バイウィーク(もう終わりかけ)ということで中間査定です。
相手のレベルがますます上がっていく時期ですが、中盤のケガ人地獄からは徐々に解放されつつあるので上がり目にも期待できそうな感触です。
ドラフトに向けたニーズの整理もついでにやっております。
Offense
スタッツ
見えるのは、Hurtsの成功率がまた改善しているということと、A.J.はもちろん素晴らしく、その陰で意外とDeVontaのスタッツも伸びているというところ。
そして、WR3の不在っぷりぐらいでしょうか。
なんだねQuezの4レシーブ21ydsっていうスタッツは。
QB
Week5ぐらいから時折膝が痛そうな素振りを見せているHurts。
伝えられるところによると、ハードめの骨打撲を負っていたとのこと。
だがなぜでしょう膝の痛々しさと比例するようにしてパスのパフォーマンスは上向きに。ある種の変態としか言いようがない。
膝の影響でかランを減らし、そして自身の機動力も低下している中だが、パスに関しては成功率・獲得ydsともに2022シーズンを上回るペースで来ている。実に順調。
特にA.J.とのコンビネーションには目を見張るものがある。素敵です。
ただ、パスが増えたからそのままOffenseの脅威は増したかと聞かれるとそこは微妙なところで、前述のケガのせいでWeek6以降ランの脅威が著しく低下しており、特にそれが試合終盤のリードした場面で時間消費としてのランが機能しないことがボディブローのように効いている気がしてならない。
DAL戦の4Qなんかは2021あるいは2022シーズンであればさっさと試合を終わらせられていたはず。
まあ今季は開幕からHurtsのKeepの判断にはずっと不満があったためランゲームにHurtsが組み込まれていない現状にはあまり文句もない。
パス方面での注文といえば、課題は多々ある男であったが、現状思いつく不満もない。敢えて言うと時折発生するターゲットの見落としが若干気になるので、いわゆるプログレッション(パスターゲットの切り替え)にはまだ改善の余地がありそう。
ただ、それとて気になる程度でありめちゃくちゃ不満、というものではない。
この方向で成長していってください。
控えの出番がないというの、非常にいいです。
ニーズ:
- ドラフト的には皆無。FAで単年契約のMariotaの後釜となるベテランQB2。
RB
序盤のサプライズはD'Andre Swiftの爆発。
Week2の28回170yds1TDとWeek3の16回130yds。
その後はHurtsのケガやOLの弱体化でまあはっきり申し上げて鳴かず飛ばずではあるが、ここまで平均4.5ydsのランには取り立てて不満なし。
むしろ30レシーブを記録しているパス方面での貢献が大きく、Empty隊形からのNo.1としての活躍やチェックダウンのターゲットとしての優秀さには何度も救われてきたはず。
加入時にはDETでの出番が少なかったことだけは知っていた。
その出番の少なさの原因はちょくちょくケガされるからだと思っていたんですが現状ケガしやすそうな気配は微塵もない。Sanders比なのでとても良い。
事実かどうかはわかりませんが、DET時代の報道(ゴシップ程度かもしれませんが)によると、どうもDETのRBCに干されていたことが原因だったそうな。
理由は、"ソフト"だから。練習でSに対してコンタクトしなかったことが不興を買ったのだとか。これは"Hard Knocks"のなかでも描かれていたシーンだが、まあこういうのをきっかけにあんまり出番を与えられなかったのではないかというのが一部の噂。
ちなみにDETのRBCはDuece Staley。
よくやった。
Swiftは今季が4年目でありルーキー契約最終年。
Fumble癖がなんとかなるなら、希望はもちろん延長。3年ぐらいでお安くお願いします。
RB2はGainwell。
こいつこそいよいよRB1になってくれるだろうと思っていたシーズンだったが現状期待外れ。Swift比だとラッシング能力もパスレシーブ能力も明確に落ちる。だいぶ落ちる。
そしてFumbleする。
唯一Swift比で擁護できるのはプロテクションのところで、ここが現RB陣のなかで彼を外せないたぶん唯一の理由。
