鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

BigBoard2024(PHI版)

はやり病というのをなめていると痛い目に遭いますね。ご注意ください。

 

ではこんなにぎりぎりになってしまうつもりは全くなかったBigBoardです。

 

最新ロスターとニーズ整理

薄灰色*はFuture-Contract(PS相当)の選手です。

 

  • Offense

     


    最近の大きなニュースが、触れてはいませんでしたがDeVontaの契約延長。
    これにてWRを1巡とか2巡で指名する蓋然性はほぼなくなったはず。

    だがこのWR3人の並びだとやはりどうにもディープを脅かす人間が欲しくなる。
    ということで割と高いニーズとしてのWRは健在。

    そしてTEもニーズだと思っていたんだがここまで集めちゃうとよくわからない。
    Goedertの契約は2025シーズンまであるのであと1年はこれで凌ぐということなのか。そういえばAlbert-OUzomahも契約は1年しかない。
    だがこのケガの多いエースの控えに、より若い選手を獲っておきたいというのはごく自然な感情。
    ということでこれも充分ニーズ。

    そして最後はOL。
    Driscollが抜けた万能OT兼OGの控えと、Opetaが抜けたOGの控え。
    ここに1巡を突っ込むのはDillardの二の舞なので断固拒否という考え方は従前どおり変わっていないが、ニーズとしてあるというのは事実。
    現地の初練習ではSteenのロッカーが先発組扱いされていたので先発RGはSteenで堅いとい話は出ていたが、そんなもんはなんとでもなろう。


    RBももしかしたらニーズなんだがここは狙いの幅が広すぎてよくわからない。
    ということで放置。


    以上がOffense側のニーズ。

 

 

  • Defense




    こちらにも大きいニュースがあった。

    それが、"第1陣の出場停止処分解除組に入ってなかったため解かれることはないと思っていたIsaiah Rodgersの無期限出場停止処分が無事に解除された"というもの。ややこしい。

    Maddoxとの再契約含むNCB強化の動きは、Rodgersの処分が解かれないことを察したものだと思っていたのでNCBデプスは混迷を極めている状況。


    だが全体のニーズは変わらない。
    下手したら今季限りでSweatBGがいなくなるEDGEの優先度が最高で、次点がこちらも後継者候補は1人いるものの大ベテラン2名の賞味期限が切れかけている外CB。

    そしてWhiteなんかで1シーズン走るのがあまりにも怖いLBと明確に人が足りないSとFletchのスナップ数の穴埋めが必要なDT。
    (DTニーズは、上表ではNTのところでドラフトするテイで記載しているが、実際は1テクでも3テクでもどっちでも構わないはず)

 

 

  • というわけでニーズの優先度をまとめると以下の通り。

    EDGECBLBS=WROTIOL=DT=TE

    どうも現地ではRosemanが得意のトレードアップをかまして22位から飛んでCBに行くという論調が強まっているようですね。

 

 

ニーズの優先度順・ポジション別にBoardを作っていますが、上記ニーズを踏まえた非常に偏ったものになっておりますことをご留意ください。

 

 

いつものように下記分類でTier分けをしております。

Tier0:どうせ22位までに消えてる/残ってても行くな

Tier1:1巡で欲しい人たち

Tier2:2巡で欲しい人たち

以下Tier7まで繰り返し。

 

 

Big Board2024(PHI版)

Tier0(18名)

OT Taliese Fuaga(Oregon State)6'6''(198cm)334lbs(151kg)

OT Joe Alt(Notre Dame)6'8''(203cm)321lbs(146kg)

OT Olumuyiwa Fashanu(Penn State)6'6''(198cm)312lbs(142kg)

OT Kingsley Suamataia(BYU)6'4''(193cm)326lbs(148kg)

OT Amarius MimsGeorgia)6'7''(201cm)340lbs(154kg)

OT JC Latham(Alabama)6'6''(198cm)342lbs(155kg)

OT Tyler Guyton(Oklahoma)6'7''(201cm)328lbs(149kg)

今ドラフトの主役のOT軍団。

最後のは22位では残っているだろうが、1巡OTなんか断固として認められない。獲るな。

 

 

WR Malik Nabers(LSU)6'0''(183cm)200lbs(91kg)

WR Marvin Harrison Jr.(Ohio State)6'3''(191cm)209lbs(95kg)

WR Rome Odunze(Washington)6'3''(191cm)212lbs(96kg)

WR Brian Thomas(LSU)6'3''(191cm)209lbs(95kg)

WR Ladd McConkeyGeorgia)6'0''(183cm)186lbs(84kg)

WR Xavier Worthy(Texas)5'11''(180cm)165lbs(75kg)

WR Adonai Mitchell(Texas)6'2''(188cm)205lbs(93kg)

ここは獲れない。

 

 

EDGE Dallas Turner(Alabama)6'3''(191cm)247lbs(112kg)

IOL Graham BurtonDuke)6'5''(196cm)311lbs(141kg)

IOL Jackson Powers-Johnson(Oregon)6'3''(191cm)334lbs(151kg)

DT Byron Murphy(Texas)6'0''(183cm)297lbs(135kg)

CB Quinyon Mitchell(Toledo)6'0''(183cm)195lbs(88kg)

この辺りは一応デカめのニーズポジションではあるんだが、TurnerMitchellはたぶん届かないし、ほかは落ちてきてもスルーしなさい。

 

 

 

Tier1(6名)

1 EDGE1 Laiatu LatuUCLA)6'5''(196cm)259lbs(117kg)

Top-30 Visit。

サイズに加えて出足もあるし何よりパスラッシュのテクニックが成熟している。

そして手の使い方がうまくてブロックを外すのも自然。目立った欠点なし。心配なのはケガ歴と年齢だけ。だが前にも触れた気がするのだがケガの歴については問題ないはず。

Fuaga(Oregon State)には苦戦していたように、敢えて言えば若干パワーが気になるが、ランストップが出来ないとは言っていない。

まあFuagaが凄すぎるだけという気がしなくもない。

 

22位、あるいはトレードアップして届く圏内にいれば迷うことなく獲りに行くべき対象。

 

 

2 CB1 Kool-Aid McKinstry(Alabama)5'11''(180cm)199lbs(90kg)

Top-30 Visit。

相方のArnoldより洗練されているようにお見受けした。我がCB2。

天下のBAMAでの3年間の先発経験はダテではない。

マンツーマンもゾーンカバーもこなすし、特にマンカバー時のブレイクが素晴らしい。

敢えて欠点を挙げるとランストップだが、それとてその他に比べれば、というレベル。

さしてスピードに差がない同僚のArnoldとの違いは、マンツーマンがうまく見えることと、奥での勝負の上手さと、反則の少なさ。

 


3 TE1 Brock BowersGeorgia)6'3''(191cm)243lbs(110kg)

今ドラフトのTEプロスペクトにおける唯一の1巡候補。結局プロデイも含めて計測関係を全部パスしたことで現地ではケチがついている気配だが、同様の選手は過去に山ほどいた。

何の問題もなかろう。

PHIファンとして検討せねばならぬのが、こいつが22位まで落ちてきた場合どうしてやろうか、というところ。

この順位だとGoedertに次ぐTE2として有効活用せねばならぬだけでなく、2025で契約が切れるGoedertの後継者としての獲得にもなる。

だいぶレシービングに寄っていたErtzよりも相当小さく、恒常的にOTの横につけるのは不安がある。

ただ、ブロッキングにおいてもさすがにセンスはよく、PFFブロッキング指標が相当良いのはブロックの相手がCBとかSであることが多いためだと踏んでいるため差し引くにしても、あまり使われていないEDGEのブロックでも足を引っ張ることはあまりなさそう。

そんなことよりあのルートランの切れ味、コンテストキャッチの集中力、RAC、全くどれを取ってもピカイチなのである。

 

Top TierのEDGEあるいはCBが残っている場合そっちを優先するのはわかるが、そうでない場合にこいつが落ちてきたら迷わずいくのだRoseman。

まあないとは思いますが。

 


4 EDGE2 Jared Verse(Florida State)6'4''(193cm)254lbs(115kg)

理想的な体格に抜群のスピード。

今ドラフトのEDGEプロスペクトにおいてもっともバランスがとれてた選手。

パスラッシュは優秀、ランストップはちょっと不安だが、なによりここぞという場面でビッグプレーを決める集中力とスター性が素晴らしい。

こういうのは持って生まれたものとしかいいようがない。

Latuとの差は、ベースでのパスラッシュの能力と対ブロッカーの外し方とかがちょっと落ちる気がしたことによるもの。

早めにLatuが売れるようなことがあればこっちに集中しても構わない。

が、Top-30 vistitの情報もないので飛びつくかはわからない。

 


5 CB2 Nate Wiggins(Clemson)6'1''(185cm)173lbs(78kg)

ガリガリ

ただマンツーマンはめちゃくちゃお上手。

スピードが十分にあるので、それを理解したうえでよく辛抱できるのが最高。そして上がりが鋭いのがまた良い。

ゾーンカバーでもプレー全体を見て自分のZoneを飛び出したりできているのでプレーメーカーとしても素質十分。

ただ、やっぱりガリガリ

これがプロで通用するのか、というのが皆さんのご懸念事項。それはよくわかる。

昨ドラフトで惚れたCBはWASに行ったEmmanuel Forbes(Mississippi State)だったが、衆目に反して1巡で指名された彼はやっぱりプロのWRたちのパワーに結局1年間適応できなかったはずで、その記憶が新しい限り心配されるのは至極妥当。

だがPHIの場合、時間を与えられる。

Bradberryが結局ダメでもRingoがいるし、当面はバルクアップに専念したまえ。

Wiggins君におかれては1年間Slayの下で学んでいっぱい飯を食べれば大丈夫。ということで推す。欲しい。

 

 

6 CB3 Terrion Arnold(Alabama)6'0''(183cm)189lbs(86kg)

Top-30 Visit。

ランストップの嗅覚、素晴らしい3-coneのアジリティ、ロングのスピード不足からDeepへのパスは頻繁に掴んでしまう悪癖、どれを取っても適性はNCB。

だから指名順位にこれほど困ることもない。

少なくともSlayの後継を、ということであればよほどRingoの方が適していると思われ、欲しいのは欲しいが、じゃあ1-22を出してNCBを獲るのか、という問いに対しては"No"としか答えられない。

好きな選手ではあるが、現実的な指名順位はせめて2巡以下、理想は3巡以下になってしまう。

 

 

 

Tier2(15名)

7 IOL1 Troy Fautanu(Washington)6'4''(193cm)317lbs(144kg)

Top-30 Visit。

上半身のパワー足りなそうだがクイックネスも前への推進力もある。

プロテクションは安定しており、広い範囲でもEDGEにしっかりついていける。

ただ、サイズの懸念がどうしてもあるため、プロではIOLではなかろうか。

OTに置いた場合はリーチの問題が致命傷になりかねない。

IOLにした場合、大きな問題はないはずだが少しパワーが心配。

 


8 LB1 Edgerrin Cooper(Texas A&M)6'2''(188cm)230lbs(104kg)

Top-30 Visit。

サイズ充分にして運動量とスピードが素晴らしい。

あの守備範囲の広さは本当に魅力的。

ぜひ中央に置きたい逸材。

ちょろっとタックルミスするところがあるのがどう出るか。

ランブロックでOLを外すのはあまり上手くないのもちょっと気がかり。絶対1巡と言えないのはこのあたりの懸念によるもの。2巡なら何の問題もない。

 

 

9 WR1 Roman Wilson(Michigan)5'11''(180cm)185lbs(84kg)

Senior Bowlの練習でのMitchell相手のサーカスキャッチは意味不明。

コンバインでも動きの良さは別格。

リリースのスムーズさ、挙動の鋭さ、手の堅実さ。

基本はショートエリアで対LBでのクイックネスを活かすのがいいんだろうがディープでも仕事をできるスピードもお持ち。

実に使い勝手が良い。

Quezの後任と考えるとややもったいない気がする。McConkeyとの違いは正直あまりよくわかっていないが、コンバインでの動きで比べるとWilsonのほうが相当良かった気がする。

 


10 DT1 Maason Smith(LSU)6'5''(196cm)306lbs(139kg)

ケガに泣いたかつての5-starリクルート

ルーキーだった2021シーズンを9試合4.0サックという前評判通りの成績で過ごして本格化が期待された2022シーズンの開幕戦で左膝のACLを断裂。

そして2023シーズン前にDLCが病気で離脱したこともあり技術的にはもしかしたら高校卒業後から止まっている可能性すらある逸材。

ただ、2023シーズン中盤から就任した新DLCの指導のもとで上達を実感しているということもあり、素材通り最終の評価を上げつつある。

恵まれた体躯に高い運動能力、馬力、深い懐を活かした本能的にも見える美しい手の使い方とアンカリングの強さ。

若干姿勢が高くなりすぎる時があるような気はするが、たった2シーズンしかプレーしてなくて、しかもACL断裂明けシーズンがこれか。

上手くいけば将来はFletch。

こんなもん欲しいに決まっております。

 

 

11 EDGE3 Darius Robinson(Missouri)6'5''(196cm)285lbs(129kg)

DTもできる。Guytonにも勝てちゃったSenior Bowlの練習は見事。

試合映像では、何よりコンタクトの強さが目立ち、リーチの長さを活かしたパスラッシュテクニックも素晴らしい。

3-4DEとして今ドラフト屈指の存在。BGの後釜として理想的。

ただ、プロではあまり見ないスキームでプレーしているはずで、求められるものがゴロっと変わる。

恐らくもう少し出足を要求されることになるので、そのあたりの移行がスムーズにできるかは未知数。

そして、運動能力にも若干疑問符がついていることで直前に評価を落としている

プロデイの3-Coneとかが相当悪かったはずで、DTとしても微妙、いわんやEDGEとしては…という数字。

この辺りをどう見るかですが、試合映像のすばらしさの幻影を追いかけてまだここに置いておく。

 

 

12 CB4 T.J. Tampa(Iowa State)6'1''(185cm)189lbs(86kg)

滑らかなバックペダルからの方向転換。これだけで完璧ではないでしょうか?

