お仕事の環境がガラリと変わりましたもんでブログ更新の時間が取れないというのが切実な悩み。
トレーニングキャンプはおろか、シーズン中も毎週2記事をあげるというのは現実的じゃない感じになっておるところでございます。
まあボチボチやっていきますのでお付き合いいただければ幸いでございます。
さて、トレーニングキャンプがいよいよ始まりますもんで、それについてサラッとにはなりますが期待なんかを置いておきます。
スケジュール
どの日に練習があるのかはわかりませんが、以下のようになっているようです。
日付はすべて現地のものです。
7月23日(火):ルーキーもベテランも一緒くたに集合
8月1日(木):Lincでの公開練習
8月9日(金):プレシーズンWeek1 @BAL
8月13日(火):合同練習@NE
8月15日(木):プレシーズンWeek2 @NE
8月24日(土):プレシーズンWeek3 vsMIN
9月6日(金):Week1 GB戦 @Sao Paulo
Myles GarrettさんにMailataがボコボコにされるのが恒例となっているCLEとの合同練習ですが、今シーズンについてはレギュラーシーズンでの対戦があることもあって予定されていないようです。
いつまでいるのか
春の練習ではSでのプレーが見られたCB James Bradberry。
ドラフト上位での2枚獲りに加えて賭博明けのIsaiah Rodgersが相当にいいということもあり、CBは飽和状態。
Sは確かに層が薄いのでBradberryがハマってくれるのならありがたいのはあるが、一方でMcCollumとかAndre' Sam(ドラ外ルーキー)のような若手の躍進も見てみたいところで悩ましい。
キャップ上はリリースしたとて意味がない状態なので、あとはロスター枠を食わせる意味があるかないかだけ。
トレードするにしても、他チーム、特にAFCのコンテンダーのCBにケガ人が出てBradberryの価値が爆上がりするの待ちという不謹慎な他力本願。
宙ぶらりんなベテランという存在はBradberryだけなので最大の見どころはここ。
ちゃんと穴は埋まるのか
殿堂入り確実の選手の穴がそう簡単に埋まるとは思えないが、やはり気になるのはKelce亡き後をJurgensがちゃんと務められるかどうか。
Jurgensにとって不利なのは、彼が昨シーズン務めたRGも不安定なところ。
Steenが最右翼なんだろうが、ここの対抗馬はBecton。
意外にもOGとしての適性を存分に発揮しているとのことなので楽しみではある。
ただBectonに一番期待しているのは、スイングタックルとしていいピースになってくれることと、近い将来にLaneの後釜として座ってくれること。
ロスター争いという点ではそのあたりも考慮してそれなりの成長を見せてくれればSteenの方が優勢なんだろうが、とはいえ彼の成長のためにも元バストが身体を張って尻に火をつけることがとても重要。
しっかり頼みます。キャリアを立て直すのだ。
今年こそちゃんとやってくれるんだろうな
この2年をやや期待外れに過ごした2名。
DT Jordan DavisとLB Nakobe Deanがそれである。
前者はシーズン終盤まで戦える持久力ともう少しのパスラッシュ力。
後者はケガをしないこと。
もてはやされた分、その神輿が見放されるのも早かろう。
期待はしている。
だがこればっかりは蓋を開けてみないとわからない。
まずはキャンプを健康に過ごしていい動きを見せてください。
一喜一憂して待つ。
がんばれ
ルーキーDBたち。
QuinyonにしてもDeJeanにしても、本当はWeek1の最初のスナップから出場してほしいところ。
DBの層は厚くなった。
だが将来にわたって戦力に数えられる契約になっているのはあなたち2人だけなんだよ。
Slay先生がご健在のうちに盗めるだけのものを盗み、A.J.とDeVontaを相手にとことんやられてしっかり成長していってくださいませ。
キャンプの進め方とインストール
最大の懸案はここ。
一番怖いのはOCとDCに実績充分の専門家を連れてきたことで"CEO HC"としての技量を試されることになるSirianni。
1年前には初戦のしょぼかった入り方を受けて"プレシーズンの進め方を見直さなければいけない"と言っていたが、最近は"アプローチを変えすぎるのは危険"という記憶喪失を疑われる発言をしていた模様。
昨シーズン大躍進を遂げたDETや、レギュラーシーズン中はケガ人を出す癖に結局プレーオフに最後まで残っているSFといったハードな練習のコンテンダー各位と比較するとめちゃくちゃ緩い練習でお馴染み、Sirianni下のPHI。
これを変えることがないというのはどういうことなのだろうか。
昨シーズン終盤の失速とこの辺りの緩さに一切関係がないという分析はどういう視点に立ってのものなのだろうか。
DavisやCarterの中盤以降の明確な失速とキャンプからプレシーズンの過ごし方に関係はないのか。
OCとDCが2年続けて新しくなっている。
そして1年前は過去と同様のプロセスを踏んだ結果、両方とも上手くいかなかった。
そのことについてどう考えていらっしゃるのだろうか。
まあ問われるのは結果だけなので、キャンプがこの3年間と同じように進んだから即アウトということにはならないが、同じ失速を繰り返してしまえばこのチームでの未来はないでしょう。
ベテランの心をつかむのが上手いのはわかった。
だがチーム力を持ち上げることがこの男に出来るのだろうか。
Kellen MooreのOffenseと、Vic FangioのDefenseなら、春の時点ではDefenseの圧勝だったと聞く。
1年前のインストールの失敗を踏まえてここをどう改善していくのか。
Fangio先生のようなHC経験者がスタッフにいるのは心強かろう。
先生のおっしゃることを虚心に聞いて同じ轍を踏まないようにどうかお願いします。
例年と比べてもとかくニュースの少ないオフだった気がしているところ。
それもようやく終わる。
毎日の現地記者たちの報告を受けて一喜一憂できる楽しい毎日がやってくる。
こちらは手に汗握ってタイムラインを追うことしかできないが、とにかくみんな健康でがんばってください。