ここから調子を上げてくるのかもしれないが、Sandersよりはマシなので契約最終年となる来季もRB2としてお願いしたいところ。
Fumbleなんとかしなさいよ。
RB3のRashaad Pennyはほぼ出番がないここまで。
Gainwellのパフォーマンス悪化したWeek9には少ないが出番が回ってきて、まあ良かった方なので今後増えることへの期待はある。
ただ、心配なのはプロテクションの下手っぷり。
Week1の衝撃のデビュー(2回の機会でTD取り消しホールディング1回)がそれ以降の使いづらいイメージを確定させたのだと踏んでいるところ。
SEA時代は特段下手でもなかったはずなのでまあ出番が増えれば勘も取り戻していくでしょう。
すんごい才能を持っているというKRが見てみたい。
Bostonはあまり印象にない。本番は12月終盤です。
ニーズ:
- 大。
起こらなそうなSwiftとの契約延長があればFAもしくは下位でよい。
問題はSwiftもいなくなるとき。その時は2巡を使っても良いのではないか。
WR
MVPレースに加わっているとささやかれるA.J. Brownに言うべきことなどなにもない。序盤ボールよこせとゴネていた記憶もあるが以降はご存じWeek3-8までの6週連続で125yds超レシーブ。
お見事。
4年100Mなんか安かった。
問題はそれ以降。
DeVontaは今季明確に不調。珍しくドロップがかさんでおり、特にWeek6NYJ戦の2ドロップはいずれもタイミングが激痛の、敗戦に直結したものであった。
そして気になるのがRAC。ガリガリながら2022シーズンまではそれなりにミスタックルを誘発出来ていたのが、今季はそれがほぼない。
これは恐らくスクリーンでの起用が減っているから。
Sirianniのスクリーンゲームはあまり好かないが、そこからいいブロッカーであったPascalまでいなくなっちゃったんだからこれも当然の帰結。
やはり何としても残しておくべきであった。
話が逸れた。
とはいえ5年目オプションの行使は揺るがない。
今季初めてキャプテンに選ばれたDeVonta。実はそのサイドラインとか練習での陽性のふるまいはすごく好感が持てるところ。
あとはパフォーマンス。しばらくGoedertもいなくなってマークはキツくなろうが、一流であることを見せつけるためにはここからが重要。
3年目にして初めてのスランプ。頑張ってください。
主にSlot起用されているのがOlamide Zaccheaus通称OZ。
6レシーブでWR3なんだから以降言うべきことなどない。
TB戦は見事でしたね。
ただ、もともと浅いところが得意のはずなのにHurtsとはまだ合わないのか頼りにしていたこのエリアでの活躍があまりない。
Goedert離脱期間におけるキーマンになるはず。頼む。
CoveyがちょこちょこWR起用されているの、笑っちゃうのだがターゲット0回なので捨て置きます。
Quezにはなにもない。本当になにもない。
現在IRのはずだが、復帰されると枠を食われる。あいつにやる枠はない。
リリースですかね。
ニーズ:
- 中。
WR3が欲しい。
タイプ的にはQuezでダメだったフィールドをストレッチできるタイプ。
ただ、そこはA.J.あるいはDeVontaでいいのだ、ということなのであれば堅実なSlot Receiverでもよい。この場合ニーズはがくんと落ちる。 - Slot起用も多いうえにDeepまでイケるXavier Legette(South Carolina)が1巡下位まで落ちてくるということはないのか。
- 個人的にはEDGE・CBのことを考えるとさすがに1巡はない気がしてます。
TE
骨折して手術したというのにIR入りする気配がないGoedertよ。まさか3試合の欠場程度で帰ってこれるというのかね。DALとのリベンジマッチには間に合うということかね。
そのGoedertだが、今季序盤は獲得ydsが激減。Week4まで驚異の1試合平均22yds。
見た感じはGoedertが衰えたとかそういうものではなく、単にデザイン上投げにくかったりHurtsの判断ミスだったりっぽく、その後は(去年よりは低調なものの)調子を戻していそうなのでひと安心。