サイズとボールスキルを兼ね備える、Slayになれそうな気配を漂わせるCB。

懸念は線細いこととタックルが下手っぽいところ。

切り返し後のカムバック(上がり)もエリートではなさそう。

バックペダルから肩を切るのをもう少し我慢してくれると非常にありがたい。

それができればビッグプレーも増えてきそう。

 

 

13 WR2 Ricky Pearsall(Florida)6'1''(185cm)189lbs(86kg)

本当は同僚のEugene Wilsonのほうが欲しいけどこいつはフレッシュマンなのでもう少し待つしかない。

ボールへの強さとクイックネスが魅力。

ショートエリアで輝けるSlotタイプだが、Wideoutも十分やれるし球際も強い。

あの変態ワンハンドキャッチをご覧いただけただろうか?全く意味が分からない。

Roman Wilsonとの差は、強いて言えば長いのがあまりないところ。遣われ方の問題だけなのかもしれないが。

 

 

14 WR3 Xavier Legette(South Carolina)6'0''(183cm)227lbs(103kg)

今ドラフトにおいて個人的に欲しいWR筆頭。

Slotでも使われているのでこっちの点でも問題なし。

セパレートできるタイプではないが、競り合いでの手の強さがピカイチなのでJohnston(LAC)にはならない。

ルートも一定以上の切れ味はあると見た。

将来はMike Evans



15 EDGE4 Marshawn Kneeland(Western Michigan)6'3''(191cm)267lbs(121kg)

Top-30 Visit。

スモールスクールだけあってパスラッシュのテクニックなんかは十分に磨く余地ある。

パワーとランストップはそれなりのものがあるが、現時点では素材。

スピードが傑出しているというよりもリーチの長さとパワーで打開していくタイプだと思うのでまあそれほどハズレもなさそう。

Brandon Grahamさんの後継としてはいいチョイスかもしれません。

 


16 DT2 Jer'Zhan "Johnny" Newton(Illinois)6'1''(185cm)304lbs(138kg)

あえて言えばパスラッシュのテクニックに改善の余地がありそうだが、めちゃくちゃ強い。

何度でも言うが、めちゃくちゃ強い。

足さばきも大変よろしい。




17 WR4 Keon Coleman(Florida State)6'3''(191cm)213lbs(97kg)

デカいのはいいしコンテストキャッチも強いしお手手も信頼できるが如何せんセパレートできている映像がほぼなく、試合映像からスピードは感じない。

と思っていたのにコンバインで、40ydsは速くなかったもののFranklinが遅かったガントレットで最速クラスのスピードを叩き出すなどフィールドドリルでは相当優秀に映ったせいで訳が分からなくなっているのがこの人。

シーズン終了後からコンバインまでで成長してあのパフォーマンスが出せたのであればめちゃくちゃ評価は上がる。

ドリルでは動きいいけど試合になるとそれほど…というタイプなのであれば地雷。

さてどっちでしょう。個人的には前者に張ろうかと思っている次第。

 


18 EDGE5 Bralen Trice(Washington)6'3''(191cm)245lbs(111kg)

サイズとリーチ、出足も十分。

パワーもあるのでランストップではEDGEをしっかりセットできるしパスラッシュならインサイドムーブが秀逸。

特にブロックを外す動きがうまい気がするのも魅力的。

プレーが規律正しいのもよく教育されているのを感じて好ましい。

そしてシーズン中にめちゃくちゃうまくなった。こういうの、めちゃくちゃ素敵です。

BGの後継者として理想的。

 

足りないところを挙げると、出足のエリートさと、必殺の武器まではない。

割と粗削りなので育てられるかが問われる。

結構消える時間がある。

そしてこれは本当に謎なのだが、REだと素敵な選手だが、LEについたら輝きが消える。

 

 

19 EDGE6 Chris Braswell(Alabama)6'3''(191cm)251lbs(114kg)

自然と逆サイドのTurnerと比較しちゃうとやや劣るのがパスラッシュのテクニックの部分。

このあたりの成長は必須なので1巡でいっていいか微妙なところ。

粗削り感は強い。

Bruce Feldmanのフリークリストに名を連ねる程度にはフリーク。

 


20 EDGE7 Chop Robinson(Penn State)6'2.875''(190cm)254lbs(115kg)

Top-30 Visit。

1巡で消えるであろうトップEDGE。

このテのタイプとして似ている選手としてNolanを思い出すが、彼よりパワーがあってランストップも含めて心強い。

Nolanと被るためPHIとしてはあまりテンションの上がる選択肢になりづらいというのが最初の印象だったがこれならSweatの後任も務まりそう。

ただ、大半のプロのOTのリーチは彼より長いと思うと、そのタイプのOTにつかまってからの引き出しの少なさについてはずっと気になっているのであまり手放しで歓迎できない。

Braswellより下にしたのも純粋なリーチの長さ含めてその点の差です。

Nolanの初年度はだいぶ苦戦していた。Chopはどうか。

 


21 CB5 Andru Phillips(Kentucky)5'11''(180cm)190lbs(86kg)

Top-30 Visit。

外も中もイケる。前への強さが素晴らしいのでNCB向き。

PFFによるとマンツーマンの指標は並。得意なのはゾーンカバー。

 

 

 

Tier3(40名)

22 S1 Tyler Nubin(Minnesota)6'1''(185cm)199lbs(90kg)

2022と比較するとマシにはなっているが、プレーアクションにちゃんとリアクションしすぎちゃうところがある。

真面目すぎる説。やられた後のリカバリーはなかなかだが、やらかしがたまにあるというのは事実。

しかしコンバインのドリルが非常によかった。

試合映像でもボールへの嗅覚が並外れているところが存分にうかがえた次第。

総じていうと、デカくて速いいいS。

ボールもとってこれる。

対人がややソフトなきらいがないわけではないが、非常に安全なPickだと思います。

 

 

23 LB2 Payton Wilson(NC State)6'4''(193cm)233lbs(106kg)

サイズがあって左右のスピードとパスカバーのレンジの広さとハイモーターぶりが最高なLB。

もちろんOL処理とランストップがやや下手め。

大量の負傷歴があるためそこが怖く、指名しても3巡ぐらいではないでしょうか。

 


24 DT3 Dewayne CarterDuke)6'2''(188cm)302lbs(137kg)

2023シーズンは1サックに終わったが、出足はまあまあ速くて意外にテクニックがあるDT。

ランストップではアンカリングが十分に強いので大崩れもしない。

Senior Bowlの練習がよかったはずでちょこちょこ目立っていた。

ちょっと小さめではあるが、身長が同じぐらいのMiltonよりはもう少し体重がある。

その分スピードは劣り、小回りはより利かない感じ。

腕の使い方がうまい印象があって、体重以上に強さを感じるのが良い点。

Dukeでは3度もチームキャプテンを務めているところもRosemanが好みそう。

たまにOLの誘導にしたがって間違ったホールに安易に流されてしまう素直さが見えるときがあるが、総じて悪くない選手。

あとはルーキーシーズン中に24歳になる伸びしろをどう思うか。

Fletchと比較するのはおこがましい選手ではあるが、いいバックアップにはなってくれそう。

 


25 LB3 Jeremiah Trotter Jr.(Clemson)6'0''(183cm)228lbs(103kg)

PHIのレジェンドの息子。

充分なプレースピードを持ち、なにより嗅覚がそこらの選手とは別格。特にパスカバーでこの嗅覚は生きる。

若干タックルが甘いのが玉に瑕。というか致命傷になりかねない。

Deanと並べるとちっさすぎるコンビになることと、このタックルの微妙さが大本命に推せない理由。

 

親父を超えろ。



26 S2 Tykee SmithGeorgia)5'10''(178cm)202lbs(92kg)

タックルがうまいCJGJ。

NCBとSの間ぐらいの使い方がベストになろうことも含めてCJGJ。

身体は小さいがBOX内でも戦える闘争本能と、最終年の4INT8.5TFLというプレーメーカーっぷり。

4.46のスピードを活かしてマンツーマンが大変お上手なのもよろしい。

全般非常に心強い。

CJGJをもう1枚拾ってきて3SFの幅を広げるという案、いかがでしょうか。

Philadelphia出身だし悪くないと思います。

 


27 S3 Cole Bishop(Utah)6'2''(188cm)206lbs(93kg)

戦術理解度が高く、役割をしっかり守りつつも、勘と思い切りの良さを試合映像から感じた。

これはいいSafety。

 


28 WR5 Jalen McMillan(Washington)6'1''(185cm)197lbs(89kg)

確かに若干Insideとか密集での仕事に不安はあるかもしれないが、一体こいつとOdunzeとの間にどれぐらいの差があるのでしょうか。

スピードもあるし、ボールに対して待つんじゃなくてしっかり捕りに行く動きなんかが自然に出ていて大変好ましい。

ルートも滑らかでたぶん正確。

若干の手の不安とケガしやすいのではないかという懸念を割り引いても3巡とかなら大変おいしいピックのはず。

 

 

29 WR6 Jermaine Burton(Alabama)6'0''(183cm)196lbs(89kg)

DeVontaほどの手の堅実さはないが、リリースも滑らかだしできることが多い選手。

WRはトップ層がブ厚すぎてあまり目立ってはいないが、テストの数字も良かったはず。

懸念はDeVonta同様の軽さという要素に加えて、ケガの多さとメンタル面の幼さ。

ST経験があまりないというのもWR3以下という序列を考えると少々厳しいところ。

ただ、走れるルートも多いしいいチョイスではあるはず。

彼の最大の魅力は、今ドラフトのWR陣屈指のADOT(Average Depth of Target)20.2ydという図抜けたディープスレット具合。

まさに現状のPHIに必要な人材。

メンタルの幼さもDeVonta先生による矯正でなんとかなろう。

 

 

30 WR7 Ja'Lynn Polk(Washington)6'1''(185cm)203lbs(92kg)

これだけ優秀なWRを3人も揃えたらそう簡単には止まらん。

WashingtonのWR3人衆において2番目に評価されているっぽいのがPolk。

ただ、個人的に絶対に譲れないルートランのところがどうもMcMillanより上とは思えない。

手はPolkの方が堅実だとしても。

そういう理由で無理矢理順位付けをしていますが、正直どっちも優秀なのであとは好みの問題です。

 


31 IOL4 Christian Mahogany(Boston College)6'3''(191cm)314lbs(142kg)

Top-30 Visit。

一貫してOG。最初は左、のちに右。2022シーズンは春先に負った右膝のACL断裂でプレーしていないが、そこから復調した2023シーズンのプレーは大変よろしかった。

ランブロックが出色で、1巡候補のVerseやFiskeを押し込めるパワーは間違いないし、スピードもあって小回りも効く。

あまりにもDTをあっさり押し込めるので他のOLと足並みが揃わないのは欠点なのかどうか。

課題はプロテクション。

もう少し辛抱強くできればいい気がするんだがさてどうでしょう。

Fiskeには肩取られてカウンター、というJalen Carterが大好きなムーブを食らって華麗にプレッシャーをかけられていた。

 

 

