鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

最終日

今年も今年であっという間に楽しいイベントは終わってしまいましたね。

 

ここ数年のいいドラフトの流れは継続している気配。

では振り返りを。

ライブ観戦中はいろいろ思うところをブチ撒けちゃいましたが、やはり今日は夢を叶えた若者たちの門出の日。

ポジティブにいきます。

 

 

得たもの

CBSEDGEというデカいニーズを、エリート万能CBバーサタイルS/CB伸びしろたっぷりのEDGE、という理想的な形で2日目までに埋めたあとの最終日。

 

欲しいものは

LBWROTIOL=DT=TE

であった。

 

ドラフト史上最多タイという合計8回(うち最終日だけで5回)のトレードを繰り返して当初の指名権は影も形もなくなったが、最終的な結果は以下の通り。

 

4巡127位 RB Will Shipley(Clemson)

5巡152位 WR Ainias Smith(Texas A&M

5巡155位 LB Jeremiah Trotter Jr.(Clemson)

5巡172位 G Trevor Keegan(Michigan)

6巡185位 WR Johnny Wilson(Florida State)

6巡190位 C Dylan McMahon(NC State)

2025年ドラフト3巡(MIA)

2025年ドラフト4巡(DET)

2025年ドラフト5巡(HOU)

 

どうでしょうか。

OTでいい原石がいたのでは?と思わない気がしないでもないが、UDFAでも手当てしているしまあOK。

ここについては現有戦力に相当自信があるということだと思い込みましょう。

 

指名した選手については、現有戦力の層が厚いポジションは原石を、薄いポジションには早めに影響を与えられそうな選手を、ということでいいバランスでの獲得になったと思います。

一番目を惹くのが、去年一切の補強を怠ったWRに2枚も活きがいいのを加えているところ。

"ボール配分の課題がある"とSirianniは1年前に語って一切補強していなかったが、やはり両エースの契約を延長したことで安心して若手にボールを回せるようになるということか。

Kellen Moore加入の効果とも思えるが。

なんにせよ大変よろしい。

 

 

ちなみに、Rosemanが大好きな運動能力が高いタイプが顔をそろえる。

RAS(Relative Athletic Score)という各ポジションにおけるサイズと運動能力の相対評価指数の、各選手の平均は9.312でWASに続いて全体2位。

個人的に、RAS値は天井の高さを反映している指標だと思っているので、彼らが技術をつければ相当良いところまで行く、ということだと理解している。

もちろんそう簡単にことが運ぶわけではないというのが人間社会の現実であるにしても。

 

 

そして来年の指名権をしっかり増やせたことが非常に大きい。

2024ドラフトは、事前の情報通りNIL(学生でもお金をもらえるようになったアレ)の影響を受けてアーリーエントリーの数が2011ドラフト以来の少なさということで、加えて出てきている選手たちもCovidの特例を受けている選手が多くて年齢が結構高かったりと、総じて層が薄いドラフトと思われていたところ。

 

一部の観測では、さすがに2025ドラフトはもうちょっとマシだろうということで、この動きはそれなりに理にかなったものだと思います。

 

Swiftトレードで喪っていた4巡なんかを回復できたのはだいぶプラスだと思っていいでしょう。

 

 

では、個別の選手たちについてです。

 

 

 

4巡127位 RB Will Shipley

コンセンサスビッグボード130位なのでほぼ前評判通りの位置での獲得。

 

 

 

4-120 MIA RB Jaylen Wright(Tennessee)

4-125 TB RB Bucky Irving(Oregon)

 

とRB争奪戦が開始した様相を受けてのShipley指名だったと思われるが、その後も

 

4-128 BUF RB Ray Davis(Kentucky)

4-129 SF RB Isaac Guerendo(Louisville)

4-132 DET RB Sione Vaki(Utah)

4-134 NYJ RB Braelon Allen(Wisconsin)

5-147 DEN RB Audric Estime(Notre Dame)

 

と続き、この一連でただでさえ薄かったRB陣が軒並み抜かれたのでRB指名を考えていたならムーブは完璧。

 

