鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

いくつかのニュース

出足はそれほど派手じゃなかったFA市場が日増しに煌びやかになっていき今ではただただ指をくわえて眺める次元になってしまった。

しかしよく見たら派手なのはAFCだけで同地区を見ても何も起こってなかったのでホッと安心しているところ。良いのか悪いのかはわかりません。

ではこの1週間のニュースを時系列順に。

Fletcher Coxを解雇そして再雇用

多分にサラリーの問題からでしょうが、Coxを6/1付でカット。そしてその2日後に再雇用。
1年14Mでの再契約とは聞いているが、その前の契約のサラリーがどうなったのかも含めて詳細がわからず、大手サイトも沈黙を守っているのでどういうことなのかさっぱりわからない。デッドマネーはどうなっているのか?

わかっていることは、2022はCoxがいる最後のシーズンになるだろうということ。衰えは顕著だが最後の花を咲かせてください。

Rosemanと契約延長

GM Rosemanと2025までの契約延長。
SB後に延長した契約が2022限りだったものを2025までの3年間延長。
こんなものは目安でしかないが、まだ当面こいつの政権が続くことは確定。

その手腕には賛否あれど個人的には否寄り。
キャップの差配でよく比較されるNOと比較してもそのデッドマネーのデカさは明らか。以下に比較を。

  2022 2023
PHI 36.5M 15.4M
NO 29.4M 0M

多いな。キャップのコントロールにあたって契約再構築という手段を用いること自体は否定しないが、それをかける相手を見誤った結果がこの体たらく。
ドラフトでハズし倒した期間が長すぎたことによって特定の人間にしか再構築をかけられなかったことも一因。要はドラフトだよこのやろう。

このオフ特にFA市場での初動が遅かったのは大事な時期に右腕が離脱(プロスカウトの統括っぽい役職からNYGに引き抜かれたBrandon Brown)したことが原因だと思って飲み込んでやるとしても、フロントから離脱したもう1名(CHIに引き抜かれたIan Cunningham)はカレッジスカウトの統括っぽいポジションにいたはずで、ここを早急に取り返せなければまたとんでもないドラフトをやることになる。

期待は薄い。だけど居続けるなら仕方ない。大量の指名権をゴミに投資するという最悪の想定も頭に入れておきますのでしっかりお願いします。

S Anthony Harrisと再契約

McLeodとどっちかと思ったらHarrisの方でした。1年2.5Mなので市場からは既に見放されているのか。もうちょっと頑張っていただきたい。
確実だと思っていたMcLeodだが、本人はTwitterのBioも”Philadelphia Eagles”から変えていないのでたぶん戻ってくるんでしょうね。
それが今日起こるのかキャンプ前に起こるのかはわかりません。

RB Boston Scottと再契約

いやあお気に入りなのは知ってたけどこの枠はドラフトで行ってほしかったよ。
RFAだったはずのBoston Scottと再契約。金額は1年1.75M。まあこれぐらいならいいか。興奮はしないが。
競争相手はJason Huntleyとまだ見ぬ新人RBになるはず。勝者は、キックオフリターンが上手い奴。

WR Zach Pascalと契約

これが最近では一番フレッシュなニュース。
INDからUFAになっていたWR Zach Pascalと契約。1年1.5M。安い。Rosemanには珍しくVoidイヤーの設定もない綺麗な単年契約。

6'2"(約188cm)219lbs(約99kg)という現在のPHIのWR陣に足りなかったデカめのWR。
Old Dominion卒でこのサイズのWRとなると嫌でも思い出すのが結局不良でしたでお馴染みのTravis Fulgham。新興のOld Dominion閥ではFulghamよりも大物。この派閥の頂点にいるのが初のプロボウラーである我らがLS Rick Lovatoであることは譲れないにしても、その次に実績を残しているのがこの男Pascal。顔からもわかるようにFulghamとは違ってたぶん真面目。というか2年以上実績を残しているのでその辺も問題なしと勝手に推察しておく。