32 TE2 Tip Reiman(Illinois)6'5''(196cm)271lbs(123kg)

コンバインでのブロッキングドリル一発で惚れた。

なお過去にこの枠にはDALをカット寸前となっているPeyton Hendershot(ただし、2023シーズンのPFFのパスブロッキング指標は全TE最高の85.1を記録)がいる。

コンバインでもお手手の悲惨さを披露してしまった。ブロッキングTEとして成長していってほしいのだが、ハードなホールディング癖あり。

Adisa Isaac程度なら余裕で封じられるブロッキングスキルと、ショートエリアで頼りになる的のデカさとキャッチ力。

意外とRACが良いのも高評価。

そして溢れる身体能力。こいつを獲れRoseman。

 


33 LB4 Cedric Gray(North Carolina)6'1''(185cm)234lbs(106kg)

小さかろうがこれほどスピードがあれば問題ないでしょう。

プレースピードは速いのひとこと。

そのスピードがOLにもしっかりパワーとしてぶつけられているところも見えるのが非常に好ましい。

マンカバーもお上手に見受けられる。

Deanとスピードコンビを組ませるのもありですね。

 

 

34 IOL5 Cooper Beebe(Kansas State)6'3''(191cm)322lbs(146kg)

Top-30 Visit。

小柄だが運動能力は間違いなし。

左右への機動力もあり、フットワークも滑らか。

ランブロックには全般文句ないが、気になるのがプロテクション。

やや簡単に肩を開かされすぎるきらいがある気がしており、この辺は成長が必要。

やはりその小ささが若干嫌気されているようで評価は上がってこないが、Opeta(6'4")とあまり変わらないと思うとさぼどデメリットにはならないのではないか。

まああいつはUDFAだったが。2日目のIOLの選択肢としては悪くないと思います。

 

 

35 IOL6 Jordan Morgan(Arizona)6'5''(196cm)311lbs(141kg)

アスリートOG。

OTをプレーしていたがサイズ不足もありプロではOGでのプレーが見込まれている。

OTとして苦手としていたのは広いスペースでの速い相手との勝負だったと睨んでおり、そうなのであればOG転向で隙はなくなる。

ランブロックのパワーも充分にある。

ぜひAFCに行ってください。

 

 

36 IOL7 Brandon Coleman(TCU)6'4''(193cm)313lbs(142kg)

Top-30 Visit。

TCUでは2020シーズンのデビューはRT、2021シーズンにLGとして先発を掴み、その後LTに移動、2023シーズンはLG→LTと、左サイドを目まぐるしく移動したキャリア。

全米王者決定戦まで進んだ2022シーズンはLTの先発として戦っており、まあはっきり申し上げて非常に良かった。

LTとしてのフットワークに不満がないわけではないが、6'4"というサイズを考えるとプロではIOL起用になろうて、その場合に心配なのはややパワー不足に見えるランブロックのところ。

Stoutland先生好みの40yd 4.99というコンバインでのスピードも魅力的。

 

 

37 CB6 Kamari LassiterGeorgia)5'11''(180cm)186lbs(84kg)

動きは全般に滑らかだし特に不満もないけど4.64というスピードはさすがにいただけない。

それのせいもあってか映像を見ていてもめちゃくちゃ心惹かれるところもない。

完成度は高そうなので天井も間近か。

若干プレーがソフトに見えなくもない。 

 


38 CB7 Caelen Carson(Wake Forest)6'0''(183cm)199lbs(90kg)

Top-30 Visit。

その情報を聞いてちゃんと見直してみるとめちゃくちゃ良かった。

外も中もイケる。目を惹くのが前への鋭さ。そしてタックルめちゃくちゃ上手い。

もしかしたら今ドラフトのCBプロスペクトにおいてタックルの上手さはトップではなかろうか。ディープも下手なわけではないが。

Keion Coleman(Florida State)にはやられちゃっていた。とはいえ惜しい勝負だった。

異次元の身体能力を持つわけではないが、その不足分を視野の広さと賢さと読みの鋭さで補うタイプ。

Rosemanに珍しい身体能力以外の何かを見たっぽい枠。大変好ましい。

2個ある2巡指名権のどっちかを落として3巡指名権を作るならそこで行ってほしい。

もちろん残ってりゃ4巡でいいよ。

惚れてしまった。是非指名を。

 

 

39 CB8 Max Melton(Rutgers)5'11''(180cm)187lbs(85kg)

2022ドラフトの7巡でSEAに行き、そこからGBに引き抜かれていい活躍を見せているWR Bo Meltonの弟。

兄貴と同様小柄ながら快速を誇る。

ただ、このサイズにしてはクイックネス的なところが理想ほどよくないのが悲しい。

WRのブレイク後の詰めが遅い気がしているのが懸念材料。

身長は標準的だがランストップが強い気配はある。

ただし、ミスタックルも多いことは付言しておきます。

身体能力という天井は高そうなのでそれを評価してさてどこまで上がるでしょう。

さすがに巷で言われている2巡という評価は過大な気がするがどうでしょうか。

 

 

40 S4 Evan Williams(Oregon)5'11.375''(181cm)200lbs(91kg)

守備範囲の広さ、タックルの堅実さと、タックルに至るパシュートの勘の良さ、Sに必要なものは全て備えていそう。

Blitzも勘の良さで効果的なものになっている気配。

大変よろしい。

 

 

41 LB5 Trevin Wallace(Kentucky)6'1''(185cm)237lbs(108kg)

Top-30 Visit。

一見えらいもっさりして見えるが、狙いを定めてからは相当にお早い。

ややタックルが不安だが、いいものはお持ちのはず。

パスカバーもえらい滑らかに下がっていくし、待つのではなく前に出て仕留められるのも魅力的。

vs OLさえ上達すればスターターまで余裕であると思います。

 

 

42 LB6 Curtis Jacobs(Penn State)6'1''(185cm)241lbs(109kg)

広いフィールドでTEをカバーできるスピードと、スピードを理解しているからこその落ち着いたプレーリードに秀でたLB。

OLとの勝負を厭わない闘争心は随所に出ていて良いが、その割にちょっとパワーが足りないところとが見えてそれが心配。

タックルの場面でも同様。

がっつりILBというポジションよりもOLB的な立ち位置が多いのでPHIの3-4気味のDefenseに合うかどうかもちょっと難しいところ。

好きなタイプではある。

 


43 EDGE8 Austin Booker(Kansas)6'4''(193cm)240lbs(109kg)

フレームはMaxx Crosby(LV)。

そこから肉付きをめちゃくちゃしょぼくした感じ。というか軽すぎる。

プレーぶりもちょっとずとMaxxに足りないところが面白い。

最初から仕掛けられるシチュエーションではそれなりに結果を残せるし、そうでないシチュエーションでもリーチの長さを活かしてぬるりと出てくる動きが多いのが印象的。

フレームの割に軽すぎるという現状がこのまま通用するとは思えないが、カレッジ通算500程度しかスナップをこなしていないという経験不足の割には結果を残せすぎているので、今後の成長はだいぶ期待できそう。

それ込みで2日目ぐらいに指名しておくにはふさわしい素材ではないでしょうか。

 

44 EDGE9 Cedric Johnson(Ole Miss)6'3''(191cm)260lbs(118kg)

ブルラッシュが強い。

だからそのフェイクからのほかの動きが利いてくる。

なかなか引き出しが多くて良い。

1巡であろうプロスペクトたちと比べると見劣りはするが、EDGEに移ったのが高校のJuniorイヤーだと思うと伸びしろはまだありそう。

買いですね。

 

 

45 IOL8 Tanor Bortolini(Wisconsin)6'4''(193cm)303lbs(137kg)

Senior Bowlの練習で腰の強さを発揮していたC。

その後注目していたらコンバインでえげつない数字を叩き出したことであっさり世間にバレてしまった。

Wisconsinの4年間では、Cを中心に両G、果てはその運動能力を活かしてTEとしても出場経験がある器用さ。

試合映像を見ても機動力には問題なし。

気になるのはプロテクションの時に肩を取られて引っこ抜かれる形になることがちょいちょいあること。

リーチの長いプロのDTたちと渡り合っていくためにはもう少し成長は必要かもしれませんね。

 

 

46 IOL9 Beaux Limmer(Arkansas)6'4''(193cm)301lbs(137kg)

Senior Bowlであまりにも重そうだったのが目に付いた。

CとGをプレーしていたが、Sweatあたりの重めのDTにもしっかり耐えきっていた腰の強さが印象的。

それこそIOLではPowers-Johnsonか彼か、というぐらいの安定感であった。

機動力も十分にありそうで、クイックネスも問題なし。

いい掘り出し物になりそうな気配がプンプンする。

IOLのバックアップとして理想的すぎる。

 

 

47 WR8 Malik Washington(Virginia)5'8''(173cm)191lbs(87kg)

スピード、堅実な手、RACの能力。

すべてを持っていそうに見えて、それでいて一番重要な、あと10cmの身長を持ち合わせていなかったために1巡指名には至らない男。

とはいえルートはもうちょっと磨く必要があるが。

本当に身長以外致命的なマイナスはない。

100位以内には指名されちゃいそうですね。

 

 

48 WR9 Troy Franklin(Oregon)6'2''(188cm)176lbs(80kg)

Nixの相棒としてSlotでも活躍できてRACも優秀なデカWR。

しかしなにやらムラがある気がしてならない。

映像もすごくない日は本当にすごくなかったりする。

そして懸念を煽ったのはコンバインのドリル。

ボールを持たずにまっすぐ走るのはめちゃくちゃは速かったのにガントレットになった瞬間にえらいゆっくり走りはるもんで個人的な不安がえらく高まった。

そういう奴はほかのことに気を取られるのでルートラン遅そう、という偏見に基づく。

 

 

49 S5 Beau Brade(Maryland)6'0''(183cm)203lbs(92kg)

さすがBIG10出身。ランへの動きが大変よろしい。

パスカバレッジのよくわからなさ、具体的にはボールへの嗅覚がわからなかったのがNubinとの差。

ただ、そんなに悪くはない気がしている。

 

 

50 S6 Kamren Kinchens(Mami)5'11''(180cm)203lbs(92kg)

コンバインでスピードがないことを露呈してだいぶ評価が下がってしまった選手。

まだ若いんだが上手い。

パシュートのアングルも非常にいいし、パスカバレッジにおける視野の広さとボールへの嗅覚(キャリア11INT)も立派。

ただ、これでもトップ評価になれないのは、やっぱりその運動能力の低さ。

特に足の遅さは、それが明確に試合映像で欠点として露呈してしまっているのがつらい。

プロでシングルハイは到底望めないであろう気はしている。

2023までのPHI Defenseではもしかしたら使いみちがあったかもしれないが、Fangioはどうみるのだろうか。

ちなみに、Fangioのもとで開花したJustin SimmonsもKinchensとほぼ同じ40yd4.61で走っているため、もしかしたら全然気にしないのかもしれない。

 

 

51 DT4 Braden Fiske(Florida State)6'4''(193cm)292lbs(132kg)

コンバインでは化け物であるところを見せつけたが、致命的に腕が短いDT。

どれぐらい短いかというと、Miltonぐらい短い。

ちょっと身長が高いMiltonで、運動能力はほぼ同等。

そして現時点での教育され具合はMiltonの当時を上回る。

が、もう24歳。残念である。

 


52 DT5 Kris Jenkins Jr.(Michigan)6'3''(191cm)299lbs(136kg)

CAR・NYJで活躍したKris Jenkinsの息子。

父親のCAR時代のプレーの中に、常人のものとは思えないクイックネスを発揮してスナップ直後にQBをタックルするというプロレベルでは信じられないものがあった気がするがあの映像はないのか。

父親とはタイプが少々異なり、息子は確かなランストップ能力と不器用なパスラッシュ能力をお持ち。

少し小さめではあるが運動能力は高い。

思い返すと1年前のMazi Smithもこんな感じだった。

Mazi同様にリード&リアクトで動いているように見えるのでプロで活躍するまでには少し時間がかかりそう。

ただ、アンカリングはしっかりしているのでランストップはやはり有能な気配が漂っており、そっち方面に進むのであれば長い活躍が見込めそう。

PHI的にはあまり興奮しない。

 

 

53 DT6 Ruke Orhorhoro(Clemson)6'4''(193cm)294lbs(133kg)

1年前に出てきていればTyler Davisより個人的ランクは間違いなく下だったはずだが、1年の時を経て逆転。

軽めではあるが、それにしても身軽なシーンが目立つ。

ただ、シングルブロックに対しては相当にお強いので身軽なだけではない。

パスラッシュのテクニックで光るものはないが、安定感はありそう。

例に漏れずダブルチームにはつらそう。

 


