新年一発目となる日本時間1月2日(月)早朝の試合は、約1ヵ月ぶりにホームに戻ってのNO戦。
DALが落ちないので第1シードを確定させるためにも、NOさんからいただいた1巡指名権の勝ちを向上させるためにも、どうしても勝っておきたい試合。
プレーオフに影響が出るぐらいケガ人が続出しようが、絶対に勝たねばならない。
6-9なのにまだ先方がプレーオフへの望みをつないでいるだけになかなかタフな1戦。
ここまできてまだ望みを絶ち切れていない原因はTBの不調によるもの。
全部クソGOATが悪い。
ケガ人情報
PHI
Friday injury report #NOvsPHI pic.twitter.com/C38xIXXQO2
— Philadelphia Eagles (@Eagles) 2022年12月30日
Laneは内転筋断裂?とかいうなかなかの重傷だだったよう。
手術と10週程度のリハビリが必要なので本来的にはシーズンエンドだが、手術を先延ばしにしてプレーオフに備えるとのこと。
タフガイ。
ということで代役は恐らくJack Driscoll。
ここのvs Cameron Jordanには震えるしかない。
つま先を傷めたMaddoxも重傷。
IR入りはしていないのでなんとかプレーオフには間に合っていただきたく。
ここのJosiah Scottは全く信用ならないのでvs Slotには落球という幸運を祈り続けるしかない。
それは冗談にしてもSからの手厚いフォローが必要で、わりとデカめの制約になる可能性あり。
そのSにしてもCJGJの回復が長引いており、IR復帰可能期間での即復帰はならず。
まあね。プレーオフからで結構。
最大の懸案はHurtsの肩鎖関節。
Doubtfulとなっているので恐らく出ないのだろうが、ここは無理のしどころ。
練習ではそれなりに投げられるようになったし球速も戻ってきたとはSirianniの言。
出れ。
あんたならできる。
NO
IRs:
WR Michael Thomas
WR Jarvis Landry
OG Cesar Ruiz 他
OUT:
OG Andrus Peat(足首)
RB Dwayne Washington(病)
S Marcus Maye(肩)
Questionable:
WR Chris Olave(ハム)
LB Pete Werner(ハム)
LB Chase Hansen(膝)
先発のOUTはOGのPeatとSのMaye。
WRがだいぶ傷んでいるうえに、OLまでぽろぽろ傷みだしたということのようです。
頼むからOlaveは無理しないでください。
マッチアップ
PHI Offense
- どれだけHCとして負けが込もうがDCとしてのDennis Allenはやはり名手。
- NO Defenseのプレッシャー率は相当に高く、サック率もリーグ5位。
特に3rd Downでのプレッシャーへの工夫はなかなか厄介で、すべては衰えたりとはいえ未だ万能のLB Demario Davisと、DE Cameron Jordanのところから始まる。
Davisのブリッツの上手さとJordanのところがしっかり脅威になるせいで、この2人をスタンツさせるだけで3-2-6から2 Highでカバーを手厚く構えておきながらDavisのサック、みたいなこともお出来になる。 - Hurtsであればvs NOの印象はかなりいいのだが、Minshewだった場合はさてどうか。
先週のMinshewなのであれば十分に戦えるはずだと思い込みたいが、NO D#はvsパスが非常に有能だとのこと。
Goedertが復帰して幅は広がるはずなのだが、一方でNOのvsTEがシーズンを通して54キャッチ 462yds 2TDという数字なのだそう。
15という試合数で割ってほしい。なんたる完封ぶり。
Pittsも離脱してGronkも引退したためにめぼしいTEが同地区にいないのは事実なのだが、とはいえこの数字はちょっとすごい。
Goedertは消えてしまうかもしれません。
そしてLattimoreがしばらくいなかったにもかかわらずリーグ4位という数字を残しているDB陣は大したもの。
メンツはPaulson Adebo・Alontae Taylor・Bradley RobyというものなのでやはりAllenは有能。
