられたら最悪の結論しか見えない。まあスクランブルしてくれてもいいんだけども。意外と今週はスクランブルが効くかもしれないけれども。

・DENはPHIと対照的に相手QBのパス成功率が57%とD#目線ではリーグ1位の数字だとか。だが一方で20yds以上のパスを37回許し、結果としてパスの平均ヤードは30位に甘んじている様子。この統計を信じるのなら、Watkinsを上手く使っていきたいところ。最近彼の活躍シーンをあまり見ないが。

Von Millerいなくて大丈夫なの?とは思ったが代替のOLBが非常に良い。勘弁してほしい。Jonathon Cooper?7巡でこんなの当てるんじゃないよ。Mailataよ、あんたはDALの代役LT Terence Steeleとは格が違うはず。しっかり消したまえ。

 

<PHI Defense>
・DEN OffenseはPHIの最近のOffenseと全く同じ。2TE隊形から"Run the Ball"を合言葉にひたすらラン。Melvin GordonJavonte Williamsのコンビは非常に凶悪。このドラフトでJavonteをめちゃくちゃ欲しかった身からすると、RBのコンビでの厄介さで言うとCLEのコンビよりちょい下、DALのコンビよりちょい上ぐらいの位置にいるのではなかろうかと推察します。たぶんリーグで2番目に厄介。

・そんなランゲームに加えて、投げるターゲットも豊富。SuttonJuedyPatrickFantって舐めてんのか。これでQBがRodgersだったら勝負にもならなかった。しかしデカいな。先週酷い出来映えだったSlayには今週もタフな相手。SuttonとかMetcalfを思い出すからやめてほしいよね。なんとかせい

・つけ入るスキがあるとすれば絶賛崩壊中の先方OL陣のところ。予想先発は左からCalvin AndersonDalton RisnerLloyd CushenberryQuinn MeinerzCameron FlemingFlemingよく会うな。去年はNYGか。確か2試合で2サックちょいぐらいできてたはず。ここから壊していきましょう。RTのマッチアップはSweatですかね。先週QBに触れることすらできなかったフラストレーションをここで爆発させるように。

・とはいえルーキーMeinerzにしてもAndersonにしてもFlemingにしても先週はよく頑張っていたのでそんなに軽くなったとは思えないのが本音。特にランブロックはなかなかのものであった。しかも最近のDLを見ているとあまり自信はない。

・壊れたOLのせいでQBにプレッシャーがかからないように、というプレーコールを先方がしてくれるならタイミングが早いパスが増えると想定される。というかディープのパスを狙われるにしてもDLキサマらユニットとして全キャップの16%超食ってるんだから黙って仕事せい。そもそもDENはこれまで被サック29で堂々のリーグ2位。これぐらいのOLならあんたらだけで壊すぐらいでちょうどいいんだよ。

・わかってんだろうなGannon。いつまでもゆるふわパスカバー一辺倒じゃ誰にも勝てんよ。特にキサマはディープのパスがある相手には異常にコンサバになるクセがあるからな。もうほとんど首が落ちかかっていることを自覚してやけっぱちでいいからディスガイズとプレッシャーとタイトカバーを頑張るように。ちゃんとコールするように。
結局この試合もこいつ次第。

 

■見たいもの
Sirianniのひと工夫。Run the Ballし始めてくれたのは非常にうれしいんだが、こんな相手にはそろそろそこからのひと工夫が見たくなってきたところ。

Surtainがいないならそれもできるでしょう。

・意外にもレッドゾーンOffenseはリーグ3位という効率を誇っているのだとか。このエリアでやらかしがなく、かつしっかり結果を残しているのがHurtsの素晴らしいところ。問題はいかにレッドゾーンまでボールを運ぶか。今週もランゲームとGoedertをメインに、たまにはTyree Jacksonとかも使ってあげてしっかりチェーンを動かしてくださいね。

・D#の何か。目安はBridgewaterのパス成功率が75%を切るかどうか。たぶん無理。

・現在DENはNFC東に対して3戦して全勝。PHIを血祭りにあげてご機嫌でバイウィークを迎えようと目論んでいる様子。まったく不甲斐ないやつらだな。盟主が戦い方を見せてやる。

・勝て。

 

GO BIRDS!!

細かい鷲報

週の半ばでOBJの行き先も決まらないし面白いニュースもないのでこういう時はPHIニュース。

大半愚痴なような気がしますが。

 

■まだ職についているあいつ
健気にも不振に伴う全PHIファンからのヘイトを一身に集めるゴミDC Gannonだが、まだ職を剝がされてはいない模様。

そして記者会見で変なことを言っていた。
曰く、

"DLがプレッシャーをかけていたからHerbertのリリースタイミングが早くなっていた"
じゃあやるべきはそのプレッシャーを最大限に活かすプレスカバーなんじゃないのか。最後までゆるゆるCov.2だっただろうがどういう了見だよ。そもそもプレッシャーかかってなかったろうよバカたれが。

"ディスガイズは難しい”
こちらは「なんで試合の最後まで分かりやすく2Highで構えてそのままCov.2にするようなレベルの低いことをするんですかー?(意訳)」という質問に対する答え。

Gannonは「ディスガイズはコンセプトとして素晴らしいがLOSからポストをカバーできる位置まで下がるのはしんどい」と元選手に言われたことがあるようで、あまり好きではない様子。加えて、「今いる選手に多くを求めすぎることで精神的なストレスを与えたくない」という趣旨のご発言も。

うむ。とうとう自ら無能を公言しやがった。

"ディスガイズなんざJim Johnsonなら練習開始1週目にインストールする基本的なことだろ”というご意見も見た。まさに同意する。

ここで話は壮大に脱線する。Jim Johnsonについて。Jim Johnson。PHIでは伝説的なDC。1999にAndy Reid体制になったときにDCに就任。第一候補じゃなかったけど。大本命は当時BALで圧倒的なD#を率いていたMarvin Lewisだったけど。Lewisに断られたことで白羽の矢は前年1998シーズンに42テイクアウェイと10TDを挙げていたSEAのLBCだったJim Johnsonへ。そして彼の指導の下で2000年代初頭のPHIは強力D#を構築。

2008シーズンまでの在任10年間に輩出した選手は、特にDBはかのS Brian Dawkinsプロボウル7回・殿堂入り)・CB Troy Vincentプロボウル5回・選手会長)・CB Bobby Taylor・CB Lito Sheppard(それぞれプロボウル1回)という充実ぶり。LBもEmmitt Smith(DAL)・Tiki Barber(NYG)など並み居る猛者たちを仕留め続けたJeremiah Trotterプロボウル4回)など。言うまでもなくDLもHugh Douglasプロボウル4回) 等いっぱい。合計でプロボウル26回ですって。

Offense畑のAndy ReidツリーがBelichickツリーと異なりDefenseマインドのコーチを多数輩出(Belichickの場合のOffenseマインドと言えばMcDanielsぐらいか)しており、なんならむしろそっちの方が成功しているのはJim Johnsonの功績であろう。数多くいる弟子のほんの一部がDBコーチだったJohn Harbaugh(BAL)・LBコーチだったRon Rivera(WAS)・今Reidの下でDCをしているSteve Spagnuolo(KC DC)・そして一番関係が濃かったのは後任のDCを任せたSean McDermott(BUF)。ちなみにMcDermottのもう一人の師匠であり現BUFのDCとして暴れているLeslie FrazierももちろんJim Johnsonの弟子。99シーズンにDBコーチとしてプロのキャリアを開始している。