54 CB9 Mike Sainristil(Michigan)5'9''(175cm)182lbs(83kg)

ちっさいのが常に懸念だが、クイックネスとガッツには問題がない。

前目が強いのでMaddoxっぽさも十分。

ナイスガイでとてもいいチームメイトっぽいのでそういう意味でも欲しい選手。

Sにしても良さそうなぐらいタックうまい。

ただ、こんなに使いみちが限定される選手に早めの指名権を使うかどうか。

それが問題。

 

 

55 WR10 Devontez Walker(North Carolina)6'1''(185cm)193lbs(88kg)

Drake Mayeの相方として名を上げた大柄快速WR。

Senior Bowl関連のドロップ祭りで食わず嫌いしていたところはあるが、冷静に試合映像を拝見しているとなんだとってもいいじゃないの、となっている。

Marvin Harrison Jr.ほどではないが大柄で、そのサイズを活かしたプレーがちゃんとできる。

サイズの通り俊敏さというのは感じられないが、その分競り合いには十分強い。

得意なのはタテ一発をCBと競り合ってもぎ取るアレ。

Nate Wiggins(Clemson)相手にでもやれいたのでもっと評価が上がってもいいのだが現状ノーマークな存在。

たぶん評価が上がらないのはできることが限られているから。

スラント系のルートの切れ味がもう少し上がればいいんだろうが、その辺の不器用さとオールマイティじゃなさを見られているのだろう。

だが我々が探しているのはQuezの後釜である。

そうみると十分すぎる。欲しい。

 

 

56 WR11 Javon Baker(UCF)6'1''(185cm)202lbs(92kg)

Alabamaでは出番がもらえなかったが、転校したUCFで大活躍。

特に最終年は1,000ydsを超えるレシーブを記録。

問題はそのムラで、気合いが入っている試合はほぼドロップなんか見せないどこのA.J.かというプレーを見せるが、そうじゃない日はどこのJJAWか、というプレーにまで化ける。

ただ、最終年終盤はA.J.の日が多かったはずで、そうなのであればもう少し評価されても良いはず。

ハマると全然落とさない。

惚れたのはコンバインのドリル。

ディープ系のルートが滑らかだったのが印象的です。

もちろん、ディープスレットとして有能なお仕事の実績もありますので、こちらもすごくほしい選手です。

 

 

57 WR12 Jha'Quan Jackson(Tulane)5'9''(175cm)188lbs(85kg)

とにかく目を惹くのがそのDeepの強さ。

4.42というスピード以上にルートランも速い気がするし、Quezの穴を埋めて余りあるものがある気配。

PRとしても有能なところからもわかるようにRACも優秀。

心配なのはその手とルートの幅と主戦場。

10%超の最終年のドロップ率はやや不安対象だし、Deepは強くてもイン系ではあまり良さが見えない。

主戦場がSlotなのにイン系をあまり走れないのはつらい。

ただSenior Bowlの練習では"全然落とさない"という評価もあったようなので手は徐々に改善されていったのかもしれない。

スピードもあってDeepがイケてRACが優秀ならいい選択ではあると思います。

 

 

58 WR13 Jacob Cowing(Arizona)5'8''(173cm)168lbs(76kg)

4.38のスピードキング。彼も小さい。

そしてそのタイプ特有の捕球半径の小ささと、そして恐らく手の小ささによるんだろうが結構ドロップする。

それに目を瞑れば長いのは得意なのでフィールドをストレッチするお仕事には適している。

ただ、カレッジでの本職は浅いエリア。

ルートランも優れているため平面で勝負して浅いエリアやゴール前の狭いエリアでもセパレートできるという異能持ち。

この点が単なるディープスレット各位とは異なるところだと見た。大変興奮するチョイス。

 

 

59 WR14 Malachi Corley(Western Kentucky)5'11''(180cm)215lbs(98kg)

Senior Bowl以降評価を爆上げ中。

コンバインのフィールドドリルも悪くなかったし順調に推移。

特別なスピードはないが、とにかくRACが上手く、どこにいてもボールを持たせれば何とかしてくれる感がある。

皆が彼にDeeboを見ているのなら早めの2日目まであるかもしれない。

Deepももちろんイケる。

気になるのが、出来のいい試合とそうでない試合の波が若干激しいこと。

そして、レシーブ数が多いので致し方ないのかもしれないが、Fumbleがやや多い気がする。

 

 

60 IOL10 Isaiah Adams(Illinois)6'4''(193cm)316lbs(143kg)

Senior BowlでGを練習しており、そこで目に付いた選手。

サイズはある方だがそれなりに動ける。

ただ、細かい動きの俊敏さにやや欠ける印象があるのがStoutland先生のお眼鏡にかなうかどうか。

パワーは問題ないはずだが。

 

 

61 TE3 Jared Wiley(TCU)6'6''(198cm)249lbs(113kg)

デカくて速い。ブロッキング?知らん。

体重こそないが、4.62という優秀なスピードをお持ち。それでいてコンタクトが弱いわけではなく、しっかり身体を使ってLBなりSに当たりながらリーチの長さを最大限活用してキャッチできるし、ドロップも少ない。

レシービングTEとしては有能。

ただ、ガリガリでもありブロックが弱いのはどうしましょうね。

救いは、弱いだけでやる気がないわけではなさそうなところ。

身体がデカくなりゃ成長するんでしょうかね。とはいえそのサイズと運動能力とレシービング能力だけで十分評価に値する選手。

 

 

 

Tier4(36名)

62 S7 Javon BullardGeorgia)5'10''(178cm)198lbs(90kg)

Tykee Smithと同じような役柄でプレーしていたはずだが、BullardのほうがややFSになる場面が多かったはず。

そして運動能力の天井が高いことと1年若いことからBullardの方が評価を上にする例が多いのはよくわかる。

ただ、少しだけ攻撃性が過ぎる気配があるのと、SlotのカバーにおいてSmithくんの方が優れている気がしたことによるものです。

いいSだと思います。

 


63 S8 Jaden Hicks(Washington State)6'2''(188cm)215lbs(98kg)

デカくて速いSS。

なんだがタックルが苦手っぽいというかあまりうまくないのが非常に気になる。

そしてリードの下手さも。

BOX内でほぼLBのような動きもしているが、OLに対してはほぼ無力。

運動能力が高くてレンジが広いのは認めるが、マンカバーの下手さも含めてどうしても推せない。

 


64 IOL11 Christian Haynes(Uconn)6'3''(191cm)317lbs(144kg)

Zoneブロッキングが非常にスムーズでLBへのアプローチも上手く運動能力も高い。

接触情報こそないが、これはStoutland先生が気に入りそう。

プロテクションは肩を簡単に開きすぎるきらいもあってあまり達者ではなさそうだし前のブロックはあまり強くない疑惑もなくはないが、PHI Offenseとの相性はいい部類なはず。

 

 

65 OT1 Kiran Amegadjie(Yale)6'5''(196cm)323lbs(147kg)

相手が軒並みFCSなので正直ちゃんと比較が出来ているかはわからないが、相手のレベルはさておき、デカいのはわかるがえらいもっさりしていらっしゃる気がする。

姿勢も高いし。

ただ、否定できない腕の長さと、高校途中からフットボールを始めたという歴の割に圧倒的なパフォーマンスを残している以上無視はできない。

しかもYaleなんで賢くはあろう。

これは完全にStoutland先生案件。Next Mailataとしてこいつを育て上げてLaneの後釜にしちゃいましょう。

 

 

66 OT2 Roger Rosengarten(Washington)6'5''(196cm)308lbs(140kg)

全米準優勝Washington大の正RT。

しかしSenior Bowlの練習では左右両方そつなくこなせるところを見せつけた。

サイズはそれなりながら運動能力が高く、フットワークもよろしい。

ランブロックはスムーズで、LBのブロックも問題なくこなす。オープンへもサクッと出られる。

課題は恐らくプロテクションのところで、左右に振られたりとか手を自由に切らせてしまったりとかブルラッシュを食らってバランスをくずされちゃったりというシーンに結構頻繁にお目にかかる。

とはいえ2023シーズンの被サックは0なのでこれらの弱点も致命傷には至っていない。

現状では他ポジションの層の薄さも相俟って2巡で売り切れてしまいかねない。

これぐらいで残っていたらいい控えOTになりそうなのだが。

さて、PHIは手を出すのでしょうか。

 

 

67 OT3 Patrick Paul(Houston)6'7''(201cm)331lbs(150kg)

動ける巨人。

サイズの比較対象はDawand Jones(CLE)。

それでいてDawand君より(カタログ上の)機動力は格段にある。

そりゃみんな欲しがる。

ですが現実は、その長い腕もDawandのカレッジ時代と比較しても全然有効活用できていないし、プレースピードも非常に遅い。

ということで原石。

ただ、プロ各チームはサイズと運動能力がどれほど得難いかは知っているはずだし、Dawandの成功も目にしているので育成枠としてでも早めに飛びつくはず。

PHIが飛びついてもいいが、まあできれば4巡以降で行きたいところ。

 

 

68 LB7 Junior Colson(Michigan)6'2''(188cm)238lbs(108kg)

ケガでコンバイン等の計測系を全部パスしたのになぜかここへきて評価が上がってきた選手。

いる場所はいい。

思い切りもいいしスピードもある。

運動能力の高さを活かしてオープンフィールドでRBをマンツーマンでちゃんとカバーできるなどカバレッジ方面の能力は高そう。

ただ、Big10なのにランストップがイマイチ。

OLに絡まれた途端に何もできなくなるLBにはトラウマがありすぎる。Blitzもあんまり上手くない。

 

 

69 DT8 T'Vondre Sweat(Texas)6'4''(193cm)366lbs(166kg)

Jordan Davisがいるので上位指名でこのタイプを求めようとは思わないが、巨漢。

この体重にして意外とパスラッシュの勝率は高い(PFFによるとPassRushWin%15.3%でMurphy・Michael Hall・Newtonに次ぐ数字)。

シングルブロックで彼を止めるのは相当に難しい。

ただまあやっぱりJordan Davisと比較するとミニチュア感は否めない。

 

 

70 EDGE10 Adisa Isaac(Penn State)6'4''(193cm)254lbs(115kg)

Chop Robinsonの逆サイドを張った男。

似たような体格の彼との比較だとランストップがお上手だが一方でパスラッシュも十分にできてサック数も最終年は出場試合数の関係もあってChopより多い。

ただ、プロでも通用しそうなバランスかと聞かれると微妙。

なんせ彼の場合Senior Bowlの練習での印象が悪かった。

スピードで外から回ることだけしか引き出しがないようなプレーぶりであったし、あのレベルでもあまり通用していなかった気配。

ただ、慣れれば問題ないのかもしれない。3巡から3日目。

 

 

71 CB10 Khyree Jackson(Oregon)6'3.5''(192cm)194lbs(88kg)

この体格の割にリリースポイントでの勝負がうまい。

腰の回転も滑らか。

確かにトップスピードへの懸念はあるが、リリースでの勝負がうまいのでスピード勝負に持ち込まれることも少ないとお見受けした。

タックルさえ強くなればまるでBradberryじゃないか。

ただし、やはりクイックネス系が弱いので今のところはリーチを活かしたプレスマン一本槍という印象。

ゾーンカバーで成熟するにはもう少しOffenseのことを知る必要がありそうですね。ということで3日目。嫌いじゃない。

 

 

72 CB11 Cam Hart(Notre Dame)6'3''(191cm)202lbs(92kg)

隆々たる体格のフィジカルCB。

そしてその印象の通りクイックネスに不安あり。

せっかくの体格をプレーに活かせていないというか、小兵のCBのような密着をしようとして中途半端に終わっている印象がある。

遠慮なくそのリーチを差し込んでいけばもう少し良くなる気配はある。

そういう意味でBradberryから学ぶところは多いのではないでしょうか。

当然ブレイクが遅くてそこではセパレートされてしまうので、その後のリカバリーをどう成長させていけるか。

ただこの体格は捨てがたい。さてどうしたものか。

時間的余裕があるはずのPHIからすると悪くない選択肢ではある。

 

 

73 TE4 Tanner McLachlan(Arizona)6'5''(196cm)244lbs(111kg)

落とさない男。

2023シーズンはターゲット55回でドロップ0回。

これだけ獲れりゃ手が小さいなんか関係ないですね。

ルートはスムーズだし密集も気にしないキャッチの際の集中力は素晴らしい。

ブロッキングはちょこちょこ甘いが、2線目以降に対してはそれほど下手ではない気がするのは贔屓が過ぎるか。

DLに対しては体重もないしなかなかつらそう。

とはいえLatuにサックされるたのはシングルブロックというアサイメントが悪いと思いますけどね。

Theo Johnsonなんかとは違って空いているところを見極めてQBが欲しいタイミングで振り向いているのはなんとも好感が持てるところ。

こういう賢い男に来てほしいものです。

ブロックはプロでがんばってください。

 