DAL戦での最初のシリーズ、4th&3での15ydsレシーブやら負傷したプレーもそうだが、この男はここぞというときに本当に頼りになる。
DAL戦あるいはSEA戦に間に合えばとても助かるところ。
TE2以下はほぼ記憶にないし特筆すべきものもない。
Goedert離脱期間に誰が気張るのか。個人的にはAlbert-Oへの期待が止まらない。
Albert-Oは契約最終年。トレードで引っ張ってきたからにはここで何か見せていただかねば困るというのが正直なところ。
ニーズ:
- 大。デカめの大。
毎年一定の期間離脱するGoedertの仕様的にも、そろそろ年齢が気になってきたことからも後継者候補が欲しい。 - 個人的嗜好を開陳すると、BALのようにAndrewsがいて今季苦戦中とはいえLikelyがいるような布陣が理想なので、現布陣からのレベルアップという意味で即戦力的に欲しいのはLikelyのようにTE2あるいはSlotエリアで違いを出せる選手。
ただ、この場合WR3に欲しいタイプと若干被るかもしれない。 - すべてはAlbert-O次第。
彼がものになるならここのニーズは消し飛ぶ。
OL
プレシーズンゲームの出番が全くなかった影響をモロに受けたのがこのユニット。
開幕2試合ぐらいは不安定にもほどがあったが、まあさすがにその後は改善。
と思った矢先、Week4でのJurgens離脱。
その影響もあってか、今季ラッシング平均が5ydsを超えた試合はJurgensがいたWeek2・3のみ。
まあこの辺はHurtsの膝の具合にも左右されるのでやむを得ない部分もある。もっとラン出せと言いたいわけでは決してございません悪しからず。
成長著しいのはMailata。
Chase YoungやらSam Williamsやらに試合序盤にちょこちょこやられはするが、スナップをこなすごとにアジャストしていき、勝負の4Qには水も漏らさぬプロテクションを見せてくれるのはとても頼もしい。
なにより全スナップ出場というのがいいね。
PFFによるとOT界隈で全体3位の出来だそうで。素晴らしい。この調子でどうぞ。
NYJ戦で8スナップで退いたことによって、いなければチームが崩壊するということをはっきりと、この上なくクリアに示してくれたのがLane Johnson。
どうも今季はWeek1から不安定なスタートだったことに加え、NYJ戦の負傷もあってかそれ以降もカッチカチだった2022シーズンほどの出来ではない印象。
そんな現状でもPFFに言わせるとOT界隈で全体9位。最高かよ。
ただ、控えがあまりにも心もとないというのがシーズンが深まっていく際でも明確な不安要素。
今季はただ祈るしかなさそう。
NYJ戦を1人で壊したMr.お漏らし Jack Driscollの出番が回ってこないことを切に願う。
Mailataと並んで全スナップ出場のKelceはまあまあ(PFFによるとC1位)。
引退のことははぐらかし続けているが、Amazon Primeのドキュメンタリーにも取り上げられちゃったしだいぶ外堀が埋められつつある印象。
あと5年は問題ないと思いますがね。
Dickersonは、Kelceとは違う意味でまあまあ。
やや物足りない印象だが、さりとて大過もない。徐々に状態を上げている印象があるのでこっからよろしく。
今オフには契約延長の話も出てくるのだろうが、延長して問題ないと思います。
OG最高額がふさわしいとは思えないがそれに近くなるんでしょうね。
JurgensはWeek1・2こそ不安定だったが離脱直前のTB戦および負傷したWAS戦前半の出来は非常に良かった。スターター1年目としては上出来でしょう。
それだけにあの5試合の離脱は痛かった。穴を埋めたOpetaもLAR戦こそ頑張ったが以降は明確に穴であり続けたこともありRGはずっと悩みの種であり続けたところ。
この穴がふさがるとしたらランにもパスにも相当にデカい。楽しみにしています。
ニーズ:
- 目先では特にない。
Driscollが契約満了となるがここは放流で結構。
