キャンプがオフだということなので、今後の日程と来週に迫ったプレシーズン1戦目に向けた今後の見どころなどをいったん整理する試みを。
■日程
8月12日(木):プレシーズン初戦(vs PIT)
8月16日(月)・17日(火):合同練習with NE
8月17日(火):1次カット(90人⇒85人)
8月19日(木):プレシーズン2戦目(vs NE)
8月24日(火):2次カット(85人⇒80人)
8月24日(月)・25日(火):合同練習@NYJ
8月27日(金):プレシーズン最終戦(@NYJ)
8月31日(火):ファイナルカット(80人⇒53人)
9月12日(日):シーズン開幕(@ATL)
日程はすべて現地です。
しかし80人⇒53人ってファイナルカットの規模は去年ほどじゃないけどなかなか壮絶。
1週間ちょいキャンプが経過した時点での53予想は以下。
希望ともいう。
PSまで書いてみたけど他チームのカット組のことなんか全くわからないし読めないのでまあご参考程度に。
下線がPS(最大16人なので16人選出)。太字はロスター入り。斜字は新加入です。
■Offense(25)
QB(3):Hurts・Flacco(UFA・NYJ)・Mullens(UFA・SF)
RB(4):Sanders・Scott・Johnson(Trade・DET)・Gainwell(D5)・Huntley・Howard・Holyfield・Killins
WR(6):Smith(D1)・Reagor・Fulgham・Ward・Watkins・Hightower・JJAW・Ausbon(UDFA)・Walker(Street FA)・Patton(Street FA)・Butler
TE(3):Ertz・Goedert・Jackson・Rodgers・Stoll(UDFA)・Croom・Wilson
OT(4):Mailata・Johnson・Dillard・Driscoll・Toth・Tucker(Street FA)
IOL(5):Seumalo・Kelce・Brooks・Herbig・Pryor・Opeta・Juriga・Awosika(UDFA)・Crider(UDFA)・Pierschbacher
PUP(2):OT Clark(UFA・IND)・ C/G Dickerson(D2)
■Defense(25)
DT(5):Cox・Hargrave・Milton Williams(D3)・Tuipulotu(D6)・Ridgeway・McGill・Raequan Williams
DE(5):Graham・Sweat・Barnett・Kerrigan(UFA・WAS)・Jackson(D6)・Bailey(UDFA)・Leo
LB(5):Wilson(UFA・MIN)・T.J. Edwards・Singleton・D.Taylor・Stevens(D6)・Avery・Bradley・Johnson(D7)・Smith・Ostman
CB(6):Slay・Nelson(UFA・PIT)・Maddox・McPhearson(D4)・Jacquet・Scott(Trade・JAX)・Hill・James・Seymour・Arnold・Melifonwu(Street FA)
S(4):Harris(UFA・MIN)・Wallace・Adams(UFA・TB)・Epps・Riley
PUP(1):S McLeod
■Special Team(3)
K(1):Elliott
P(1):Siposs
LS(1):Lovato
当たってる気が全くしない。
OffenseはTEとRB。
TEはやっぱりJacksonを推したいところだが、Stollだけがゴール前のFBにもラインナップした形跡があるので、こいつのロスター入りはどうも固いのではないかと睨んでいるところ。
ここまで予想外だったのがErtz。そもそもキャンプ参加も疑わしいと思っていたのに、いざ参加してみたらパツキンだし動きは抜群だしリーダーシップも非の打ち所がないしHurtsとのコンビネーションも仕上がってるし。
そしてRBも2020ドラ5(DET)のHuntleyがトレーニングキャンプで全然アピールできずまさかのファイナルカット落選の憂き目にあった去年の(DETでの)うっぷんを晴らすかのような切れ味。なんで彼にはどうしても残ってほしいと思いながら、予想外だったのがBoston Scott。
Sirianniスキームと相性がいいのかこのキャンプではネガティブポイントなし。パスプロテクションも成長しているようですし、もともとレシーバーとしては捕球半径が狭いだけでちゃんと飛んで来たら堅実ですし。
個人的にはキャンプで見えない試合中の脳みそのところが一番不安なんでその点はプレシーズンにてしっかりジャッジされたし。
DefenseはLB。
Singletonが出遅れたせいで混迷を深めている。
2年目でカットまであると思っていたDavion Taylorの成長も混迷の要因。
