鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2023 Week2 vsMIN展望

書くほどのネタもない状況ですが、時間もないのであっさいなにかを書き残しておきます。

 

そびえ立つ崖の縁から奈落をのぞき込むような、最高にネガティブな展望になりそうです。

 

 

戦後の動き

いつの間にか負傷して下がっていたDeanがIR入り。

懸念されていた、31チームが重く見た耐久性の問題がいきなり頭をもたげてきた。

この一発ならなかったことにできる。
早く復帰して今季の残りを健康で過ごせればセーフです。

 

というわけで空いた枠にNicholas MorrowをPSから53ロスターに引き上げ、頭数は揃った状態。

 

 

さらに、元より層が薄かったLBだけにPSにも何故かストリートにいたかつての1巡指名LB Rashaan Evansを補充。

 

Alabamaから2018ドラフト1巡22位でTEN入りしながら5年目オプションは行使されず4年でFAとなり、2022シーズンはATLでプレーして全試合先発のうえキャリアハイとなる159タックル(86ソロ)1FF 1FRという成績を残していたが、何故か再契約とはならず。

今夏はどこにも所属していなかった。

 

Cunninghamが即戦力となったように、Vrabel(TEN)のLBとDesaiが求めるものが似ている(ということはつまりAlabamaのNick Sabanとも似ているはず)のかと考えたりはしてみたが、よくわからぬ。

 

そもそもEvansはトレーニングキャンプを経ていないために身体が出来ているわけもないので今週来週に戦力になる可能性は低く、とはいえコンディションさえなんとかなればある程度計算出来て、Cunningham(2021シーズンだけTENでEvansとは同僚)という通訳もいることでプレーブックの理解という点でも都合が良かったものと理解しているところ。

 

Deanが傷んだというのにタイプ的にCunninghamと被る選手を獲ってきてどうするのかという気持ちはあるが、がんばってください。

 

Deanは早く治してください。

 

 

ケガ人情報

PHI

 

Week1・2でそれなりにケガ人が出ることは覚悟していながら、こうもボコボコ出ると萎えざるを得ない。

 

コンカッションプロトコルにいるBradberryの出場は絶望的。

DBに不安が募るところへ追い討ちをかけるBlankenship負傷の報。
まあ出てこないと踏んでいいんでしょう。

 

Bradberryは思いのほかNE戦で苦戦していた印象があるが、あれは半分ぐらいEvans(ややこしいがSのJustinのほう)のせい。たぶん。

早めにEvansのところをSydneyに替えてほしかったが、EvansSydneyで組むというのは想定外。

もしかしたらEvansEdmundsが先発になるかもしれないが、そんな伸びしろのないコンビは見たくない。Sydney出せ。というかEdmundsはなにしてるんだ。

 

Gainwellも復帰してほしいが、ここはWeek1でまさかのInactiveだったPennyがいるのでそっちを見たい気もする。

無理しなくて結構です。

 

 

MIN

 

よくわからんが、このまま正CのBradburyが出てこないなら助かる。

DarrisawDavenportも出てこないなら朝から小躍り。

 

 

マッチアップ

PHI Offense
  • DBとLBにだいぶダメージがある現状、理想は殴り勝つこと。


  • だがあの試合のあとにそんなことは全く期待できない。


  • 試合を見返して思ったのが、いったいOLは何をしてるのかというところ。浮かれているのか。何か盛られでもしたのか。
    LaneMailataの両OTを筆頭に特に前半は地に足がついてないにもほどがあった。

    特に左サイド。

    今頃Stoutland先生に口汚く罵られているだろうてもう少しマシにはなってくれると信じているが、あの体たらくではリーグトップという看板は下ろしてもらわねばならない。

    そういえば2022シーズンも開幕戦ではDETにそれなりにやられていた気がするのでアレで目が覚めてくれてたらいいんですけどね。

    今回のテストは開幕戦で非常に元気だったDanielle Hunter
    開幕戦ではあろうことかルーキーに大苦戦していたLaneさん。大一番がいきなり来ました。頼みますよ。

    Mailataもがんばれ。


  • 解説のRomoが"見たことないカバー"と口走っていたようだが、それほどにNEというかBelichickは難解な宿題をHurtsに課していた様子。
    さすがにそこまで難しいとなると簡単に他チームに模倣される恐れは少ないが、とはいえ開幕戦のHurtsが2021バージョンだったのは事実。