Kelce次第だが、仮に引退したとしてもIOLの穴はSteenが何とかなりそうなので、予定通りDickerson・Jurgens・Steenの並びで進めるはず。
ただ、有能なバックアップは常に必要なので2日目指名権を割くことにも異議なし。できればそろそろUDFAを当ててほしいところだが。 - 問題はRTのところ。
Driscollが抜けたこともあるが、もう33歳のおじさんのところに活きのいい伸びしろ枠を獲ってきても良い気がする。
その場合、現状あまりうまくないが、身体能力に期待できるTyler Guyton(Oklahoma)を1巡指名でOKです。
Lane→GuytonというOklahomaリレーには心躍る。
Defense
DT
序盤の驚きはなんといってもJalen Carter。
プレシーズンゲームの時点で通用するのはわかっていたがまさかここまでとは。
PFF評価は"Sexy Dexy"ことDexter Lawrence(NYG)に次ぐDT2位。
素早い出足からのインサイドムーブを得意とするが、ランストップも上出来。
ドラフト時に思っていたよりパスラッシュが効果的で驚いた。4.0サックは立派。2FFも最高。
いまのところフィールド外の問題もなし。
(バイウィークの間になんか揉めごとは起こしたようだが逮捕はされてない。セーフ。)
足りないところも思いつかない。この調子で。
若者にいい影響を受けて発奮しているのがFletch。
今季は相当調子がよろしいようで。
ランストップが歴史的退行を見せた2021シーズン限りでさよならでもいいかと思っていたところだったが、ここへきて復活するとは。
バランスの良さでいうとやはり一番使い勝手がいいのが結局Fletch。その証拠に現陣容でもいまだスナップ数は1位。
単年契約を繰り返してあと3年ぐらいよろしくです。
スナップ数が2位なのは、意外にもMilton Williams。
出足は速いものの腕の短さもあってパスラッシュには苦戦中。
一方でランストップが著しく向上しているのが面白いところ。
2021ドラフトで70位から73位(Milton指名)のトレードダウンにより72位で逃したAlim McNeill(DET)がいよいよ本格化していると聞いている。
がんばれMilton。もう一皮破るのだよ。
Jordan DavisがこのDT陣ではタックル数1位です。
意味が分からない。いつの間にそんな芸当できるようになったのだ。
そもそも彼が2.5サック挙げているのもすごい。よくできている。
2022シーズンはNTが主戦場だったJDだが、今季は3テクのほうが多いぐらいに起用方法が変わった様子。
そういう意味では得意のランストップだけではなくパスラッシュも磨いていただかねばですな。がんばってください。
ニーズ:
- 小。
2年連続で1巡を使った甲斐あって目立ったニーズはなくなった。
だがこれもFletchがいる限り。 - Ojomoとかまだまだ見たい若手もいるのでこれ以上は抱えきれなくなりそうだが、ドラフトするなら伸びしろに期待できる選手。
候補者はまだいませんが。
DE/OLB
Sweatは相変わらず最高。ますますクラッチに仕上がっているゆえ不満なし。
Reddickも親指の負傷で立ち上がりこそ悪かったが、徐々に2022のフォームを取り戻しつつありこちらも不満なし。
敢えて言うならFFが少ない。2022シーズンは5つぐらいあったはずなのでやや物足りないところを挙げるとするならここ。
しかし問題はこの2人ではない。その下。
BGも出てきたときにはいい仕事を見せてくれているが、それでも2022より切れ味が悪くなっている気がするのは杞憂か。
そろそろですかね。
Nolanは明確に物足りない。
MIA戦で初サックを挙げたのはいいが、あれ以外のスナップで取り立てたなにかを見たことがない。
やはりもう少しパワーをつけなければ使い物にならないのか。
まずはスナップ数をもう少しもらえるようにするところからですね。
100スナップぐらいもらいながら何にもできてないやつもいますが、まああいつはいいや。
ニーズ:
- 大。
