壁がある。
ブ厚い壁がある。
そう簡単には越えられない壁がある。
それが"フランチャイズ記録"である。
開幕連勝記録もそうだった。
いまブチ当たっているのが"フランチャイズ最多勝利数"の壁である。
13の壁である。
実に縁起が悪い。
壁は越えるためにある、とはベタすぎるいいぶりだが次週こそは本当になんとかしていただきたいと願わざるを得ない。
結果:PHI 10-20 NO
2連敗となりこれにて13勝3敗。
NYGが勝ってWASが負けたことでNYGのPO進出と第6シードが決定したというのが唯一の朗報。
次週はメンツを落としていただきたいものです。
展開振り返り
負けると割愛できるからラクです。
というのは悲しい強がりにすぎない。
クソOLとクソプレーコーラーとクソQB2とクソパンターをクビにするのだ今すぐに。
以下愚痴を数点。
- Gainwellの28ydsTDランが取り消しとなったLandonのホールディング。
あれは違う。
猛然と抗議していた本人もたまったもんじゃなかっただろう。
あれだけは違う。
あんなもん取られたらやってられん。 - とはいえ諸悪の根源はゴミのようなゲームプランを作成したHC SirianniとOC Steichenにある。
開幕から4シリーズ連続で3凡とかお前ら。
もともとスクリプトOffenseが得意だったはずなのにこれはいただけない。
初めての1st Down獲得は2Q残り12秒でしたって。
これがトップシードですNFC各チームは恥を知ってください。
MinshewにHurts Offenseを指揮させる限界を感じた試合でしたね。
走れないQBのためにもやっぱりSandersよりパワーあふれるRBが欲しいという去年感じていたフラストレーションが再燃してきた。
高くなってもいいじゃないJacobsを獲りましょうよ。
もしくは1巡を突っ込むというギャンブルに出るか。
Bijan Robinson(Texas)の本格的な調査を開始します。 - プレーコール関連でもう1つ。
LattimoreにPick6を食らったプレー。
是非プレーコールにフィールドポジションという概念を取り入れていただきたく。
あんなところでああいうスクリーンはいかんでしょ。
どっかで見たと思ったら去年の@DALでDiggsにPick6を食らったのも似たようなフィールドポジションだったな。
あれはDeVontaへのアウトパターンだった気がするが。
成長とは。
ゲームプラン作成までがHCとOCの共同作業だとすると、あのコールはOCの責。
というか2人とも頭丸めてください。 - 開幕シリーズこそじわじわやられたが、その後のDefenseは完璧。
ずっとフィールドポジションを悪くし続けたOffenseの全責任。
あとスパイス程度にPunterも悪い。 - 心配なのは救急搬送されたSweat。
"首のケガ"という発表だったがどうなんでしょう。
とりあえず病院での検査とか処置は試合終了後しばらくして終わっていたので重傷でないことを祈っております。
主なスタッツ
なにに惹かれて獲ったのか知らんがKernってPは本当に飛ばないんだな。
Araizaで良かったろ。
上に書いていないが、Minshewは6回サックを食らっております。
内訳はSanders1回・Driscoll3回・Mailata1回とかそんなもの。
懸念通りDriscoll vs Cameron Jordanの組み合わせは最悪だった。
今後の対戦相手各位へ。
PHI Offenseからみて右にスピード系・左にパワー系というEdgeの配置にしていただきたく。
逆にすると簡単に攻略出来すぎて面白くないと思いますよ。
結局この試合のCameron Jordanは3サック1FFとか。DPOW狙える成績。
全部Driscollが悪い。
良かった人たち
- DL陣特にMilton Williams
この努力家は本当に成長しておられる。
この日のハイライトは珍しくBradberryがブチ抜かれた後の2Q残り3:50からの3rd&Goal(2yd地点)でのプレー。
RTのブロックをぬるりと躱してTaysom Hillのランを1ydのロスに終わらせたプレー。
そして4Q残り7分強からのフリーフリッカーをサックしたプレー。
後者はランへのリアクションも含めた一連が教科書に載せたいぐらい完璧なプレーだった。
お見事。
DT1になる準備が順調に進んでいるようですな。
残りはReddickとGrahamが2サックずつ。
CoxとHargraveが1サックずつ。
Reddickはこれで首位Bosa(弟)の17.5サックから1.5差の16サックとして全体2位。
これは当たりFA。
しかしサックというスタッツがいかに勝敗に直結しないかがしみじみと理解できる。
Grahamの契約はどうしましょうかね。
もう1年ぐらい延長しときますか。
去年のアキレス腱休暇も考慮してお安く頼むよ。
これにて4人(Reddick・Sweat・Hargrave・Graham)が2ケタサックを記録。
NFL史上初の快挙だそうで。
その割にはモンスター感が足りないのはなんなのでしょう。
次もよろしく。 - AJとDeVonta
Goedertはやはり消されてしまったのが残念だったが、AJの78ydsTDは素晴らしかったし、出しどころがアレな状況においてもチェーンを動かし続けたDeVontaもお見事。
悪かった人たち
- Offenseの頭脳
上に書いた通り。
SirianniとSteichenは大いに反省するように。 - 鈍足QB Gardner Minshew
脚が遅いのは致し方ないが、Zone Readの判断を間違うのはいただけない。
NOが何か特別なことをしてきていたのかまでは見返す時間がもったいないので調べないが、あんなにも投げられないものかね。
Daltonのほうが100倍輝いていたぞ。
今オフはQB2探しの旅に出る必要がある。
Daltonにしよう。 - OL陣
Minshewの問題はHurtsが帰ってきそうなのでまあいい。
最大の問題はここ。
Driscollのパワー不足という懸念がモロに出た形。
あんなにCameron Jordanに虐殺されるとは。
この試合をみて少し考えが変わった。
Mailata右にしてDillard使うか。あるいはDillardをRTに置くか。
先週まではよぎりもしなかったこの案も意外と悪くないかもしれない。
Kelceはどうした。
悪いものでも食ったのか。
スナップのタイミングが合わなかったのが3回ぐらいあった。
Minshewが悪いのかKelceが悪いのか。
わからぬがしっかり修正よろしく。
Laneもちょいちょいケガするし、ということを考えると、このドラフトではRG・RT両方指名する必要があるのかもしれない。
しかし指名権が足りない。
うむトレードダウン不可避。
NO指名権も微妙な位置になりそうだしトレードダウンしましょう。 - Jalen Hurts
早く治してくださいませ。 - P Brett Kern
飛ばさんかい。
そういえばこの人はまだPS契約だった。
そろそろ3回の昇格枠使い切るんじゃないか?
新P探しましょう。
新年早々ゴミのような試合を見せられて少し気になったのだが、ここ数年ホーム・Lincでの成績が悪い。
プレッシャーに弱いのか?
ホームフィールドアドバンテージというものはこのチームにはなさそうだが、とはいえバイウィークが欲しいので第1シードはどうしても欲しい。
最終週の相手は勝とうが負けようが地球が逆回転しようが第6シードから動かないNYG。
主力を休ませるというのが合理的な判断に思えるが、さりとて相手はDaboll。
勝ちに来るという判断も十分にあり得る。
まして相手は同地区。
しかもちょっと前に屈辱的大敗を喫した相手。
プレーオフ前の景気づけに、弱った第1シードを血祭りに上げにくることも十分考えられる。
番狂わせの材料が揃いすぎている。怖い。
なんとかHurtsやらCJGJやらが回復して、いい感じにやっていただけることを期待しております。