5-starプロスペクトとして鳴り物入りで名門Clemsonに入学。フレッシュマンから3年間たっぷり先発を務めた器用な選手。

 

2年次には14試合先発でラン1,182yd 15TD(Avg. 5.6yds)・レシーブ38回242yd(Avg. 6.4yds)という素晴らしい成績を残す。

 

 

いいところ
  • ギャップスキームでもゾーンスキームでも通用する視野の広さと、ブロッカーの使い方がうまいところ
  • バーストとクイックネスがあるので特にオープンフィールドの1on1は相当優秀
  • レシービングスキルが高く、キャッチ後もスムーズにランナーに移行できる
  • そもそものスピードにあふれている
  • ロスターに欠けていた、ルール変更があって重要性が増しそうなKick Off Returnでも輝ける(通算34回904yds0TD Avg. 26.6ydsで2022シーズンはKRのAll-ACCチームに選ばれている)
  • 3年間ばっちり先発を務めた割にはキャリー数も少なく消耗していないことが考えられるし、まだ21歳と若い
  • 優れたリーダーであり、良きチームメイトであるという人間性

 

 

伸びしろ
  • フィジカル自体は強くないので、コンタクト後には違いを作れない
  • プロテクションが相当弱い
  • 3年合計で10ファンブルと、ボールセキュリティに不安あり

 

 

感想
  • 個人的な嗜好と異なるので最初はアレルギー反応が出てしまったが、まあ4巡のRBなんてパワー派かスピード派のどっちかに振るしかない。
    それをスピード+パスゲームで違いを作れるタイプに振っただけの話。
    理想は言うまでもなく、レジェンド Brian Westbrook

 

  • すでにSaquonからコンタクトがあり、本人も相当に興奮している様子。
    スクワットとプロテクションを教えてもらいなさい。

 

  • Saquonが万能なだけにそれを補えるものはなかなか見つからないが、それはGainwellとて同様。
    とにかくプロテクションの崩壊にはここ数年悩まされてきたので、ここを何としてもがんばってください。
    PHIのOLであればClemsonのOLの後ろにいた時よりいい結果が出せるでしょう。
    期待しております。

 

 

 

5巡152位 WR Ainias Smith

 

コンセンサスビッグボード145位なのでほぼ前評判通りの位置での獲得。

 

 

Top-30でも接触しているように、ドラフトプロセス序盤から相当気に入っている様子。

 

前にも触れたとおり、2021シーズンにブレイクしてドラフト上位指名が見込まれたが、残留を決断。

迎えた2022シーズンの序盤に右脚に腓骨か脛骨のどっちかの骨折プラスαという2度の手術を要し、半年固定する必要があった大ケガを負って4試合の出場にとどまる。

 

 

いいところ
  • 動きにいい鋭さがあって簡単にセパレートできる
  • カレッジではスロットが主戦場だったが、スロットエリアからならいくらでも横方向に違いを作れる
  • ルートランも大変よろしい
  • 手が確か(最終年はドロップ1回と大幅に成長を見せている)
  • RB兼任だっただけあってRACも大変よろしい
  • Shipley同様、Kick Off Returnでも輝ける(こちらはPRでリターンTD2つという実績あり)
  • 非常に競争心が強く、かつインテリジェンスも高いというのがTexas A&MのHC Jimbo Fisherの評価

 

 

伸びしろ
  • 純粋なスピードには欠けるのでタテへの脅威にはなりにくいので使い方が重要
  • サイズがカレッジレベルでも大きくなく、コンテストキャッチに課題
  • 大ケガの歴(+マリファナ
  • やっぱり5’9"は相当小さい

 

 

感想
  • 比較対象は、5cmほどAiniasのほうが小さいですが、Amon-Ra St. Brownです。

 

  • Coveyと争うことになりそうだが、Offenseでの貢献度だけを比べるとCoveyには勝てそう。問題はリターンゲーム。(こちらはShipleyとも争うことになる)

 

  • Kellen Mooreはモーションを多用するはずで、そうなるとこのテのタイプは一気に輝く。
    QuezにはできなかったJetモーションからの展開がだいぶ増えそうなワクワクするピック。

 

  • 健康さえ維持してくれれば、欲しかったSlotエリアでも違いを作れるタイプなので本当に健康だけを祈っている。

 

 

 

5巡155位 LB Jeremiah Trotter Jr.

