鷲の巣

NFL フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia EAGLES)の応援ブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

Day2とReagor

今日も主役はあの人だったようで。恐れていた事態もちょっと発生したDay2の現地情報。 そして去年のドラ1の受難はまだまだ続きそうです。 ■本日のケガ人OUT:DAY-TO-DAYWR Fulgham:下半身CB S. Taylor:下半身WR Watkins:COVIDじゃない体調不良 WEEK-TO-WE…

キャンプ初日

キャンプインに遅刻して書いた前エントリーの妄想があまりにもハズれていた恥ずかしい早朝。 2年ぶりにファンとメディアが入った素晴らしいキャンプ初日の現地報道からいくつか。 ■Transactionキャンプインに先立つTransaction。 Active/Physically Unable …

キャンプイン!!そして気が早い予想

各チーム続々とキャンプインし、罰金強化の関係でホールドアウトはないようだが様々なニュースが飛び交う中、比較的穏やかなPHI界隈。とは言いつつ、CBにSteven Nelsonを加えるというムーブはあった。早めから狙っていたようだが、ここまで引っ張ったのはサ…

2021ドラフティ紹介(その8:Patrick Johnson)

実は下位指名群のなかで一番興奮している指名がPHI最後の指名となった彼。 7-234 DE/LB Patrick Johnson(Tulane)6-2 240lbs 【生い立ちからTulane】Tennesseeはチャタヌーガ出身。124.0サックで未だPHIのオールタイムサックリーダーかつホールオブフェーマ…

2021ドラフティ紹介(その7:Tarron Jackson)

この半年間、諦めて過ごしたErtzの件、この2週間チーム施設でチームメイトたちとトレーニングしているということは、トレーニングキャンプの出席はまあほぼ確定なんでしょう。その後のことはわからない。ただ、功労者をキャンプ後のカットで放流するかという…

2021ドラフティ紹介(その6:JaCoby Stevens)

逮捕とか起訴とかしかニュースがないとは何て平和な毎日。トレーニングキャンプ開幕までには、と思っていたが間に合わなそうなドラフティ紹介第6弾は栄光のLSUの#7を背負った男。そしてドラフト前の評価はTop10(これはさすがに酔狂)からドラ外まで凄まじい…

2021ドラフティ紹介(その5:Marlon Tuipulotu)

第5弾はランストッパー。この男もいい血筋を背負っている匂いがする。 6-189 DT Marlon Tuipulotu(USC)6-2 317lbs 【生い立ちからUSC】NZ生まれという情報もあったけど真偽のほどは定かでない。ロス近郊に育ち、その後Oregon州にお引っ越し、高校もOregon…

2021ドラフティ紹介(その4:Zech McPhearson)

第4弾は待望されたCBドラフティ。Josh Sweatの活躍で忘れられがちだが、皆さまご存じのようにPHIの4巡指名は呪われている。4巡CBといえばAvonte Maddox。あとはRosemanピックの代表として悪名高い2017の132位Donnel Pumphrey(出場0試合、1年でリリースされ…

2018ドラフトのパワーランキング

いつもの“The Athletic”紙のドラフト専門家であるDane Brugler氏が3年前のドラフトについて32チームのランク付けを行っていたのでご紹介を。普段あまり横並びで見ることがないのでドラフト下手でお馴染みのPHIファン的には意外でした。ポジション価値と選手…

Tight End界隈

このオフにおいて最も確実視されていた動きである3年連続4回目のRichard Rodgersとの“再契約”により、TEデプスが飽和状態に。OTAにも参加しなかったErtzの放出は決定的な状況となっているが、その割に動きが見えない。まあけどやはり出ていく前提でないと話…

2021ドラフティ紹介(その3:Kenneth Gainwell)

9人は多い。終わるのか。ドラフティ紹介第3弾。McPhearsonを忘れたわけではありませんが、先に5巡のGainwellから。 5-150 RB Kenneth Gainwell(Memphis)5-8 201lbs 【生い立ちからMemphis】ミシシッピ州生まれ。偉大なるFletcher Coxのいとこ。FletchのPHI…

2021ドラフティ紹介(その2:Milton Williams)

褒めるにしても貶すにしても、それぞれの選手がどういう背景を背負っているかを知っていた方がいいのではないかという信条のもとお送りするドラフティ紹介第2弾。今回は賛否が分かれそうで、実際にフロントオフィス内で賛否が分かれたのが全米に晒されちゃっ…

6月1日

現地が6月1日を迎えた。我々の世界では別れの季節である。この日の特別さは、サラリーキャップの計算方法によるもの。そして、我らがPHIがいよいよNFLトップに立ったものがあります。 【6月1日の意味】この日以降、NFLではデッドマネーの扱いが変わります。…

2021ドラフティ紹介(その1:Landon Dickerson)

特にニュースもない週末、ドラフト前から言われていたJulioの移籍はPHIと関係ないものとしてとらえている次第。トラウマがあるのでAFCに行っていただきたい。NEとかでどうでしょうか。 他チームのドラフティの紹介などしてだいぶ時が経ってしまいましたが、P…

Roster周りとLT問題、オフシーズンプログラム

何個かニュースがたまっているのでまとめて。Transactionの話とキャンプの話。 【Transaction】5/14に7名のUDFAとの契約を完了。まだ9名のドラフティとの契約は行っていない。そして、同日のRB Kerryon Johnsonのクレーム以降、こちょこちょと動きがありまし…

Tyler Shelvinの長い道のり

今回はPHIに全く関係がない一人の選手のお話。 きっかけは、確かJaCoby Stevensの研究でした。そして、なんで2020のLSUのディフェンスはこんなにひどいのか、というところに至り、そうかBo Periniという人がいるのか、となって、そして見つけた一つの記事に…

願望丸出しのDepthと隠し玉  (ドラフト後ver.)

