先週の本拠地初勝利以降、PHIの移動は全部バスです。飛行機に乗る必要はもうないのだとか。
ということでなぜかMetLife2連戦が組まれておりますのでその初戦。
相手はショートウィークにチーム内にメスを入れたNYG。ちょっと嫌な感じがしております。
■Transaction
NO戦のケガでDavion TaylorがIR入り。シーズンエンドではないようなのでそこはひと安心だがこいつはやっぱりケガが多いな。今回のケガは貰い事故だったが。成長を見極めるという意味でもちょっと残念。最終盤にでもしっかり復帰していただきたいところ。
空いた枠には先ごろ一旦放出したCB Mac McCainを再度獲得。DENが獲得したのは完全にPHI戦だけが目当てだったのか。怖いな。
その他、LB Christian EllissをPSに追加。全く存じ上げない人です。
NYG戦に向けてはPSからS Jared Maydenを昇格。こいつは知っている。確かBAMAにいた。
最近のDB集めはDimeパッケージのために必要だという理解をしているので不満はない。
■Injury Report
<PHI>
#PHIvsNYG Status Report pic.twitter.com/ADpNYHjSvi
— Philadelphia Eagles (@Eagles) 2021年11月26日
HowardだけがOUT。1人だけだがだいぶ痛い。
先週大活躍ののち脳震盪プロトコルに入っていたCB Slayや膝のケガが報じられていたSTエースのLB Shaun Bradleyは問題なく出場予定。
QuestionableのGowanは先週ヘルシースクラッチだったのでどっちだろうが試合への影響はない。
<NYG>
OUT:
FB Cullen Gillaspia(ふくらはぎ)
WR Sterling Shepard(四頭筋)
TE Kaden Smith(膝)
DB Nate Ebner(膝・IR)
DOUBTFUL:
WR Kadarius Toney(四頭筋)
TE Kyle Rudolph(足首)
QUESTIONABLE:
RB Saquon Barkley(足首)
WR John Ross(四頭筋)
主なOUTはWR Sterling Shepard。こいつはPHIを相当得意にしているのでいなくなったのは朗報。
その他、Doubtfulの2名は絶対に出てこないように。Barkleyは出てくる様子。
■マッチアップ
<PHI Offense>
・毎度毎度カギとなるのはOLがどれぐらい圧倒出来るのか、というところ。そういう意味ではランD#がリーグ下位10位に入っているNYGなので圧倒出来ないと困る。
OLの組合せはWeek7以来6試合連続となる以下の予定。
LT | LG | C | RG | RT | |
Week1・2 | Mailata | Seumalo | Kelce | Brooks | Lane |
Week3 | Dillard | Seumalo | Kelce | Dickerson | Lane |
Week4 | Dillard | Dickerson | Kelce | Herbig | Driscoll |
Week5・6 | Dillard | Dickerson | Kelce | Driscoll | Mailata |
Week7- | Mailata | Dickerson | Kelce | Driscoll | Lane |
・先方ランD#にはDexter Lawrenceなど個別にタレントはいるが、LBやCBのクッションは結構深めで、ランのときもEDGEを作れず外に逃げられるようなシーンが散見される。
・なので今週に関して言うと、Howardの不在はそんなに効かないかもしれない。SandersやBostonが外に持ち出すいつものムーブが結構効いてくれれば非常にうれしい。というかそれ以外に選択肢はない。おそらく先週よりは出番があるであろうGainwellも含めて、ファンブルにはくれぐれもお気をつけいただきますよう。これは心の底からのお願い。なお、先週のGainwellはヘルシースクラッチだったようです。
・Sandersさんへ。先週の試合最終盤、Sirianniは彼を干したことを明らかにした。理由はCAR戦に続く試合最終盤勝っているときにアウトオブバウンズに出て時間を止めたこと。
NO戦はファンブルロスト1つ+未遂1つも合わせてあなたへの信頼はだいぶ薄らいでいる。ポテンシャルがあるのは知っているし、ルーキーのときはクレバーなところも見せていた記憶があるのでデキる男だとは知っている。”集中しなければならない”という発言はしているので頑張ってください。