エストコーストオフェンス全盛の90年代中盤のNFLにおいて、"プレッシャーをかけねばならぬ"という哲学を抱き、プレッシャーを信条としたD#を構築。

その結果、
1999の就任初年度にPHIはリーグ1位の46テイクアウェイを奪取。
在籍10年間で7回Top10フィニッシュ。2001シーズンは21点以上取られた試合がなかったという破壊力を見せた。

こんなD#があればMcNabbも育つに決まっている。

確かに時代は違うがJim Johnsonなら85%とか90%とかの成功率をバンバン相手QBに許すなんてあり得なかったでしょう。Romoレーティング22なんていうおもしろ数字を残したこともあった。

2008シーズン終了後に癌の闘病を明かし、2009シーズンのキャンプには電動車いすでやってきてDC代行っぽい仕事を担っていたMcDermottと話している写真を見た気がする。その7月に正式に辞任。その4日後に世を去った偉人は草葉の陰からこのチームをどう見ているのか。古に思いを馳せると目の前の無能野郎への殺意が止まらない。

 

■Transaction
<OUT>
Mac McCain IIIをWaiver。その後DENに出戻り。

<IN>
・空いた枠にRB Jordan Howardと本契約。

あんなにちゃんと調べて書いたのにMcCainが消えた。悲しい。

eagles-nest.hatenablog.com

行先はもともとPSにいたDEN。まずい。今週の対戦前に手の内がバレる。D#に深遠な戦略もクソもないことがバレる。

そして朗報はHowardの方。これはPSからのシーズン中の昇格回数制限(2回)に引っかかったからだと思われる。こうなるとSanders復帰後に誰を落とすのかが気になる。まあBostonしかいないか。もしくはもう1人CBか。Chachereか。先週良かったのにな。

 

■ケガ人
水曜の練習でのケガ人が以下。

聞いていなかったのがMcLeodの首のケガとSweatの脳震盪。それとDeVontaの肘のケガ。
ケガについては今季まあまあ順調に進んでいたのでバイまでもうちょっと粘ってください皆の衆。

 

■DEN
CLE戦をボーっと観ただけなのでなんとなくLBが酷そうだな、とだけ思っていたが、先週のDALを完封しかかった結果をみて何があったのかと思ってちゃんと観てみた。

なんだよあのShelby HarrisとかいうバケモンDTは。あいつ1人でラン止まってるじゃないの。あれで3年27Mなのか。なんて安い。うちはDT1名に単年で27Mぐらい使ってあれよりだいぶレベル低いんだけどな。参った。

あとPS2は本物ですな。あれはすんごい。膝の捻挫だとのこと。先は長い。無理をしなさんなよ。出てくんなよ。

BollesMassieの両OTもWR Tim Patrickも出てこないほうがいいと思いますよ。

 

DENについてはもう少し調べてみますが、とりあえずPHIのケガ人たちは早く治すように。

2021 Week9 vsLAC感想

OBJBakerか、という論争には綺麗にケリがついたようで何より。
そんなことよりDAL相手に4Q中盤まで完封ってDENどうやったんだよ。来週も無理だな。

今日中に首をくくってほしい奴がいます。

 

結果:PHI 24-27 LAC

サヨナラFGで負けるほど競ったことをどうとらえるか。まあLV戦とかと比べるとストレスは少なかったしOffenseにも言いたいこともあるけどそっちはまあいい。

本拠地初勝利はおあずけ。というか現時点での実力値としてはちょいプレーオフ未満の20位ぐらいのパワーランキングということで納得感がある。ここからどう積み上げていくのか。

 

■主なスタッツ
<Offense>
投げる人
#1 Hurts:11/17(65%)162yds 1TD 0INT LG 28yds レーティング115.3 サック1回7yds

走る人
#24 Howard17回 71ydsAvg. 4.2yds)LG 18yds 1TD
#1 Hurts:10回 62yds(Avg. 6.2yds)LG 12yds 0TD
#35 B.Scott:10回 40yds(Avg. 4.0yds)LG 10yds 0TD
#14 Gainwell:2回 3yds(Avg. 1.5yds)LG 2yds 1TD

捕る人
#6 Smith:5/6 116ydsAvg. 23.2yds) LG 28yds 1TD
#88 Goedert:3/6 43yds (Avg. 14.3yds)LG 21yds 0TD
#16 Watkins:2/3 9yds (Avg. 4.5yds) LG 7yds 0TD
#18 Reagor:1/1 ▲6yds (Avg. ▲6.0yds) LG ▲6yds 0TD

<Defense>
パス:28/32(84%)356yds 2TD LG49yds 0INT レーティング123.2 サック0回
ラン:27回89yds (Avg. 3.3yds) LG16yds 1TD

 

<Special Teams>
蹴る人
#4 Elliott(K):FG 1/1 LG 24yds(100%) XTP 3/3(100%)
#8 Siposs(P):3回130yds Avg.43.3yds NET40.0yds LG44yds Inside20:0回

走る人
KR Watkins:2回43yds(Avg.21.5yds)LG 24yds 0TD
   Ward:1回3yds(Avg. 3.0yds)LG 3yds 0TD
   Hightower:1回17yd(Avg.17.0yds)LG17yds 0TD

 

<Penalties>
Offense:なし
Defense:3回25yds
ST:なし
合計3回25yds

 

■悪かった人たち
Gannon(DC)
いますぐ首をくくりたまえ。ランDefenseは当初より良くなったもののやっぱりパスを止める術を持ってないようですな。あれもたぶん某Eric Wilsonみたいなものを使うのやめただけでしょう。
というかそのランにしても最後の最後に本日のロンゲスト出されるとか詰めが甘すぎる。

そしてまたしてもLV戦のようなパス成功率85%なんてものを見せられた。聞いてたよりLACのOL堅いのが誤算の一つではあるがそれにしてもプレッシャーかからなすぎ。Blitzもちょいちょい入れていたけど効果的なものは皆無。CB Blitz入れたらそいつがラフィングザパサー取られるなんて本当によく教育なさっていることで。

NEとかがどうやってHerbertを苦しめたかチラッとでも見たのか?Belichickの真似なんて到底できないのはわかっていたがそれにしてももうちょっとないかね?

結果サックもなけりゃINTなんて夢のまた夢。そもそもまたまたノーパント。
確かに4th Downのストップ2つはテンション上がったけどそれも最後の勝負どころで決められてちゃ話にならない。サヨウナラ。Brandon Staleyは旧友だそうじゃないか。なんか仕事分けてもらえばいいと思うよ。

96番
最近鳴りを潜めてると思ったらまたやったね。3rd&6でのオフサイド。それを1点リードの4Qという絶妙の場面で出すからあんたはすごいよ。勝負所をかぎ分ける能力が非常に高い。そのあとはHerbertのスニークでドライブを繋がれて逆転TDまで持っていかれたんでしたっけ?これで今季10Mって。なんだよこいつ。誰だよこいつ使い続けてるDC。脳ミソついてんのかこいつ残してるGM

Slay
今季ワーストゲーム。別にやられるのはある程度仕方ないと思いますが、心折れたのかケガしてサイドラインに引っ込むの印象悪いですよ。

リターンチーム
序盤から怪しかったけどSTも微妙。タッチバックしたら25ydラインからOffense始められるっていうルールでやってると聞いてますのでエンドゾーンからリターンして15yd地点からOffense開始するとか論外なんですけど。