 

74 OT4 Blake Fisher(Notre Dame)6'6''(198cm)310lbs(141kg)

Joe Altの逆サイド。

いいOTだとは思うが、ちょっとずつ力強さが足りない気がする。

それとプロテクションにおける手の使い方にも改善の余地がありそう。

運動能力は理想ほど高くないが、腕も長くでかい方で、さらにそのサイズにしては動けているので器用そうな印象は受ける。

Stoutland先生の手にかかれば成長待ったなし。主戦場が右側だという点もよろしい。

 

 

75 DT7 McKinnley Jackson(Texas A&M)6'1''(185cm)326lbs(148kg)

今ドラフトのDTプロスペクトにおいては割と重めの部類。

あまり動けはしないが、パスラッシュはお上手だとお見受けした。

ランスタッファーとしてはダブルチーム以外に対してはなかなかやれている気配。

とはいえこのアンカリングはもう少し強くなっていってほしいところ。

パスラッシュにしてもランストップにしてもパワーで対面に勝つことが前提になっているような気がしているのが上のレベルでやるときの懸念点。

チームキャプテンを務める程度にはナイスガイなようなので人柄には心配ない。

あとは技術。

 


76 DT9 Michael Hall(Ohio State)6'3''(191cm)299lbs(136kg)

サイズの割に腕は長そうだが、あまりうまく使えていない。

スピードのプロフィールのわりに出足は速くない。

Senior Bowlの練習では光っていたが、これを”伸びた”と捉えるのか”練習番長”と捉えるのかは人それぞれ。

個人的には後者の気配。

ただ、そのツールを試合でも活かせるようになればAaron Donaldへの道が開けてくる(過去にそんな例は見たことないが。)。

そしてちょっと体格の不利が出すぎているランD#があまりに微妙なので上位ではごめんなさい。

 

 

77 S9 Kitan Oladapo(Oregon State)6'2''(188cm)216lbs(98kg)

強さと正確性両方の面でタックルがやや怖い。

 


78 EDGE11 Jonah Elliss(Utah)6'2''(188cm)248lbs(112kg)

Elliss12兄弟が送りだす4人目かつ最新作は現時点の兄弟最高傑作。

冬の初めぐらいにはもう少し評価が高かったはずの技巧派。

パスラッシュの引き出しは多そうだがパワーのなさが気になる。

パスが来るのがわかっているときのラッシュ能力は高いが、そうでないときはOTにつかまっちゃうとそれ以降の選択肢が著しく少ない印象。

それが顕著に出たのが対Fuagaで、本当に何もできてないかった。

ただ、10試合で12サックという成績を残した最終年の生産性の高さはダテではないので、使い方を限定できれば結果は出せそうな気配。

3Downで使えるかどうかは今後のフィジカルの成長次第。

 


79 EDGE12 Mohamed Kamara(Colorado State)6'1''(185cm)248lbs(112kg)

ちょっと小さめのEDGE。

その分スピードは豊かだし特に出足は非常に良い。

タイプとしてはNolan Smithと丸被りなのが非常につらい。

ここの補強は後回しにするはずだが。

映像からはハイモーターぶりと、なぜか最終的ににゅるりと出てきてプレッシャーになる得体の知れない能力が読み取れる。

パスとわかっているシチュエーションでのPass Rush Win%31.4%という数字は魅力的。

3日目なら儲けもの。

 

 

80 IOL12 Dominick Puni(Kansas)6'5''(196cm)313lbs(142kg)

膝のケガでほぼ全休した2021シーズンを含めて、4シーズン強で43試合を先発した経験豊富なOT。

Kansasの前はCentral Missouriで3シーズンプレー。

43試合のうち13試合が2022シーズンのKansasでのLGでありIOLでも計算可能。

サイズ的にOTは難しいのでGでのプレーが見込まれており、Senior BowlなんかではCまで練習していた。

まっすぐのスピードこそ平凡だが、横方向への運動能力は高く跳躍系でもいい数字を残しているのでクイックネスはありそう。

懸念はパワー。

OGとしても体重は軽い方なのでランブロックと、そして強いDT相手のプロテクションでのアンカリングがよく読めない。

そして後者に関してはOTとしてもやや不安なところはあった。

 

 

81 EDGE13 Gabriel MurphyUCLA)6'2''(188cm)247lbs(112kg)

Latuの反対側。

プレースタイルから年齢から身体能力までまあ似てる。

若干Murphyの方が小柄。

何なら爆発力についてはMurphyの方が上かもしれない。

しかし唯一というか明確に劣るサイズのところがやはりネックで、6'4"と6'2ではたった5cmでも2mのOTたちと勝負するうえでは致命傷になるのかもしれない。

またArmも、短かったLatuよりさらに短い。

そして、腕が短い人にしては持っているパスラッシュのスキルが長い人のそれである。

このあたりが前評判を上げきれない要因であろう。

技術レベル自体はLatuと遜色ないと見た。3日目にはなろうが、欲しい。

 

 

82 CB12 Nehemiah Pritchett(Auburn)6'0''(183cm)190lbs(86kg)

動きの滑らかさ、Defense全体の理解力、積極性と非常にいい気がする。

ただ、彼も同僚のD.J. James同様線が細い。

そしてタックルが微妙。

カバレッジの能力は高いのでこの点が改善されればなんとか。

ちょっと気になるのは、試合映像では滑らかに見えるが、3-Coneの数字は結構悪かったところ。

 

 

83 CB13 Decamerion Richardson(Mississippi State)6'2''(188cm)188lbs(85kg)

Top-30 Visit。

40yd4.34のスピードは素晴らしいが、このドデカい体格からわかる通りブレイク系が弱いのでやるなら外CB。

身体能力先行の典型的な素材。

それが証拠にカレッジ通算INTはゼロ。

視野が狭いというか素直なところがあって、WRのフェイクにはいちいちリアクションしてあげている。

プレーから知性は一切感じないが、たぶんいいやつ。

Nabersとのマッチアップが多かったLSU戦は地獄の出来栄えだった。

組合せとしては最悪の部類で、Nabersのクイックネスに到底ついていけず、という場面が多々。

なのでプロで使い物になるにもさすがに時間がかかりそう。

もう少しOffenseを理解して予測なんかを交えながらクレバーにプレーできないと次のレベルではしんどそう。

このあたりを踏まえて、巷の評価は3日目の素材枠。そう思います。

 

 

84 S10 Calen Bullock(USC)6'2''(188cm)188lbs(85kg)

ガリガリ

運動能力は高いんだが、大物狙い。

Sにあるまじき積極性を随所に見せてくる。

安全なアサイメントの時だけ攻めているのであればいいのだがどうにもそうは見えないのが怖い。

タックルは足元に行くのがメイン。

プレーリードが粗すぎて全然違うところに上がったりするところもある。

とかく最後尾に置いておくには怖さが満点な選手である。

 

 

85 S11 Cooper DeJean(Iowa)6'0''(183cm)203lbs(92kg)

Top-30 Visit。

本気で何がいいのかわからないが、こんなにバーストのない人間をCBに置くわけがなかろうということでS扱い。

タックルが上手いという評判だがあんまり伝わってこないし、カバーに下がったところからパシュートまでへのスムーズさも一切ない。

なんというか動きが全部硬い。

カタログの運動能力に騙されてはいけない例。

 

 

86 S12 Sione Vaki(Utah)5'11''(180cm)210lbs(95kg)

PFFからはマンツーマンが一切評価されていないが、コンバインのドリルの動きは非常に良かった。マンツーも出来そう。

とはいえ残っている試合映像は酷い。

タックルできないコンテインできない。

さて何を信じたらよいのでしょうか。

 

 

87 CB19 Kris Abrams-Draine(Missouri)5'11''(180cm)179lbs(81kg)

足運びがそれなりに滑らかという魅力は認める。

だがやっぱりガリガリすぎてかプレーの強度が足りない懸念がぬぐい切れない。

Wigginsほどの密着力と攻撃性がないためこのガリガリはこのまま悪影響になるのではないかという嫌な予感がある。

そして4.44というエリートに近いタイムを試合映像から感じられないのもちょっとマイナス。

ただ、スプリットSのスキームはFangioのものと似ているし、上位でエリートが獲れなければいい選択肢にはなるのでしょう。

 

 

88 IOL13 Zak Zinter(Michigan)6'6''(198cm)309lbs(140kg)

Top-30 Visit。

当然面談ではけがの回復具合を確認しているだろうて、獲得した暁には順調に進展していると思い込みましょう。

11月時点の骨折ならぼちぼち回復具合も明らかになっていることでしょう。

全米王者Michigan Offenseの核であったIOLのさらに中心人物。

プレーは堅実とか安定とか、そんな日本語で表現したくなるもの。

もう少し爆発力があれば2日目上位だったんでしょうかね。

DTに振り回される場面がちょいちょいあるので、上半身なのか下半身なのかを鍛える必要はありあそう。

ただ、ブロッカーを探すときの視野の広さは感じるしたぶん賢いんだろうな、というのが伝わってくる。バックアップとしてはいい選択肢だと思います。

 


89 IOL14 Sedrick Van Pran-GrangerGeorgia)6'4''(193cm)298lbs(135kg)

Georgiaでたっぷり3年間先発を務めたOLの中心人物。

運動能力はBortoliniに劣るかもしれないが、残してきた試合映像からするとゲームでのスムーズさはBortoliniに勝る。

ただ心配なのは、軽い体重からもわかるように前への推進力の足りなさ。

パワー不足を疑わざるを得ない場面は多々あるので、それがプロのDT相手に通用するか。Kelceのような軽量でもなんとかなっちゃう例はなかなかないのです。

LBへのブロックとか左右のプルアウトなんかに心配は一切ない。アンカリングとパワーアップをがんばってください。

 

 

90 IOL15 Zach Frazier(West Virginia)6'3''(191cm)315lbs(143kg)

先発経験が豊かで高い評価を受けているCなんだが、なんというかもうちょっと突き抜けたものはないですかね。

小さくて腕も短いのに加えて機動力もあんまりない。

そしてたまにDTのヒットをしっかりもらっちゃったりしている時もある。

もちろん技術の引き出しが多かったりと高評価を受けるのもわかるシーンが大半だが、じゃあ上のレベルでその小手先っぽいのでやっていけるかと聞かれるとちょっとわからない。

ZoneブロックよりGapブロックのほうが生き生きしている気がするのもPHI的にはちょっと問題。

2巡で消えてくれればそれでよし。

流れてきたとしても、KelceやJurgensの系統につながらなそうなのでパスで結構ですかね。

 

 

91 LB8 Jordan Magee(Temple)6'1''(185cm)228lbs(103kg)

地元Temple大ということもありプロデイ等で相当に興味を持っていると伝えられているLB。

身体能力は高いようで守備範囲は広いが、如何せん強さが感じられない。

特にランストップがなかなか苦しいしタックルも弱い。

ただ、判断力は悪くないようでカバレッジにおける視野の広さは良い。

コンバインでの4.55という素晴らしい数字を感じさせるプレースピードなのも好材料

Temple大というところがややこしくて、地元すぎるためvisitsしたところでTop-30にカウントする必要がないとのことであまり接触情報は表に出てこないが、たぶん有力。

 

 

92 LB9 JD Bertrand(Notre Dame)6'1''(185cm)235lbs(107kg)

Liufauよりこっちの方が好み。

ガッツがあってランストップのスペースの埋め方も上手。なによりタックルが安定しているところが非常によろしいが、すこし小さい。

ランストップは素敵だし勘の良さも感じるが、パスカバーになったらややスピード不足かもしれない。

フィールド外でも社会貢献活動に熱心なナイスガイ。

 

 

93 LB10 Aaron Casey(Indiana)6'1''(185cm)230lbs(104kg)

ランストップ完全特化型。

スピードはある。相当にある。それが全部前に進むときにだけ活かされる。

力強いタイプではないんだが、思い切りがよくてプレースピードも速い。

T.J.のようにドラ外で獲れれば最高なんだが、そこまでは落ちてこなそう。

ランストップ至上主義者にはとても放置できな逸材である。

 

 

94 DT10 Brandon Dorlus(Oregon)6'3''(191cm)283lbs(128kg)

3テクにしては軽いし5テクにしては遅いし、という典型的なトゥイーナー。

とはいえ1年前より手数が増えているのが好ましい。

パスラッシュのテクニックも向上しているし、出足も改善された。

比較的長い腕をうまく使えるようになった気配がしておりとても良い。

あとはどう使うか。

5Tを探しているならレーダーには引っかかりそう。

 