Lattimoreが復帰すると相当強力になることが見込まれるが、そんな時こそAJとDeVonta。
Goedertの分も頑張れ。
おいWatkins。
頼むよボールと信頼を取り戻すのだ。 - 懸案は結局自軍のほう。
特にLane不在のRT。
MailataをRTに回してLTをDillardにするのか、素直にRTにDriscollを入れるのか。
vs Cameron Jordanということだけを考えると前者の方が相性はいい気がするし、逆に後者の相性はだいぶ怖い。
現実には後者のLane⇔Driscollというシンプルな入れ替えで対処しようとしている気配。
まあ文句ございません。
この試合の先を考えてもDriscollには頑張っていただきましょう。
Stoutland先生よろしくお願いします。
PHI Defense
- 最近低調なのがDefense。
DB陣の相次ぐ離脱によりテイクアウェイが大幅に減少。
Offenseの失態も合わせて、いつの間にか後半のターンオーバーマージンは最下位に。
Eagles turnover margin:
— Reuben Frank (@RoobNBCS) 2022年12月26日
Week 1-9: Plus-15 [best in NFL]
Week 10-16: Minus-6 [worst in NFL]この期間の14という異次元のギブアウェイ数はHOUにだけなんとか勝つリーグブービーでありこっちがクソすぎるのは全く否定しないが、とはいえ8テイクアウェイもリーグ13位タイにとどまっている。
サックだけは順調に積み重ねているが、それでは勝てない。
一番心配なのがSlay。
調子落としすぎなのである。
序盤8試合でターゲット時の被QBレーティングが37.2というリーグ2位(1位はJames Bradberry)の立派な数字を残してたにもかかわらず、それがDAL戦前までの6試合では136.9まで急降下。
こちらはリーグのCB93人中92位という悲惨なものなのだとか。
なんとなくあっさりパスを通すシーンが多かったものを見て見ぬふりをしてきたが、どうやらもうJustin Jeffersonを完封した彼とは別人のようです。
申し訳ないが、QB・WRを見ても先週欠場で今週もQuestionableとなっているOlaveぐらいしかトラブルの種になりそうな選手は見当たらない先方のパスOffenseなので、このあたりで息を吹き返していただきたいところ。 - 絶対にオーバーパワーしなければいけないのが、IOLのところ。
RuizとPeatがいなくなったIOLはだいぶ弱くなったという噂なのでDT各位におかれては常にここからトラブルを起こし続けるようお願いしたく。
願わくば、今度はファンブルリカバーまでしっかり実現してください。
サックだけで満足しないように。 - Alvin Kamaraには気をつけてください。
普通のランならJosephとDavisでなんとか出来そうなものだが、パスに組み込まれてアンダーニースでvs LBを強いられ続けると相当つらそう。
通常はRBをTJで見ているが、WhiteにするのかSの誰かにするのか。
Sが手薄なのでWhiteなんでしょう。
Gannon次第ではありますが、小さい傷を受け続けるのはストレスが溜まるのでいい解を見せてくれることを期待しております。 - Taysom Hillは…Gannon頼んだなんとかしてくれ。
見たいもの
- 結局、敗北の2試合はいずれも4ギブアウェイが重荷になってのもの。
なのでD#がボールを獲りに行くことは大事だが、まずOffenseはしっかりボールを守るように。
普通のことですが。 - おいSandersこのヤロウ。
ボール落とすなよ。 - ケガ人の穴をどう埋めるか。
Driscollはまあまあ計算できると思っているので、影響が大きいのはMaddoxの方。
ここでMcPhearson使ってみてくれというのは先週の戦後にも申し上げた気がする。
頼むよなんか楽しいことをしてくれGannon。 - 今のチームにとって、最大の課題は第1シードを確定させること。
そのうえで、主力に無理をさせないこと、となるはず。
そうなのであればHurtsは絶対に出すべき。出るべき。
その後2週休めばよろし。
出てくれ! - 負けたあとにはつくづく思う。
勝ってくださいませ。
それだけを願う。
GO BIRDS!!