Punt
Siposs。2yd地点に落としたコントロールパントは良かったが、全般的に飛ばなくなってるの困る。San Diego StateのPがむちゃくちゃ飛ばすと聞いてますので5巡ぐらいでいっていいですよ。

Reagor
誰もブロッカーがいない方に逃げて何があると思ったのか。バカなんだろうな。本格的にいらなくなってきた。早く売ろう。

 

■良かった人たち
・Sirianni
まあこっちに分類するのは微妙な気がするけど。
ちゃんとランで組み立てていったのは良かったと思います。ちゃんと時間も食えていたし。一時の一番ひどい時期よりはだいぶ見てられた。
だけどね、3TE隊形はランをするためだけにあるんじゃないと思うんですよ。ランをベースに、とは言っているけどランだけで組もうとするのは割と極端すぎる。

体感でOffenseのプレーの半分ぐらいが3TEだったが、あそこからならGoedertにしてもTyree Jacksonにしてもミスマッチ作り放題だと思うんだがそのあたりのクリエイティビティについてはまるでなし。それでも中盤のゴミオフェンスと比べるとHurtsにかける負担が少なくなってだいぶ見てられる。こっからの味付けお願いしますね。

DeVonta
キャリア初の100ydsゲームおめでとう。
相変わらず見事のセパレートで。開幕戦以来のTDレシーブのおまけつきかな?さすがに2枚ぐらい落ちたCB相手になら余裕でプレー出来てましたね。お見事です。
※訂正:Week4のKC戦で122ydsレシーブしてました。それ以来の2回目の100yds超えです。ちゃんと調べないで書くとダメですね。

Howard
これぐらいやってくれるのは知ってた。今日もロスしたプレーはないのではないか。非常に計算しやすい。アンダーセンターやっていくなら断然BostonよりHowardだと思うんですけどそのあたりを早くSirianniには認識いただけないだろうか。こいつでいいんだよ。

Chachere
Maddoxが負傷で退いていた前半、そのあとに座ったのは背番号21。最初のゴールラインのストップも彼のナイスタックルだったしPBUまでは見なかったがハッスルしていた。少ないプレー機会だったがいいアピールだったと思います。

TJ EdwardsDavion Taylor
特にTJ。タックルできるLB、というだけで非常に頼もしい。OL相手にもちゃんと当たって処理できているのは本当に素晴らしい。ずっとEkelerを封じ続けてくれたおかげで試合になりました。あいつとは違う。
しかしあんなに止めたのに最後はやっぱりEkelerだった。あの肝の座り方はすごいな。そういうところにStaleyの哲学を感じる。とても好ましい。ああいう男が欲しい。

 

公正を期すなら、今日もHurtsは微妙だった。DeVontaGoedertを中心に狙っていたが、どうもコントロールはやはり悪いしタイミングは遅いし。エンドゾーンDeVontaに投げた2Q最後のパスなんか見てられなかったし。とりあえず走っとけば1st Downを獲れる可能性が一番高いのはわかるが、これを続けた先に彼の成長があるのかはわからない。
ただ、ランを構築してプレッシャーを減らしてプレーアクションパスで気持ちよく投げてもらうといういまの形が一番チームの勝利には繋がりやすい。
先がないとまでは言わないが、ちょっと不安にはなってきた。なんとかTannehillぐらいまで育ってくれないものだろうか。サンデーナイトを観ながらそう願う。

2021 Week9 vsLAC展望

次のドラフトでQBを選択する可能性があるチームのファンとして、一応今朝のLiberty vs Ole Missの試合は見たが、Willis(Liberty)にもCorral(Mississippi)にもあんまり興奮しなかったというのが本音。
肩が強くて天井が高そうなのはWillisだと思うが、現時点で見える到達点は肩が強いだけのHurts。書いてみるとそれでもいいか、と一瞬思ってしまったが、D#のカバレッジの見えてなさとか判断の遅さとかスロー自体の遅さとか、そのあたりは今季のHurtsへのフラストレーションと同じものを感じる。あいつなのであれば性格とかリーダーシップが100点のHurtsに託した方がまだ良い。

Corralは、Willisとの比較では正確性も○だし落としどころも良いが、やっぱりちょっとちっさくないかい?耐久性も疑問。現時点ではCorralWillisだがプロ入り後に伸びそうなのはWillis。結論としてはどっちも欲しくない。

AFC西地区との連戦その1。本拠地初勝利を目指す戦い。
まずは朗報から。

 

■Transaction
TE Tyree JacksonがIRから復帰!!!!!!!
待ち焦がれていた秘密兵器がいよいよベールを脱ぐ。あんた次第でこのオフのドラフト戦略も大きく変わってくるのでしっかり頼みます。
目指せLogan Thomas。もしくはDarren Waller

その他、先週期待通りの活躍を見せてくれたRB Jordan Howardが今週も昇格しているので試合に出ることが想定される。さっさと本契約してロスターに入れろよとは思うが、昨季途中でMIAから放出されていることを考えてもPHI以外のチームの食指が動く存在ではないということなんでしょう。

JJAWがOUTの見込みで、その代役としてWR John HightowerもPSから昇格。

 

■Injury Report
<PHI>

OUTはJJAWのみ。試合へは影響なし。DriscollHarrisMcPhearsonも復帰予定。

 

<LAC>
OUT
CB Michael Davis(ハムストリング)
RB Justin Jackson(四頭筋)
CB Asante Samuel Jr. (脳震盪)

DOUBTFUL
S Alohi Gilman(足首)

先発CB2枚落ち。これは相当つらそう。お察し申し上げます。
その他、水曜の練習を”Limited”で過ごしたことで一瞬期待を持たせてくれたQB Justin Herbertは木曜以降全部の練習をこなして試合も問題なし。(舌打ち)

 

■マッチアップ
<PHI Offense>
・今週のOLは、先週5スナップぐらいで親指を傷めて退場したRG Driscollが戻れそうだということで3週連続の固定。スターターが2枚落ちているとはいえこれだけ固定できるのはいつ以来のことだろうか。非常に良い。

  LT LG C RG RT
Week1-2 Mailata Seumalo Kelce Brooks Lane
Week3 Dillard Seumalo Kelce Dickerson Lane
Week4 Dillard Dickerson Kelce Herbig Driscoll
Week5-6 Dillard Dickerson Kelce Driscoll Mailata
Week7- Mailata Dickerson Kelce Driscoll Lane

・先週の殊勲はLG Dickerson。今週の相手はLinval JosephもしくはJerry Tillery。先方はリーグ最下位のランディフェンスだということなのであまり心配していないが、ここが機能しなくなると全部が壊れる。まずはインサイドのランから構築したまえ。

Sirianniさんへ。先週同様のOffenseで結構。アンダーセンターからHowardBostonのランで攻めてGoedertにプレーアクションパス。

・ただ、今週注意しなければならないのはS Derwin Jamesの存在。過去のスタッツを見ると、こいつLV戦でDarren Waller相手に2/5(40%)0TD1INTとかいうとんでもない抑え方をしとる。そしてPHIのOffenseを見る限りGoedertさえ抑えりゃなんとかなりそうなのでここにがっちがちにJamesを貼り付けられる可能性がある。そうなればCB2枚落ちのところでDeVonta勝負。ただし、DeVontaに散らすのはGoedertがしんどくなってからで良い。それぐらい前の試合のプランのままでやっていってほしいという思い。