 

Roseman本人は"Trotterの息子だから獲ったわけではない。この位置で残る一番いい選手だから獲った"とは言っているが、果たして本当にそうだろうか。

強がらなくてもいいんだよ。

最後のトレードアップはあまりにも不自然だったぞ。

 

というわけで個人的にはこのドラフトでQuinyonの次にテンションが上がったピック。

 

コンセンサスビッグボード94位だったので155位での指名は相当なスティール。

 

 

Trotter父も言っていたが、一連のプロセスにおいてPHIがJr.を指名しそうな気配は皆無だったようで、Rosemanからの電話には相当驚いたとのこと。

 

 

 

いいところ
  • チームのレジェンドの息子という血統の良さ
    (幼少期からプロボウラーの熱心な指導を日々受けていた人はあまりいまい)
  • パスカバーに優れ、視野も広い
  • Blitzがお上手
  • 運動能力はさほど高くないとの評判だが、映像から感じるプレースピードは十分速い
  • 動きに切れがあり、ブロッカーを仕留めるコース取りなんかは天性のものを感じる
  • 横方向の守備範囲は惚れ惚れするほど広い
  • ClemsonのLBにしては王道
  • LBに一番大事な、優れた嗅覚を持っている(気がする)
  • まだ21歳と若い

 

 

伸びしろ
  • 身体が理想と比べると小さい(が、Devin WhiteNakobe Deanよりは大きい)
  • OLの処理に課題があり、よく吸い込まれて消えてしまう映像が観察される
  • めっちゃくちゃなアスリートではない
  • タテ方向に下がるとき、もう少し滑らかであればいいのに、と感じさせるシーンが多々ある
  • 正面でRBと向かい合ってしまうと、クイックネスで負けて躱されちゃうことがよくある

 

 

感想
  • 155位での指名はスティールだったのか、あるいは94位というコンセンサスビッグボードが過大評価だったのか。
    結果的にLBでは13番目の指名だが、正直そこまで悪いとは全く思わない。

    3巡…と言われるとそのほぼ最下位がPayton Wilsonなのでさすがにそことの比較では苦しいが、5巡ならなんでもOK。
    見送った各チームは"小さい"とか"実はあんまり速くなさそう"とかそういう理由で見送ったのであろう。
    言いたいことはよくわかる。
    よくわかるが、落ちすぎともいえるここまで落ちたのは、事前から有名人すぎて逆に皆によく観察され、厳しく評価されすぎた結果なのではないかと睨んでいるところ。
    名が売れたばかりに、という例である。

 

  • 現時点で既に完成度は高いはずなので、Devin Whiteぐらいすぐ抜けるだろうよ。
    というぐらい"LBとして"の能力はTrotterのほうが上のはず。

 

  • 呼び名をどうしようか。

 

  • 指名時の、オーナーLurieの映像が本当にグッとくる。
    幼少期から彼を知るLurie。
    そして1年ちょっと前にご母堂(Sr.にとっては奥さま)を乳がんで亡くされたJr.。
    あの小さかった子が、母親の早すぎる死も乗り越えて、よくここまで…という気持ちなんだろうか。
    と、察するのももはや野暮であろう。
    ここに置いておきます。もらっちゃう。

 

  • 本当に、心の底から成功を願っている。

 

 

 

5巡172位 G Trevor Keegan

 

Opetaが抜けて控えが足りなかったIOLに、全米王者Michiganの正LGを獲得。

 

コンセンサスビッグボード208位だったので172位での指名はまあまあのリーチ。

 

もちろん運動能力は高い。

 

 

 

いいところ
  • デカい
  • 4年間プレーしてうち3年は先発(37試合先発)という経験の豊富さ
  • スピードはあまり感じないが、プルアウトしたときなんかにブロック対象を見つけるのがとてもお上手で効果的なブロックを決められる
  • "パワーだけ出せばよい"という、例えばQB Sneakなんかのプレーでは素晴らしいパワーを発揮できる
  • 2021シーズンの4から、2→0と、反則を確実に減らした技術の向上ぶり(あるいはバレないテクニックを覚えたか)
  • プロテクションでヒマになると次の仕事をすぐに探す勤勉ぶり
  • チームキャプテン