両EDGEのスターターは立派な選手が2枚いるのであまり問題はなく、Reddickの後継者としてのNolanも確保しているので取り立てたものはないが、とはいえBGの賞味期限が見えてきたのでここをなんとかしたい。 - そして、Reddickのパスラッシュが自由奔放すぎるのも目につき始めたところなので、欲しいのはプロテクションのカップを縮められる正統派もしくはややパワー寄りの選手。
- JT Tuimoloau(Ohio State)なんかが恐ろしくニーズに合致する。欲しい。
Off-Ball LB
キャンプ中に拾ったCunninghamが思いのほか素晴らしい拾い物であった。
というか大エースである。
意外とパスカバーがうまい。いい鼻をお持ちのようで。
もう30歳だが問題なく動けているので2年ぐらいで延長をお願いできないか。
Morrowも同様。
ベテランミニマム勢の次期契約に懸ける思いは強い。
パスカバーに期待していたMorrowについては意外とランストップがお上手で。
こっちのほうが延長してほしい。3年ぐらいでいかがか。
期待外れなのはDean。
プレーしている分には問題ないが、やはりその2度のIR入りが痛すぎる。
大事な2年目を10試合ぐらい欠場するようであればその後の成長にも暗雲が立ち込めかねない。
早く治してください。
ニーズ:
- 先発が2枚抜けるとなるともちろんニーズは大きい。
あまり出番がないためEllissの成長具合が見られていないこともあり、Dean・Elliss体制で2024を迎えるとはあまり思えない。 - しかしながら、ここについてはRosemanは結局パッチワークでやっていくんだろうと理解しているところ。
1巡指名権を使う未来も、EDGEやWRという有力な候補もあるため想像がつきづらい。 - 個人的な、ここ数年での大きな見誤りの1つが、Leo Chenal(KC)があんな有能なLBに育つとは思えなかったところ。
というわけで毎年毎年飽かずに繰り返しているが、ここはBIG10から割と大きくて速いLBを獲るのが正解。
まだ見つけられていないがそういう方向で探します。
CB
久しぶりにCBで苦労するシーズンがきた。
Schwartz時代の2020以来だろうか。SchwartzにいいCBがいればCLEぐらいのDefenseには仕上がる。いいチームに行ったね。
さて、PHIの話。
最大の問題は2試合目でMaddoxが離脱してしまったNCB。
ここの控えはMcPhearsonを想定していたが、彼もプレシーズンゲームでシーズンエンドになっていたこともあり、実質的にはNCB3ぐらいの位置づけだったGoodrichが後釜に。
そしてそれがやはり一切通用せず、パッチワークを続けた結果、ストリートにいたBradley Robyでなんとか目星が付いたところ、その矢先にRobyも離脱。
ここが安定しないことによって両外CBにも悪影響をもたらしていたのがバイウィーク前までのPHI Defense。
その結果、2022シーズンは1試合平均172ydsの喪失でリーグ1位だったパス被獲得ydsが、今季はここまで同257ydsまで落ち込み、リーグ28位に。
殴り合いでしか勝てなくなっているのが全般的な戦い方の不安定さの諸悪の根源。
やはりCB投資は怠れない。
SlayもBradberryも、各種指標が示すように今季は不安定。
INTも少ない。
今季に関してはMaddoxももう戻ってこないので、上述したようなパッチワークを続けていくしかないんだろうなと腹をくくっているところ。
Robyさえ戻れば、という期待は本当に正しいのだろうか。
成長が期待できる若手が多いのはありがたいが、その筆頭である、上の表に記載しなかったルーキーCB RingoのDefenseスナップ数は「1」。
時間がかかるとは思っていたが、そろそろ姿がみたいところです。
ニーズ:
- 大~中。
契約上SlayもBradberryもしばらくいるが、どうも特にBradberryについては衰えとしか思えない嫌な気配が濃厚に漂ってきたところ。
したがって上位での即戦力指名は妨げない。 - ただ、JobeやRicksといった若手連中が望外の経験を詰めている今、Ringoさえモノになりそうなのであればニーズはしぼむ。
- というわけでRingo次第。