・あるいはGoedertをメインに2TE隊形からディープにTyree Jacksonという選択肢もある。

・そしてSがGoedertに注目するのであればWatkinsへの一発TDチャンス。今週はチャンス。

・そういえば兄貴Bosaがいるんだった。どっちにつくのか存じ上げないがMailataLaneはしっかりやるように。あまり心配していないことは添えておく。ここでシンプルにラッシュがかかってしまうようなことになるならそれはSirianniのせいです。もしくはGannon

 

<PHI Defense>
HerbertEkeler。どうしてやろうかこのコンビを。

・Byeを挟んで先方は2連敗中だとのことだが、その前の3連勝中のHerbertは11TDパス0INTだったが、連敗中は3TDパス3INT。そしてサック数も増えている。

・理由はRG Aboushiの離脱。RT BulagaのWeek1の離脱も合わせるとRG・RTが2枚目という状況のせいだという話。そしてHerbertもプレッシャーを受けて苦しんでいるということだと思われる。

Sweatは今週もサックチャンス。

・わかったかねGannonさん。プレッシャーだよ。先週は出来ていたね。Herbertのロングパスを気にするあまり引きに引いてはLVとかTBとかの焼き直しになってしまいます。SのHarrisも復帰したしCB陣もMcLeodも信頼できるのでそっちにちょっと負荷を乗せる形で行きましょう。Ekelerの存在もあるし3TDぐらい取られるのはベースです。完封までは望まない。こっちも望みは先週と同じプラン。

EkelerをタックルするのはLB陣。T.J. EdwardsDavion Taylor。君たちには大いに期待しております。

・さすがにWR陣も含めて考えるとDETよりはレベルが5段ぐらい上がる気がするが粘り強くやっていってください。

 

■見たいところ
Tyree Jackson

・何よりも欲しいのは継続性。

・Offenseはランからの構築。Defenseはプレッシャー。

・毎度毎度上手くいった次の週に全部ばらしてゴミを作りに行くのをやめていただきたい。

・先週一番嬉しかったのは反則が非常に減っていたところ。いいね。この調子で。

ワイルドカード3枠目のラインは4-4のCAR。そこまで1ゲーム差。望みはまだある。おじさんたちの気持ちを考えるとやっぱり今年も勝てるところは勝ちに行きたい。今後のスケジュール的にはNOとDALを除くとここが最難関。

・先週のように普通のことを普通にやっていけばいい勝負にはなると思う。

・何よりそろそろ本拠地初勝利を頼む。

・勝て。

 

GO BIRDS!!

トレード期限終了

OBJのカットがほぼ濃厚だとのこと。
ウェイバーにかけられることになるため、今年の8Mの彼のキャップを食えるチームがメインの異動先になると見られている。

困ったPHIは20M以上空いてる。獲れちゃう。ここまで一貫して再建っぽい移行という動きを取っているRosemanだけにまあないとは思うが、来年以降の保証がないと聞くともしかするとあるかもしれないとも思っちゃう。確かにうちはまだNYG戦を2回とも残してますけどね。

嫌なのは、OBJが入ると先方がCLEで抱えていた不満を全く解消できないうえにWeek8でようやく見えてきたランを基本に据えたHurtsを助けるOffense、という方向性がまた潰れてしまいそうなところ。なによりあいつはDorial Green-Beckhamとかいう過去の悪夢と名前が似ている。

さて、本題はちょっと賞味期限切れ感はあるこの話。
毎年毎年噂は山のように出れど、ほとんどまとまることがないシーズン中のトレード期限。

今年もいろいろありました。

 

■PHIの噂
<OUT>
・DE Derek Barnett:2017ドラ1・契約最終年

・OT Andre Dillard:2019ドラ1・先発争い敗退

・CB Steven Nelson:2021FA加入・契約最終年

・RB Miles Sanders:2019ドラ2・出番減少

・CB Avonte Maddox:2018ドラ4・契約最終年

・DT Fletcher Cox:2012ドラ1・生産性低下他

結局先に発生したErtzトレード以外出ていくものは発生せず。

そして最後のCoxに関するものが一番長引いて直前まで交渉していたという噂。
ただ、こればっかりは起こりえないと思っていた。理由はキャップ状況。今更調べるのも億劫だが、一応Spotracを確認してみたが、根気の問題もあってやっぱり詳細はわからなかった。

CoxとかLaneのような中心選手(とRosemanに見込まれた人たち)については幾度となく契約再構築が実施されているため現時点でいくらデッドマネーが発生するのかがよくわからない。先方との協議でもそのあたりが難しかったようで、噂によるとCoxをデッドマネーを押し付けておいて、Von Millerばりの2巡と3巡を要求していたとの話もある。そうであればRoseman銭ゲバにもほどがある。
Week8においても名もなきDETのOG陣にシングルブロックで完封されてしまっちゃったおじさんがそんな値で売れるわけがない。

というわけで売り手になろうと思われていた今季も結局シーズン前から覚悟していたErtz以外の流出はなし。

 

<IN>
・QB Deshaun Watson:ご本人から拒否されて雲散というかそもそもトレード自体なかった

・QB Russell Wilson:Rapoportが急に言い出したが、IRにいたため不可?

全然霧消していないのが後者。期限直前になってRapoportがPHIメディアに語ったのが発端の様子。もとより「Wilson獲れ」という話は現地ファンの間で上がっていたが、それとて根拠はRussがSEAに不満を持っているという昨オフの話だけで具体的に獲りに行っているという話はなかったと記憶している。

最初のPHIとRuss接触は、皆さんご存知2012ドラフトのとき。Rosemanはいたく彼を気に入っていたようだが、結局PHIは2-59(DE Vinny Curry)での彼の指名を見送り3-75でSEAが指名することに。その後3-88でPHIが指名したのがレジェンド・Nick Folesなので結果には文句ないけど。
ちなみにこのRussを獲り逃した一連へのRosemanの後悔が"2020ドラフトにおいて2巡でJalen Hurtsを指名"するという変態ムーブに繋がったという事実を思うとやっぱり腹立たしい。

そしてこのRapoportの放った噂には続きがあり、トレード期限終了後にESPN系の事情通(Adam SchefterChris Mortenson)から"PHIはこのオフRussell Wilsonの獲得を最重要視する"という話が浮上。どこかのポッドキャストでの発言とのこと。

Wentz放出あたりの動きからESPN系の事情通に対して不信感は募っているが、こんな話もあるとのこと。

Russはもうすぐ33歳だが、あと5年は働けそうだと勝手に思っているのでそういう前提に立つならこの動きはありだと思います。Hurtsのことは愛しているが、フランチャイズQBではないと判断するなら止む無し。

このテの噂話にはまたこのオフに踊らされるとして当面はシーズンの戦いに集中していきたい所存。

 

■実際の動き
DET戦後の動きを時系列順に。

<TRADE!!!!>
PHI:DB Kary Vincent Jr.⇔2022 6巡指名権:DEN

それぞれの収穫物を書いております。のちに整理しますが、今回DENに渡した6巡は”6巡でPHIが保有する最下位の指名権”だという噂なのでFlaccoでせしめたTB由来のものになりそうだとのこと。
そしてまたしても若手DB収集。
今回獲得したKary Vincent Jr.LSUから2021ドラフト7巡237位指名でDEN入り。DENではファイナルロスターにも残ったがここまでスタッツなし。

