鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

Day2とReagor

今日も主役はあの人だったようで。
恐れていた事態もちょっと発生したDay2の現地情報。

そして去年のドラ1の受難はまだまだ続きそうです。

 

■本日のケガ人
OUT:
DAY-TO-DAY
WR Fulgham:下半身
CB S. Taylor:下半身
WR Watkins:COVIDじゃない体調不良

WEEK-TO-WEEK
DB Meadors:ハムストリング
LG Seumalo:ハムストリング

LIMITED:
WR Reagor:下半身
WR Ward:COVIDじゃない体調不良

 

■恐れていた事態
ケガ。
しかもRG Brandon Brooksのケガ。
ここ3年アキレス腱断裂⇒肩の脱臼⇒アキレス腱断裂というシーズンの終わり方をしている男の健康は2021シーズンの安定したOffenseの構築すなわちチームの成績に直結する課題。
Day2にしてそこの懸念が現実になっちゃいましたね。
チームからの発表は”ハムストリングの違和感と予防的なOUT”ということのようですのでなんとしても小さいものであってほしい。
自分で歩けていたようなので深刻なものではなさそうですが。
ちなみにRGを埋めたのはMatt Pryorだったようです。
彼以外に今日はケガ人なし。

 

■本日のSmith
やはり彼は素晴らしい。
今日は7on7で新加入のCB Steven Nelsonをブチ抜いて40ydsのTDキャッチを披露。
このプレーはHurtsのスローも完璧だったようで現地は大興奮。

 

■本日のHurts
前日よりも精度とコンビネーションが改善されたというのが現地で見ていた人に共通する意見。
一つワイドオープンのTEを見つけられずにスクランブルしてしまったプレーもあったようだが、投げたパスについてはSmithへのボムを含めてよかった様子。
敢えて挙げると、ショートパスがまだまだ不安定だとのこと。がんばれがんばれ。

そして若手WRやTEと連日の居残り練習。いいね。

 

■本日のLT選手権
昨日と逆に今日はMailataが先発。
DLとの1on1ではMailataがDE陣を完封したのに対し、DillardはBarnettとSweatに1回ずつサックされたという情報。
Dillardはパスラッシュを止めるためにホールディングとタックルで対抗したそうな。ダメですね。それはフットボールではありません。

その他の情報がないのでなんとも言えないが、Barnettのようなパワーよりの選手に対してどう改善していくのか、がDillardの明確な課題だったはずが、そこが全く成長していないことに加えてSweatにも無理となるともう無理ですね。本当に絶望。

まだDay2ですから改善を期待します。が、やはりDillardには興奮しないというのが現時点での素直な感想。

その他、DT HargraveはKelceからサックを一つ奪うなど上々の仕上がり。DTもDEもやっているMiltonもよかったと。

 

■DE
前述したように、本日ハッスルしたBarnettが1stチーム。ただしここもSweatとは日替わりとなっている。昨日はSweatが1stチーム。

Gannonは”両方スターター”というわけがわからないことをおっしゃっているが、まあ現時点では精査中ということでしょう。
引き続き頑張るように。

 

■ボールへの意識
Offenseスキルポジションの1日はまずボールセキュリティドリルから始まる。
そしてDefenseは1日中ターンオーバーを狙い続ける。
非常によろしい。

今日の練習後に記者会見に現れたCB Steven Nelsonの拳はボロボロだったよう。とにかくWRがキャッチしたボールをパンチングしに行くことを徹底されているからだそうで、Gannonもその意識をずっと強調し続けている。

SandersとWentzのファンブル癖に悩まされ、Defenseのボール奪取の少なさにストレスを抱えてきたPHIファンとしてはこれは非常に心強い。
試合で成果を発揮してくれることを望みます。

 

■その他本日の主役
3人いる。
一人は連日のTE Tyree Jackson。今日もミドルでいいパスキャッチがあったようで観客を沸かせたとのこと。そして今日もワイドオープンでのクリーンドロップを記録。いいね。よくはないけど。

それとRB Jason Huntleyが11on11でInsideを爆発的なスピードでブチ抜いたそう。去年のファイナルカットでの加入だったか。あまり出番はなかったけど期すものといいスピードはありそう。

そして最後はNick Mullens。7on7でSmithへの素晴らしいTDパスがあったよう。その前にCB Grayland Arnoldにピックされたプレーはあったようだが。

 

■フィジカルテスト不通過者とある悲劇
レーニングキャンプの練習自体は現地水曜からだったわけだが、集合はその前日の火曜。ではその日に何をしていたかというと、フィジカルテスト。これに通らなければ練習にはフルで参加できない、というもの。
たぶんスプリント何本かを基準秒数以内にクリアする、というものだと思われ、もちろんポジションごとに基準が違うのでしょうが、それに落ちた者が徐々に明らかになってきました。いまわかっているのは以下です。

WR Quez Watkins
WR Jalen Reagor
TE Dallas Goedert

突っ込みどころが多い。
まず、一つ心配しないでいただきたいのが、一番下のGoedert
こいつは体力がなかったというより、テスト中に”間違ったテクニックを使って間違った方向を向いてしまった”ことが原因のよう。よくわからないがGoedertも今朝の練習には不参加。

そして問題は真ん中のあいつ。去年のドラ1。
彼は本当にテストに通らなかったよう。
実は考慮してあげるべき点があったようで、それがこの夏に”Reagorの幼馴染みが殺される”という事件があったとのこと。
よくわからんがアメリカ怖い。
Reagor本人は心身ともに結構傷んでいる様子。
そりゃ集中できないでしょう。
こんなセンシティブなことにはなかなかコメントできないが、一日も早くフットボールに集中できるようになってください。

Watkinsよ。キサマは単なる調整不足だろうが。

 

■練習後Transaction
もともと90人のなかに8人しかいなかったWR。
そのうち、フィジカルテストにも通れないWatkins・Reagor、体調不良のWard、ちっさいけがしたFulghamの合計4名が消えていることでメンツがかっつかつ。
ということで、StreetからWR Andre Pattonとサイン。
Rutgers出身で、2017には当時SDでSirianniとは旧知の仲。

その他、この春のOTAにトライアウターとして参加していたDB Obi Melifonwuとサイン。この元バストがどう使われるのかは非常に楽しみ。