鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

プレ2という悪夢と始まった人員整理

結局、ちょっとだけ悩んでDAZNはやめて、VPN(NordVPN)とNFL+ Premiumというセットにしました。
後者は年間$79.99なので為替次第ですが12,000円弱、前者が13,000円強(2年契約)だったのでまあだいぶとGamepassよりは安くなった勘定です。

 

通信状態ですが、距離的に近い西海岸のサーバーにつなぐとまあそれなりのスピードが出るのでプレシーズンゲームレベルだとGamepass時代と遜色ない印象です。(NFL+ Premiumだとプレシーズンゲームもエリア不問)

 

Gamepassと違って、LIVEの試合の追っかけ再生が出来なくなったのが今のところの大きな不満でしょうか。プレシーズンゲームだけの仕様ならいいんですが。

 

あとはコンバインの映像やらドラフトの映像やらがなくなったので、気になる選手のコンバイン時の映像を見返すという実に変態味溢れる趣味を断念しなければならなくなったのも不満といえば不満です。
ちなみに、ここ数年のGamepass同様プレシーズンゲームにはALL22(Coach FILM)がありません。

 

以上、ご参考になれば。

 

ということでやっと本題に入ります。

 

結果PHI 18-18 CLE

 

そんなことよりケガ人が出すぎてとても悲しい。

 

 

ケガ

まずは気が重いこの話から。

 

大小めちゃくちゃケガが出た試合。

重いほうから、

CB Zech McPhearson:アキレス腱断裂(シーズンエンド)

 

WR Tyrie Cleveland:頸部の捻挫と脳震盪

 

DT Moro Ojomo:脳震盪

 

C Josh Andrews:足首

 

EDGE Nolan Smith:肩

 

WR Olamide Zacchaeus:肩

 

試合前に入った情報:Haason Reddick、CLEとの合同練習で傷めた親指(手)の手術を実施。開幕には間に合う見込み。

 

ClevelandOjomoは痛々しくカートで運ばれていった。

 

McPhearsonの負傷が一番痛く、DefenseとしてもSlot CBに動いたこの夏は相当充実していたようで、Maddoxの控えNo.1の座を確固たるものにしていた様子。
外CBよりこちらに適性がある気は薄々していたがGannonにはできなかった異動である。さすがDesai。

 

そしてそれよりも痛いのがST側。
先日のBradleyのIR入りに続き、STはそのエースプレーヤーを立て続けにプレシーズンゲームで喪ったことになる。

 

これの面倒なところはほかのポジションのロスター争いでもSTでの貢献が大きめに見積もられる可能性があるところであり、例えばRBルームではPennyよりもSTでの貢献が見込めるSermonが優先されるかも、といった感じである。

 

その他、Nolanはだいぶ痛がっているように見えたが、本人に言わせると"戻ろうと思えば戻れた"というレベルのケガだったようで、まあ映像を見てもそれほど深刻そうには見えなかったがこの人につきまとう懸念はケガの多さなので早速その懸念が的中したことでやや不安は膨らんだ。

 

ケガ関連の後日情報は後ほど。

 

 

しかしまあキャンプから試合への強度増大をうまく移行する方法はどこかにないものか。

このキャンプはずっと順調だったのに実戦が始まればすぐこうなる。

レギュラーシーズンでの最初の2試合(2021:Brandon BrooksBrandon Graham/2022:Derek Barnett)ぐらいは警戒しないといけないかもですね。

 

 

個別のあれこれ

株を上げた少数

ご覧になった方ならおわかりでしょうが、反則も多発、OffenseはQBがアレで前半はほぼ3&Outで良く見えた人はごく少数でした。

 

その少なかった彼らを。

 

  • QB Tanner McKee
    プレ1ではBookとの比較で、プレ2ではとうとうMariotaとの比較で評価をブチ上げているのがこの人。
    脚は遅いが判断も早いしプレッシャーに動じないし何よりコントロール良いし肩も十分。
    特に若手WR陣とは息もあっているようで本当に心強い。

    PHIではこの試合を機に"どっちがQB2なんだ"論争が勃発。
    試合後にSirianniが改めて"Mariotaが俺たちのバックアップQBだ"と明言して火消しに努めなければならない事態に。
    この誤算は本当にありがたい。

    以下がハイライトです。これの最初のプレーなんか本当に最高でした。



  • EDGE Nolan Smith
    肩の負傷で退場こそしたが、それまでは大外からご機嫌にプレッシャーをかけていた。
    マッチアップはDawand Jones(Ohio Stateから4巡111位でCLE入り)だったが、微妙ながらたぶん勝ったはず。

    ランストップはやはりなかなか。


     
  • LB Nakobe Dean
    この試合最大のプレーはDeanから。
    自陣ゴール前で値千金のFF。


    穴が開いた瞬間一切ためらわない決断力。非常にいい。

    あとはね、君そうやってタックルするから肩を傷めたんじゃないのかい?
    何とか矯正していただきたいところ。
    あまり期待はしてないが。
    お願いだからケガしないでくださいね。


