とうとう始まる新シーズン。
いまのところ開幕戦の情報遮断に成功したというだけで満点を自分にあげたい。
では初戦の展望っぽいものを。
先に申し上げておきますが、情報が少なすぎてとてもあっさりしたものになっております。
ケガ人
PHI
OUT
LB Devin White:足首
CB Isaiah Rodgers:手
前日まで"全員健康"という情報に踊らされていただけに直前に入ってきた"Devin White欠場"のニュースには驚かされた。
耐久性がないタイプではないと思い込んでいただけに意外だが、まあそれでもDeanをいっぱいみられるという楽しみはあるのでOK。
その他、ここ1週間ぐらい"手のケガ"と報じられていたIsaiah RodgersもOUTとのこと。
がんばれRingo先発定着のチャンスだ。
GB
Questionable
TE Tucker Kraft:背中
RB MarShawn Lloyd:ハムストリング
CB Carrington Valentine:ハムストリング
全員出てこなかったらこんなに幸せなことはないんだが、まあ全員出てくるんでしょう。
ちょっと怪しいのはLloydか。
そもそもJosh Jacobsだけで重たいのにここにLloydなんてこられた日にゃタックルするほうとしては実にめんどい。ぜひ将来を見据えて無理しないでほしい。
AJ Dillonが元気だったらと思うとゾッとするRBのラインアップですね。
マッチアップ
PHI Offense
全てはHurts次第。
というのはさすがに乱暴がすぎる。
ただメンツを眺めている限りにおいて、マッチアップで優位に立てそうなところがどこも浮かんでこない。
DBに対するWRは常に優位なんだろうが、それでもJaire AlexanderとEric Stokesのコンビが健康ならそんなに簡単な勝負にはならんでしょう。
なによりDL強いし。
新生PHI OLで完封できそうには全く思えない。
特に心配なのがDT Kenny Clarkのところ。契約延長を勝ち取って燃えているようにも見えるこのベテランが本調子ならBectonとJurgensでは手を焼きそうな気配。
1つ付け込むスキがあるとすると、Coordinatorのところ。
PHIと同じくDCが変わったGBであるが、先方のDC Jeff Hafleyはカレッジ上がり。(プロでもDBコーチ中心にポジションコーチの経験なら結構お持ち)
有能だとか無能だとかの前に、適応には時間がかかるでしょう。
初戦だしいきなり100点の試合運びなんてできまい。できないですよね?
ここはとにかくOC Mooreがどう組み立てていくか、どんな初めて見るプレーを混ぜてくるか、というところが一番の見どころ。
頼んだよA.J.とDeVontaとGoedertとSaquon。
PHI Defense
このオフに大型契約を結んだJordan Loveだが、あいつが本物だと真っ先に思い知らされたのはPHIファンということで間違いないでしょう。
2022シーズンのWeek12@PHIでの一戦。
せっかくケガでRodgersが下がってくれたのに後半から出てきたLoveにやられるやられる。
結局6/9 113yds 1TD 0INTでレーティングは146.8というとんでもないものだったようですね。勝ったからよかったものの生きた心地がしなかった。
あの試合でGBの首脳陣は何かを確信したに違いない。きっとそうに違いない。
その後の躍進はご存知の通り。
いまやコンテンダーの一角である。
そんなLove & Co.をどう止めましょうかね。
とにかくあのデカくて速いChristian Watsonが3年目にして仕上がりきっているという話なのでここにSのフォローを厚めに持ってくるのが吉。
そうするとRomeo Doubsが、Jayden Reedが、MusgraveとKraftのTEのどっちが空いちゃうという寸法なのか。
LBたちはパワフルなRB陣も気になるだろうし。
限りなく極悪。
こういうOffenseに対しては、まずトレンチの攻防で勝ってプレッシャーをかける、というのが王道になろう。
ということでがんばれDL諸君。
特にHuffとCarterとSweatには強く期待している。
そしてパスが気になる相手にランまで出されちゃお話しにならない。
踏ん張れJordan Davis絶対に下がるな。
まかり間違って先方のLTにAndre Dillardさんが出てきちゃうようなことはないんだろうか。
というのは冗談にしても、このOffense相手のマッチアップで比較的優位に立てそうなのはトレンチの勝負であるはず。
DL陣、特に全員が4年目以下のDT陣は非常に若く仕上がっているがどうか頼む。
ここがどうにもならなければ全体が綻ぶことは避けられないし、場合によってはFletch様に引退を撤回いただく必要性まで出てこよう。
大事なのはたぶんダブルチームを食らうCarterの相方がいかにパスラッシュをかけられるか。
ここはJordan DavisよりもMiltonの得意分野のはず。
が、もちろん最大の期待はやはりCarterに寄せられるであろう。
一流なのは1年目でわかった。
問題は超一流なのかどうか。
証明してみせろ。
後ろもがんばれ。
どうもNCBはMaddoxが先発するのではないかという観測が出ているが、違うそこはQuinyonだろうよ。
タイプ的にJayden Reedはかなり苦手な部類ではなかろうかと推測するが、そんなことは知らん。
クイックネス溢れるWRにだろうがべったり貼りつくのだ。
そしてとどめを刺すのはCJGJのINT。
ブラジルの地で踊り狂うCJGJが目に浮かぶようだ。
というのが理想。
要約すると、DLがプレッシャーかけてDBはボールを持ってこい。という普通のことしか言っておりません。
先方のHC Matt LaFleurも確かShanahan一派であろう。
Fangioさんよろしくお願いします。
結び
殴り勝つしかあるまい。
というか、恐れることなく異端者のような発言をするのであれば、ここの負けは計算に入れている。
なんというか、最初から上手くいってもロクなことにならんのじゃないかという心配もある。もちろん上手くいくのが一番いいんだが。
だって強いもんGB。
この3年ぐらいのドラフトなんて羨ましいにもほどがある。
と、予防線は張りましたが、本音を言うと。
勝て。
絶対勝て。
わざわざブラジルまで行って負けるな。一応貴重なホームゲームだぞ。どう考えても中立もしくはアウェイ(GBはブラジルで最も人気があるチームだという噂)だが。
Jordan Loveがどうした。
Christian Watsonがどうした。
SBに勝つんなら、まずはコンテンダーの一角から崩していきましょう。
頼んだHurts。
GO BIRDS!!