 

 

伸びしろ
  • 動きながら発揮できるパワーには限りがあるので、改善の余地あり
  • プロテクションもそうだが、クイックネスの問題なのかブロッキングのレンジがちょっと狭そう
  • 姿勢の高さが矯正できればちゃんと相手にパワーが伝わるはず
  • 左利きで、LGとLTしか経験していないが、RGもちゃんとできるようになれば起用の幅は広がる
  • 4年次は全試合出場しているが、それまではちょいちょいケガしてた

 

 

感想
  • ジュニアイヤーから最終年にかけてすごく成長したという評判の選手で、汚れ仕事を厭わない。

 

  • Stoutland Univ.の生徒としてはぴったりなメンタルをお持ちなようなので今後の成長に期待が止まらない。

 

  • 経験豊富なので、現状いきなり試合にでることになっても破綻はなさそう。
    そういう意味でニーズを踏まえたいいピック。

 

 

 

 

6巡185位 WR Johnny Wilson

 

欲しいタイプではなかろうと事前のビッグボードから外していたが、3~4巡での指名が目されていた巨大WR。

 

コンセンサスビッグボード112位だったので185位での指名はスーパースティール。

 

もちろん運動能力は高い。

というか6'6 3/8"(199cm)はデカすぎる。

デカめのTEがこのスピードで走ると思うとなかなか凄まじいものがある。

 

 

いいところ
  • デカい
  • キャッチ半径がとにかくデカい
  • 得意なのはフィールド真ん中あたりとサイドライン際
  • コンテストキャッチ上等
  • デカいのでブロッカーとして有能
  • デカい

 

 

伸びしろ
  • デカさの代償で、やはりもっさりしているので使い方は選ぶ
  • セパレートはできない
  • ドロップ上等(2023で10.9%、4年通算12.8%)
  • トップスピードは、なくはないがエリートでは全然ない

 

 

感想

  • TEではない、WRとして使う。とRosemanは明言してるので、そうするのでしょう。
    となると、リリースの問題を抱える人間を置く場所としては2線目がふさわしい。
    さてどうでしょう。
    素直にSlotエリアで使うのか、2線目でモーションさせてミスマッチを作るのか。
    プロレベルのCBでもそう簡単に対処できるサイズではないはずで、Kellen Mooreにとってはすばらしいおもちゃが手に入ったことになる。

 

  • もちろんプランはあるんだろうな。

 

  • Quezが抜けたもんでてっきりそれに代わるスピードを加えに来ると思ったら、それはParris Campbellで終わりっぽいのは意外。

 

 

 

6巡190位 C Dylan McMahon

 

Kelceの幻を追っているとしか思えないアスレチックなCを指名。

 

コンセンサスビッグボード221位だったので190位での指名はリーチ。だがそんなこともはやどうでもいい領域である。

 

もちろん運動能力は高い。

 

高いなんてもんじゃなかった。

このシャトルと3-Coneの数字は異常。

もちろんちょっとずつKelceには及ばないが、それに近い数字ではある。

 

 

いいところ
  • 速い
  • あっさり1テクを被せてしまう映像なんてどこのKelce
  • 小ささを活かした重心の低いブロックができる
  • 2022年版の"Freaks List"に名を連ねていた程度にはフリーク
  • 5年間で44試合先発の豊富な経験
  • フットワークは速い

 

 

伸びしろ
  • さすがにパワーはない
  • 小ささと腕の短さから簡単に腕を切られる映像もちらほら
  • 結構DTに振られる

 

 

感想

  • "Kelceが比較対象になる身体能力"というだけで現地ファンは浮かれているが、通常の、なんならリーチして獲った6巡らしく、なかなか時間はかかりそうな印象。

 

  • ただ、フットワークなんかは一番時間がかかるところだと思っており、これがある程度形になっているのでもしかしたらもしかするかもしれない。

 