 

95 TE5 Theo Johnson(Penn State)6'6''(198cm)259lbs(117kg)

本名は"Theodore Johnson"らしいのだが、それで検索すると同姓同名のシリアルキラーが出てきて驚くのでご注意ください。

コンバインではこのサイズで40ydを4.57というタイムで駆け抜けて話題の人に。

コンバインのフィールドドリルも非常に良かった。

BIG10出身のTEに期待するほどにはブロッキングが上手くないのは悲しいが、それでも手は堅実だしコンテストキャッチも悪くない。

ただ気になるのは、まさかコンバインであんなタイムを出すとは想像もつかない程度に試合映像がもっさりしているように見えることと、全然空かないところ。

前者は"デカいからもっさり見えるだけ"ということならいいんだが、後者はかなり引っかかる。

空かないということはスキーム理解の欠如につながる印象があるのである。

頭のよくない選手には自ずと限界があろう。そんな気がする。

うまく育てばその高い天井を活かすことができるんだろうが、ここが全面的に推せない最大の要因。

 

 

96 TE6 Cade Stover(Ohio State)6'4''(193cm)247lbs(112kg)

1年以上前に2022シーズンの映像をチェックしたときは何者でもなかった気がしているが、それからだいぶ成長なさったようでなにより。

BIG10産なのでブロックはそれなりにできるが、プロではLBをちゃんと取れるかどうかというところでしょうか。

専門はレシービング。

特に2023シーズンはゼロだし3シーズンを通して2しかないドロップの少なさが目に付く。

コンテストキャッチにも強い。

ただ、40yd4.65というスピードを映像から感じないのが難点。

リーチも短いのでキャッチ半径も小さい。

評判はいいので信じたい気持ちはあるんだが、質のいいバックアップというのが現状でしょうか。

運動能力はあるので天井は勝手に見込んでいる。

 


97 TE7 Ja'Tavion Sanders(Texas)6'4''(193cm)245lbs(111kg)

Zoomミーティング済み。

こいつをTEと分類するのはなんとも抵抗がある。

デカSlotとしての活動が(実際はスナップの2割強程度なのだが)印象的で、2023シーズンまでのPHI OffenseにおけるTE2としては使いみちがなさそう。

たまにやってみているブロックもまあそりゃ酷いものでありプロのTEとして置くには怖いことこの上ない。

ただ、67ターゲットでドロップなしという手の堅さは間違いないしルートもスムーズ。

サイズのアドバンテージはあまりないが運動能力は悪くない。

何とも悩ましいが、Goedertの後継者とするにはやはりブロッキングが不安なのであまり触手は動かない。

 

 

 

Tier5(24名)

98 WR15 Jalen Coker(Holy Cross)6'1''(185cm)208lbs(94kg)

Boston College戦でElijah Jonesを翻弄した足捌きが忘れられない。

残念ながらエリートなプレースピードまでは感じられないので現状のニーズからすると微妙なところではあるが、長じて彼がDavante Adamsにならないと誰が言いきれようか。

欲しい。

くれ。

 

 

99 CB14 Elijah Jones(Boston College)6'1''(185cm)185lbs(84kg)

PFFのマンツーマン指標が世代トップ。

そんなPFFに騙されてはいけない。

運動能力は高いんだろうが、転換系が大の苦手で、試合でも一瞬プレーアクションやらWRのフェイクに引っかかったあとに尋常でなくブチ抜かれている映像が量産されている。

というか2023シーズンには13レシーブしか許してないのにそのうち3回が30yds以上というのはむしろ偉業ではないのか。

まあそれぐらいやられるときは派手なのでどうしてもQBの目についてしまうということでしょう。

プロでは狙われること必至。

個人的にはコンバインのドリルでの動きがなかなか良かったので欲しい人リストには入れていたが、徐々にそのお気持ちも薄れつつある。

育てたらものになるかもしれないがもう24歳というのもそのあたりの腹積もりを崩す要素の1つ。

Fangioスキームはあまりマンヘビーではないと思っているのでそういう意味でも合わないかも。

 

 

100 CB15 Renardo Green(Florida State)6'0''(183cm)186lbs(84kg)

もうちょっと屈強であればありがたかった。

プレーは上手い風。

マンツーマンで簡単にリリースを許しすぎているきらいがないわけではないが、その後の腰の動きは滑らかだし辛抱強くもある。

タックルも綺麗に決めるしいい選手ではあるんだろうが、サイズとスピードが普通で、あまり目立った武器が見当たらない印象。

 

 

101 CB16 Ennis Rakestraw Jr.(Missouri)5'11''(180cm)183lbs(83kg)

上がりのキレもガッツも感じるし、NCBができるという魅力はあるが、マンツーマンがやや不安。

長い距離のスピードもあまり感じないし線の細さも懸念材料。

4.51というスピードを考えるとNCBと思うしかなく、そう思うと2日目までの指名は早すぎる気がする次第。

 

 

102 WR16 Ainias Smith(Texas A&M)5'9''(175cm)190lbs(86kg)

Top-30 Visit。

2021シーズンに大ブレイクして2022ドラフトでは上位指名候補として有望視されるも、カレッジに戻ることを決意。

しかしそのシーズン序盤に右足に骨折その他の大ケガを負い、シーズンエンド。再起を懸けた2023しーずんはWRとして5年間でベストの53レシーブ795ydsという数字を残す(2TD)。

数字から分かる通りめちゃくちゃ小さいが、大外でもやっていけるルートランの美しさは魅力的。

そしてこの体格ながら、ブレイクした2021シーズンはゴール前で無類の強さを発揮したほどスペースを見つけるのがお上手。

Slotとしてなら余裕でQuezを超える素材だと思われる。

そしてPunt Returnでも2023シーズンにも1つ、合計2つを記録している。その面での活躍も可能。

懸念は、やはりサイズと、そしてケガの遍歴(コンバインも疲労骨でワークアウトを回避)に加えて、飲酒運転とマリファナ所持での逮捕歴(いずれも不起訴)という彼の地にてありがちなアレ。

ただ、Top-30に呼ぶほどなので何かは見ているはず。

ガジェットタイプとしては面白い存在なので是非ともお越し願いたい存在。

 

 

103 CB17 D.J. James(Auburn)5'11''(180cm)175lbs(79kg)

密着できるタイプではないし滑らかさはあまりないが、ボールが飛んでくることが確定したところに一直線に飛んで行って球を撃ち落とす迷いのなさは好ましい。

Wigginsに近しいガリガリさ故ランストップにおけるタックルの不安はあるが、それでも自分のエリアを守ろうとする意識は高く、コンテインはちゃんとやろうとしている。

できているかどうかは別にしても。

ただ、やっぱり滑らかさのところで同僚のPritchettに一歩譲る気がする。

BradberryとSlayというコンビのPHI DefenseにおいてはもうちょっとフィジカルなCBを希望するのではないかというのもやや落とした理由。

 

 

104 OT5 Tylan Grable(UCF)6'6''(198cm)306lbs(139kg)

なかなかいかれたコンバインの成績を残したアスリート。

スモールスクールからUCFにトランスファーして2年間プレーしたという経緯もあって技術的には少し未熟な感じがある。

特にプロテクションの最初のヒットを身体で行っちゃってたりEDGEからもらい放題になっていたり。

それがちょくちょく怪しいやられ方に繋がっている。

ただ、基本は破綻なくできている(今季被サックは0)はずだし上積みも期待できそう。

いいバックアップ目指して頑張ってください。

 

 

105 OT6 Javon Foster(Missouri)6'5''(196cm)313lbs(142kg)

3年間LTとして全試合先発したMissouriの鉄人。

サイズはプロのOTとして十分のものを持つが、運動能力はちょっと厳しそう。

プロテクションではアンカリングがちょっと弱そうな気配。

オープンフィールドでのブロックはお上手そうだとお見受けした。

ブロッキングスキームもおよそPHIと近しいので順応も早そう。

バックアップとしてはいいと思うが、24歳という年齢も合わせて天井をどう思うか。

 

 

106 IOL16 Gottlieb Ayedze(Maryland)6'4''(193cm)308lbs(140kg)

Glazeと同様にMaryland出身で、同大のプロデイではStoutland先生に吟味されている。

GlazeがLTの先発で、AyedzeがRTの先発。

サイズも似たようなものだが、Ayedzeのほうが若干運動能力が高い。

Glazeとはちがって機動力の心配はないが、こちらはパワーが不安。

そしてもう24歳。

さて先生はどう見るんでしょうか。

 

 

107 IOL17 Delmar Glaze(Maryland)6'4''(193cm)315lbs(143kg)

他の例と同様にサイズ不足でOGでのプレーが目される選手。

MarylandのプロデイではOLのフィールドドリルをStoutland先生が仕切ったとのことでよく観察してらっしゃることが想像できるためここに載せたもの。

LBへのブロッキングは非常に素晴らしく、3巡ぐらいでの指名が期待されるEichenberg(Ohio State)なんかはGlazeが伸びてきたプレーでは1試合まるで仕事が出来ていなかった。ポジション取りとかがいいんでしょうね。

機動力はやや欠ける。

OTから外に出て行っても後ろが詰まるようなシーンを何度か見た。

この辺りをStoutland先生がどう見るかにすべてが懸かっているが、素人目には「ちょっと厳しそうだな」という感覚です。

 

 

108 LB11 Marist Liufau(Notre Dame)6'2''(188cm)234lbs(106kg)

長髪をなびかせてフィールドを駆け回るサイズ充分のハイモーター。

OL外すのがあまりうまくないので最後まではいけないこともあるが、ボールの近くにはいつもいる。

めちゃくちゃタックルミスするのでストレスやばそう。

パスカバーはそれなりにやれる。

 

 

109 DT11 Jaden Crumedy(Mississippi State)6'4''(193cm)301lbs(137kg)

手が強い。

出足とパスラッシュもなかなか。

パスラッシュでもやっぱり手の使い方が上手い気がする。

時折以上に腰が高くなってしまうことがあって期待値を大幅に下回るランストップの仕上がりになってしまうのがとても残念。

ただ、上手く説明できないが、パワーを強調したパスラッシュは非常に魅力的に見える。

年齢さえもうすぐ24歳じゃなければFletchの同門の後輩なんて喜んで迎えたのに。

 

 

110 DT12 Mekhi Wingo(LSU)6'0''(183cm)284lbs(129kg)

今年はこのタイプしかいないのか。軽量小柄で身体能力が高いDT。

Maason Smithの恩恵を受けてシングルブロックが多かったはずで、それが証拠にMaason不在のFlorida State戦は数プレーを除いて消えてしまっていた。

出足の速さは確かにあるが、Miltonを3年観たものとしてはそれ以上の何かが必要なはずで、そこまでは感じないというのが正直なところ。

 

 

111 EDGE14 Eric Watts(Uconn)6'5''(196cm)277lbs(126kg)

サイズはSweatの後任に理想的なのだが当初のSweatと見比べても粗削り感が強い。

身長がそれなりにあるのはいいんだがそのまんま腰高なプレーぶりになって表れており、現状マイナスの方が目に付く。

総じて生産性が低いことと年齢を考慮するとこれぐらいにせざるを得ない。

 

 

112 WR17 Jamari Thrash(Louisville)5'11''(180cm)188lbs(85kg)

Benjamin MorrisonをちぎったNotre Dame戦のパフォーマンスで惚れた。

サイズは並みだが、その分というか狭いエリアでのセパレート力は大したもの。

やっぱりブレイクが上手いレシーバーは簡単にセパレートできて大変よろしい。

長いパスでもフリーになるのは得意なので、スピード狂というタイプではないがQuezの後釜としていい選手になるのではないだろうか。

なお、異次元のドロップ屋。ベースでよう落とすことに加えて、わかりやすくパスが長くなればなるほどよく落とす。

加えて、ややガリよりなのでプレスされると弱くてルートを守れないことも。

この辺の欠点が目立っちゃうのと身体能力が取り立てて高くないことから3日目候補。

 

 

113 WR18 Brenden Rice(USC)6'2''(188cm)208lbs(94kg)

Top-30 Visit。

リリースは滑らかでセパレートもできるが、純粋なまっすぐのスピードがやや足りないかも。

PHIが今欲しいタイプではないはず。

十分に手はいいが、これがもうちょっと強くなれば1巡。

 

 