     
  • LB Zach Cunningham
    沈黙を続けるMyles Jackとは対照的に、この試合はCunninghamがDeanの相方として先発。
    7タックル1TFLという成績。
    先発だったし多めの出番をもらっていた。

    やっぱりタックルがうまいしプレーは非常に堅実。
    密集でもうまく動けるのがJackとの違い。
    これはいい買い物の予感。

    ちなみにJackの出番は後半からで、その後VanSumerenと並んで試合の最後までプレーしていたのでロスター入りはちょっと厳しそうです。

 

 

  • LB Christian Elliss
    ロスター入りは確定と思っていいでしょう。
    DeanとかCunninghamより、この男はちゃんとヒットできる。
    スピードも豊か。
    練習ではGoedertを止められないらしいがGoedert以外なら問題なし。
    5タックル2TFL1PBUという成績以上にランストップにもパスカバーにもきらりと光るものがありました。



  • NCB Mario Goodrich
    McPhearsonが外CBでの先発だったため、本日の先発NCBはGoodrich
    1PBUだけであまり目立たなかったが、CBは目立たないぐらいがちょうど良い。
    この試合も観測範囲内ではしっかりいい動きが出来てたはずです。


  • WR Joseph Ngata
    McKeeの相方として出番多し。
    Cleveland退場の影響を受けて出番が増えたのかもしれないが、やはりよく捕る。
    サイズも大きいし捕球半径も広い、ということで現状それだけで十分やっていけるのかもしれない。
    そんな期待を持ちました。

 

 

  • RB Trey Sermon
    ファンブルはだめよ。
    反省してください。

    だがあの失態から立ち直っての2本のナイスラン、特にあのTDランは見事だったのでプラスマイナスでいうとプラスとして記憶しておきます。

    Sirianniも試合後のインタビューで
    "Treyの立ち直りには本当に満足している。
    1度ファンブルした。しかし、あそこで一番よくないのは、できなかったプレーに下を向いてふてくされることだ。
    Treyにとってはいい教訓になったし、チームにとっても前進し続けるといういい教訓になった。
    もちろんファンブルを返してもらいたいところだろうが、それができないことだとすると、Treyが見せた2本のナイスランは最高のものだった。"
    という趣旨の発言。
    いいねSirianni。やっぱりあんたはいいこと言うな。本当にそうだと思うよ。

    印象的だったのが、Hurts含めてとにかくいろんな選手がファンブル後のSermonに声をかけていたこと。

    本人は、
    "コーチやチームメイトが自分を信じてくれていることを知るだけで、とても気分が高揚する。誰も失望させたくないからね。自分自身にも大きな期待をかけている。だから、みんなに信じてもらえていることも、とてもいい気分だよ。"
    とのこと。

    1年前は"バスト"のレッテルを貼られてPHI入りした彼に誰もこんな期待をかけてはいなかった。
    それが1年経ってああまでみんなに気にしてもらえる選手になったとは。
    さぞかしすごい努力をしたんでしょうね。
    さぞかしすごい熱量で日々を積み重ねたんでしょうね。

    泣ける。
    なんだかあのシーンだけで残ってほしくなった。

 

 

アレだった人たち

よく考えたら"めちゃくちゃ悪かった"といえるのは1人だけだった。
そいつが試合を壊しただけだった。

 

  • QB Marcus Mariota
    ご自身で"Sloppy"と評したこの日の出来は本当にド底辺。
    空いてるターゲットに派手なオーバースローかましてINTされたあのプレーが象徴している。
    腹立たしいから映像を貼ることもしない。
    とはいえHurts Offenseを継続するためにはあんたじゃないと困る。
    一刻も早い復調をお願いします。

 

  • P Ty Zentner
    前からやばいとは思っていたが5回39.8yds(NET38.8yds)最長44ydsはさすがに酷い。
    飛ばないにもほどがある。
    飛ばせてさえくれればよかったのに。
    次はもうちょっとましな競争相手探して来いよRoseman。

 

 

戦後

ケガ人を巡って大規模なTransactionが発生。
どうも人員整理を始めたにおいが漂う。

 

カット
  • CB Greedy Williams
    加入が発表されたときには期待したものだが、キャンプでは一切その名を聞かず。
    試合に出てもソフトなカバーが目立つだけ。
    ドラフトの時から気になる存在だっただけにとても残念だがさようなら。

    そしてこの動きは織り込み済みだったためCBルームで抱える悩みは変わらず。
    やっぱり10人ぐらい確保したい。

 

  • P Ty Zentner
    そりゃね。あの飛距離じゃね。
    Araizaまだ?
    こんなのと競争して勝ったからってSipossでいきましょう、とはならないんだよ。
    繰り返す。Araizaは?