それなりにVic Fangioが気に入ったDB、というだけで信じるに値する。

以前DENのPSからMac McCain IIIを強奪してきたことを考えると来年のDCはFangioだな。最高だよ。(妄想)

さて、Kary Vincent Jr.の話。
テキサス州ヒューストン出身。高校時代はフットボールの他、陸上競技のトラックチームでも才能を発揮し、シニアイヤーに記録した200m走20.71というタイムは世代のナショナルランク1位というそれはまあご立派なもの。4×200mリレーではナショナルレコードも樹立。

CBの4-starリクルートとして30を超えるスカラーシップのオファーを受ける。主なところでAlabamaMichiganTCUTexasTexas A&Mなどなど。そして最終的にはLSUを選択。

そしてLSUでも錚々たる実績を残す。

1年次:SEC championshipの4×100mで金メダル(38.76)
2年次:100mでSECチャンピオン10.07)←NCAAシーズン2位の記録

間違えた。陸上の話はどうでもいい。必要な情報としては、"バカ速い"ということだけです。10ydsスプリットは遅いけど。

ちなみに父親はCBとしてTexas A&Mから’92ドラフトの6-164でNOに指名されたKary Vincent。引退後はジュニアの高校のコーチ。陸上の

フットボールの話。

LSUでは5-9というサイズの小ささもあり、NCB/Sとして出場。1年次から3年間たっぷり試合には出場経験あり。ただし、大外のCBとしてはほぼプレー経験なし。2020はオプトアウト。
速さはあるしバックペダルとか方向転換能力も高いが、その才能をフットボールに結びつけることがまだできていないようで、ルートやパッケージを察知する能力が低く、そして何よりタックルが下手だ、というのがドラフト時の評価。

さて、果たしてSlayNelsonMaddoxMcLeodHarrisという並み居る一流のお手本たちを見て成長することはできるのでしょうか。ちなみに性格的なところは成熟しており問題ないとのことです。

 

<CUT!!!!!!その1>
G/T Brett Tothをリリース。

DET戦でも出場があったTothをリリース。悲しい。そして意味が分からない。と思っていたらウェイバーを通過したのちにPS契約。見る目がないチームが31個もあって本当に助かった。

TothのPS入りに押し出されたのはCB Craig James。10月の終わりにCB Michael JacquetもひっそりとPSからカットされているので、これにて昨季出場していた有象無象のCB陣はSlayMaddox以外一掃されたことになる。

 

<CUT!!!!!!その2>
LB Eric Wilsonをリリース!!!!!!!

PHIファンが8週間待ち続けたこの日がついにやってきた。全国系メディアは一切報じていないがこのカットが最大の補強。まだプレーオフは諦めない。

このオフの時点で最大の穴だったLB陣の救世主としてやってきた男。
そしてWeek1の最初のシリーズから全くプレーリードできない、ギャップに上がってこれない、上がってきたとてOLがいたら本当になにもできない、ただただズルズル下がってタックル数は稼ぐけど全部5yds以上押し下げられたところ、という奇跡のプレーを見せ続けてそれでも出場機会は与えられ続けて観戦者に早朝から多大なストレスをもたらし続けた男。

さようなら。二度とお目にかかりたくありません。HOUで元気にお過ごしください。

 

■CB整理
またしてもCBが入ったことでロスターのCBの状況が分からなくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まあこんなことを知らなくても日常生活には一切支障ないことを保証しますが、無駄な知識として。無駄を持てるということが生活の豊かさの指標です。

<先発CB>
#3 Steven Nelson:539スナップ(96.60%)
#2 Darius Slay:538スナップ(96.24%)
#29 Avonte Maddox:362スナップ(64.76%)
MaddoxはNCBなので若干上2名と比べるとスナップ数は少ないですが、ここまでが先発。

 

<出場実績がある控えCB>
#21 Andre Chachere(NCB):20スナップ(3.58%)
#36 Tay Gowan(外):16スナップ(2.86%)
#33 Josiah Scott(外):16スナップ(2.86%)
#27 Zech McPhearson(外):2スナップ(0.36%)
ドラ4ルーキーMcPhearsonの出番が少ないことで"バストか?!"と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、上3名のスナップ数はほぼ全部DET戦でのものです。McPhearsonの出番が少ないのはDET戦を負傷欠場したことによるものです。たぶん。バストかどうかの判定はMaddoxの例もありますのでもう少し待ちましょう。

 

<出場実績がない控えCB>
#37 Mac McCain III
#34 Kary Vincent Jr.(NEW!!

以上です。とうとう試合では3スポット程度のCBの人数が53ロスターのうち9名に達し、5スポットを要するOLと同じ人数になりました。

控え6名のうち獲得にコストを要したのはMcPhearson(ドラ4)・Gowan(Ertz)・Scott(2023ドラ6)・Vincent(2022ドラ6)の4名。こいつらにはそれなりに長期のプランがあるような気がするが、それにしても前3人がガッチガチのところにトレード期限の駆け込みでこんなに人を集めてくるのは本当によくわからない。

SもHarrisMcLeodの先発2枚の下にEppsWallaceがいるので「足りない」という状況ではない。もしかするとVincentとかはこっちで試すのかもしれませんが。

まさかこのオフにMaddox放出するつもりじゃなかろうな?
こんなことをいう日が来るとは思っていなかったが、このオフの優先順位はGoedertMaddoxやぞ絶対間違えるなよRoseman。こいつはなにがあってもキープせねばならぬ。

それにしても人が多い。よくわからないが、わからないものはわからないままにしておきましょう。

 

■指名権整理
こっちも出入りがあったので。

1巡:オリジナル
1巡:←MIA
2巡:オリジナル
2巡(たぶん1巡):←IND(Wentz
3巡:オリジナル
4巡:オリジナル
5巡:オリジナル
5巡:←AZ(Ertz
5巡:←WAS(LS Cheeseman
6巡:←IND(G/T Pryor

たぶんこう。以上10個のはず。

Flaccoで得たNYJからの6巡はVincentトレードでDENに渡す想定。

6巡オリジナルはJAX(Minshew)に渡しており、7巡オリジナルはPryorトレードでINDに渡している。
Minshewは下手したら5巡に跳ね上がる可能性はあるが、まあ大丈夫。Hurtsはケガしない。

上4個ぐらいは実際に指名できずSEAに渡しちゃうものと思っておきます。

2021 Week8 @DET感想

本気で勝てないと思っていた。蓋を開けてみるとやってほしいことをこれでもかと見せてくれたのは非常に満足度が高い。

だけど勝っても負けてもPHIメディアはうるさい。やれこのスキームは持続できないだとかHurtsは何もしなかったとか。

うるせえ。連敗中でロッカールームの空気も怪しくなっていたチームにとって、この試合については「勝った」という事実だけが重要。そのうえで試合の最後まで相手に付き合うことなく控えのメンツもやるべきことをしっかりやったことでとてもいい印象がある。

その振る舞いはまるで勝ち慣れた強いチームのようであった。

 

結果PHI 44-6 DET

歴史的大勝だったようで何年振りという数字は踊っていたがまあそれはそれで。

 

■展開の振り返り
・キックオフ直前に朗報が2つ。1つは先方。怯えていたRB Jamaal Williamsがケガの影響でインアクティブ。そしてもう一つはこちら。LB Eric Wilsonが待望のヘルシースクラッチ。結果から先に述べると、この2つは非常に大きかった。