114 WR19 Anthony Gould(Oregon State)5'8''(173cm)174lbs(79kg)

例にもれずちっさくて速い系。

PRもできる。

ただ、やっぱりその小ささから捕球半径も小さく、Deepか浅いシャロークロスか、という人が少ないところでしか輝けない。

スピードは確かなのでいいストレッチ役にはなりそう。

 

 

115 LB12 Edefuan Ulofoshio(Washington)6'0''(183cm)236lbs(107kg)

PFFカバレッジグレードが相当良かった選手。

例によって小柄でスピードに秀でるタイプだが、ランストップも悪くない。

ただ、すこしプレーアクションに引っかかりすぎるというかリードがまずい場面がちょこちょこある。

そして既に24歳。伸びしろはあるのでしょうか。

 

 

116 S13 Dadrion Taylor-Demerson(Texas Tech)5'10''(178cm)197lbs(89kg)

こちらも小さいが速いタイプ。

4INTの決定力はなかなかだが、ディープ責任のときにまでそんなに攻めるのはなんでなんでしょうか。

そして逆衝かれたりしているよね。

いい選手ではあるはずだが積極性が過ぎるのが少し気になる。

 

 

117 S14 Malik Mustapha(Wake Forest)5'10''(178cm)206lbs(93kg)

どうもリードが下手というか遅い場面がちょいちょいあるが、プレーが判明してからのパシュートはお見事。

タックルまでスピードを一切落とさない強心臓ぶりも見事で常に刺すようなタックルをしている。

かなり攻撃性高い。

マンツーマンはあまり上手くないようだが、広いフィールドを1人で背負える守備範囲をお持ち。

もう少し視野が広くなればいいんですけどね。

 

 

118 TE8 Ben Sinnott(Kansas State)6'4''(193cm)250lbs(113kg)

サイズは小さいがその分走れる。

ブロッキングは標準といったところでしょうか。

プロでDLをブロックしきれるようには見えない。

レシーバーとしては恐らく優秀。

それほど緩急がないのが惜しいところだが、ルートランも正確な部類だろうしキャッチも堅実。スピードもある。

RACも優秀。

だがサイズのなさ、特に腕の短さがプロのTEとしては致命傷な気がしており、通用するかは未知数。

Calcaterraを見ているようで、あまりテンションは上がらない。

 

 

119 EDGE15 Jalyx Hunt(Houston Christian)6'4''(193cm)252lbs(114kg)

運動能力は十分なんだが如何せんスモールスクール出身だけあって現状はどうにも何かが足りない。

あんまりベンチを挙げられなかったことや体重が軽いことをみてもパワーがもう少しつけば何となく見えてくるのかもしれない。

プロで成長できるかどうか。映像の感覚より評価がいいのは何を見たのだろうか。

 

 

120 EDGE16 Jaylen Harrell(Michigan)6'4''(193cm)247lbs(112kg)

穴馬。

パスラッシュ数に比して異様にサック数が多いこの男。

Michiganではパスラッシュに下げられることも多い使われ方をしており、その点が数字を伸ばさなかった要因だろうと推測される。

パスラッシュをかけると、スピンムーブが中心ではあるがなかなかに切れ味がよい。

仮にFangioスキームにおいてZack Baunのようなパスラッシュおよびパスカバー両方に用いる選手を集めるのだとしたらこういう選手でしょうね。

 

 

121 EDGE17 Javon Solomon(Troy)6'1''(185cm)246lbs(112kg)

Mohamed Kamara(Colorado State)の下位互換というかちょっとサイズとスケールをそれぞれ小さくしたようなタイプ。

 

 

 

Tier6(23名)

122 LB13 Michael Barrett(Michigan)5'11''(180cm)232lbs(105kg)

Junior Colsonを見ていて、こっちの方が欲しくなったといういつもの目移り。

動き自体はColsonと遜色ないどころかColsonよりボールに絡めていて大変良いのだが、ちっさいしそれゆえによりタックルが弱い。

スピードもさほどないとなるとなかなか天井も低そうなので、プレーはいいんだがこの位置。

 

 

123 OT7 Travis GloverGeorgia State)6'6''(198cm)317lbs(144kg)

Top-30 Visit。

試合映像がないので何とも言えないが、Senior Bowlの練習を見る限りではフットワークに少し時間がかかりそうな印象を受けた。

育てる対象としてはいいと思いますが、このテのコンバイン招待されてない組はどれぐらいで走れるかわからないのがつらい。

 

 

124 OT8 Matt Goncalves(Pittsburgh)6'6''(198cm)318lbs(144kg)

LTをやってる2023はややもっさりしている印象だが、RTの2022は大変よろしい。

プロテクションはド安定。

ランブロックはもう少し力強くて良いはずなのでそのあたりは課題。

適性がRTっぽいのはニーズドンピシャ。

Stoutland先生もプロデイで接触済みなのでお気に入りの可能性は濃厚。

Driscollの後釜としてうってつけ。

 

 

125 DT13 Jordan Jefferson(LSU)6'3''(191cm)316lbs(143kg)

この体重の割には働き者。

パワーは感じるしダブルチームなんかに対しても教科書通りの対応はできているので下手というわけでは全然ない。

だがパスラッシュに関しては引き出しが少ないというかテクニック面がやや幼い印象。

Senior Bowlの練習で爆発しちゃったように精神面も幼い可能性が濃厚。

出足の鋭さとか魅力は多いので1テクのローテーション要員を本気で探すならありな選択肢。

 

 

126 LB14 Tyrice Knight(UTEP)6'0''(183cm)233lbs(106kg)

Senior BowlのマンツーマンでRBを良く封じていたのが印象に残った選手。

小さいがスピード豊かで、いいバーストをお持ち。

パスカバレッジの視野も広く、どのレシーバーに備えるか、という判断も確かなはず。

ただ、プレーリードはまだ粗いため簡単にプレーに絡めない位置にいっちゃうこともあるし、謎の1歩を踏むことでタックルで曲芸を要求されたりするし対OLではソフトだし。

というところではまだまだ課題がありそう。

スピードがあるということがなにより重要なのだとしたら育て甲斐はありそうな選手。

 

 

127 DT14 Tyler Davis(Clemson)6'2''(188cm)301lbs(137kg)

1年前は興奮していた。最悪1巡を出してもいいと思っていた。

だがカレッジに残留。

そして劣化。

個人的に、1年前に興奮していたのは彼の出足の鋭さとパスラッシュの能力が秀でていると睨んでのものだったが、2023シーズンにはそれが完全に失われていた。

そしてランストップ方面に謎の進化を遂げたのはなんなのか。

もうすぐ24歳の彼に伸びしろはあるのか。

ただ、出足の鋭さはまだ残っているようなのでまあ3日目ならいいかもね。

 

 

128 LB15 Nathaniel Watson(Mississippi State)6'2''(188cm)233lbs(106kg)

いかにEaglesお抱えアナリストのDuffyさんに推されてもこれはいただけない。

Senior Bowlの練習のようなヒットのない場面でどれだけ輝けても試合で何も出せなくれば意味がない。

ミスタックル率は低いが、タックルも含めてコンタクトがうまくない。

 

 

129 DT15 Justin Eboigbe(Alabama)6'4''(193cm)297lbs(135kg)

こちらもDuffyイチ押し。確かにSenior Bowlの練習でのパフォーマンスは良かった。

DTとしてもイケそうなパスラッシュの切れ味。

腕の長さを使えてるのが印象的。

試合映像から窺えるプレーぶりはクールで推せるのだが如何せん運動能力が低い。

Roseman好みではないタイプ。

DEのデプス要員としての確保ならあり。

 

 

130 S15 Jaylin Simpson(Auburn)5'11.625''(182cm)178lbs(81kg)

ちょっと小さいし細いが爆発力とレンジの広さが出色。

 

 

131 LB16 Omar Speights(LSU)6'0''(183cm)225lbs(102kg)

ローカルプロデイに招待。

Oregon Stateから最終年にLSUに転校。

クイックネスもあるし何よりプレーリードからのリアクションの速さが素晴らしい。

プレーが崩れた時も冷静に自分の回りのレシーバーを確認しながら流れていくような賢さは結構好きな部類。

とはいえここまで評価が上がっていないのはLSUでのパフォーマンスがだいぶ悪かったからだと思われ、特にやらかしが目立ったAlabama戦の後なんかは現地ファンからだいぶ叩かれていた。

リアクションの速さも、そのプレーリードを間違っちゃうと逆効果でしかない。

この辺りの改善ができるかどうか。

ローカルプロデイにまで呼んでいるんだ、興味はあろう。

Oregon State時代にはチームキャプテンも務めているので素行の懸念はないはず。

3日目の指名、割とあると思います。そしてあってもいいです。

 

 

132 DT16 Gabe Hall(Baylor)6'6''(198cm)294lbs(133kg)

Siaki Ika(CLE)の横でプレーしてた2021シーズン辺りに気になっていた印象がある。

Ikaがいなくなってちょっと負担が増えたか試合映像はあまり目立たないものになっている。

身長は十分に大きいが体重は軽い。

その身長のデカさが腰の高さにつながってしまっている不幸な選手。

Senior Bowlの練習ではいいパスラッシュも見せていたので練習ではできるんだろうが、それを試合で出せるようになるかは別の話。

伸びしろは結構あると思うのでどう育てられるか。

まあルーキーシーズン中に24歳を迎えることになるんですけどね。

 

 

133 OT9 Garret Greenfield(South Dakota State)6'6''(198cm)311lbs(141kg)

テストの数字と比較すると明らかに試合映像の足運びが悪い。

それとアンカリングも。

デカさとアスリートっぷりは素晴らしいんだが時間がかかりそう。それでいて開幕のころには25歳。

 

 

134 TE9 AJ Barner(Michigan)6'6''(198cm)251lbs(114kg)

サイズはある。

ブロッキングはそこそこにできる。

レシービングもそこそこ。

スピードは、カタログ上もプレーでもあまりない。

なんというかJack Stollさんという先達を見ているかのよう。

そして先達はUDFAであった。彼には何ができるのでしょうか。

 

 

135 TE10 Jaheim Bell(Florida State)6'2''(188cm)241lbs(109kg)

Zoomミーティング済み。

コンバインでは手の柔らかさがTE中一番良かったはずで、レシービングが売りになることは間違いない。

RACも悪くない。

一応"TE"という括りにはなっているが、BOX内にセットしていた割合は半分弱だしサイズもほぼWR。

ブロッキングに気配は微塵も感じられず、レシーバーとしてもさほどルートランが滑らかなわけでもない。

TEにしてはRACは良かったはずだが。

さてプロは彼をどう評価し、どう起用するのでしょうか。

 

 

136 TE11 Erick All(Iowa)6'4''(193cm)252lbs(114kg)

Iowa産TEにしては線が細く、Chopにもだいぶやられていた。

 

 

137 LB17 James Williams(Miami(Fla.))6'4''(193cm)231lbs(105kg)

SとLBの中間のようなポジションでプレーしていたが、Senior BowlからはLBでのプレーがメイン。

このサイズだけあってクイックネス的なものは全く見られないのでRBとのマンツーマンとかになると著しく苦労しそうな気配。

Sとしてなら心配になるところだがLBとしてならスピード関係は及第点のはずで、あとはブロッキングの処理などの面で成長できるかどうか。

まだ若い(21歳)ので1年寝かせるつもりでいい素材を確保しにいくというなら反対はしない。

 

 

138 DT17 Khristian Boyd(Northern Iowa)6'2''(188cm)329lbs(149kg)

Top-30 Visit。

重そう。

Shrine Bowlの練習では目立っていた。

試合映像でいうと、パワフルなのはすごく伝わってくる。

ただ、テクニックが足りないためだろうが、簡単にプレーの外に追い出される場面が相当に多い。

パスラッシュもシンプルなテクニックしか使えていない。

さらにケガの影響でプロデイでも計測が出来ていないうえに3-Coneもなかなかのんびりしたタイムを叩き出していたこともあって読めない部分が相当に多い。

そして既に24歳。

 

 

139 CB18 Jarrian Jones(Florida State)6'0''(183cm)190lbs(86kg)

Top-30 Visit。

外も中もプレーできる器用さはあるし、コンバインで化けの皮がはがれたスピードもある。

だがプレー自体にはあまり見るべきところがないのが悲しい。

そしてミスタックルがめちゃくちゃ多い。

PFF的にはマンツーマンが大変お上手だとか。個人的にはよくわからないが。

 

 