 

 

Waived/Injured

プレ2でシーズンエンドのケガを負ったMcPhearsonClevelandに加えてケガしてたとは初耳のNoah Ellissをウェイバーに。

ファイナルカット前時点で経験年数4年未満の若手をIRに入れるときにはウェイバー(Waived/Injured)にかけなければいけない、というルールになっているためそれに基づく処置。

各チームシーズンエンドのケガ人を抱える余裕はおそらくないので、例えばJalen Carterがシーズンエンドのケガを負ったとしても素直にウェイバーにかけたらどこかに攫われる可能性が極めて高いためPHIとしてはなけなしの53分の1枠をケガ人に消費してでもファイナルカット後にIR入りさせるのだろうが、そうでもなさそうな選手の場合、全チームにスルーされて問題なくPHIのIRに入るもしくはPHIからもバイバイされるかのどっちかとなる。

 

今回の3選手はその賭けにふさわしい、というRosemanの判断でしょう。
(先にアキレス腱断裂となったBradleyはちゃんとウェイバーを通過してPHIのIRに入っている)

 

しかしこれでCBを活きがいいのに1枠割けることになったためやや助かったというのが事実。

 

GreedyもカットしてMcPhearsonもいなくなったここからの1週間強、相対的に出番が増える若手CB達にとっては1スナップに猛烈なストレスがかかるんでしょうね。
プレ3でどれだけスナップ数を与えられるか、どれだけ活躍できるかは極めて重要。

 

個人的感情を爆発させるなら、

 

外:SlayBradberryJobeRingoGarner(S兼任)

Slot:MaddoxGoodrich

 

の7名を残していただきたい。

残念ながらさよならとなるRicksについても、単にウェイバーにかけるとCHIにタダで獲られるというなんとも育て損なことになるため、合同練習もして、試合ではPick6を決めて実力を肌で感じていて、なおかつ壮絶なCB不足に苦しむBALに売ってしまいましょう。

 

UDFAだったけど3巡ぐらい払えよ。

 

本音はRicksまでの8人囲い込みです。

 

 

ちなみに、層が薄くなったSlotのところに、現地土曜の練習ではちょいちょいBradberryが入ったようで、地元メディアは"ケガが多いMaddoxの有事にBradberryをSlotに移すためか?"みたいなことを喧しく叫んでいる。

 

バカなのか。

 

それも1%ぐらいはあろうが、そんなことより同地区にDarren Wallerが来てるの忘れてた。プレ2のあいつとダニジョンのNYGは相当にヤバかった。

Kelce弟ともKittleとも対戦がある今季、Wallerも含めてああいう化け物系TEたちを止めるためのオプションとしてBradberryが中に入るという選択肢は絶対にあったほうがいいのです。

わかったかねメディア諸君。

 

 

ケガ人の予後

一応まとめておきます。

CB Zech McPhearson:アキレス腱断裂(シーズンエンド)→IR

 

WR Tyrie Cleveland:頸部の捻挫と脳震盪→IR

 

DT Moro Ojomo:脳震盪→練習お休み

 

C Josh Andrews:足首→練習復帰

 

EDGE Nolan Smith:肩→練習お休み

 

WR Olamide Zacchaeus:肩→練習復帰

 

という現地土曜の状況でした。

やはり心配なのはOjomo。意外と症状は軽かったと聞いているが、いまはゆっくり治すことだけ考えてください。

 

 

補強

一気に5人喪ってなにもしないわけがない。

というわけで本当に大量5人を獲得しております。

 

  • DT Marvin Wilson
    おなじみの名前。
    Noah Ellissが抜けた中央の巨漢枠。


  • DT Robert Cooper
    こちらも"Big Marv"と同系統。
    6'2"・335lbsの巨漢で、FSUからUDFAでSEA入りしていたが先ごろカットされていたもの。


  • DT Caleb Sanders
    6'0"・287lbsのDTなんてどう起用するんでしょうか。
    South Dakota State出身なのでなのでGoedertの後輩にあたりますね。
    NYGのルーキーミニキャンプに呼ばれていたようです。


  • LB Tyreek Maddox-Williams
    地元民。
    5シーズンをRutgersでプレーし、2022にUDFAとしてLACとサインしたそうだがまあ鳴かず飛ばずだったようです。
    たぶんOff-Ball LBです。


  • LB Quinton Bell
    今回最大のビッグネーム。
    2019の7巡230位でOAK(現LV)に指名され、その後TB(リング獲得)→ATLと居を移したがこの4月からフリーになったいたもの。

    大学時代はWRからコンバートして1年目でありながらDEとしてチームトップのサック数を上げてドラフト候補に名乗りを上げたすんごい身体能力先行枠。
    あれから4年。成長しているんでしょうか。

 

 

まああれですな。

シーズン中のPS候補を探してる感じでしょうな。

このあたりの選手はロスター争いには絡んでこないはずです。

 

 

 

GO BIRDS!!