  • Kelceは1年目のトレーニングキャンプから、当時ベテランRBのLeSean McCoyが驚くほどの成長を見せてあれよあれよと先発にまでのし上がったそうです。
    果たしてそれができるのか。

 

  • Jurgensも結構ケガしがちな体質ゆえ、控えCは重要な役回り。
    現状でいうとHennessyがいるためすぐに問題になることはなかろうが、徐々に控えCの座を脅かしていってもらえるとありがたい。
    ノルマは2年目にC2として君臨することです。

 

  • がんばれ。

 

 

UDFA軍団

Rosemanが"今年はあまりUDFAを厚くできない"と言っていたように例年よりだいぶ数が少ない今年のUDFA軍団。

この中から誰か53ロスターに残ってくれればチーム力は底上げされるんだがな。

 

現在聞こえてきているのは以下のメンツ。

これから結構変動あるでしょうから今日はサラッと。

先頭の順位はコンセンサスビッグボードのランキングです。

 

  • 258位 RB Kendall MiltonGeorgia
  • 382位 TE McCallan Castles(Tennessee)
  • 266位 OT Gottlieb Ayedze(Maryland)
  • 324位 OT Anim Dankwah(Howard)
  • 161位 DT Gabe Hall(Baylor)
  • 334位 S Andre’ Sam(LSU)

 

この中で一番のビッグネームはやはりDT Gabe Hall君でしょうか。

コンセンサスビッグボード161位といえば5巡程度での指名が予想されていたということなので大物。

 

個人的にも6巡ぐらいならまあいいか、と思っていた存在。

デカくてリーチもあるので鍛え方次第ではローテーション要員ぐらいにまでなってくれてもおかしくない。

PSでじっくり育てたいところ。

 

 

そして一番楽しみなのはRB Kendall Milton君です。

Shipleyの真逆というか、コンタクトが強く、そのあとにしっかりヤードを稼げるタイプ。

膝や肩やらで山ほどの欠場歴があるのが嫌気されて評価も上がっていなかったんでしょう。

ちなみにパスゲーム方面ですが、5年プレーして13ターゲットなので未知数ということのようです。

ハイライトは素晴らしい。ランニングセンスもある。

コンタクト後の平均獲得ヤード4.12ydという2023シーズンの成績はそれこそSFに行ったIsaac Guerendo(Louisville)とかDENに行ったAudric Estime(Notre Dame)に匹敵する世代上位の数字である。

健康体でこれが発揮されれば最高なんだが、という勝手な未来を描かずにはいられない。

まずは無事にキャンプを迎えるところからですかね。

応援してます。

 

 

トライアウターたち

UDFAは契約済み。

トライアウターたちはルーキーミニキャンプの動き次第での契約となります。

 

  • WR Praise Olatoke(Ohio State/IPP)
  • LB Jacob Roberts(Wake Forest)
  • CB Shon Stephens(Ferris State)
  • S Kanion Williams(Tulsa)

この中ではShon Stephens君だけがコンセンサスビッグボードに名を連ねていました。652位でした。

 

International Pathway Program対象者でWRのOlatoke君は40ydを4.36で走るなかなかの韋駄天なようです。

頑張ってほしいですね。

 

 

 

これにて楽しかった年に1度のビッグイベントは終了。

新人契約とルーキーミニキャンプとオフシーズンプログラムというささやかなイベントが終わればつかの間のオフに入ります。

 

この3日間の総括としては、弱点かつ2023シーズン終盤のアキレス腱だった高齢化DB陣の若返りと戦力強化が完了したという2巡までの指名で大満足でした。

 

そしてそれ以降は将来の先発を狙えるデプス要員をいっぱい集めてきたという感じでしょうか。

文字にするとつまらないですが、特にWR陣に加わった新しいおもちゃたちなんかは即効性がありそうですし、Jeremiah Trotter Jr.という物語も紡がれました。

 

1巡2巡が当たりとして、このドラフトの成否は3巡のJalyx Hunt君と5巡のJeremiah Trotter Jr.の成長具合にかかっていると言って過言ではないでしょう。

 

若者よ、みんながんばれ。

フロントオフィス各位よ、いい仕事だったと思います。

今年もありがとう。