いよいよ。いよいよ待ちに待ったドラフト初日がやって参ります。というかもう始まります。
ということで最後のお願いを一つ。
デプス
そういえばまだこれをやっていなかった気がするのでFA以降直近までの動きを踏まえてデプスチャートの整理から始めましょう。
PS近辺の選手は除外、先発を太字・新加入を赤斜字にしております。
Offense
QB:Jalen Hurts・Marcus Mariota・Ian Book
WR1a:A.J. Brown
WR1b:DeVonta Smith
WR3:Olamide Zaccheaus・Quez Watkins・Greg Ward・Britain Covey
RB:Rashaad Penny・Kenneth Gainwell・Boston Scott
TE:Dallas Goedert・( )・Jack Stoll・Grant Calcaterra
LT:Jordan Mailata・( )・Fred Johnson
LG:Landon Dickerson・Sua Opeta
C:Jason Kelce・( )
RG:Cam Jurgens・( )
RT:Lane Johnson・Jack Driscoll
Defense
DE:Josh Sweat・Brandon Graham・Derek Barnett・Tarron Jackson
DT:Fletcher Cox・Marlon Tuipulotu
DT:Milton Williams・Kentavius Street
NT:Jordan Davis・( )
SAM:Haason Reddick・Patrick Johnson
MLB:Nakobe Dean・Shaun Bradley
WLB:Nicholas Morrow・Davion Taylor・JaCoby Stevens
SS:Terrell Edmunds・K’Von Wallace・Justin Evans
FS:Reed Blankenship・Andre Chachere
CB1:Darius Slay・Zech McPhearson
CB2:James Bradberry・Greedy Williams・Josh Jobe
NCB:Avonte Maddox・Josiah Scott
Specialists
K:Jake Elliott
P:( )・Arryn Siposs
LS:Rick Lovato
初日ニーズ
即先発が必要なポジションはやはりない。
やはりないので、BPA(Best Player Available)ということで問題ない。はず。
指名権再掲
<1日目>
1巡10位(←NO)
1巡30位
<2日目>
2巡62位
3巡94位
<3日目>
4巡133位(→CHI:Robert Quinn)
5巡165位(→NO:CJGJ)
6巡208位(→JAX:Josiah Scott)
7巡219位(←MIN:Jalen Reagor)
7巡248位
どう考えても3日目の指名権がなさすぎるが、初日からトレードダウンがあるかどうかはよくわからない。
もちろんRosemanのことだから大きな動きは常にあり得るんだろうが。
初日候補者
<10位>
OT Paris Johnson(Ohio State)
上でも見たようにOLデプスの薄さは致命的とも思える。が、1-10で1年間控えてしまうことになるはずの選手を獲るのか、という抵抗感は常にある。
噂では、RosemanはParis Johnsonを獲るためにトレードアップする、ということもあり得るそうです。
RB Bijan Robinson(Texas)
一緒にプレーしたいQBは?という問いに"Jalen Hurts"という満点回答を叩きだしたトップRBだが、どうも8位のATLに指名されるシナリオが急に増えてきた。
先発が固まっているチームにおいて、この指名が短期的にチーム力を一番持ち上げられるはずだが果たして残っているのか。
EDGE Nolan Smith(Georgia)
去年のドラフトにおける地獄シナリオをほぼ予言し、順位こそ違ったがPHIのJordan Davis指名も当ててみせることで力を見せつけたPeter Kingの今年の10位予想。
それだけであり得そうな気配が濃厚。
ReddickとNolan Smithが両サイドに並んだら、なんていう妄想にテンションがあがるのは事実。
だいたい最近10位予想で見かけるのは上の3名。
問題は票が割れに割れている30位の方。
<30位>
RB Jahmyr Gibbs(Alabama)
こちらはBijan→ATLシナリオが濃厚になりだして浮上した説。Peter Kingもこの予想。
冷静になるとまあまあいい選択な気がするが、Bijanを逃した時点でRosemanがRBに1巡を使うことはないような気もしているがさてどうでしょう。
EDGE Will McDonald Ⅳ(Iowa State)
こちらは1-10でのBijan指名を前提にしているピックがこちら。
年齢と技術不足が引っかかってどうにも抵抗感が強い。
本当に指名されちゃったら飲み込むのに時間がかかりそうです。
まあここで言いたいのは"この時点で残っている最高のPass Rusher"ということだと思うので、そう読み替えるならそれほど悪くない。
S Brian Branch(Alabama)
あまりにもない。
トレードダウン
相手がいれば非常に妥当。
予想
当てたい。
今年こそ当てたい。
ということで去年もこうしたような気がするが、置きに行く案とゴリゴリの希望、という2案を以下に晒しておきます。
<現実的な予想>
1-10 EDGE Nolan Smith(Georgia)
結局CarterもBijanも落ちてこないとなるとCBのどちらかかSmithという候補が残っていることになろうか。
CBはあの2人がスナップを独占することになるはずなので今年行くのはどうでしょうか。
ということでSmith。
ここまで消去法感を前面に出してしまうと可哀想な気もするが、そんなこともない。
Dean・DavisとSmithが並ぶことになればDefenseの楽しみは倍増すること間違いなし。
スピードあふれるパスラッシャーの重要性には、サックが出来なかったSBになって痛いほど気づかされた。
あの試合の反省は"火力は大事"ということ並んで、"やっぱりパスラッシュは大事"ということであるべきです。
そういう意味でも大賛成。
1-30 トレードダウンして2日目指名権
やっぱり3日目の指名権がなさすぎる。
そしてこの位置よりも契約的な意味で2巡早めの方がありがたい。というのは全チームが考えることであろう。
さて相手はいるのか。
<夢>
1-10 RB Bijan Robinson(Texas)
ポジションを無視してこのドラフトにおける全プロスペクトを横に並べたときに、最高のタレントとして名前が一番挙がりそうなのが彼。のはず。
少なくともTop5には入ろう。
Offense強化がSB制覇への近道となる時代に於いてRBのタレントは最後のピース。
一発で一番簡単にチーム力を引っ張り上げられる最高の選択肢です。
Rosemanが転向するとしたらこれほどの機会はない。
8位のATLを無事に通過してしまえば16位のWASぐらいまで獲られる危険性は低いのでちょっと落としても良さそう(i.e. 1-12 HOU)だがあまりにも落とすとDallasに攫われるというそれこそ最悪のシナリオが用意されている。
それは許されない。
1-30 DE Adetomiwa Adetomiwa(Northwestern)
知ってるよ。知ってる。
どうせリーチだとでも言うんだろう。
だがもうこれぐらいしか興奮する選択肢が残っていない。
2日目の早めに消えてしまうんなら1-30で行っちゃいなさいよ。
彼はネクストBrandon Grahamになるはず。
1-30にはTE勢という選択肢も残されているんだろうが、RBというかBijanという抜きん出た才能を指名できても、Ertz・Goedertという2巡での成功例がありすぎるTEに1巡を使うのはRosemanにとっては相当な冒険になるのではないかと思料する。
ということでここではパス。
さてどっちに寄るでしょうかね。
Bijan来てほしいな。
というわけでいよいよ勝負の刻。
Andy Weidlがいなくなって初めてのドラフト。
去年軒並みGM候補が抜けたことでRoseman以外のフロントオフィスの顔はまた見えなくなってきた。なので今回は正真正銘のRosemanピック。
はっきり申し上げてここが一番の不安要素。
さすがにDillardとかReagorという失敗をもう繰り返さないと願いたいが。
ここまで順調に来たオフシーズンをブチ壊さないことに強く期待しております。
頼んだRoseman。
GO BIRDS!!