そしてTaylorは”良さそう”という感触だけ残して負傷離脱。ここについてはドラ6ルーキーJaCobyも同様。
全くわからない。だから一応選んでみたけどプレ次第。
■プレシーズンへの期待
全員:
ケガしないように。
QB:
Hurts。以上。
あとはQBをそもそも2枠にするのか3枠にするのか。
例年よりRBの登録が増えそうな気がしているので、もしかしたらそのしわ寄せがQBにくるかも。Flaccoが良くなってきたようですし。
2枠の場合は契約の都合上競争なくFlaccoが当確。
しかし曲がりなりにも16試合の先発経験がある上に絶好調の今年のMullensを特にプレシーズンで披露なんかしちゃったら絶対どっかに拾われるのが辛い。
特にINDとかHOUに拾われる懸念についてはすごくある。だから3枠にしといた。
RB:
競争としてはGainwell vs Huntley。いまGainwell>Huntleyとしているのは、Roseman的には自分で選んだ選手の方が可愛かろう、という推測から。
そもそも3枠でした、となるのであればその競争にScottも入ってくる。
この1週間の感覚ではGainwellと比較するとHuntleyの方が爆発力も堅実さも上だという気がしているのでぜひともプレーが見たい。2021のドラ5と2020のドラ5は果たしてどちらが上なのか。
WR:
Devonta Smithは既にブレースも着用せずにフルスプリントできているという目撃情報もあるのでもしかしたらプレシーズン出てくれるんじゃないかという淡い期待。
決して無理はしてほしくないが、自然体で間に合うなら出てもらうに越したことない。
このポジションはそれぐらい。あとは序列の確定とJJAWをちゃんとRosemanがカットできるか、この2点のみ。
TE:
あー悩ましい。
Richard Rodgersを切るとなるとTE3に求められるのはブロッキング能力の方になるのだろうか。そうなると多分ドラ外ルーキーStoll優位。だけどJacksonの捕球レンジの広さも捨てがたい。
ということでここはちゃんと双方のプレーを見てみたいところ。
OT:
Dillardの去就。
ないと思うが万に一つMailataが控えに回った場合、こいつは意外とポジションの汎用性が高いのでスーパーシックスマンになりうるが、Dillardはそうではない。
ここへきてやや良化しているとは聞くが、Dillardがスターターじゃなくなった場合でもPHIはこいつをロスターに置くのだろうか。
ドラ1の3年目ならまだトレード価値はありそう。それに毎日相手していたSweatは”プロボウラーでした”という可能性まであるので、それなりに売れそうだと思う。
というわけでプレで見たいのはDillardのトレード価値の有無。不良債権として少しでもチームの傷を減らしてくれたまえ。がんばれ。
IOL:
DickersonはPUPのままシーズンインしそう。
ここはSeumaloが復帰してもHerbigのまま行くかどうか。
契約的に2022のSeumaloはちょっとお高くなるので、MailataとSweatの大型契約延長とか考えるなる少しでもお安くしておきたいポジションではある。
まあSeumaloそもそも練習できてないので何とも言えないが。Herbigの出来にはかなり期待しているが、この出来次第でスターターまである。
あとはKelceの控えをどうするのか、ぐらい。それもプレ次第。
DT:
がんばれケガすんな。
DE:
Grahamの反対サイドの熾烈なスターター争い。パワーまでついてきて無敵の様相を呈しているSweatで確定させていいのではないかと個人的には思っているが、いかがか。
LB:
そもそもWilsonの相方は誰なのか。
DC GannonがどういうD#を志向しているかもよくわかっていないため、すべての判断はプレ次第。
JaCobyとDavionは固そうだがShaun Bradleyも良いと聞くし。
CB:
あまりニュースにはなっていないが、スロットに回ったMaddoxが堅実で良いプレーを見せているそうで、CBは1・2・3が固まってる様相。
問題は4~6で、評判的にはMcPhearson(外)→Jacquet(外)→Scott(中)だと理解しているが、これがPHI以外のWR陣に対してどこまでやれるのかが注目ポイント。
なにせPHIのCBだけあって1・2以外で絶対ロスター入りするメンツも読めない状況。プレ次第。
S:
McLeodはPUPのままなのか。いずれにしても彼が復帰するタイミングでAdams vs Eppsという勝負は勃発するはずなので、一つでも序列は上げていたいところかと思料します。
というわけでこいつらはSTでの有用性も加味した対決。そういう意味ではこの2人はどちらもSTエースを張れる素材だと理解しているのでこの対決は見もの。
現時点の背番号は、Adamsが#21、Eppsが#22です。
ST:
あんまり良くないと聞いているElliott。替えがおらん。しっかりやれ。
Sipossも良くわからないのでプレを楽しみにしてます。