・DETボールから始まった試合はいきなりTE Hockensonに長いパスを通されて敵陣に入られてヒヤリとしたが、その後RB D’Andre Swiftのランをしっかり止めてまたしても狙われたHockensonのところを今度はしっかりS EppsがPBUでパントに。
自陣4yd地点から始まった最初のOffenseシリーズはDeVontaのドロップで3凡。DeVontaのドロップはいただけないが、2nd DownではしっかりアンダーセンターでのBostonへのランプレーをコールしており、Sirianniにも期待が出来そうな開幕。そしてSipossのPunt。彼の蹴る方のお仕事は本日これにて終了。

・返しのDETシリーズは𩸽と聞かないRBの短いパスを通されたものの、その後Sweatの圧巻のサックでストップ。RT vs SweatSweatに軍配。ここで先方のK Seibertが47ydsのFGを外して攻守交替。この日はここまで両DEをOLの大外にセットさせる"普通の"4DLにしていることもあり安定感あり。LBの先発に収まったT.J EdwardsDavion Taylorのコンビもよろしい。ずーっと長らくこのコンビが見たかったのよ。いいじゃないのGannon

・自陣37ydからの2シリーズ目。TE GoedertへのプレーアクションパスとBostonの中央へのランとWR Reagorのエンドアラウンドなどなど見たかったものを詰め合わせてお届けしてくれたシリーズは、LV戦の開幕ぐらいあっさりとTDに。しかしこのシリーズの最後の方にReagorが足首をひねってカートオフ。残念。だけど、これも先に結果から述べると、彼の不在は勝敗に影響なし。そういえばこのシリーズの途中でRG DriscollもOUT。その後戻らず。たぶん手のケガ。RGはHerbigが穴埋め。(7-0

・返しのDETのシリーズ。またしてもSweatのサックで3凡。すべては使い方。こいつには確実に契約延長した価値がある。

・ここからさらにショットガンの比率が下がり、アンダーセンターから今度は昇格直後のRB Jordan Howardをメインに据えてひたすらラン。"普通の"ラン。彼は本当に良い。SandersとかBostonのような切れ味こそ控えめなものの、とにかく簡単に倒れない。いままでうちのLBに対して抱いていたストレスをそのまま相手に押し付けるプレースタイル。これが見たかったのよ。最後は敵陣25ydで3rd&3をGoedertで取りきれずFG。Elliottが43ydsを難なく沈めて追加点。(10-0

・この後DETにはちょいちょい進まれるが、やはりDeepがない分直近2人のQB(BradyCarr)よりGoffはすごくやりやすい印象。S2人はほとんどすべてでディスガイズしていたし、結構Cov.3も多かった。その分Box内はしっかりしていたし、たまに引いてもT.JとTaylorは割と動けるしタックルも悪くなく。何よりBlitzが多い。SingletonのBlitzとSweatのプレッシャーでポケットから後ろに下がったところにSewellを処理したBarnettが襲い掛かった3rd Downのサックは見事見事。これこれ。

・そしてReagor退場後にPRに収まったGreg Wardのまずまずのリターンのあと自陣19yd地点から始まったシリーズがこの日のハイライトシリーズその1。
まずはアンダーセンターからBostonのラン。Kelceのきれいなナイスブロックもあって19ydsゲイン。1プレー挟んで2nd&9からNCBのBlitzにHurtsスクランブル発進し、見事なカットバックでLBを置き去りにして12ydsゲイン。そして左にTEを3枚並べた隊形からそっちにトスしておいてGainwellHurtsGoedertのダブルパスで15yds。これはGoedertのナイスキャッチ。そこから再度Goedertにあっさりパスを通し、Gainwellのラン、Hurtsスクランブル、最後はあっさりHowardで4yds走りきってTD。(17-0

・完全にキャッチアップモードに入ったDETは𩸽Swiftにそれぞれ4回配分して攻めるが反則もあって手間取り、前半終了間際にPHI陣22ydまで攻め込むも、4th&1の場面でルーキーDT Milton Williams待望のプロ初サックでDown。前半終了。

・後半開始はIRから復帰したS WallaceのKRにおけるクソペナで自陣10ydから開始。このシリーズがハイライトその2。構造はその1と全く同じ。HowardBostonへのラン、プレーアクションでのGoedert。そしてHurtsスクランブル。全然倒れないHowardを中心に11プレー(デザインラン7回、スクランブル1回、パス3回試投2回成功どっちもGoedert)で最後はBostonが走り込んでTD。(24-0

・以降は堅実なD#とランプレーを軸にしたOffenseの組み立てでこれまでのプレーの焼き直しのような映像が続くため割愛。二の腕にLionsロゴを彫り込んだDET出身のCB Maddoxによる見事なパンチングでのFFからそのボールを7年間DETでプレーしたCB Slayが拾い上げてリターンTDしたシーンなんかは穏やかな笑顔になりました。
4Qからは完全にプレシーズンメンツに落としてプレー。OLは左からDillardDickersonHerbigTothMailataの並び。そしてMinshewの姿を拝むこともできました。(44-6

 

■主なスタッツ
<Offense>
投げる人
#1 Hurts:9/14(64%)103yds 0TD 0INT LG 19yds レーティング86.3 サック0
#10 Minshew:2/2(100%)11yds 0TD 0INT LG 9yds レーティング89.6 サック0

走る人
#1 Hurts:7回71yds(Avg. 10.1yds)LG 21yds 0TD
#35 Scott:12回60yds(Avg. 5.0yds)LG 19yds 2TD
#24 Howard:12回57yds(Avg. 4.8yds)LG 10yds 2TD
#14 Gainwell:13回27yds(Avg. 2.1yds)LG 8yds 0TD
#18 Reagor:2回21yds(Avg. 10.5yds)LG 11yds 0TD
合計:46回236ydsAvg. 5.1yds)LG 21yds 4TD

捕る人
#88 Goedert:6/7 72yds(Avg.12.0yds)LG 19yds 0TD 
#16 Watkins:2/2 18yds(Avg. 9.0yds)LG 16yds 0TD
#6 Smith:1/3 15yds(Avg. 15.0yds)LG15yds 0TD
#89 Stoll:1/1 9yds(Avg. 9.0yds)LG 9yds 0TD
#18 Reagor:1/2 0yds(Avg. 0.0yds)LG 0yds 0TD


<Defense>
パス:25/34(74%)222yds 0TD 0INT LG 34yds レーティング90.6 サック6
ラン:18回57yds(Avg. 3.2yds)LG 9yds 1TD


<Special Teams>
蹴る人
#4 Elliott(K):FG3/3(100%)LG 43yds・XTP5/5(100%)
#8 Siposs(P):1回47yds(Avg. 47.0yds・NET 36.0yds)LG 47yds Inside20:0

走る人
PR Ward:1回12yds(Avg. 12.0yds)LG 12yds 0TD
KR Watkins:1回21yds(Avg. 21.0yds)LG 21yds 0TD


<Penalties>
Offenseなし
Defense:1回5yds
ST:1回10yds
合計2回15yds

 

■良かった人
<Offense>
Sirianni。やればできるじゃないの。この試合のラン偏重ぶりについては、KelceLaneというOLのベテラン2人の助言というか感覚を参考にした様子。優れたコーチは時に頑固なところもあるが、この柔軟性も悪くない。とことんHurtsの負担を減らしにかかったこの試合、その結果として負担を減らしてもらったHurtsのプレーアクションパスの成績は5/6(成功率83%)68yds(Avg. 11.3yds)レーティング113.9。良かったと思いますよ。