2017にUDFAでWAS入り。その後WASから1度、TENから2度カットされて翌年春にIND入り。そこから出番を貰い、キャリアハイは2020の44回捕球629yds5TD。
2019も似たような成績を残しているが、一番光るのは72回ターゲットとなって3回しか落球がなかったというそのキャッチング。

2019の試合をちょろっと観たが、スロットも外もプレーしており、リリースもスムーズでそれなりにセパレートが出来ていた。うむ有能。INDで出番を貰った2018から2020までの3年間OC Sirianniの下でプレーしており、今回はその縁。
Sirianniの指導ともマッチしていた様子で期待度は高め。

とはいえ契約内容からもお試しであることは明白で、即WR2とはいかない。折悪しくタイプ的にモロ被りするDeVante Parker(MIA)の獲得をPHIが狙っているという報道もあったのでPascalとて安泰ではなさそう。

とはいえこれでデカめのWRという課題を一つ乗り越えたので、ダイハードEaglesファンであることを公言したGarrett Wilson(Ohio State)をWR2として迎えるシナリオには揺ぎ無し。

DE Haason Reddickの契約内容詳細

3年45M”とだけ聞かされていたReddickの契約詳細が判明。
これに関してはOverTheCapSpotracも間違っているので以下に正解っぽいものを書いておきます。

  ベースサラリー ワークアウトボーナス ロスターボーナス オプションボーナス13.67Mの比例配分 サインボーナス13.715Mの
比例配分
キャップヒット
2022 1.035 0.250     2.743 4.028
2023 1.080 0.250   2.734 2.743 6.807
2024 13.750 0.250 1.000 2.734 2.743 20.477
2025 Void --- --- 2.734 2.743 13.688
2026 Void --- --- 2.734 2.743 ---
2027 Void --- --- 2.734 --- ---
合計 15.865 0.750 1.000 13.670 13.715 45.000

上のうち”保証額”とされているのは、サインボーナス(13.715M)と、2023までのベースサラリーおよびワークアウトボーナスに加えて2023に行使されるオプションボーナス(13.67M)の合計30M

2023に発生する13.67Mの"オプションボーナス"は、どうやら行使が確定しているもののようで、当初”実質単年契約かな?”と思ったのはこれを行使しないという選択肢があるものだと勘違いしたことに依ります。

蓋を開けてみると”実質2年契約”でした。
2024の"ロスターボーナス"というのがミソになっているようで、これはリーグの新年度3日目に支払い義務が発生するものだそう。
つまり最初の2年間が気に入ればこのタイミングで契約延長するし、気に入らなければ2日目までにカットすることで13.75Mのベースサラリーとワークアウトボーナス0.25Mの計14Mを節約、ということになりそうです。

ちなみに、オプションボーナスは、1年遅れて発生させることでその年から5等分してのキャップ計上が可能(サインボーナス等の〇〇ボーナスは最大5年に分けてのキャップ計上が可能。たぶん。)なのでこういう構成になっている様子。

非常に複雑ですので、結論としては、”実質2年契約”ということと”またデッドマネーが大量に発生しそう”ということだけ押さえていただければ結構かと思います。

DE Derek Barnettと2年契約

おい帰ってくんな反則王。キサマの顔なんざもう見たくなかった。まだ見ぬこいつの新天地のファンの皆さまご愁傷さま、と申し上げたのにそれが帰ってくるなんてとんだブーメラン。
絶対に間違えてはいけないのが、これはデプス要員としての契約である、ということ。DE2のニーズはまだ埋まっておりません。
同じような契約はCB2にもあって不思議じゃないんだがそっちはどうなるのか。

が、デプス要員だというのはこちらの願望でしかない。契約内容によっては暴飲暴食してやるからな。

我らがMailata、全米にその美声を披露

こちらが今週最大のニュース。
PHIファンならだれもが知っているMailataの、その巨体に似合わぬ美しい歌声。
それがこのたび”The Masked Singer”に出演して全米に披露されたとのこと。

それでは聞いていただきましょう。Jordan Mailataが歌う、Ed Sheeranの”Perfect”。

素晴らしい盛り上がりですな。