鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2022 Week2 vsMIN展望

"If you want something in life, you’ve got to get it. No matter if the odds are stacked against you, you control what you do when you wake up in the morning."

(人生で何かを望むなら、それを手に入れなければならない。たとえ不利な状況であっても、朝起きたら何をするかは自分で決めるんだ。)

Marcus Epps

 

Week1で爆発的なパフォーマンスを見せて(個人的に)評価がうなぎ登りのEpps。
長らく機会を辛抱強く待ち続けたこの苦労人の爆発ほど嬉しいものはない。
メンタルが成功の要因の80%を占める、と言われるNFLという世界において、このメンタリティは間違いなくプラスに働くだろうと確信しているところ。

 

ではいつぞやのChampionship以来となる夜のPHIでのMIN戦について。
日本時間火曜9:30キックオフです。
正直良い未来を思い浮かべるのは難しい。

ケガ人情報

PHI

病気で数日練習を休んでいたDickersonや足首を傷めていたっぽいStollも復帰したことで今週も全員健康。
素晴らしい。

IR入りしたBarnettの穴埋めは、恐らくGrahamの出番増および先週インアクティブのTarron Jacksonになると思われる。
前者はともかく後者には非常に期待している。

MIN

<OUT>
CB Andrew Booth(四頭筋)

以上。
開幕戦を欠場したドラ1SのLewis Cineがいよいよデビュー。
困る。

 

マッチアップ

DETにおける地上戦の相手と比較すると、先方OLはややソフトになり、先方DLはややグレードアップ。
安心できる材料はどこにもない。

PHI Offense

・Week1であれほどHurtsが走った以上、カバレッジをマンツーマンにしたうえでブリッツを大量投下するという流れはなさそうだと踏んでいるが、ここがどうなるか。
先方のDCはEd Donatell

 

・昨年DENのDCをしていた時の対戦では、その点上手く考えられていたようで、ブリッツをかけるときはインサイドからが多く、Hurtsが安易にスクランブルできないような手は打っていた印象。
というか、Hurts対策はだいぶうまかった部類。

 

・DEN戦では予想を超えるHurtsの落ち着きぶりと、DeVontaの活躍、そしてやはり214ydsを走ったランゲームで組み立てられたことが大きかった。さて今回はどうか。

 

・先方のスタイルとしては、3DT+2OLBの5名から自在にパスラッシュをかけてくることが多く、2列目以降から飛んでくることはあまりない。
それを反映してかGB戦のブリッツ率は、Gannonが涎を垂らす脅威の9%

 

・WASを筆頭に、こういうDL+αだけでプレッシャーをかけてくるチームに対してはあまり走れないのが過去の実績。
スクランブルが減ることがどう作用するのか。
あまり良いイメージは湧かない。

 

・キーマンはDanielle Hunterかと思いきや、いろんなところから飛んでくる(先週もブリッツをほぼ一人で担当した)Za'Darius Smith
Kelceがんばれ。あんたのアジャスト力およびInsideの対処にかかっている。

 

・やはりカギを握るのはOLの出来。ランブロックはさておきブリッツへの対処という点で、先週は完璧とほど遠いところにあった。しっかりプレッシャーを受け止めないととんでもないことになりそう。

 

KendricksHicksという2列目を超えてしまうと、名前的にはやや落ちる。
Hurtsよ、困ったらAJで良いし、DeVontaも準備は出来ていよう。
最後はCBのところで勝負をかけるのだ。
Goedertでも良いけど、その場合はHarrison Smithにしっかり注意してください。

 

・Hot Routeがなかったと噂される先週のPHI。使うとしたら先週ターゲットにならなかったQuezとか。
アンダーニースでボールを持たせるとだいぶ楽しみな人ではあるので、そういうのも観てみたいです。

 

・先週のHurtsに不満はあまりないが、結果としてパスアテンプトの短さは下から4番目だったとのこと。
これもプレッシャーかけられ続けた弊害か。
もうちょっと奥を狙っていってください。

 

・長々と申し上げたが、結局はOLの出来およびHurtsの双肩にかかっている。

 

PHI Defense

・現地日曜の試合をチラッと拝見したが、普通のDLはもうちょっと単体で仕事出来てるよね。なんであんなに金かけてるのにこいつらはこうなのか。働け。

 

・先方とのマッチアップでは、IOLの評判が結構悪いので、衝きたいのはそこ。
だけどいくら評判が悪いIOLに対してでも、もはやPHIの最弱ポイントであるCoxHargraveを並べてしまうと何にもならないので、Davisの出番をせめて半分ぐらいに増やしてほしい。
Davisをど真ん中に置いたうえでCoxHargraveのどっちかをGrahamにしたらそれなりに幅は広がるでしょう。
パスシチュエーションではこういうのが見たいです。

 

・やっぱりプレッシャーがかからないと絶対に勝てない。
4menからのブリッツでも5menからのスタンツでも良いが、4menから何もしない、といういつものやつだけやめてくれ。
なんかもう同じようなこと1年以上言い続けて飽きたが。

 

・RBのDalvin Cookは先週ミスタックルを6回も発生させたのだとか。
タックルができないPHIとしては非常に嫌な相手。
特に3つずつミスタックルがあったMaddoxCJGJは十分に反省するように。
本当の問題は3列目までRBが飛んでくることになった根本の原因であるDLなのだが。

 

・DLが弱いとやりくりが難しい。

 

JeffersonThielenのコンビだが、絶対ある程度やられる。それは知ってる。問題はそれが致命傷になるかどうか。
CBとSは信用できるので基本はJeffersonに気を取られる感じでやっていただきたい。
とにかく大事なのはルールを守ること。

 

 

見たいもの

・今週3サック以上残せなければGannonはクビで。あの辛気臭いハゲは見飽きた。

 

・そりゃある程度は殴られる。それが30点なのか20点で済むのかはたまた40点まで行くのかというだけ。

 

・大事なのはどれだけ殴られてもしっかり殴り返せるか。

 

・メンツを見ると怖いことこの上ないが、Jefferson加入以降プレーオフ進出はないチーム。そのあたりのなにかはあるのでしょう。
特にGBについてはCousinsNFC北地区内でDETに次いで得意にしている(キャリア9戦で5勝3敗1分)こともあり、いわば実績通り。
問題は、Cousinsのもう一つの大好物がPHI(キャリア9戦6勝3敗21TD6INTレーディング104.9)だということだけ。

 

・だけどCousinsは月曜ゲームにて2勝9敗。

 

・過去の実績関連で一つ追加しておくと、PHIは2017以降Week2の試合を5連敗中

 

・現地スプレッドはホームのPHIがやや有利。実質的には五分もしくは若干MIN寄り。
よくわかってる。

 

・勝つなら38-7(2017)。負けるとしたら20-38(2019)。現実的にはこの間。

 

・贅沢は言わない。勝ってくれ。

 

GO BIRDS!!