レギュラーシーズンのどこかで姿を拝みたいものです。
S
大エースReed Blankenship。
2INTも10PDもチーム最多。少ないとは言わせない。
ランストップも問題なし。
PFFもSの全体7位という高評価を下している。同感でしかない。
そしていつの間にかボーカルリーダーにもなっていた。DAL戦のサイドラインではRicksを力強く励まし続けていた。
とても良い。Dawkinsになってくれ。
Byardは、大きすぎた期待値にまだ見合っていない。とはいえまだ加入して2試合なのでそれも已む無し。
タックルのすばらしさだけは見せてもらっている。今後に期待しています。
意外と良かったのが、Justin Evans。
これがEdmundsのおかげでよく見えていたのかはわからないが、Sとして大過なくやっていける能力を見せてくれていた。
バイウィーク明けから復帰が想定されている。楽しみです。
苦戦中なのがSydney Brown。
ランストップに関してはタックルの不安定さ以外なにも言いたいところはないが、パスカバーについてはなかなか時間がかかりそうな印象。
周囲が見えていないというか、アサイメントがわかっていないというか、自分がどう動いたら最悪で、どこから消さないといけないかがあまりわかっていなそう。
全部を止めようとしても無理なんですよ。
FS BlankenshipとSS Byardが先発で、FSの控えがEvans、SSの控えがSydneyという陣容のはず。
Evansが傷んでいたときのDimeパッケージではSydneyが入ってきていたが、Evans復帰でSydneyはお役御免になるはず。
先達からしっかり学んでくださいませ。あんたにはまだ時間がある。
ニーズ:
- Byardをどうするか次第。
現時点で残りの契約を破棄したという話もないので、あと1年はいるのだとするとそれほどニーズはない。 - ここを投資するぐらいならちっさくてもすばしっこさの一芸CBを獲ってきてNCBに充ててください。
ST
1年前の今頃はSTC Michael Clayの無能ぶりにいら立ちを覚えていたらしい。
いまですか?そういう感情は一切ないですね。
Punterを替えたこともあって、しかもそのMannが当たりっぽいこともあり不満なし。
ニーズ:
- 皆無
指名権とニーズまとめ
指名権
1巡:オリジナルピック
2巡:オリジナルピック
2巡:NO由来(2022ドラフト前トレードによるもの)
3巡:補償ピック(Hargrave)
5巡:MINかTBのどちらか成績が良かった方(Reagorトレードの残渣とか)
5巡:補償ピック(Seumalo)
5巡:補償ピック(Dillard)
5巡:補償ピック(T.J. Edwards)
6巡:ATL由来(Kentavius Street)
補償ピックはいずれも各巡33番目以降なのでまあほぼ次の巡だがそれでもありがたい。
いま危ないのは下手がバレ始めたDillardのスナップ数が減る可能性があるところ。
補償ピックの順位にはスナップ数も影響するはずなので下手したら5巡が1つ6巡とかになるかも。
おのれDillard。消えてなお仇なすか。
UDFAから5巡に化けてくれたT.J.の孝行ぶりを見習ってほしい。
というわけで合計9個。
ニーズ
書き連ねてきたニーズは以下のとおり。
大:DE>>>RT=TE>>RB
中:CB=WR3≧LB
小:IOL>>>S=DT
無:QB
やはりEDGE、とくにパワー寄りのDEの強化が最大のニーズではないかと思っている。
カップを縮められなくてスクランブルドリルが多発したDAL戦直後だけになおさらパワー系が欲しい。
そしてRosemanの、QB・OT・DL・WRにしか1巡指名権を使わないという特殊な嗜好を考慮しても、今回もこのあたりからの指名になる可能性が高く、そうであればまたしてもDE探し。
JT Tuimoloau(Ohio State)を軸に漁ってみましょうかね。
しかしRosemanよ、Swiftとの再契約さえしてしまえばRBニーズが消えると思うとドラフトでは動きやすいことこの上ないんだがどう思いますかね。
私は早めに延長するのがいいと思いますよ。
GO BIRDS!!