140 EDGE18 Myles Cole(Texas Tech)6'6''(198cm)278lbs(126kg)

目を疑うほどに粗削り。

ただ、サイズは完璧。

とにかく腕が長くてスピードもそれなりにある。

ただ、その生まれ持ったものをあまりプレーには活かせていない気がしており、出足があんまり速くないうえに技術不足だろうがこの腕の長さが全く生かされていない。

これが改善されれば…という期待は強い。

ただし、もう年齢ももうすぐ24歳というところまでいっているのがどうか。

伸びしろはあるんでしょうか。

 

 

141 IOL18 Mason McCormick(South Dakota State)6'4''(193cm)309lbs(140kg)

FCSから来たモンスター。

運動能力はこれ以上ない完璧さ。あとは技術のみ。

カレッジ時代の主戦場はLG(全57先発がLG)だがドラフトプロセスではCにも挑戦中。

まあ形になっている。気がする。

肉が詰まり切ったようなフォルムでさぞかし強かろうと思うんだが、残念なことに映像からはそれが伝わってこない。

もうちょっとやれる気はするんだが。

姿勢が高いのか動きが高いのか、テストの数字が映像とうける感覚から乖離しているという、特にWRでよくある非常に危うい状況。

これを無視するとJalen Reagorさんを掴むことになる。

OLで安心なのは、どうせStoutland先生のお眼鏡にかなう人間じゃないと獲りにはいかないだろうということ。

ということで、獲った場合は期待しておきます。

 

 

142 CB20 Chau Smith-Wade(Washington State)5'9''(175cm)184lbs(83kg)

このサイズにしてあまり動けないというのがつらい。

 

 

143 WR20 Isaiah Williams(Illinois)5'9''(175cm)182lbs(83kg)

コンバインのドリルでファンになった選手。

ただ、サイズは小さいのにスピードもあまりないという点で天井は低そう。

だが気になる。

このスピード(40:4.63)ほど試合映像は遅くない。

基本の職場が浅めなのは本当に残念。ディープで光るのであれば欲しいんだが。

 

 

144 WR21 Bub Means(Pittsburgh)6'1''(185cm)212lbs(96kg)

カタログ上のスピードは4.43という立派なものなのだがそれが見えないのが残念。

加えてセパレーションもあまり取れていない。

が、長いのは大の得意にしていると聞いている。それは魅力。

 

 

 

Tier7(13名)

145 WR22 Joshua Cephus(UTSA)6'2''(188cm)193lbs(88kg)

レシーブはとにかく上手いしセパレートもできるうえにコンテストキャッチも強い。

スピードは並みだがデカいほうでDeepも得意。

専門家に言わせるとRACが少ししょぼいらしいが、それにしても評価が低すぎる。

確かに2022年冬に飲酒運転で逮捕されている素行面への懸念はあろうが、記事等を拝見すると本人は相当に反省しているようだし根はいいやつっぽいので応援している。

予想はUDFAらしいが7巡で余ってたらいくのだ。



146 S16 Omar Brown(Nebraska)6'0''(183cm)205lbs(93kg)

コンバインにも呼ばれていないような選手ではあるが、マンカバーでの方向転換とかトップスピードのWRとの競り方とか、なかなか見所がある気がしている。

Box内ではあまり輝けないが、後ろに置いておく分にはかなりいい選択になりそう。

もちろん7巡もしくはUDFAのレベルではあるが。

 

 

147 CB21 Johnny Dixon(Penn State)5'11''(180cm)188lbs(85kg)

ローカルプロデイに招待。

ガリガリすぎるペナルティキング。NCB候補でUDFA候補。

 

 

148 TE12 Devon Garrison(Pittsburg State)6'5''(196cm)239lbs(108kg)

Div.2から。

ハイライトをちょろっと見ただけだが、この身長で4.55は欲しいに決まっている。

ちょっと動きはもっさりしているが。ちなみに、得意技はワンハンドキャッチです。

UDFAでいいですよ。

 

 

149 TE13 David Martin-Robinson(Temple)6'4''(193cm)247lbs(112kg)

地元Temple大。

4.65というスピードはなかなか。

線が細くブロッキングに懸念はあるが、意思は十分にあるようなのであまり心配していない。

キャッチングは堅実だが、40ydのタイムとプレースピードが一致しないタイプ。

 

 

150 LB15 Jontrey HunterGeorgia State)6'2''(188cm)236lbs(107kg)

随所にセンスは感じるが、T.J.を下回る40yd4.91のタイムはなかなか過ぎてUDFAでしょうか。

ただ、サイズは立派だしそれなりにパワーはあってOLともしっかりやり合えるのでこのタイプを獲っておきたい気持ちはある。

PHIが興味を示しているという情報は入っている。

欲しいが、ドラフトはするなよ。

 

 

151 LB16 Tommy Eichenberg(Ohio State)6'2''(188cm)233lbs(106kg)

Ohio State Defenseを2年間支えた大黒柱で、その間の200タックルという数字は素晴らしい。

映像を見てもランディフェンスはよろしい。

問題はそれだけなこと。

カバレッジに下がるのが遅く、プレーアクションならなおさら。

純粋にスピード不足な気がしなくもない。

 

 

152 DT18 Keith Randolph(Illinois)6'3''(191cm)296lbs(134kg)

何がいいのかさっぱりわからず。無念。

 

 

153 IOL19 Andrew Raym(Oklahoma)6'3''(191cm)315lbs(143kg)

Oklahomaの先発Cとして3年弱29試合プレーした経験は素晴らしく、自分より重い相手とのマッチアップでもなにやら上手いことやるのがお上手。

ただ、今や個人的比較対象となってしまったLimmerと比べるとややアンカリングが弱い気がする。

なにより運動能力が低いのでちょっと指名は想像がつかない。

 

 

154 EDGE19 Javontae Jean-Baptiste(Notre Dame)6'5''(196cm)239lbs(108kg)

押さえておかなければいけないのは、"PHIは全然NDプロスペクトを指名しない"ということ。

ことJavontae君に関して言うと1年前まではOhio Stateだったのでセーフという考えもあるかもしませんが。

もうすぐ24歳になるという年齢をふまえると、現時点でさほど飛びぬけたものが見受けられないのは微妙か。

3日目に指名するにしてもPHIの現状を考えるともう少し伸びしろがある選手のほうがいい。

EDGEの手堅いデプスが必要なチームには合うかもしれませんね。

 

 

155 EDGE20 Deshawn McCarthy(East Stroudsburg)6'4''(193cm)265lbs(120kg)

ローカルプロデイに招待。

プレーはまるでわからぬが、Div.2で13サック17.5TFLと無双状態だったとのこと。

たぶんUDFAだがサイズはありそうなのでうっかり7巡で指名することを否定はしない。

 

 

156 WR23 JaQuae Jackson(Rutgers)6'1''(185cm)183lbs(83kg)

ローカルプロデイに招待。UDFAで獲るかどうか。

 

 

157 WR24 David White(Western Carolina)6'4''(193cm)200lbs(91kg)

この首脳陣はどうもデカいWRを集める傾向があるのでその性癖が爆発すると行きかねない。

詳細は分からないが、技術的には粗いもののハードワーカーなんで伸びしろはデカいという話。

 

 

BigBoardまとめ(100まで)
Overall ポジション 名前 大学
1 EDGE1 Laiatu Latu UCLA
2 CB1 Kool-Aid McKinstry Alabama
3 TE1 Brock Bowers Georgia
4 EDGE2 Jared Verse Florida State
5 CB2 Nate Wiggins Clemson
6 CB3 Terrion Arnold Alabama
7 IOL1 Troy Fautanu Washington
8 LB1 Edgerrin Cooper Texas A&M
9 WR1 Roman Wilson Michigan
10 DT1 Maason Smith LSU
11 EDGE3 Darius Robinson Missouri
12 CB4 T.J. Tampa Iowa State
13 WR2 Ricky Pearsall Florida
14 WR3 Xavier Legette South Carolina
15 EDGE4 Marshawn Kneeland Western Michigan
16 DT2 Jer'Zhan "Johnny" Newton Illinois
17 WR4 Keon Coleman Florida State
18 EDGE5 Bralen Trice Washington
19 EDGE6 Chris Braswell Alabama
20 EDGE7 Chop Robinson Penn State
21 CB5 Andru Phillips Kentucky
22 S1 Tyler Nubin Minnesota
23 LB2 Payton Wilson NC State
24 DT3 Dewayne Carter Duke
25 LB3 Jeremiah Trotter Jr. Clemson
26 S2 Tykee Smith Georgia
27 S3 Cole Bishop Utah
28 WR5 Jalen McMillan Washington
29 WR6 Jermaine Burton Alabama
30 WR7 Ja'Lynn Polk Washington
31 IOL4 Christian Mahogany Boston College
32 TE2 Tip Reiman Illinois
33 LB4 Cedric Gray North Carolina
34 IOL5 Cooper Beebe Kansas State
35 IOL6 Jordan Morgan Arizona
36 IOL7 Brandon Coleman TCU
37 CB6 Kamari Lassiter Georgia
38 CB7 Caelen Carson Wake Forest
39 CB8 Max Melton Rutgers
40 S4 Evan Williams Oregon
41 LB5 Trevin Wallace Kentucky
42 LB6 Curtis Jacobs Penn State
43 EDGE8 Austin Booker Kansas
44 EDGE9 Cedric Johnson Ole Miss
45 IOL8 Tanor Bortolini Wisconsin
46 IOL9 Beaux Limmer Arkansas
47 WR8 Malik Washington Virginia
48 WR9 Troy Franklin Oregon
49 S5 Beau Brade Maryland
50 S6 Kamren Kinchens Mami
51 DT4 Braden Fiske Florida State
52 DT5 Kris Jenkins Michigan
53 DT6 Ruke Orhorhoro Clemson
54 CB9 Mike Sainristil Michigan
55 WR10 Devontez Walker North Carolina
56 WR11 Javon Baker UCF
57 WR12 Jha'Quan Jackson Tulane
58 WR13 Jacob Cowing Arizona
59 WR14 Malachi Corley Western Kentucky
60 IOL10 Isaiah Adams Illinois
61 TE3 Jared Wiley TCU
62 S7 Javon Bullard Georgia
63 S8 Jaden Hicks Washington State
64 IOL11 Christian Haynes Uconn
65 OT1 Kiran Amegadjie Yale
66 OT2 Roger Rosengarten Washington
67 OT3 Patrick Paul Houston
68 LB7 Junior Colson Michigan
69 DT8 T'Vondre Sweat Texas
70 EDGE10 Adisa Isaac Penn State
71 CB10 Khyree Jackson Oregon
72 CB11 Cam Hart Notre Dame
73 TE4 Tanner McLachlan Arizona
74 OT4 Blake Fisher Notre Dame
75 DT7 McKinnley Jackson Texas A&M
76 DT9 Michael Hall Ohio State
77 S9 Kitan Oladapo Oregon State
78 EDGE11 Jonah Elliss Utah
79 EDGE12 Mohamed Kamara Colorado State
80 IOL12 Dominick Puni Kansas
81 EDGE13 Gabriel Murphy UCLA
82 CB12 Nehemiah Pritchett Auburn
83 CB13 Decamerion Richardson Mississippi State
84 S10 Calen Bullock USC
85 S11 Cooper DeJean Iowa
86 S12 Sione Vaki Utah
87 CB19 Kris Abrams-Draine Missouri
88 IOL13 Zak Zinter Michigan
89 IOL14 Sedrick Van Pran-Granger Georgia
90 IOL15 Zach Frazier West Virginia
91 LB8 Jordan Magee Temple
92 LB9 JD Bertrand Notre Dame
93 LB10 Aaron Casey Indiana
94 DT10 Brandon Dorlus Oregon
95 TE5 Theo Johnson Penn State
96 TE6 Cade Stover Ohio State
97 TE7 Ja'Tavion Sanders Texas
98 WR15 Jalen Coker Holy Cross
99 CB14 Elijah Jones Boston College
100 CB15 Renardo Green Florida State

 

 

個人的推し
  • OL
    Graham BurtonDuke
    Taliese Fuaga(Oregon State)
    Tanor Bortolini(Wisconsin)

 

  • TE
    Tip Reiman(Illinois)
    Tanner McLachlan(Arizona)

 

  • WR
    Jermaine Burton(Alabama)
    Jha'Quan Jackson(Tulane)
    Jalen Coker(Holy Cross)

 

  • DL
    Maason Smith(LSU)
    Darius Robinson(Missouri)
    Jaden Crumedy(Mississippi State)
    Austin Booker(Kansas)

 

  • LB
    JD Bertrand(Notre Dame)
    Aaron Casey(Indiana)

 

  • CB
    Caelen Carson(Wake Forest)
    Andru Phillips(Kentucky)

 

  • S
    Tykee SmithGeorgia
    Malik Mustapha(Wake Forest)