Hurtsスクランブルが今までより早かった気がする。Boxから飛び出しながらダラダラ走りそうな気配を見せてから走るのと比較すると、LBが上がってくる前にこれぐらいのタイミングで走り出した方が良い気がする。もちろんパスを通してほしいというのが本線だが、これぐらい効果的に走れれば対戦相手もカバーを薄くせざるを得ないだろうし、そうしてもらえるともう少しパス自体も決めやすそう。そのあたりは相手との兼ね合いですが。とりあえずこの試合の彼への満足度は高め。

・OL特にLG Landon Dickerson。見事だよあんた。相手のレベルはさておきちぎって捨てるかのようにDLをシングルブロックで潰していく様はお見事。さすがに初年度Big Q(IND)クラスとまでは全く言えないが、このままLGで経験積めばZack Martin(DAL)ぐらいまではいけるかもね。まあチーム事情的にそうはならなそうだが。

Jordan Howard。だからずーっとPSから引き揚げてほしかったのはこれが見たかったから。なんなんでしょうあの粘り強さは。Boston Scottも非常に良かったことは付言しておくが、Bostonの場合、さすがの切れ味でロングゲインを見せていたが、ロスになってしまいそうなプレーをゲインにもっていくパワーはない。なので1st Downとかで計算しやすく使いやすいのは明らかにHowardの方。これだよ。

Dallas Goedert。もうね。最高ですね。シュアハンドはもちろんブロッキングも非常に効果的で。まあこれも相手のレベルが定かでないので一概には言えませんが。

・その他、ペナルティゼロは素晴らしい。シーズン序盤からは想像もつかなかった。この調子で、リーグでどれだけ華やかなパスアタックが展開されようとも、それを実現する術がないのなら、この日のようにハードに泥臭くやっていっていただきたい。

 

<Defense>
Jonathan Gannon。ちゃんとできた。ディスガイズとCov.3とBlitzが。それだけ。DLのセットも普通にしてたし、Blitzも効果的だったし。普通って最高です。
戦前の見立て通りあれだけDeepアタックがなければ守りやすかろうと思っていたが、それでもズルズル引くだけのD#をやってしまうのではないかと思っていた。この日はそれがなかっただけで満足です。

Josh Sweat。そうだよね。3テクとかにセットさせられてからパスラッシュするより元からOTの外についといたほうがパスラッシュはやりやすいですよね。よくわかります。それにしても2サックはお見事。後半あたりにはSewell相手でもちゃんとサック寸前までいけてたし。審判がホールディング取ってくれなかったけど。総じて見事でした。

・その他CB Darius Slayは相変わらずシャットダウンだしMaddoxも良かったしEppsMcLeodも良かったしLB陣も良かった。問題はこれを継続できるかどうかだけ。

 

■悪かった人たち
DeVonta Smith。まごうことなきドロップが1つ。各種サイトがあれをどう判断するかは知らないが完全なドロップ。ただし、唯一のキャッチとなった15ydsゲインのカムバックルート。あれは素晴らしい。ブレイクの一瞬で3ydsぐらいセパレートできてたし何よりHurtsとのタイミングもドンピシャ。あれを少しでも多く出せるように頑張ってくださいませ。

・ST。先方にDave Fippがいなかったことがどれだけ影響したのか知らないが、リターンゲームでやられすぎだよ。とは言えK Elliottはお見事。最後の41ydsはチップされたのに強引に沈めたもの。今年は去年よりマシかな。

 

■その他ニュースとか
<朗報>
・次戦は個人的にSB行くんじゃないかと思った時期もあったLAC戦。そのLACはリーグ最下位となるランD#平均5.1ydsという出来だそう。StaleyがHCなのにどうして…?という気持ちはあるが、どうもS2枚が引いているというPHIと似たような病が横たわっている様子。そうなのであればDET戦と似たようなOffenseの展開で結構。あとはWatkinsを効果的に使うように。

・Week10の相手からプロボウラーが消えた。チャンス。

<悲報>
・NYJがQB問題を解決しました。これにて出場の目がなくなったFlaccoの対価はTBからの6巡=ほぼ7巡ということで確定しそうです。

 

この試合は良かった。だがこれを続けられないのが今季のPHIの課題。特にGannon。NEがどうやってHerbertを封じたのかよく研究するように。

たぶんプレッシャーをかけ続けること、最初のタイミングを外すことが肝要なのだと思います。彼ぐらいになるとそのプレッシャーのなかでもたまにとんでもないスターなパスを通すことがあるが、それは事故として処理できる度量の大きさを見せてください。身を切る覚悟がないと何も得られないのです。

目指せホーム初勝利。お願いです。良い試合を見せてください。

2021 Week8 @DET展望

そもそもDETとの相性は良くない。PHIはNFC北に対して54勝88敗3分の勝率38%という異常な苦手意識を持っているフランチャイズだが、DETに対してはその中で一番得意としているものの、それでも通算で16勝16敗2分の五分。何より直近は2015年以降3連敗中。

最後に勝ったのは大雪の中先ごろPHIから引退したShadyLeSean McCoy)が217ydsを走った2013年12月@PHI。ということで8年ぶりのDET戦勝利を目指す戦い。

諸々のチーム事情を勘案すると明らかに先方のほうが有利だというのが個人的な見立て。フィジカルを強調していいチームになりつつありますね。うらやましい。

 

■Injury Report
<PHI>

OUTになっているSandersはIR行き。最速でWeek11NO戦からの復帰予定。
STで貢献度が高かったMcPhearsonも今週はOUT。D#への影響は軽微というか無い。

その他、"両手"という表記だったAnthony Harrisのケガは"両親指だったことが判明。Doubtfulなのでまあ多分出てこない。
ということで先週同様EppsがSの1枚目。

その後、正式にK'Von WallaceがIRから復帰、その他RB Jordan HowardとTE Richard RodgersをPSから昇格させた。無念Tyree Jacksonは間に合わず。

 

<DET>
Questionable
RB D'Andre Swift(鼠径部)
RB Jamaal Williams大腿四頭筋
OLB Trey Flowers(膝)
CB Jerry Jacobs(病)
CB A.J. Parker(首)

多分全員出てくる。
IRに15人いるというのは相当の惨状。お察し申し上げます。

これは影響がよく見えないが、先方のSTC Dave FippはCovid関係で欠席の予定。まあSTCなのであんまりコールの良し悪しは関係なさそうだがクソSTCだった男が構築している先方STとこっちの改善されたSTの勝負も注目ポイント。

 

■マッチアップ
<PHI Offense>
・週の半ばにケガの情報が出ていたDickersonも無事出場の見込み。ということでOLの並びは左から
MailataDickersonKelceDriscollLane
となる見込みで久しぶりの2週連続固定。

・先週のクラッチペナルティで株を下げたDickersonだが、ランブロックではさすがになかなかのパワーとフットワークを見せていた様子。期待しているよ。

Sandersが脱落したRBに朗報。今季ずっと出場を熱望していたJordan Howardが現地金曜の最後の練習でファーストチームと合わせていたとのこと。

・先週の試合からアンダーセンターでの組み立てを増やしている気配があるSirianniだが、Sandersに代えてアンダーセンターでのRBに起用するなら現時点ではHowardGainwellだと個人的には思っている。Gainwellファンブルしちゃうし。