・NYGはDimeパッケージの使用比率がリーグ最多ぐらいのようで、基本はDB6人体制。PHI用にはLBを増やすなどの調整をしてくるだろうからそれはそれでショボいLBが出てくると思えば朗報。
・ざっくりと分けるとNickelの場合はZoneカバレッジ、Dimeの場合はマンカバーという傾向はあるそうなのでHurtsにとっては、NickelのときにZoneカバレッジに対してパスを通すという課題に対して改善を見せつけるチャンス。
・ただし先方のパスラッシュはあまり強力ではないようなのでHurtsくんにおかれてはくれぐれも焦らないように。しっかりGoedertとDeVontaを見て投げましょう。
・とはいえ主役はこいつ。今週もよろしく。
Boston Scott is becoming a Philadelphia legend. #FlyEaglesFly @BostonScott2
— NFL (@NFL) 2019年12月30日
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<PHI Defense>
・この試合からプレーコーラーがJason GarrettからFreddie Kitchensに変更。不協和音が絶えないように外からは見えていたが、選手からの不満は大半がGarrettに対するもの。その癌が除去された以上、Kitchensがどうとかではなくてもしかしたらこの戦力が最大化されることが起こるかもしれない。タレントは揃っていると思っているので怖さはある。
・Schefter情報ではSaquon Barkleyは出てくる。こいつのキャリア通算ではPHI相手のキャリー平均は6.48yds。大得意とされているよう。
復帰初戦となったTB戦のスナップ数は60%強。序盤は90%近くのスナップ数をこなしていたので今週当たりからはそろそろ出番が増えてくる予感。
T.J.を中心にランD#も最近良くなっている印象があるのでまずはここから止めていきましょう。
・去年だいぶ面倒な存在だったG Zeitlerはいなくなった。そして先方OLはだいぶ苦労している様子。RGとかTB戦は酷かった。
最近影が薄くなっているが、FletchとHargraveはしっかりお仕事してください。Fletchは先週非常に良かったようなので勝手知ったるNYG相手なので何卒よろしく。
・Garrett時代のOffenseはDeepアタックがほぼなかったそうな。平均のパスのデプスはPHIよりちょっと長いぐらいのリーグ26位とかそんなぐらい。それをKitchensがコールすることによってちょっと変わるかもしれない。どのプレーをコールするかはプレーブックを全く変えなくても変えられる。それを実現されるとちょっと怖い。ちゃんとGolladayとかいるし。
・プレーコールが変わっても、変わらないのは投げ手がDaniel Jonesだということ。なので何よりもプレッシャーをかけることが最重要ミッション。
そしてあいつにはよく走られてる記憶がある。勝手にこけてくれたりしてるけどあまり調子に乗らせないようにしましょう。
DANIEL JONES. 80-YARD RUN.
— NFL (@NFL) 2020年10月23日
📺: #NYGvsPHI on NFLN/FOX/PRIME VIDEO
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・Gannon先生におかれては、最近良くなっていると思いたいのでここからの6試合しっかりお願いします。
■見たいもの
・先方は去年のWeek17にPHIがタンクゲームをした割を食ってプレーオフ戦線から脱落したことで怒り狂っていた気がする。
・それ以来となるMetLifeなので気合いが入っている様子。
・知らんがな。
・そうであっても、見たいのはこの4週ぐらいで身に付けた、ランから構築してプレーアクションパスでGoedertとDeVontaを最大化することを徹底してほしい。そろそろ対策はされるのだろうが、それでもなお。
・ランを中心に据えることの利点はサックとかINTのような大ケガが少ないこともある。なのでRB陣はボールセキュリティをしっかりお願いします。
・嫌な予感は止まらない。直近の戦績がなんであろうが同地区相手だと何が起こるかわからない。
・だけどここをしっかり乗り越えないとプレーオフは見えてこない。
・勝ってください。
GO BIRDS!!