各チームからぽろぽろ出てくるルーキーとの契約情報ですが、PHIに関しては当面なさそうです。理由は、ご存じキャップ状況。現時点で4M程度しか余裕がないため、当面総額6M強になる今年のルーキーたちとの契約は、MalikとAlshonのキャップが剥がれる6月以降が…

選ばれなかった男たちの逆襲(UDFA紹介)

<21年5月4日追記>測定値が残っている男についてはそのポジションにおけるパーセンテージ等追記しました。 時間があったので自分で書いた文章を見返してみたのだが、情報量は大したことがないのに文字数だけが多い。読むのしんどい。もう少し読み手のことを…

ドラフト3日目の収穫物と感想、ドラフト全体について

始まったと思ったらあっという間に終わってしまった夢のような3日間の振り返りです。まずは本日の指名から。 【3日目指名】4-123 CB Zech McPhearson(Texas Tech) 5-11 196lbs 1998/3/21生まれ(23歳)5-150 RB Kenneth Gainwell(Memphis) 5-8 201lbs 19…

ドラフト2日目の収穫物と感想

PHI特有のいざこざが垣間見えたり心を痛めるピックがあったりといろいろなドラマがあった2021NFLドラフト2日目。そろそろ来るかと腹を括っていたErtzはじめ自軍選手の驚きの流出もなく、ピック自体への満足感は昨日に引き続きとんでもないもの。お腹いっぱい…

ドラフト初日の収穫物と感想

手のひらはくるりと返った。Roseman素敵すぎる。初日、メディアが何というかは知らんが、個人的には100点。選手の細かいことはおいおい見ていくとして、今日はなぜこんなに興奮しているのかの解説を中心に。 【初日指名】1-10 WR DeVonta Smith(Alabama) 6…

直前の噂と同地区への私心のないアドバイス

運命のドラフトまで残り24時間を切った。そして不穏な噂に心がざわついています。

1巡12位とそれに伴う2巡の振る舞いへの願望

現地21日水曜日に、ドラフト前のRoseman・Weidl・Sirianniの記者会見が行われた。その際に、Rosemanはしきりに「フロントオフィスの一体感」や「スカウトへの信頼」「コーチ陣とのコミュニケーション」について語っていたとのこと。あの記事による影響は多少…

オーナーとGMと新顔と

スペシャリストは、その分野において遣われる範囲においてその実力を最大限に発揮する。しかし所詮スペシャリストである彼らの能力は「その専門内において」判断されるべきものであるし、もっと広い視野が必要とされる任務に彼らをアサインしたいならそれな…

Depth整理を踏まえて、今欲しいプロスペクトの吐露

NYJとCARのトレードによって1~3位までがQB指名でほぼ固まり、8位のCARがQBを指名しないことが決定したが、既に6位を手放したPHIにとってはあまり関係がない話。 8位にトレードしてほしいという願望も一部出ているが、その場合はSmithもしくはWaddleあたりに…

トレードダウンの狙いとFA市場の整理

数少ない毎週入れているエンタメの一つがオードリーのオールナイトニッポンなんですが、その中で若林さんがHopkins以来のごたごたをもってHOUファンを辞めた心中を吐露しておられた。 HOUファンの皆さんにおかれては心中お察しするしかない。偶然、本当に奇…

タンクゲームで得たものの値段、そして惚れ込んだ男との別れ

全NFLファンを敵に回した2020シーズンweek17のタンクゲーム。失ったものは大きかったが、あの試合で得た3つか4つ分のドラフトスポットはなんと2022の1巡指名権に代わった。 本来的には昨日のうちに脊髄反射したかったものだが、Pittsと会えなくなったショッ…

祝・キャップ超過解消(ついでに合法タンパリング二日目)

これが俺たちのスーパーボウルだ!という声もあった、2021のキャップ制限との闘いに無事勝利を収めた模様。 これにて無事に明日のリーグ新年度を迎えられそう。 加えて、合法タンパリング二日目のPHIの動きも。 【Goodwin問題】 2021がデッドマネーなしの4.3…

合法タンパリング期間初日を終えて

実質的にFA市場が開幕した本日、PHIに目立った動きはなし。去る者は追わず、誰も来ない。 しかし、地味に重要な動きが2点あったので。 【Lane Johnsonとの契約再構築取りやめ(遅報)】 このニュース自体は遅いものですすみません。 それに至る過程として、D…

ダメ組織の決定と欲しいものリスト

Dak Prescottが契約延長。ここ2年あまり、この時期の風物詩であったDALのPrescottを巡るあれこれにもいよいよ終止符が打たれたもの。去年契約延長できなかったのは、金額面ではなく契約期間に関する齟齬(Dak側は3年程度、チームは5年程度)だったと記憶して…