    まずはGoedertに謝罪してもう少し冷静になってください。
    どうもこの男は頭に血がのぼるとDeVontaないしはA.J.しか目に入らなくなるらしい。

    君の生命線はGoedertだよ。そこから始めましょう。


  • RBも頭痛の種。
    Swiftさんへ。
    開幕戦だったから大目に見ますが、あの落球はいただけませぬよ。


  • MINのメンツを見るに、両CBのところを狙っていきたいが、とはいえDCはFlores
    Belichickの愛弟子に見えるこの男が何を準備しているか想像すると怖くて眠れない。
    勝敗より気になるHurtsの成長具合。

    膨大な量のディスガイズと、おそらく相当な量のプレッシャーが用意されていると思いますが、何度でも繰り返すが、どうかGoedertから始めていただきたい。
    頼む。


  • OCのBrian Johnsonは早速試金石。
    どうしても観戦側はSteichenと比較してしまうのでつらかろうが頑張ってください。
    開幕戦で足りなかったのはフィールドをタテにストレッチするコールと攻撃性です。
    ビビりなさんな。

    大丈夫だよ。HurtsGoedertA.J.DeVontaを信じるのだ。なんとかなるから。

 

 

PHI Defense
  • PHIメディア各位へ。
    たった1試合しかしていないCarterを必要以上に持ち上げるのをやめろ。
    試合映像を切り取って必要以上にHypeするのをやめろ。

    何度も言うが、NEの両OGはルーキーだった。
    4巡117位のSowと5巡144位のMafi。むしろ全体9位のCarterが負けたらバスト確定になるところだった。
    勝って当然のマッチアップに勝ったからといって浮かれすぎだよ。

    これはDavisCoxMiltonも同様。
    もちろん開幕戦で気分良くプレーしてくれたのは良かった。全然悪くない。

    ただ勝負はこれからだという話。

    今回は控えC Austin SchlottmannとLG Ezra ClevelandとRG Ed Ingram
    この中ではどうもIngramはだいぶ苦戦しているようで、MIN Offenseにおける数少ないアキレス腱として存在してくれているよう。
    とにかくDBがしんどいのでなんとかRGのところからプレッシャーをかけ続けていきたいところ。

    そういえばRTのBrian O'Neillが絶好調とのこと。
    開幕戦であまり目立てなかったReddickは気合い入れるように。


  • あのMac Jonesの早撃ちが気になって仕方ない。

    DTが圧倒していても届かないタイミングでパスを投げられ続けるのはしんどいし、まして相手のWRにJustin Jeffersonがいたらタイトカバレッジを敷いて防ごうとすることにも非常な勇気が必要。

    あれのO'BrienのプレーコールがPHI Defenseへの特効薬の処方箋でないことを祈るばかり。


  • そして気になって仕方ないのがTE Hockensonの存在。
    ただでさえ手薄なLB陣のところにクイックなパスでTEを攻められつづけるなんてことが起これば開幕戦のHunter Henryの例を挙げるまでもなくじわじわストレスが溜まりそうだしBradberryもいないとなると対処のしようもない。


  • DC DesaiJefferson対策について、会見でSlayをサイド不問でJeffersonにつかせることも"あり得る"と発言しており、そうなるとカギは逆サイドでAddisonを担当することになるであろうJosh Jobe

    ここは祈るしかない。

 

 

恐怖

  • MINの開幕戦はちょっとしたボタンを掛け違っただけ。
    たしかに2022シーズンは接戦においてそのボタンをバシッと掛けつづけていたチームだったが、あの3ターンオーバーは本当に誤差。
    当然ありうる揺り戻しの範疇。

    大勝して乗り込んできた1年前よりリベンジと、何より自らのアイデンティティを取り戻そうと乗り込んでくる今回のほうが怖いに決まっている。


  • すべてはHurts
    もうまごうことないあんたのチームなんだからそろそろ目覚めてくださいな。
    大型契約が失敗だったなんていう数年前のアレはもう見たくないのです。



賢人の言葉

Defenseにはケガ人が続出し、OffenseはOCの手腕が未知数だしQBもOLも本調子からほど遠い。

これほどまでに不安と恐怖しかない試合。

 

だが俺達には賢人がいる。

 

62番を背負ったヒゲ面の賢人曰く、
"快適だと感じると居心地が悪くなる。
ストレスがないと不安になる。
この建物にいる奴らは他の選手もコーチもみんなそうさ。"

 

不安材料とストレスを挙げればキリがないが、彼らならやってくれるでしょう。

きっとやってくれるでしょう。

 

…やってくれるよね?

 

 

GO BIRDS!!