Howardであれば先週の開幕シリーズのSandersのような使い方が出来そうなのでちょっと爆発力は落ちるがインサイドでの信頼感は同等以上。Week2からずっとである。これが見たかったのである。

・DET D#はBlitz多め。ただその割にあまりプレッシャーはかけきれていない様子。加えてパスで稼がれたヤードは多め。

・先方CBはちょっと弱そうだと思っているのでDeVonta復活にはいい相手。

・希望は先週の焼き直し。アンダーセンターでJordan Howardをメインにランプレーを展開し、プレーアクションでミドルに散らしたDeVontaGoedertをメインに、ちょいちょいDeepのQuez Watkinsの一発を使っていく、という形。
先週TE1になったGoedertは印象的な活躍だったので今週も頼みます。

 

<PHI Defense>
・たぶん先方のキーマンはRB陣。Jamaal WilliamsのパワーランとD’Andre Swiftへのパス。デザインのスクリーンゲームと、チェックダウン。

・これまでやられた形がばっちり再現されそうな予感。

・先週LV戦でWallerが出てこなくて喜んだのもつかの間、TE Moreauにぼっこぼこにやられちゃった。というわけで今週はT.J. HockensonGoffはWRの駒不足もあってDeepアタックに苦労している様子。そこでアンダーニースをRB陣とTEで攻めるというのが基本になっているようでここでこれまでと同じようにやられるのであれば見慣れたパス成功率80%を超える退屈なDefenseを見るしかない。

・これまでDeepアタックがあまりないチームに対してはSが浅く構えることでLBの守備範囲もそんなに広くなくなってまあまあ機能する、というパターンは多かったのでもしかするとうまくいくかもしれない。

・ただ、もうちょっと根本的に何かを変えていく姿勢が欲しいところ。

・DL3枚をOff-Gまでにセットさせるアレ、うまみが何も見えないのでやめてください。中がぎっちぎちになることでDTがパスラッシュするスペースがないし、DEも一旦外に回ってからパスラッシュしないといけないのでつらい。

・先方OLも割と傷んでいる様子なので今週DL特にCoxが結果出せないとちょっと先行き心配。

 

■見たいところ
・相性もあって今週も多分勝てない。

・DETの連敗ストップは俺たちに任せろ。そしてNYJがうっかりCINに勝っちゃうとMIAのオリジナルピックが全体1位となってPHIの手に。Kayvon Thibodeaux(Oregon)はいただく。できれば3位ぐらいでトップCBもいただく。

・ただ、チームの空気はそろそろ限界。ベテランを残しながらチームの”移行”を目指した昨オフ以来の動きだが、残されたベテランたちはみんな自分の老い先が目に入っている。そうなると今季だろうが勝っておきたいに決まっている。それがこの体たらくならErtzみたいな出ていけた奴が羨ましくて仕方なかろう。

・今後のスケジュールがどれだけ緩かろうが0-7のチームにも勝てないとなると分解は進んでいく。

・それは困る。

・だから何とかしてほしいのはGannonのところ。今オフにクビが飛ぶのは決まりで良いが、シーズン中にはもう少し粘ってほしい。なんならD#全体がやられても不満分子Coxがスタッツを残せればそれでいいかもしれない。是非ともDTが活躍できるような采配を頼む。

SirianniHurtsも先週のいいイメージをもって頑張ってください。

2021 Week7 @LV感想

Murrayのボールはキャッチしやすい球質とかなのかな?

そんなことよりErtz楽しそうでいいな。プレーに躍動感があるしいろんなポジションやらせてもらえてそもそもあんなにフリーにしてもらえるスキームで楽しいだろうな。画面からフレッシュな気持ちになってるのが伝わってくるよう。良いチーム行ったね。もう一個リング獲れれば最高だろうな。Hicks共々頑張ってほしい。

あとはまあRasul Douglasについても言いたいこと山ほどあるけどあんたも頑張れ。

 

■LV戦振り返り
いよいよ書くことがない。ボックススコア引っ張ってこようにもガーベッジタイムが長すぎて詐欺だし。

Offenseは良かったと思います。特に立ち上がりのシリーズ。
希望通りアンダーセンター多めでRunとプレーアクションで試合を作ろうとする姿勢が見えたのは本当に良かった。Sirianniあっぱれ。

その後そのプランを継続しようとしたときに起こったSandersの足首捻挫ですべてが終了。

Sandersの後を埋めたGainwellは散々。ドロップもあったし何よりファンブルロスト。確かカレッジではほぼファンブルしてないはずだが見逃してもらったSF戦と言い危なっかしい。キャリー増えるだろうからしっかり頼みます。

DeVontaはプロ入り以来最悪の出来っぽい試合。ドロップかどうかは人によるだろうし一応ProFootballReference的にはドロップなしという結果だが、大エースになるには捕ってほしい場面が何度か。

そしてルーキー繋がりで言うとLG Landon Dickerson。プレーの一つ一つを追うことまではしていないが、あのクラッチなフォルススタートは許しがたい。あれがFGにでもなっていたらまだわからなかった…訳はない。答えなんか見えていたがもう少し延命にはなったかもしれない。たぶんなんの意味もなかっただろうけど。

ルーキーとは言えあなたたちはもうチームの柱なのです。しっかり頼みます。

勝てると思っていたのは過信だった。OT2人も反省してください。それなりにちゃんとしたメンツを組んであれじゃ去年よりひどいと言わざるを得ない。

 

Defenseはもう…

Week7の絶望は10日間の準備期間が与えられていたのに全くDefenseに成長が見られなかったことからきている。だから今後もそんな感じなんだろうとなかば諦めている。

そしてこのゴミのような試合後にとうとうFletchGannonに反旗を翻した。曰く、”今までにこんな消極的なスキームでプレーしたことはないし、俺はスクリーンプレーのRBをカバーするために金を貰ってるわけではない。”そして、”全プレーでダブルチーム受けるのは疲れる”的なことも。

これに対して翌日のGannonの言い分は”頑張らなければならない”(超意訳)。終わり。

Week3からずっとそうだが、スクリーンプレーとチェックダウンが全く止まらない。チェックダウンは体感で平均15ydsぐらいゲインされてる。

ただでさえ深いところにセットしているS2人がプレー開始とともに猛然とさがるものだからDLとLBの隙間が無人。そんなフリースペースでLBはRBと勝負させられるのだからさすがにかわいそうになってくるぐらい無理。

リーグ30位ぐらいだったと記憶しているLVのRB陣がああも輝いて見えるとは。JacobsにはYAC(Yards After Catch)で1回平均14.3ydsという献上の仕方だったのでほぼ体感15ydsと同値。

そしてDLもそもそもDEがTの内側にセットしてからのパスラッシュになるので全然無理。プレッシャー掛けられず。結果としてCarrにはサック0回ハリー2回ヒット2回でプレッシャー率は驚異の11%。それに加えてレシーバーも空いているわけだからパス成功率は90%を超える。
何度かゾーンブリッツを試みているシーンもあったが全く効かず。

困るのは選手の良し悪しが全くわからないこと。
来年のニーズはたぶんLBCBSEDGE(なんならDTもなのでD#全体)なんだろうが果たしてどこがどの程度ダメなのか全く見えない状態。

なのでお願いなのでさっさとあのDCのクビを飛ばしていただきたく。

 

さっき見たTNFもそうだし先週のCIN@BALもそうだが、やはり試合を作るのは安定したD#と堅実なランプレーの存在であるべきだと思う。
何かを反面教師にしながらそういう信念を新たにした。